09/09/01 22:14:19
>>341
桐壺帝の内親王は一人も降嫁していないし、
この時代の内親王は生涯独身でいることが多い時代。
朱雀院も出家ということがなければ
内親王を降嫁させようと思わなかったかもしれず、
女三宮が結婚するというのは思いがけず決まったことだろう。
朱雀院が女三宮を溺愛していたのは当初からだと思われる。
女三宮の母は朱雀院の在位中、朧月夜を除いては朱雀院にもっとも愛され、
朱雀院もなんとか中宮に立てたいと思っていたが、
後ろ盾がないのと母后弘き殿大后が朧月夜をあたかも中宮のように
扱っていたために無理だったとある。
>>336
朱雀帝には中宮がいなかったからね。
女三宮が一番出自が良い内親王だった。
今上と同腹の姉妹がいれば今上からは崇められたかもしれないが、
今上の母自体はそれほどぱっとしない女御だったみたいなので
朱雀院がそこまで寵愛したかどうかは分からない。