09/12/09 10:24:23
>>779
源氏が心から欲したのは恋人でも妻でもなく
自分を愛しすべてを許し包み込んでくれる母親の愛情。
桐壺更衣亡き後の母親の面影がある藤壺は母性の存在として刷り込みの役割ってとこか。
でも結局は偶像でしかない。
桐壷更衣はとっくにこの世に存在していなくて…。
故にどんなに女性遍歴を重ねても真に幸福になることはないのである。
「自分は何故幸福になれないのだろうか?」
紫式部はあえて源氏に気付かせてあげなかった。
というより>>780のように源氏自身がマザコンである自分自身を認めることを拒んだとも考えられる。