09/12/07 22:02:49
◆◆「すれちがい通信」について
市村氏:
正直、ここまで流行るとは思ってもいませんでした。
堀井氏:
DSの『IV』『V』でもすれちがい機能を盛り込んでいたんですけど、今回とは規模が違いましたね。やっぱり密度が高くならないと盛り上がらないし、
あとは「モノ」がもらえるというのはやっぱり強いよ(笑)。
961:愛蔵版名無しさん
09/12/07 22:15:37
>>931
憎しみと同じくらい、「大好きなお兄ちゃん」への愛情も深かったんだろう。
兄のフランシーヌへの気持ちを知った時も、「いやだ!僕は兄さんを嫌いになりたくない!」みたいな事を考えてたし、
数年後に銀と再会した時も、「何で裏切ったんだよ兄さん…」「兄さん、僕を置いていかないで…」とか言ってたし。
フランシーヌを攫ってからの数年間、銀への憎しみと愛情の板ばさみで苦しみ続けたことが、金の精神を狂わせた一因なのかも知れないなーとか考えてしまった。
962:愛蔵版名無しさん
09/12/07 22:31:46
藤澤氏:
ちなみに、「まさゆきの地図」という「宝の地図」が盛り上がっているみたいですけど、あれは意図的な仕込みじゃないです。
何十万分の一という確率で手に入るもので、ユーザーへのサプライズとして盛り込みました。魔王とかじゃなくて「まさゆき君」の地図ってところがおかしい(笑)。
市村氏:
そういえば僕、渋谷ですれちがい通信したら、居酒屋の宣伝文句がコメント欄に書いてあって、ホントに飲みに行こうか電車の中で迷いましたよ(笑)。
堀井氏:
こうやって、バーチャルが現実を侵食するのって面白いですね。やっぱり、人って人が好きなんだと思う。
市村氏:
僕も「『IX』はコミュニケーションツール」と言ったことがあるんですけど、まさにそんな感じで、みなさんちょっとしたブログ感覚で遊んでくれているんだと思います。
藤澤氏
携帯サイトの方には今、各ユーザーのデータをアップしてもらっているんですが、近々、国勢調査のような形式で、その調査結果を発表したいと思います。
プレイ時間とか、最も倒されているモンスターとかを発表できればと考えているので、そこも楽しみにしていただけると嬉しいです。
963:愛蔵版名無しさん
09/12/07 22:32:44
◆◆これからのゲームについて
堀井氏:
ゲームはなくならないです。大学生くらいから漫画を読み始めた世代が今、60代になっても漫画を読み続けている。同じように、
今ゲームを遊ぶユーザーが年をとっても遊んでくれると思います。
ゲームってコンピュータメディアを介した表現物なので、新しいものが生まれるはずです。
964:愛蔵版名無しさん
09/12/07 22:34:21
◆◆気になるゲームは
堀井氏:
『トモダチコレクション』が気になります(笑)。
藤澤氏:
立ち上げているだけで物語が進む、セットアップするだけで楽しめるという、「さわらないゲーム」がこれからは増えてくるのではないでしょうか。
◆◆ゲーム業界を目指す人へ
堀井氏:
ハードが進化してやれることが増えても、本質は同じ。ただ、今はプレイすれば面白いゲームはたくさんあるんだけど、
携帯やインターネットに負けないおもしろさを提供しないと、そのゲームはウケないと思います。購入してくれたユーザーをファンに変えて、逃がさないでください。
あとは感性を磨いてアンテナを立てること。
965:愛蔵版名無しさん
09/12/07 22:35:21
◆◆「国民的ゲーム」とは?
藤澤氏:
ゲームの開発費は高騰していますが、世界でも日本のゲーム市場のシェアはわずか8%ほどです。そのような苦しい状況でどのように戦って勝つのか?
それを考えていかなければなりません。
海外のゲームは様々な新しい施策を取り入れていて、実は『ドラクエ』もその路線を追うべきなんじゃないかと悩んだ時期がありました。
ただ、今言えることは、『ドラクエ』は日本人が日本人のために作る、日本人が一番楽しめるゲームでいいと思っていますし、
その使命を持った作品だと感じています。
堀井氏:
「国民的ゲーム」をつくろうと思って、『ドラクエ』をつくったわけではありません。23年間、多くの人たちが関わって、成長させてくれたんです。
親子が同じゲームを遊べるのって、素晴らしいですよね。より多くの人が楽しめる、より広がりを持った作品、それが「国民的ゲーム」ではないでしょうか。
966:愛蔵版名無しさん
09/12/07 22:56:34
URLリンク(www.hmv.co.jp)
「神龍の謎」入ってます!ドラゴンボールDS2
967:愛蔵版名無しさん
09/12/07 22:57:40
進化にして新生!あの、ドラゴンボールDSに待望の続編がパワーアップして登場!
本作は連載初期の元祖「ドラゴンボール」を題材としたドラゴンボールを集める旅がテーマのアクションアドベンチャーシリーズ最新作『ドラゴンボールDS2 突撃!レッドリボン軍』が登場。
「ドラゴンボールZ」とは一味違った、冒険をする楽しさが満載です。
気になる本作の舞台は、レッドリボン軍!名勝負の数々が生まれた「レッドリボン軍編」を中心に、ストーリーを完全再現!
968:愛蔵版名無しさん
09/12/07 23:00:14
怒涛の「コンボ」で、ドラゴンボールらしさパワーアップ!
大勢の敵を豪快になぎ倒したり、罠や獣がイッパイの未開の洞窟を探検したり、悟空が原作で見せた快進撃が楽しめる!
ドラゴンボールらしい、ド派手かつスピーディーなバトルを実現!コンボからつながる多彩な技で、敵を一網打尽!
また、前作にはなかったボタン操作も可能になり、タッチペンとの2種類の遊び方を実現!
969:愛蔵版名無しさん
09/12/07 23:01:15
伝説のゲーム『ドラゴンボール 神龍(シェンロン)の謎』を収録!
1986年に発売されたファミコン用ソフト「ドラゴンボール 神龍の謎」がまるごと遊べます!本作『ドラゴンボールDS2 突撃!レッドリボン軍』
の本編クリア時のご褒美なのか、なんらかのアイテムを手に入れないと遊べないのかは、まだ明らかになっていませんが、当時かなりの難しさに投げ出してしまった、そこのおじさん!
今こそリベンジの時です!
970:愛蔵版名無しさん
09/12/07 23:02:14
URLリンク(dragon-ball00.up.seesaa.net)
971:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:44:23
サンディ、冒険の書、楽曲も:すぎやまこういち氏『IX』を大いに語る 2009.08.05
URLリンク(www.gpara.com)
関連URL:すぎやまこういちの世界
関連URL:『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』公式サイト
2009年8月5日(水)、東京・池袋にある東京芸術劇場において、音楽家・すぎやまこういち氏が指揮を務めるコンサート「第23回ファミリークラシックコンサート『ドラゴンクエストの世界』」が開催された。
こちらのコンサートは、世界的にも高い評価を受けるオーケストラ東京都交響楽団を、『ドラゴンクエスト』シリーズの音楽を手がけていることで知られるすぎやま氏が指揮するというもの。
今回の演目では、7月に発売となったばかりの最新作『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』(以下、『ドラクエIX』)に収録されている楽曲が披露されている。
ここでは、コンサート本番直前のすぎやま氏にインタビューを敢行。『ドラクエIX』の楽曲制作や、ご本人の音楽活動について、さらにユーザーが気になるアレコレを語っていただいた。
972:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:45:46
すぎやま氏の打ち込んだ「MIDI」が聴けるのは…
★すぎやまこういち氏(以下、すぎやま氏)
(窓の外を眺めつつ)今日は雨が降っていないですね。天気予報だと今日のお天気は不安定だったと思うけど、大丈夫でしたね。このファミリークラシックコンサートはもう23回目なんですが、
実はいつも当日の天気予報が雨なんですよ。でもね、過去に雨が降ったことはなくて。何か運命的な力を感じますね。
―ええ、午後からちょっと怪しかったですが、何とか晴れてよかったです。ではまず、すぎやま先生の近況についてお話いただけますか?
★すぎやま氏
とりあえず6月いっぱいまでは、この『ドラクエIX』のオーケストラの準備に追われていました。『ドラクエIX』の楽曲をづくりはじめたのが2004年末か翌年くらいですから、
もう足かけ5年くらい制作していることになりますね。
973:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:47:29
―『ドラクエIX』の楽曲制作は順調でしたか?
★すぎやま氏
いや、今回は本当に試行錯誤でしたよ(笑)。たとえば戦闘の曲は、製品版に収録したのは5回つくり直したものですし、
みなさんがまず耳にするであろう「序曲」も、導入部から作っては壊しの繰り返しで、やっぱり5回目のバージョンですね。ただ、その甲斐あって、「序曲」はいい仕上がりになりました。
今日、生演奏を聴いてもらうと、なおその迫力を感じてもらえると思います。
974:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:48:58
―楽曲制作をされている間、何かすぎやま先生の周りで事件といいますか、大きな出来事はありましたか?
★すぎやま氏
僕自身のことでいえば、今まで『ドラクエ』関連のCDは僕らが展開する「SUGIレーベル」で取り扱っていたんですが、キングレコードさんに移籍することになったんですね。
今日発売になる『ドラクエIX』のサウンドトラックも、キングレコードさんから発売となっています。
今回のサウンドトラックは、DS音源を収録したディスクに加えて、シンセサイザー版も別ディスクに収めている、2枚組です。
この会場(東京芸術劇場)でも初売りとして売店で扱っていますから、お客さんが休憩時間に買ってくれると嬉しいですね(笑)。
975:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:50:33
―今お話にあったサウンドトラックのシンセサイザー版ですが、すぎやま先生ご自身がMIDIを打ち込んでいるそうですね。
★すぎやま氏
そうなんです。僕が自宅で打ったMIDIデータを元にCD化しています。今までにもシンセサイザー版の楽曲はありましたが、実際に僕がデータを入力しているのは初めてのことですね。
976:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:51:51
―ご自宅で作業されたんですか! では、機材もすぎやま先生が普段使われているものということですか?
★すぎやま氏
そうですよ。興味のない方には分からないかも知れないですが、メインで使った機材は、デジタルシンセサイザーが「ローランド JV-2080」、音源モジュールが「Proteus X2」、
あとはアナログシンセで「KORG MS-10」という昔ながらの機材も使用しています。もちろん、この3つ以外にもサブで使用したものは多くありますが、いずれもアマチュアの方でも使える機材です。
シンセサイザー版の楽曲に関しては、プロ仕様ではない一般的な機器で勝負しているという面白さがありますから、
そういった辺りにも注目して聴いてもらえると楽しいと思います。もちろん、DS音源のディスクも僕が全て監修しています。2枚とも聴きどころは多いですね。
977:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:54:10
―本日のコンサートのチケットは完売で、残念ながら来られないファンからは「公演の回数を増やしてほしい」という声もあるようですが?
★すぎやま氏
うーん……申し訳ないけれど、僕の都合だけでは決められないんですよ。オーケストラの都響(東京都交響楽団)の評価が、
ここ最近とても高くなって売れまくっていますから、スケジュールがね、押えられないんです(笑)。同日の2回公演さえ難しいくらいで。
今後、『ドラクエIX』のオーケストラ版サウンドトラックについても都響に参加してもらうんですが、スケジュールの都合で今年の秋の録音になりましたし……。なので、
『ドラクエIX』のオーケストラをCDで聴きたい皆さんは、今秋以降までお待ちください。
ちなみに、今日会場に来られた方、8月京都での「ドラゴンクエスト・スペシャルコンサート」と9月の札幌公演にいらっしゃる方は、『ドラクエIX』の楽曲オーケストラ版をいち早く聴けるわけです。
これを読んで聴きたくなった人は……京都もチケット完売なので、札幌の会場に来てください。待っていますよ!
978:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:55:42
―『ドラクエIX』の楽曲ですが、ネット上を中心に色々な意見が飛び交っているようです。すぎやま先生はネット上の意見などはご覧になったりしますか?
★すぎやま氏
普通に見ていますよ(笑)。ネット上でも色々な意見があるようですね。皆さんそれぞれが違う意見を持っていたり、思い入れのある曲について話してもらえることは、
僕としてはとても嬉しいです。ただその上で、可能なら生のオーケストラで曲を聴いてもらいたいです。ゲームをプレイして聴いたり、CDで聴くのとはまた違った感動を体験してもらえるはずですから。
979:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:56:58
「サンディ」は好きなキャラクタです
―ゲームのお話をさせていただきたいと思います。本日、『ドラクエIX』の出荷本数が350万本を突破したそうです。
★すぎやま氏
ええ、僕も先ほどスクウェア・エニックスの方から聞きました。すごいですね。確かに、街中で「すれちがい通信」をやっている人たちが多いみたいですからね。
980:愛蔵版名無しさん
09/12/08 21:57:56
―『ドラクエIX』の話題でよく上がるのが、「冒険の書(セーブファイル)が複数個ほしかった」というものなんですが、実際にプレイされているすぎやま先生はどう思われますか?
★すぎやま氏
『ドラクエIX』は本当に堀井さん(※シリーズを手がける堀井雄二氏)のやりたいことが目いっぱい詰め込んであって、たとえば「すれちがい通信」もそうですが、容量に余裕がないんですよ。
結果として、冒険の書をひとつにせざるを得なくて、堀井さんもスタッフもかなり悩んだ末の決断だったみたいです。もし、冒険の書を複数入れた場合は、お話の部分を削らなくてはならなかったと聞いていますし。
ただ、僕としては、たとえ冒険の書がひとつだったとしても、製品版に「すれちがい通信」のような新要素を収録して正解だっと思っています。
このインタビューが始まる前、都響のメンバーと「すれちがい通信」をやりました。それで「これが君のキャラクタ? それが僕のね」という感じで遊んでいたわけです。
そうしたら、誰に聞いてもその部屋の中にいない人の作ったキャラクタが、
「リッカの宿屋」に来ていて、「隣の部屋の人? もしかして道路を歩いている人のキャラかな?」なんて話で盛り上がっちゃって(笑)。こういう面白さって、今までの『ドラクエ』じゃ味わえなかったものですから、
何にせよ、新しいことを優先して良かったんじゃないかと思うんです。それに、みなさんもお話を削った『ドラクエ』は遊びたくないでしょ?