10/06/20 10:31:53
ずぢゅ… ぬぢゅ…
腐海の中、気泡で作られたテント内、裸の男女がまぐわう音色が響く
アスベルとセライネが束の間の逢瀬を愉しんでいた
「ん… んぅ… アス…ベルさん、今日の私の具合… いかが?」
「ふ… うん… いいよ、 すごい 最高だ…」
アスベルのがっしりした浅黒い体躯は、セライネのしなやかな透き通るように白い
肢体と摩擦交合するペースを上昇させた
先ほどまで熱烈に交わしていた接吻の余韻で涎塗れの二人の口から
滞りなく悦楽の息が噴出する
「あ! あ! いぃ… もっと、もっと愛して…」
セライネの甘酸っぱい汗に濡れた長い手足がアスベルにきつく絡みつき
より強い情刻を希求する
いよいよ二人は一塊となって、若い性の衝動をがつがつと発奮させる
「ふぅ! ふふぅ…ぼ、ぼくは! もう そろそろ 限界…」
「いぃ! いいですわぁ ペジテの胤… この身深く… 受け止めましょぉ!」
熱愛の極致に達した戦慄きあう二つの肉体
アスベルの根元で発した脈打ちがセライネに一番深く嵌り込んだ状態で
どくどくと伝い出ていった