10/05/12 04:04:31 MPyIR1aD
ナウシカ読み終わったー
とりあえずスレ読むの面倒くさいので自分の思ったことだけ勝手に書いてく
206,7,8あたり読んだ
作品のテーマとして生きることは何か?というのがテーマであったと思う
ドルツのオーム培養からテーマの投げかけが始まって
最終的に旧人類を滅ぼすことによって命を操作することを否定しているわけだ。
ナウシカの意思を尊重するならば旧人類の希望をたつという行為は正当なこと
であったと思う。ナウシカのやったことは最終的に人類の滅亡につながるわけだが、果たして
滅亡させたことが非難されることなのか、ということが大事。生物学的に生まれたら
死ぬのは当然のことであって、ナウシカがここで手を下さなくてもいずれ滅びたと
考えるのが自然なわけだ。それでも生きる手段を絶ったということが批判されるかも
しれんが、あくまで物語としては
「自然的な生」>「人口的な生」
むしろ人工的に生きることを生への異常な固執であり醜いものとして描かれている。
しかし生きることこそ正義と考えるのならばやはりナウシカの行為は許されるものではないね
そして、これが落ち?かな。
墓の血がオームの血と一緒だったというのは、旧人類が今はオームとして生きている。
ということを表しているので、実は旧人類は今なおナウシカたちとともに生きていて
共存の道を歩んでいる
あと旧人類に致命打を与えたのが神もどきの巨神兵だったってのも深かったと思う。