09/10/24 18:41:21
「5000光年の虎」を久々に再読して展開の上手さに改めて舌を巻いたよ。
回想シーンの入り方とか、物語の舞台が切り替わる手法とか、いちいちツボにはまるくらいかっこいい。
この「読者をぐいぐい引っ張っていく」牽引力の強さは石川漫画ならではだと思う。
「5000光年の虎」が打ち切りかどうかは知らないけど、賢ちゃんのキャラは漫画が終わってもまだ暴れ続けている感じがして、いい意味で余熱が残った閉じかたをしているのがたまらなくいい。
豪ちゃんの漫画は打ち切りっぽいラストだと「ガルラ」にしても、「凄ノ王」にしても初速を失ってから終わった感が強くて、収まりが悪いのが何とも。