10/01/24 21:08:39
>>27
いや、髭黒と後妻の玉鬘は結構年が離れていたから、
髭黒は玉鬘の子供たちが幼いうちに死んだんだよ。
玉鬘は夫もいない寡婦の身で父親のいない娘の処遇に困惑している。
冷泉院への入内が髭黒の遺言ならそう描くだろうに、
玉鬘は髭黒がそんな遺言をしていたとは言っていない。
髭黒は冷泉帝の執心を厄介に思っていた男だよ。
そんな恋敵に自分の娘をやったりしないだろう。
髭黒が生きていたら、えらく年の離れ、すでに退位した冷泉院ではなく
今上か東宮に大君を差し出していただろう。