09/12/03 08:07:35
>>291
的外れかもしれんけど
・文化は多数の人間が築くものだが、人間がほとんどいなくなっても、
人間たちのデータを蓄積した竜の子を使えば、シイナ一人だけでまた文明をつくりだすことができる。
「使う」ってのは元の文明や人間たちは消えてしまったが、シイナの好きなように竜の子のデータを使って文明を構築し直しなさいってことかな。
「命の代替~」は、元々いた人間たちが消えたって、新しい世代が補えば大した違いはないよ的な感じ。
ぼくらのではより掘り下げて長文でその理屈について語られるところもあるので、読んでないなら参考に読んでみるといいかもしれない。
・シイナは親(母)と一緒に楽しく暮らす家庭というものを理想にしていた。
子供の立場でそれを望んでいたが、妊娠したことでシイナはそれを親の立場で達成することになった。
両親はもう死んでしまって、子としての幸せな家族はもう築けないが、親としては築くことができ、未来をつないでいけると、
妊娠を知ってからも落ち込んでいる状態のシイナに、そう思わせる働きがあったんだと思う。
・新しい世界は、元の文明で育ったシイナたちではなく、まっさらな状態の子供たちにつくってもらった方がふさわしいと思ったのかもしれない。
ここらへんはあんまり考えたことがなかった・・・