09/09/05 20:33:13
>>708
そうかなあ?
父親が死んで後ろ盾のいない大君や中君を正式な妻として迎えようとする匂宮や薫は
源氏が父親の後ろ盾を得られない紫を正式な妻の一人としたのと同様だと思うけど?
親王の正室腹の女王であり、父八宮に愛された大君や中君は
親王の脇腹の女王で父親と疎遠であった紫よりもはるかに出自の身分は高い。
紫ですら長らく源氏の「一の人」でいられたぐらいだから、
匂宮や薫が内親王・父親が現役の大臣の娘と結婚することがなければ
大君や中君は十分に薫や匂宮の「一の人」にはなれたはず。