**あさきゆめみし 第二十一帖**at RCOMIC
**あさきゆめみし 第二十一帖** - 暇つぶし2ch1:愛蔵版名無しさん
09/06/17 20:44:21
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。

語りませう。
過去ログは>>2-3にて。


2:愛蔵版名無しさん
09/06/17 20:45:49
**あさきゆめみし 第二十帖**
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**あさきゆめみし 第十九帖**
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**あさきゆめみし 第十八帖**
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**あさきゆめみし 第十七帖**
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**あさきゆめみし 第十六帖**
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**あさきゆめみし 第十五帖**
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**あさきゆめみし 第十四帖**
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**あさきゆめみし 第十二帖**(実質十三帖)
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*** あさきゆめみし 第十二帖 ***
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*** あさきゆめみし 第十一帖 ***
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3:愛蔵版名無しさん
09/06/17 20:47:25
*** あさきゆめみし 第十帖 ***
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*** あさきゆめみし 第九帖 ***
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*** あさきゆめみし 第八帖 ***
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*** あさきゆめみし 第七帖 ***
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*** あさきゆめみし 第六帖 ***
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***あさきゆめみし 第五帖***
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***あさきゆめみし 第四帖***
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***あさきゆめみし 第三帖***
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***あさきゆめみし 第二帖***
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***あさきゆめみし***
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4:愛蔵版名無しさん
09/06/17 20:58:53
>>1
乙です。

5:愛蔵版名無しさん
09/06/17 21:22:56
どうしても意味のわからない場面があります。
三の宮の浮気がばれた時、源氏が玉鬘のことを「右大将が忍んできたときも自分にやましい点が無かったことを世間に納得させる形にした」
と評してるけど、この一文が私には?です。
どなたか教えて下さいませ。

6:愛蔵版名無しさん
09/06/17 21:33:25
>>5
女官になるかも知れない玉鬘が髭黒の気を引いたのでは無く、
髭黒の意に添った女房が玉鬘の部屋に導いた為、強引な髭黒の妻の一人になった。
髭黒の屋敷に移ったのも、全部髭の計画通りで
渋々従った玉鬘には何一つ落ち度が無かった(というか、何も出来なかった)。

女官として出仕しないのも、髭黒が新妻を独占したいからwと冷泉帝も納得

7:愛蔵版名無しさん
09/06/17 21:57:26
5じゃないんだが、
それをどうやって証明したのかがいまいちよくわからなかったな、自分は

8:愛蔵版名無しさん
09/06/17 22:01:28
>>1
(・ω・`)乙  これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね!


スレ立てありがとうございます。

9:愛蔵版名無しさん
09/06/17 22:18:40
髭黒は玉鬘に源氏の手がついてなくて喜んでたけど
ついてたらどんな顔して源氏と会うつもりだったんだろ

10:愛蔵版名無しさん
09/06/17 22:57:47
>>7
手引きした女房(弁のおもと)を、それ以降近づけなかったこと、だと思う。

11:愛蔵版名無しさん
09/06/18 00:57:21
>>1
乙でございます
>>5
まずスレ立ててくれた>>1にお礼言ってからじゃないの?

12:愛蔵版名無しさん
09/06/18 01:08:27
せめて玉鬘の十分の一でも女三の宮に賢さがあったら
という源氏の願いであって具体的な比較例があってというより全体でしょ
玉鬘はああいう事態になっても一切自分に落ち度はなかったけど
三宮は落ち度だらけもいいところだし
玉鬘のような賢明さがあれば男が近寄ろうてするりとかわすだろうし
万が一逃げられなくてもそれは父頭中将の許しがあってのことだし
誰からも玉鬘は軽々しいと非難されるようなことは一切なかったことだと思う
間男からの文さえその辺に置いておいて忘れる三宮は実際現代人からみても
あまりにも…だし

13:愛蔵版名無しさん
09/06/18 01:14:47
玉鬘はまだ知らなくても、髭黒が襲ったときは立派に父頭中将から承諾を得た玉鬘の許婚だったから

14:愛蔵版名無しさん
09/06/18 01:19:28
簡単に言えば玉鬘は平気で男を部屋に入れるような
軽々しい女じゃないということでしょう

15:愛蔵版名無しさん
09/06/18 02:56:29
玉蔓はまだ独身だったのも大きいが、
事が起きてからの対処もうまかった。
三宮は人妻な上に、事が起きてからの対処もダメ。
だから源氏も嘆いた。

16:愛蔵版名無しさん
09/06/18 06:10:22
>>11
5です。
4で挨拶したのは私です。すいません。
(でもこんなに怒られるとは。怖い。怖い。)

17:愛蔵版名無しさん
09/06/18 06:48:35
なんか変な人が住み着いてるね

18:愛蔵版名無しさん
09/06/18 07:07:51
>>16
4で挨拶したんでしょ?
謝る必要ないよ。
なんか前スレからケンカ吹っ掛ける人がいるよね。

19:愛蔵版名無しさん
09/06/18 08:59:24
源氏は個々の女性のいいところを見つけて愛してくれる人だと思ってたけれど
三宮に関しては手厳しい感があるね
理想追い求めすぎたんだよね、藤壺の血縁だってことで
年齢のせいもあるかもしれないけれど、あのネチネチ体質はちょっと引いたわ

>>1 あ。スレ立て乙でしたw

20:愛蔵版名無しさん
09/06/18 09:15:04
>>19
源氏に若妻と老醜を加えると若菜以降になるというお話でしたw

私は六条らしき死霊の高笑いと源氏のorzの対比が凄いなと思う。

21:愛蔵版名無しさん
09/06/18 09:17:18
女三宮の他の女房達も気づかなかったのかね?
1回2回どころじゃなかったでしょうに。
こんなことが露見しないままな訳がないのに、
小侍従は肝心なところでスルッと逃げちゃったのがずるい。

22:愛蔵版名無しさん
09/06/18 09:54:46
>>1
乙です。
>>9
玉蔓がたとえ源氏のお手つきだったとしても
髭黒は何食わぬ顔して源氏と接するでしょ
柏木の時と違って源氏は髭黒責められないよ
頭中将の了解も得てるし。

ただそれで玉蔓が源氏の子産んだらどうなる、てのが
話題になってたな。

23:愛蔵版名無しさん
09/06/18 10:13:07
>>19
>年齢のせいもあるかもしれないけれど、あのネチネチ体質はちょっと引いたわ
源氏って自分の女を他の人に手出しされる経験は初めてなんだよね。
(源典侍の場合は本気じゃないし、どっちかっていうと頭中将との戯言メインぽい)

そういう悔しさみたいなのをここにきて初めて知って、
若さを失ってる焦り・苛立ちを刺激され、メンツ潰された怒りに繋がっていったような。
身分は措いて個人の男として見ると、源氏はこういう時の諦観に慣れてないので
女君をこそいたわらねば、という発想が浮かんでこないんだなと思った。
結局、最後まで女三宮を許してはいないんだよね。
それなのに落飾した彼女にまだ気があるみたいな振る舞いするのがよくわからない。

24:愛蔵版名無しさん
09/06/18 11:24:09
原典だと露骨に「同じ蓮の花の中で」でとか口説いているからなぁ
紫上がいるってのに、女三宮相手に夫婦の理想的な到達点=蓮の花を言い出す源氏って・・・

25:愛蔵版名無しさん
09/06/18 12:05:24
髪を下ろして尼そぎになった女三宮見て、少女みたいで可愛いと
萌えてるんだよねw

26:愛蔵版名無しさん
09/06/18 12:06:42
源氏が尼さんに欲情(行為はナシだが)したのって、女三宮くらいじゃないかな
ある意味、魔性の女だな女三宮

27:愛蔵版名無しさん
09/06/18 12:13:04
その時女三宮が詠んだ和歌も源氏は気に入ったみたいだしね
鈴虫あたりって、けっこうエロい

28:愛蔵版名無しさん
09/06/18 13:44:26
>>26
私も、女三宮は魔性の美少女だと思っておる

29:愛蔵版名無しさん
09/06/18 14:13:39
しかし夫以外の人の子供を産むってどんな気分だろう
相手を愛しているならばまだしもこの場合は(多分)そうではないしね

想像できんわ

30:愛蔵版名無しさん
09/06/18 14:37:56
原典でも薫が大きくなった後で、息子の父親として柏木を優しく思い出せるようになったとあるけど、
薫本人のこととか薫を産むまでの気持ちとかさっぱり不明だしね・・・
ホント何を思っていたんだろう

31:愛蔵版名無しさん
09/06/18 15:00:06
源氏の本当の愛は紫にある、ってことだけはわかったみたいだな。>三宮


すっげえつらそう・・・・

32:愛蔵版名無しさん
09/06/18 15:13:56
>>28
なんとなく裕木奈江を思い出した

33:愛蔵版名無しさん
09/06/18 16:18:36
>>32
若い頃の栗尾美恵子が近そう

34:愛蔵版名無しさん
09/06/18 17:31:46
幼女から老婆まで・・・源氏って本当に女君の幅が広いねw
尊敬に値する

>>31
そうだよね
柏木のしつこい愛wのおかげで
本当に愛されるってどういうことかは学習できたようだしね
「お前の見せかけの愛なんて知るかヴォケ」
って源氏にも噛みついてたもんねwww

35:愛蔵版名無しさん
09/06/18 17:34:49
柏木にしても三宮を気高い女王のように想像してたのに
実際は気高さはなくただただ可愛いなよなよした女性で拍子抜けするんだよね
三宮って庶民的なタイプだと思うよ
シャイなところや上品さや気品高いところがないし
でも一般受けよさそうだから
付き合いやすそうなタイプだよね

36:愛蔵版名無しさん
09/06/18 17:49:05
>>30
>息子の父親として柏木を優しく思い出せるようになったとあるけど
 
原文にそういう三宮の心情描写はないよー
宇治十帖の頃には三宮にとって柏木のことも源氏のことも「昔の事」で、
思い出しもしない感じ

37:愛蔵版名無しさん
09/06/18 18:11:10
変に優しく思い出せるようになるより
感情がない三宮のままでいいと思うよ
あさきはなんでそうしたのかな?

38:愛蔵版名無しさん
09/06/18 18:14:34
>>35
女房たちも三宮の前で平気で騒いでそうだし
女房たちにとっても気安い女の子だったんだろうね

39:愛蔵版名無しさん
09/06/18 18:27:32
薫に対してはわりと愛情持っているようだけどね
女二宮との結婚を喜んだり、寝殿を譲ろうかと言ったりとか
息子には頼りないと言われているけど、人並みに親としての情愛はあるっぽい

40:愛蔵版名無しさん
09/06/18 18:40:25
>>39
女二宮って三条邸に同居だったの?

41:愛蔵版名無しさん
09/06/18 19:51:17
三条宮で同居しているみたいだね。

六条院は落葉宮&六の君が夏の町、
女一宮が春の町がそれぞれ住んで、
あとは匂宮の兄で次期東宮候補の二の宮が寝殿を休息所にしているみたい

42:愛蔵版名無しさん
09/06/18 20:02:31
>>5
玉鬘が源氏に恋していて、髭黒の妻となった後もそれが不本意であったことを
愛しい源氏に知らせたというのは「あさき」だけにある場面で、
原文では玉鬘が源氏に恋していたという描写そのものがない。
玉鬘を犯した相手が超イケメンで、玉鬘の意に叶い、
ラブラブだったりしたら、それはそれで源氏は面白くなかっただろうね。


43:愛蔵版名無しさん
09/06/18 20:15:21
>>31
そうかな?
紫上は別に源氏の愛が自分だけにあるなんて思ってなかったでしょう・・・
どうも「あさき」の後半は紫上が主人公になっているから、
紫上以外の源氏の妻妾たちは源氏からの愛情を受けない女性たち、
とでも言いたげな描き方をされているけどそうでもないよね。
私が愛した素晴らしい女性たちの見開きには大勢の女性たちとともに
女三宮も当然描かれてあるし。

44:愛蔵版名無しさん
09/06/18 20:47:08
三宮はレイプ妊娠出産の極限の中で
源氏の冷たさに触れてあの人の本当の愛は紫にある、
と思ったんだろう。
一方紫本人は病で苦しんで、出家望むまで追い込まれたのは
源氏の愛が自分だけではない、ってとこだったが
そこまで三宮に理解できるはずがない。

45:愛蔵版名無しさん
09/06/18 20:55:01
>>44
あれだけ大勢の源氏の妻妾たちと六条院に同居してて
一緒に女楽やったり交流したりしてるのに
紫一人だけが愛されていると思うはずもないだろうに・・・
原文では源氏は女三宮に愛情を持っているしね。
源氏が柏木に嫉妬したのも女三宮を奪われた悔しさあっての故なのに、
「あさき」ではただ自分が寝とられ夫になった愚かさを悔やんでのことだけで
源氏は全く女三宮に愛情がなかったように書いているけど。

46:愛蔵版名無しさん
09/06/18 20:55:47
源氏の愛が紫にあると思ったと言うよりも、自分にはないと思っただけじゃないかな

47:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:01:08
>>45
原文だと源氏は尼になった女三宮のことを
「多く集っている妻の中でも、この宮だけは不足に思うところもなく、宮自身のご様子にも物足りないと思うところもなかったのに、
このように思いもかけない尼姿で拝見するとは・・・」
とか超好意的に評しているよね。散々子供っぽいだの物足りないだの言っていたくせにw
正直、源氏の愛ほどアテにならないものはない! 紫上も病むよ、これじゃ・・・

48:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:03:29
失ったおもちゃは惜しむものだよ

49:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:05:18
>>46
自分もそう思います。

50:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:12:14
すごく引っかかってるのは
不倫が源氏に知れてから柏木は三宮がどれだけ自分同様に嫌味言われたり
源氏に虐められているんじゃないかと心配してる描写がないこと
愛だなんだいってもその程度だなと思うよ

51:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:21:53
>>41
秋の町と冬の町には誰が住んでるの?
どの町が一番立派なんだろう?

52:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:23:55
源氏は大掛かりな女三宮の安産祈願を施したりして
世間的には懐妊した女三宮を大事にしている風に見られていたからね。
父の朱雀院もついているし、世の崇拝を受ける源氏がまさかねちねちやってるとは
思ってなかったんじゃないの。
意外に精神弱いんだけどね、源氏は。


53:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:26:52
柏木も三宮も源氏に事がバレてからは、
自分のことでいっぱいいっぱいだったんだろう。


54:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:32:37
その点、朧月夜とのことがバレても堂々としていた源氏はすごいな
人の女を寝取っておいて図太いというかなんというか・・・

55:愛蔵版名無しさん
09/06/18 21:37:27
>>51
源氏没後
春の町=今上の女一宮
夏の町=落葉宮、夕霧の六の君
秋の町=秋好中宮の里第
冬の町=明石中宮の里第

秋好も明石中宮も生きているので。
だけど、秋好は冷泉院の院御所に、
明石中宮は内裏に普段は住んでいるので
不在であることが多いと書かれてある。

56:愛蔵版名無しさん
09/06/18 22:14:24
>>55
女楽前にちい姫が里下がりした時は春の町の寝殿を使ってなかった?


57:愛蔵版名無しさん
09/06/18 22:26:34
>>56
明石女御が一人目を産む際は実母明石上の冬の御殿で生んでいる。
女楽前に宿下がりした際も、明石上が付き添っており、冬の御殿だったはず。
女楽が行われたのは寝殿(源氏の住まい)。



58:愛蔵版名無しさん
09/06/18 23:20:55
>>57
原典では女三宮は寝殿西面、寝殿東面がちい姫の里下がり用の部屋になってるよ。
ちい姫妊娠時の冬の町へは一時的な方違えで、第一子を産んだ後はすぐに春の町へ
移動してるし、明石の入道の手紙を見せていた時には源氏は女三宮の部屋から
ふらっと中のしきりの障子を開けて入ってきてる。

59:愛蔵版名無しさん
09/06/19 00:51:20
>>54
バレたのが藤壺との関係だったら
そんなに余裕かましてられなかったと思う

60:愛蔵版名無しさん
09/06/19 01:09:53
>>53
三宮には柏木のこと思いやる義理はないわけで
しかし柏木はこうなっても自分のことしか頭になく
自分を慰めて下さい文を送るばかり
三宮が源氏に咎められてないか
気詰まりな思いをしてないか気にもしてない
三宮はもう死んでしまいたいほど辛いと書いてるのに
でも源氏にイジメられてる三宮のことを知っても
男らしく源氏の前へ出て
すべて私がしでかしたこと
宮様に何一つ罪はありません
どうか私の命に変えて宮様をお咎めだけはお許し下さい、と病をおして源氏の前でひれ伏したら
少しは源氏の怒りも収まったかな

61:愛蔵版名無しさん
09/06/19 06:32:39
正式に柏木がレイプ認めたら
源氏は頭中将にチクって柏木破滅させるよ。


62:愛蔵版名無しさん
09/06/19 08:09:02
柏木が父親に泣きついても源氏は知らんぷりを通すよ
気付いた夕霧にだってそうだったのにましてライバルだった頭中将に
自分の恥を発表するようことしたくないだろ

63:愛蔵版名無しさん
09/06/19 09:27:39
このスレ見てると、頭中将が嫌いな人はあまりいないみたい?だね。
自分もあさきの男君の中では一番好き。
カラッとした性格がいいなぁ。

64:愛蔵版名無しさん
09/06/19 09:51:23
>>46
源氏の愛が自分にはない、ってより
愛が憎しみ、嫉妬に変わったのを理解できなかったんだろう。
三宮自身に落ち度はないわけだし。

65:愛蔵版名無しさん
09/06/19 10:24:40
遅レスだけど
>>47
>正直、源氏の愛ほどアテにならないものはない!
葵祭りに行く前の髪削ぎで
「千尋、と言っても満ちたり引いたりしてわかりませんわ。
お兄様のお心がアテにならないのと同じだわw」
と言ってたのを思い出した。

紫の上は源氏と同等、もしくはちょい上で
振り回してる感じだったこの頃が一番幸せだったね。
大人になっても常にこういう感じで行けるような関係になれればよかったのに。
(明石姫へ贈る香合わせの時は久方ぶりにこういう呼吸だったけど)。

66:愛蔵版名無しさん
09/06/19 11:09:12
>>65
そりゃあ、髪削ぎの頃には若紫はまだ源氏の妻にもなってなくて、
愛だの恋だの知らない少女だったから無邪気に言ってたんだろうね。
それが源氏の妻になり、自分の後からどんどん源氏の新しい妻妾たちが増え、
愛情がどんどん振り分けられていくようになるとそんなことも言ってられない。
六条がより多く愛したほうが負け、といっていたけれども
源氏の帰りをひたすら待つ妻に徹していた紫も、
自分がたった一人の夫である源氏を愛するほどには源氏は自分を愛してくれないというのが苦悩の種だった。
紫が源氏をさほど愛してないのならば苦しみも少なかっただろうけれども。

67:愛蔵版名無しさん
09/06/19 11:28:09
源氏に体中を舐め回されたい

68:愛蔵版名無しさん
09/06/19 11:34:39
ん~でも女三宮がやったことはやっぱり酷いよ
夫の目を盗んで密通のみならず、懐妊しちゃったんだからね
どこぞの馬の骨と何度も肌を重ねるような汚れた女と、
柏木風情の子どもを抱かされる源氏の身を思えばさ
やっぱり源氏に肩入れしちゃうよね

女三宮は、一生謝罪し続けなければならないほどの大罪を犯したわけで、
源氏に許してもらえるとか、優しい言葉をかけてほしいとか、そんなことを言う資格はない!
100%地獄に堕ちろ

69:愛蔵版名無しさん
09/06/19 11:47:10
小侍従は無罪なのかよ

70:愛蔵版名無しさん
09/06/19 12:09:06
個人的には源氏にはまったく肩入れできないな。
自分のしてきたことを思えば、直接関係あることじゃないとはいえ自業自得としか思えない。
柏木や三宮の罪の重さがどうとかはまた別の問題として。

71:愛蔵版名無しさん
09/06/19 12:10:34
女三宮の周辺警護もしないで、六条院に放置しといた源氏が間抜けだと思うよ
紫上の看病で二条院に行きっぱなしになるんだったら、もっとしっかりした
女房をつけるべきだった

72:愛蔵版名無しさん
09/06/19 12:11:25
>>64
三宮に落ち度ものすごくあると思うが
頭悪いし幼いし
男に自分から姿見せてるし
男に忍び込まれた後も自ら何度も逢い引きしたから
妊娠しちゃったし

73:愛蔵版名無しさん
09/06/19 12:16:44
源氏は女三宮の親代わりだからね
自分はさんざん人妻レイプした経験があるんだから、気をつけるべきだった

74:愛蔵版名無しさん
09/06/19 12:32:21
>>64
源氏には自分への愛なかったって何子供みたいなこと言ってんだ?ってことなのに
たくさんの妻たちに囲まれてる男の元に嫁ぐ認識なんて子供だって自覚持てることだろうに

75:愛蔵版名無しさん
09/06/19 12:59:53
女三宮叩きのなまみこ婆、しつこすぎw
夫以外の子を妊娠した点では藤壺も馬鹿だって言いたいのかよw
どっちもレイプなのに。
柏木叩きの次は同様の話題しかできないのかよ。

76:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:08:33
>>68
全く同じ、しかも源氏藤壷の場合は天皇その人に対する裏切りなのに、
毎度批判するのは柏木女三宮だけだね。
藤壷なんて、産み月まで際どくて、夫である桐壷は多分気付いてる。
桐壷が何も言わなかったのを良い事に、開き直って私生児の後見に不倫相手を付けるわ、揚句天皇にしちゃうわ。
本当にしたたか。
罪におののくなんて事、多分一度も無かっただろうね。
こういうのを賢いと言うなら、馬鹿でも三宮の方がまだマシだと自分は思う。

77:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:12:58
柏木三宮だって隠し通すつもりだったのに
あまりに三宮がアホなことして露見しちゃっただけだし

78:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:25:27
>>73
ワロタw
>さんざん人妻レイプ

79:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:26:41
>>77
藤壺と源氏もばれまくってるよ。
藤壺の場合、出産が2ヶ月遅れるという異常事態、
手引きをしていた王命婦だけでなく祈祷を頼んだ僧にまでばればれで、
挙句の果てには冷泉帝の耳にまで密通の事実は聞こえている。
これをもってどこが秘密を守り通したと?
桐壺帝も冷泉帝も世間に発表しなかっただけでしょ。
自分の恥になることだし、冷泉帝に至っては源氏の子であることが公になれば廃帝まちがいなしだし。

80:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:35:50
源氏にしても藤壺のときは
上手く逃げおおせても
いい気になってた罰が当たったのか
朧月夜のときは都中にバレてしまいしっかり罪を償ってる
知ってるのが源氏だけですんだ柏木は幸運だったかもしれない
これが都中に知れたら二度と貴族社会で生きられなかったし

81:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:40:11
柏木
三宮

NG登録するか・・・

82:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:43:39
藤壺や源氏を擁護するわけじゃないし
二人とも嫌いな方だけど不倫に関してはまだ子供だった源氏の性欲に辟易して塗り込めに押し込めちゃったし祈祷もしてる藤壺の方がまだ悩み苦しんでるよ
ただ不倫を楽しんでたわけじゃない
それに引き換えな~んにも考えずだらだらと関係を続けてた柏木三宮はあまりに幼稚だし、露見したら責任もとれず泣くばかりだし
あまりにだらしない二人だよ

83:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:45:37
>>80
多夫多妻のこの時代、密通ってそんなに罪が大きかったの?
史実でも密通がばれて政治生命を絶たれたなんてないし、
現在でも政治家は結構平気でやってるのに政治生命なんか絶たれない。

父親が天皇であることが皇位継承の絶対条件であった当時、
冷泉帝の父が源氏であることは最大の難事件であったと思う。
これは廃帝が避けられない。
だけど、臣下である薫の父が源氏だろうが藤原氏の柏木だろうが
別にどうってことないと思うんだけどね。
政治的には。

84:愛蔵版名無しさん
09/06/19 13:55:51
源氏だって人妻の空蝉のこと一度ならず二度もやろうとしていたよな
確か空蝉の時も旦那が留守中だったっけ
本気ではなかったとは言え人妻との不倫になんの罪悪感がなかったのは源氏も同じ
源氏の不倫は藤壷とだけじゃないよ

85:愛蔵版名無しさん
09/06/19 14:14:54
それにしても何でこう、特定の話題で必ず
一部ヒートアップしてんのが居るんだろ。
特定のキャラの話になると特定の話題の流れに持ってって、
感情大アバレさせる習性があるっていうか。
今まで喪女/チュプかと思ってたけど不倫サレ妻が住みついてんの?

86:愛蔵版名無しさん
09/06/19 14:19:43
>>85
誰もレスを返してくれなくなるまで
同じレスを猛烈に繰り返してスレを消費させるなまみこ婆には
何を言っても通用しないよ。
煽ってレスつけてくれるのが面白くてわざと無茶かいてるから。

87:愛蔵版名無しさん
09/06/19 14:21:39
>>76
冷泉を帝位につけることは誰よりも桐壺院が願っていたことだから
その希望を叶える事が藤壺にとっての償いだった(正しいかどうかは別として)
源氏を冷泉の後見にしたのは桐壺院でそ
院は何もかも知っていた上で3人を見守っていたと思う
そりゃ衝撃はあっただろうけど院にとって最愛の人は桐壺更衣と源氏だから

88:愛蔵版名無しさん
09/06/19 14:26:07
>>79
藤壺もその二ヶ月間生きた心地もしなかっただろうね

89:愛蔵版名無しさん
09/06/19 14:33:05
>>88
藤壺は産で死んでしまいたかった、と思いながらも
産で死んだら弘き殿女御を喜ばせるだけだから死ななくてよかった、と思っている。
藤壺も自分のことばっかりで罪の意識は薄いね。
弘き殿女御への復讐から罪の子を帝位につけるっていうのもね。

90:愛蔵版名無しさん
09/06/19 16:04:31
>>55 明石の中宮は春の御殿だろ!冬は明石の御方が遺産としてもらってるだろ。


91:愛蔵版名無しさん
09/06/19 16:09:59
>>89
藤壺ってやな女だね
源氏物語中で最高の悪女って言われるのもわかる

92:愛蔵版名無しさん
09/06/19 16:14:44
>>90
空蝉や末摘花は六条院のどこにいたの?
明石は身分は低いのに冬の御殿丸々一棟って破格の待遇だよね。

93:愛蔵版名無しさん
09/06/19 16:24:44
>>92
横レスだが、空蝉と末摘花は二条東院に住んでるの。
六条院住まいじゃないのよ。

94:愛蔵版名無しさん
09/06/19 16:58:17
>>90
春の町は明石中宮からその娘の女一宮に引き継がれているんだよ
で、明石中宮は明石のいた冬の町に移った
母娘孫娘で譲り合っているってこと

95:愛蔵版名無しさん
09/06/19 17:06:56
あさきでは落葉は冬の町に住んでる事になってたと思うけど、単なるミスなのかね

96:愛蔵版名無しさん
09/06/19 17:13:46
源氏没後に花散里が六条院を出て二条院に、
花散里を養母としていた夕霧が空いた夏の町に落葉宮を入れる

春の町:紫上→明石中宮→女一宮
夏の町:花散里→落葉宮
冬の町:明石→明石中宮
秋の町:秋好

97:愛蔵版名無しさん
09/06/19 17:22:01
>>92
源氏唯一の姫を産んだ女君として破格の待遇ではあるんだけど、
冬の町は他の町と比べて寝殿がなくて対の屋が二つが並ぶやや質素な作りだったりする
他の町よりもワンランク下なあたり明石の身の丈にあっているとも言えるかも

ちなみに風水で言うと冬の町が置かれた西北は家の中心である家長の住むところだったりする

98:愛蔵版名無しさん
09/06/19 17:44:36
源氏の長年の夢
「縁のある困っている女人達全てを助けて一緒に暮らすため」の六条院。
周囲からはさすが源氏の君!て賞賛あびてたみたいだけど、
あさきじゃない源氏の漫画の花散里の「誰が嬉しいのかしら」という冷たい独り言とため息が一番しっくり来る気がする。
結局は源氏の「守ってやりたい欲」を満たすのが一番の目的だからね。

99:愛蔵版名無しさん
09/06/19 18:01:07
源氏って普段は六条院の寝殿に住んでたの?
そこは誰が住むようになったんだろう?

100:愛蔵版名無しさん
09/06/19 18:19:27
女三宮に寝殿西面が、明石中宮の里帰り用に寝殿東面がそれぞれ割り当てられているよ

101:愛蔵版名無しさん
09/06/19 18:53:10
源氏たちがいなくなってからは寝殿は空き家状態かな?

102:愛蔵版名無しさん
09/06/19 18:58:28
紫をあれほど最愛の女性と持ち上げたのに
ついに寝殿に入れなかった源氏

103:愛蔵版名無しさん
09/06/19 19:24:14
>>101
一応、原文だと匂宮の兄にあたる次期東宮候補の二宮が時々の休息所として使っている

104:愛蔵版名無しさん
09/06/19 19:38:08
>>75
毎回思うがこいつアホすぎ
女三宮に同情して柏木叩いている人たちと
レイプされた女三宮に落ち度があったと叩いている人たちを
同じ人間だといって毎回たたいてる
どうみたって別人だろ


105:愛蔵版名無しさん
09/06/19 19:49:40
葵ってどこに住んでたっけ?

106:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:07:35
最近あさき読み始めたんだが…
藤壺に母の面影を重ね合わせてたのは他ならぬ自分なのに、藤壺に
「真実のあなただけを愛しているのは一体誰なのですか」
とか言い出したシーンで爆笑した

107:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:09:51
>>104
本人が書いてるあたりどうみても同一人物だよ。
片方が出ている時はもう片方は全く出てこない。
別人だというのなら両者を対決させてみたら?
一人二役でw
なまみこ婆本人以外の人は75のレスを見てもなんとも思わないからね。
毎度、日本史板にいる頃から暇人だねえ、なまみこ婆はw

108:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:26:53
>>103
宮様の休息所ねえ
かつての六条院の栄華を覚えている夕霧が
なんとか自分が生きている間だけは廃れさせたくないと必死なんだよね

109:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:32:02
柏木って三宮レイープしたのいつだっけ?
どのくらい不倫期間あって妊娠に至ったのかな?

110:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:38:24 up58GInb
>>106
私もそう思ってましたw

111:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:43:13
>>108
夕霧が六条院に住んだのなんて12歳~18歳の短い間なのにね


112:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:47:37
あさきだけかもしれないけど
女三宮がはしたないなあと思うのは
不倫が夫に知られても、あまり罪の意識がないのか
まだ源氏に抱かれることを期待してるところ
御寝あそばしませ、と源氏が言えば自分から身体すり寄せて色っぽいシナ作った表情して源氏みつめてる 三宮叩きと言われようとあの三宮ぞっとするほどえげつないし本当に嫌い
源氏がプイと横向くとあれ抱いてくれないの?という表情になり、
源氏の怒りを受けると号泣しだすし
自分がしたことの自覚は全くないんだなあと
他の男の子供身篭ってる身体でよく夫にすりよれるなと気持ち悪くなる

113:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:52:34
悪いことした子供が親が怒るかジーッと上目使いで見てるのと一緒だね
怒られなきゃしめしめと舌をだし、怒られたらワーっと泣き出す
三宮の精神は子供のままだと思うよ

114:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:53:45
それは、あさきだけだね
原文だと逆に源氏がひたすらに女三宮に未練タラタラで
尼さんになったあともしつこく口説いている

115:愛蔵版名無しさん
09/06/19 20:56:54
>>109
光源氏47歳の2月、紫の病が重くなり女三宮のもとへ頻繁に通わなくなる→
この頃、柏木が小侍従に手引きをさせて密通。それから我慢ができなくなると手引きさせていた→
5月、源氏に女三宮の懐妊を聞かされる。女三宮は先月(4月)からつわりがひどかった。
源氏、女三宮のもとを訪れた際、柏木の手紙を発見→
12月、源氏、柏木を六条院に呼んで嫌味を言う→
年が明けて1月、女三宮、薫を出産

柏木の最初の密通から女三宮の懐妊まではそれほどたっていない。
最初の密通は2月、女三宮の妊娠が3月、4月には妊娠3か月目に入ってつわりがひどくなり、
5月に源氏が柏木の手紙を見つけて密通が発覚してからは柏木は女三宮のもとを訪れていない。
柏木と女三宮との密通期間は長く見ても3か月程度。


116:愛蔵版名無しさん
09/06/19 21:03:31
>>112
まあ、不倫密通といっても「私のせいじゃないもん」的気持ちが抜けなかったんだろうね。
露骨に背を向けられるまで。
いくらレイプ魔のせいで妊娠とはいえ、夫以外の子がお腹にいるときに自分から擦り寄るのはちょっと・・・だったね。I

117:愛蔵版名無しさん
09/06/19 21:10:33
>>115
濃ゆく生々しい三ヶ月だったわけだ
源氏は紫のところに入り浸りだから
柏木も忍んできやすかったにせよ
許せないのは小侍従
今なら源氏いないから大丈夫よ、と柏木に音信して
忍び込ませてたんだろうね
しかも発覚してからも何のお咎めもなし

118:愛蔵版名無しさん
09/06/19 21:11:54
>>105
自分の家・三条邸

119:愛蔵版名無しさん
09/06/19 21:14:12
平安時代の不倫事情は知らないけど
まさか人妻の女の家に牛車で供連れて行くわけに行かないし
交通手段どうしたんだろう?
柏木はせっせと夜中に歩いたのかね?

120:愛蔵版名無しさん
09/06/19 21:48:04
>>115
源氏に知られてから試楽まで7ヶ月もあったんだね
その間柏木はずっと恐怖に怯え暮らしていて
源氏に会って嫌味言われてそのまま倒れて寝込んで3ヶ月して死んだのか

121:愛蔵版名無しさん
09/06/19 21:48:14
>>119
途中までは馬ではないかな
そこから徒歩
いくらなんでも牛車はないだろう
御供の者も一人くらい?

源氏も藤壺のところに忍ぶときは嵐の中を単身馬ですよwww
あのシーンは見せ場なんだろうけれど笑ってしまった
で、>>106で再び笑う、とw


122:愛蔵版名無しさん
09/06/19 21:52:16
>>121
馬を家来かなにかの家か厩にでも置けばいいものね
坊さんにひそかに相談があるのだ、とでもごまかせばいいだけだろうし

123:愛蔵版名無しさん
09/06/19 22:02:01
あさきでは柏木の病んでからのページが多いから
てっきり半年くらい病んでたかと思ったわ
源氏に嫌味言われて死ぬまで色々あったのにね

124:愛蔵版名無しさん
09/06/19 22:30:50
花散里の存在ってわりと大事だよね
六条院のムードメーカーとでもいうのか
この人も妻の一人ということで
源氏も必ずしも面食いじゃないんだな
と評判上げるのに役だったかも

125:愛蔵版名無しさん
09/06/19 22:42:10
>>106
そう、あさきでの源氏のセリフは、お前が言うな、な事が多いw

>>121
命婦以下、女房は源氏の通った後の水滴を拭くのが大変だったかとw
兄の兵部卿でも訪ねてきたら、三宮の文どころじゃなく、バレバレだろうに。

柏木の文を不用意に見つかってしまった三宮より、
朧月夜との密会で右大臣にわざと見せつけた源氏の方が嫌だな。

126:愛蔵版名無しさん
09/06/19 22:48:34
三宮は性に対して奔放というか
愛はできないけどあれは大好きなんだよ

127:愛蔵版名無しさん
09/06/19 23:08:01
>>125
>朧月夜との密会で右大臣にわざと見せつけた源氏の方が嫌だな。

あのシーン見たときワロてしもたw
源氏中途ハンパに脱げた着物着て変なポーズとりながら
でもすました顔で逃げてる?んだもん

128:愛蔵版名無しさん
09/06/19 23:16:42
少女漫画的な演出にまじツッコミ入れてる人ってなんなのw

129:愛蔵版名無しさん
09/06/19 23:25:30
朧月夜も、入内する機会を台無しにした挙句、結婚の申し出も断った男を
今更相手にするなよ・・・

130:愛蔵版名無しさん
09/06/19 23:29:50
それだけ光源氏が魅力的だったってことですね

131:愛蔵版名無しさん
09/06/19 23:49:57
自分はあさき(源氏物語も)は好きだけど光源氏に魅力を感じない、という困ったパターン。
そんな自分が源氏をイイ男だと思ったのは、蓬生の末摘花との再会シーン。
顔も、源氏が全話通して一番カッコ良く描かれてた話な気がする。
末摘花の容貌との対比なのか、彼女にとって夢の王子様だからなのか…


132:愛蔵版名無しさん
09/06/20 00:25:02
>>131
私もその困ったパターンだw
自分の周囲にもあさき読んで源氏好きだって言ってる人いなかったな。


133:愛蔵版名無しさん
09/06/20 01:26:28
別に困ることないんじゃないか?
源氏は狂言回しというかストーリーテラー的存在に見ている。
女性陣が多彩すぎて主人公が逆に影が薄くなったんだよね。

134:愛蔵版名無しさん
09/06/20 02:40:20
女三宮は淫乱だったんだよ。好き者。
六条院が廃れるかもしれないのは場所が悪いから。
二条や三条あたりの邸だったら、御所から近く往来も盛んで、夕霧も心配しなかっただろう。
藤壺は源氏物語の女人の中でも一番計算高い女。
若くして出家して念仏三昧の生活を送ったけど、
死後は地獄に堕ちて、鬼に裸されて銅汁を飲まされてるw
女三宮もおなじところで、桐壺帝も地獄行き。

柏木は、衆合地獄の無彼岸受苦処(他人の妻と関係を持った者)
火に焼かれ、刀で割られ、熱い灰をかぶせられ、あらゆる病気に苦しめられる責め苦を、
106兆5800億年も受けることになる

源氏は神仏の加護が強いので、無事に極楽浄土に転生できた。未来の神仏w
紫の上も霊となって現れたわけではないので天国行き。刀利天あたりと予想。
桐壺更衣も天国行き。

135:愛蔵版名無しさん
09/06/20 06:03:48
>>134
キモ

136:愛蔵版名無しさん
09/06/20 06:36:33
すみません教えて下さい
なまみこ婆って何ですか?
他所の板から来ているの?
せっかくのあさき話なのにイライラして仕方無い

137:愛蔵版名無しさん
09/06/20 07:37:32
感情立ったレスをするのが生きがいぽい荒らし。
荒らしの呼び名を出して指摘してる方もちょっと…なムードが漂い始めたので
以後、変レスは一切スルーでいいと思われる。

138:愛蔵版名無しさん
09/06/20 08:08:38
>>134
藤壺も女三宮も淫乱だね
やはり血筋かな
三宮も地獄に堕ちたんだっけ?

139:愛蔵版名無しさん
09/06/20 08:17:49
源氏は藤壺のことでは地獄行きだったんだけど
朧月夜とのことでは公に晒されて罪を償ったことでチャラにされたのかな?
桐壺帝も贔屓ばかりして悪い男だし、地獄行きでよかった

140:愛蔵版名無しさん
09/06/20 08:19:22
>>131
小説で読むと絶世の美男を想像できるから同時代の女房たちには人気があったと思うよ。
でもあさきはどうも、絶世の美男というには源氏の顔もいまいちだし、性格も暗いし、なんかね・・・
天下の美男で無類の女好き、どうせなら匂宮ぐらいはじけさせればよかったのに。
ちなみに学生のころ周りにはあさきの匂宮ファンは結構いたよ。

141:愛蔵版名無しさん
09/06/20 08:40:51
女三宮は原文では柏木との密通をあさましい、嫌なこと、と思っているのに
あさきでは柏木に「なぜ私を受け入れてくださる?」と言わせて
女三宮が間男の柏木を故意に受け入れているように変えていたね。
原文にはない、私と源氏のどちらを愛しているのか、といった言葉も入れている。
女三宮はこれに対して何も答えていない、一方、藤壺にも同じ言葉を聞いていて
あさきでは藤壺は俄然夫の桐壺帝より源氏を愛していることになっている。
夫より間男を愛する藤壺より、夫も柏木も愛していない女三宮は悪い女だという設定になっている。
女三宮を嫌な女にする演出だったのか。

142:愛蔵版名無しさん
09/06/20 10:19:04
>>109
遅レスだけど旧暦四月十余日に女三宮が柏木に襲われる
→六月に源氏が女三宮の元を訪れ妊娠を知って数日後に密通発覚だから、
密通期間は二ヶ月以内だよ
 
>>141 
たとえ女三宮が柏木に「源氏が好き」って答えても「憎い人だ宮!!!」って
聴く耳持たずで興奮されて終わりそうだ
柏木と三宮って会話してなさそうだし

143:愛蔵版名無しさん
09/06/20 10:47:00
>>141
三宮はたんにセックス好きだったんだと思うな
柏木にいきなり部屋に入り込まれて襲われたときは
わなわなと震えているけど
その後も受け入れ続けるという奇妙な行動とってる
夫が嫌いでもなく、むしろ柏木よりは好きで抱かれたがってるし
一種の淫乱性じゃないかな
貞節意識は三宮のオツムでは無理だったとか

144:愛蔵版名無しさん
09/06/20 11:03:58
朧月夜といい、多分子供達の中で一番可愛いけど
一番出来は悪かったであろう女三宮を溺愛しまくる朱雀帝って変
源氏だってワルだった頃、兄が一番可愛がってる寵姫だから朧月夜との情事がより面白かったという罰当たりなことして
実際罰も当たったし
女三宮にしても、朱雀帝の溺愛ぶりがあったから柏木があんなにのめり込んだ
肩書きや世評だけを重視したミーハー男の悲劇としか思えない
三宮が2、3番目に可愛がられていたら柏木も憧れなかっただろうけど
一番可愛がられていると評判の他の姫に執着しまくっただろう
柏木は救いようない男だけど
普段真面目な朱雀帝だけど源氏と柏木無意識に振り回して人生左右させちゃうパワーあったんだよ
他の帝はここまでできないw

145:愛蔵版名無しさん
09/06/20 11:40:38
>源氏だってワルだった頃

ハゲワロタwww

146:愛蔵版名無しさん
09/06/20 11:46:17
>>138
三宮は物語世界では、健在です。

147:愛蔵版名無しさん
09/06/20 15:28:30
柏木が最初に三宮貰っていても
内親王とはいえこんなたよりないお人柄であったとは
とかなんとか言って別の女に走りそう

148:愛蔵版名無しさん
09/06/20 16:15:13
>>147
薫なんかそればっかり。
頭中将は陽気で男らしい人だったのに、子と孫にそれが伝わらない不思議。

宇治十帖って薫が14~28歳までの話らしいんだが、
今の基準でも28でまだこんな?と思っちゃうのに
平均寿命40歳くらいの時代、
あと12年くらいで薫が真っ当になると思えないなぁ。八宮みたいな年寄りになりそうで。
匂、薫、八宮、境遇違うけどみんなちゃんと人生を始めてない人達ばかり。

柏木って夕霧よりちょっと年上?5~6歳くらい違うのかな。

149:愛蔵版名無しさん
09/06/20 22:45:39
たしか、5歳違いだよね、柏木と夕霧。
源氏と頭中将もその位違うしね。
5歳って、結構なジェネレーションギャップだと思うけど。

150:愛蔵版名無しさん
09/06/21 00:31:53
三宮貰ってて「お美しいがそれだけだ」とか何とか言って、逆に
「噂では二宮さまは三宮様の次に愛されていて、しかも奥ゆかしくてたしなみもあるお方とか」(結婚直後の夕霧情報より)
とかいって二宮に憧れたりしてな。
どっちにしても重要ポイントは「朱雀院のお気に入り」。

151:愛蔵版名無しさん
09/06/21 01:11:15
二宮は更衣腹だから憧れはないんじゃない?

152:愛蔵版名無しさん
09/06/21 02:45:07
>>151
夕霧は3年間憧れ続けて
ものにしたよ
夕霧にとって憧れる対象はエレガントであるかどうか
でも正妻雲居雁はエレガントとは言えないんだけど
紫の上、落葉宮は難無くこの点はクリア

153:愛蔵版名無しさん
09/06/21 08:25:42
>>152
内親王並みに気品ある教養高い明石の御方には興味ないみたいだけどね>夕霧


154:愛蔵版名無しさん
09/06/21 08:27:10
>>148
カラっとして性格がよく男らしい頭中将に似ず
陰湿でミーハーな柏木と薫なんだよね
むしろ血のつながりはないのに匂宮が頭中将に一番似てるような

155:愛蔵版名無しさん
09/06/21 08:35:56
>>150
だとしたら面白かったね
朱雀帝が落葉宮を一番可愛がってたら
柏木が憧れたりして
三宮って可愛いだけで幼いなあとか見下してたかも

156:愛蔵版名無しさん
09/06/21 09:06:18
朱雀院も女三宮相手だからあそこまで溺愛したと思うよ

157:愛蔵版名無しさん
09/06/21 09:24:39
頭中将も大人げない所あったけどね
夕霧に雲居雁もっていかれた時とか
冷泉に絵を貸さないとか

158:愛蔵版名無しさん
09/06/21 09:49:42
「内大臣(頭中将)はおおらかに見えて案外そうではない」
と源氏は雲居の雁を娶ったばかりの夕霧に言っていたけども、
頭中将はそれほど底意のない人。
ネチネチ意地悪を執念深く…という性質ではないから、負けず嫌いではあっても
イジワルも大人げないのもちょっと滑稽味があるの。
情が深いから、こちらも正式ルートで情で腹を割っていけば分かってくれるって感じ。

159:愛蔵版名無しさん
09/06/21 11:00:23
娘では雲居雁、息子ではカラっとして情深いところが紅梅が頭中将似かな?
雲居雁は夕霧から、底意地の悪いところは父親そっくりだ
と売り言葉に買い言葉で言われてるんだよね

160:愛蔵版名無しさん
09/06/21 13:16:58
夕霧、入内前の玉鬘に言い寄ってた場面あったよね。
もし玉鬘も夕霧に好意を持っていてその時結ばれていたら、雲井の雁はどうなっていたのだろう。
夕霧とは結婚できず、他の男と結婚かな?

161:愛蔵版名無しさん
09/06/21 13:56:44
夕霧も玉鬘口説いた後、普通に源氏と冷泉へ宮仕えさせる打ち合わせしてたからねw
とりあえずちょっかい出しただけっぽい

162:愛蔵版名無しさん
09/06/21 15:39:58
夕霧と玉鬘が結ばれたら、多産の体質同士子供いっぱい出来てただろうな~
それに、夕霧は若くて太政大臣になる運命だし、玉鬘も子供の出世で苦労しなかっただろ
で、子供は冷泉院、今上にドンドン入内!

雲居の雁は、傷物のレッテルを張られたから、真木柱の嫁いだ源氏の弟の蛍兵部卿宮なんかいいね
それか、玉鬘の代わりに髭黒にくれてやる。

163:愛蔵版名無しさん
09/06/21 15:49:23
夕霧は玉鬘と源氏の関係疑ってたから、それはなさそう

164:愛蔵版名無しさん
09/06/21 16:12:13
>>163
関係ないんじゃない?
もし源氏と玉鬘が何かあったとしても正式な関係じゃないから。
もっともあの口説きは、それほど本気だったとは思えないけどね。
年頃の口説いてかわまわない相手がいれば、とりあえず口説くものだったのでは?

165:愛蔵版名無しさん
09/06/21 16:19:53
夕霧が落葉宮と結婚したそもそものきっかけは、
柏木が死の間際に、夕霧に二の宮さまを頼むって遺言したからなんだけど
義理堅い夕霧だからマメに通うようになって段々恋心が芽生えた。
もし柏木の遺言がなかったら夕霧は通うこともなかった。
だから結果的には柏木が恋のキューピッドになったのかな。

166:愛蔵版名無しさん
09/06/21 16:51:13
>>160
頭中将の娘とはいえ隠し妻夕顔との間に産まれ
長い間九州をさすらっていた田舎娘の玉鬘では
夕霧の正室にはなれなかったんじゃない?
大宮が養育した雲居雁は今上の女御候補だったけど、
卑母の玉鬘は冷泉帝の尚侍がやっとだった。
玉鬘に手を出したのがばれたら頭中将は雲居雁を許さなかっただろうから、
別の姫が夕霧正室になっていたんじゃない。
夕霧には雲居雁の前宮家や右大臣家から縁談が入っていたようだし。
仮に夕霧が玉鬘をものにしていても玉鬘は正室にはなれなさそう。
髭黒だって正室(兵部卿宮の正室腹の姫)が怒って里に帰っちゃったから
玉鬘が正室に納まれたようなもんだものね?


167:愛蔵版名無しさん
09/06/21 16:55:35
>>152
夕霧=エレガント好きではないでしょ。
夕霧最愛の人はなんといっても初恋の人雲居雁だと思うよ。
うるさくて騒がしいわが家だけど夕霧はちゃんと帰ってきているし。
むしろ、落葉宮がちょっと寄り道しただけでしょ。
内親王という肩書がなかったら言い寄っていたかもわからない。
原作でも漫画でも落葉宮は臣下の雲居雁に並ぶ待遇を与えられていたとあるだけで
別に落葉宮が雲居雁以上に夕霧に寵愛された夕霧最愛の人だという描写はないよね。
むしろ、夫が内親王をめとってもそれに並ぶ待遇を生涯受け続けた
雲居雁のほうが凄いんだけど。

168:愛蔵版名無しさん
09/06/21 17:01:00
>>142
密通男って悟られないように会話はしないんじゃないの?
原文では源氏と藤壺も密通している間ひとことも話していない。
源氏は抗うこともせず、目を閉じたまま眠っているようにすら見える藤壺を、
話しかけることもなく犯している。
あさきではやたらぺちゃぺちゃと源氏は藤壺に話しかけてるんだけどね。
そら、手引きした王命婦意外にも藤壺の殿舎には大勢の女房たちが侍ってるんだから、
ばれちゃうっての。
女三宮のもとにだって侍っていたのは手引きした小侍従だけじゃなかったでしょ。

169:愛蔵版名無しさん
09/06/21 17:20:22
>>165
夕霧と落葉宮も運命的だったんだね
柏木は死ぬことが決まってた
夕霧は律儀だから親友の遺言は必ず守るし

170:愛蔵版名無しさん
09/06/21 17:31:43
>>162
夕霧と玉鬘だと美男美女で合いそうだけど
性格が二人とも真面目で誠実だし、あまりに似過ぎていて
何となく面白くないカップルになりそう
夕霧はわりと奥さんや家族を仕切りたいタイプなのに
玉鬘もしっかりしていてすべてに非の打ち所ないから
年下の夕霧は何もできなさそう
やはり玉鬘は大人だから年齢がすごく上の地位のしっかりした髭黒の方が上手くいくと思うんだけど

171:愛蔵版名無しさん
09/06/21 17:47:23
柏木と玉鬘だとどうだったんだろう?
美女でしっかりしてて非のうちどころのない女性だけど
やっぱり「身分が~」って不満を感じたろうか?
それとも、女は身分で判断するもんじゃないと目が覚めただろうか?

172:愛蔵版名無しさん
09/06/21 17:47:31
横レスだが
>>168
>あさきではやたらぺちゃぺちゃと源氏は藤壺に話しかけてるんだけどね。
>そら、手引きした王命婦意外にも藤壺の殿舎には大勢の女房たちが侍ってるんだから、
>ばれちゃうっての。
マンガ表現的に全くの無言だったら不自然なだけ。
それにマンガでも密通を知っているのは王命婦とあと一人の腹心の女官、横川の僧都だけ。

>>165>>169
(あさきだけの描写とも思うんだけど)落葉と夕霧の結びつきの元になった
夕霧と柏木の交わした友情ってどんなのだろうって思う。
柏木死去の際に夕霧が泣きながら
死ぬ時は一緒と誓ったこともあるじゃないか、と思うシーンがあったから。
そんな親密な、というより激しいものを含んだ親友だったのか…と。

173:171
09/06/21 17:50:32
書い時ながらなんだけど
すぐに姉だと判っちゃったからこれはないな

174:愛蔵版名無しさん
09/06/21 18:01:38
>>171
自分を顧みず
最高の身分の最高の女性と結婚したいという
柏木だから都一の美女の玉鬘も肩書き的にまあまあだろうけど
やっぱり皇女様でしかもその中でも一番すべてに優れて帝の寵愛ぶりも一番の華やかな女性と結婚したい
という野心が抜けなかったと思うよ

175:愛蔵版名無しさん
09/06/21 18:58:16
>>172
女三宮だって知っていたのは手引きした小侍従と薫に実父を伝えた
尼だけだけどね。
夫にばれちゃったのはどっちもでしょ。
女三宮は秘密を守れずに~って、秘密はちゃんと守ってるよ。
薫だって随分とあとまで知らなかったぐらいだし。

176:愛蔵版名無しさん
09/06/21 19:18:26
>>175、それは元レスの>>168に言ってくれまいか。

話変わるけど、単行本持ってる人に質問。
一巻の表紙の女君、下から 若紫・中央の大きなアップは藤壷・その隣で背を向けてる末摘花、
眼を伏せてて自前の眉と額に描き眉の六条御息所は間違いないと思うんですよ。

問題は残りの2人。

朝顔が咲いてる傍に短い太眉の人→朝顔姫?でも源氏と実際の交渉があった人らの
曼荼羅図だと思うから夕顔かなって思う。でも本編の夕顔の花は違う形だ。
その隣の横顔で衣を翻してる人は空蝉かな?美人顔だけども。
あと、この絵の藤壷は長い飾りが下がった簪みたいなのを2本、前髪に刺してて後頭部の髪は結い上げてるっぽい。
これは何でなんだろう。

177:愛蔵版名無しさん
09/06/21 20:20:13
>>168
柏木が最初に三宮の寝所に忍び込んだ時に原典で柏木の台詞量は多い。
桐壺院崩御後に源氏が藤壷の部屋へ忍びこんだ時は、
源氏は胸の想いを藤壷に言い続けてる。
別の物語だけど「今とりかえばや」でも間男が男装の主人公の妻を口説き取り乱してるし、
隠さなければならない関係の男女の滅多にない逢瀬なら、
募る想いを吐き出す方が自然だと思う。

178:愛蔵版名無しさん
09/06/21 20:24:28
>>176
この絵はあさきゆめみしの記念すべき第一話に載った絵だから、
大和先生自身、明確に誰それとは決めずに、源氏の関係した大勢の女性を
イメージして描いたものでは?
あさきでは途中から顔が変わることがよくあるしね・・・
まあ、正面下の若紫と正面の源氏、正面中央の藤壺に似た女性、右上六条ぐらいの
ごくごく初期の登場人物ぐらいは描き終えていたんだろうけれども。
後ろを向いているのが末摘花とも決定できないと思う。
あと、あと藤壺と思われる女性がさしているのは釵子だと思う。
釵子は大きな行事などの際におめかしのために髪を一部上げて差したかんざし。
「枕草子」では中宮定子が道隆一族の法要の際に
正装をして釵子を差していることが描かれてある。


179:愛蔵版名無しさん
09/06/21 21:13:22
>>178
ありがとうございます。
釵子(さいし)、U字型のピンのようなものなんですね。格の高い女性感が出てます。

>後ろを向いているのが末摘花とも決定できないと思う。
ここ、いいですね。あの絵から残り2人の女君も含め、
これからの出逢いは未知数のing形、という動きを感じ取れる気がして。
連載当時の息吹を感じ取れて良い絵です。

>あさきでは途中から顔が変わることがよくあるしね・・・
商業誌ゆえ、アンケートや人気に左右されるから
連載も順調に全部進められるかどうか…というのも作用している気がします。
これは外せない(=決定打的なキャラ設定画を決めておかねばならない)という人物は
さほど変動はないけど、朝顔のようにどうにでも持っていける人物の場合、
顔が変わってゆく"ゆらぎ"があって興味深いですね。

180:愛蔵版名無しさん
09/06/21 21:38:44
>>171
玉鬘は何と言ってもはじめのふれこみが
「源氏の君の掌中の珠、やっと探し当てた娘」だからね。
ちい姫は入内街道まっしぐらだから婿に名乗りを上げられないし、
母こそ身分は低いらしいけど、天下の光源氏の娘(しかも美女)ならそりゃ興奮したでしょうね、柏木も。
ところがプレミアも美しさもいい!と思っていた玉鬘は実は姉だった。(源氏の婿にはなれなくなった)
その次に目をつけたのが朱雀院の一番愛した女三宮。これこそ至上の妻!とまたまた興奮。
柏木理論は(というより当時の貴族の男理論)はそんなモンだろうね。
夕霧みたいに初恋一筋で結婚するほうが変人だったのかもね。

181:愛蔵版名無しさん
09/06/21 21:59:18
>>180
柏木がその当時にしても異様だよ
他の男登場人物にそんなのいないし
貴族だって皆素直に親や周囲が決めた女性娶るか自分で責任持って相手決めてる
柏木みたいに実物をある程度確かめもしないで
他人の評価頼りでしかも最高の女性じゃなきゃ嫌だ
なんて言う人物いない
自分がそれ相応の最上級の位についた源氏が言うのとまた意味が違う
しかし二人とも女性を侮る発言が罰当たったのか
三宮でとんでもない目にあってる

182:愛蔵版名無しさん
09/06/21 22:07:27
最高?の女性得たいなら
自力で自分の地位をそこまで上げるとか
これという女性目につけたら
その女性が人妻だったら未亡人か夫が出家とかして
事実上、離別状態になるまで待つとか
そういう気持ちにはなれなかったわけね

183:愛蔵版名無しさん
09/06/21 23:03:32
それに関しては源氏だって人のこと言えないわけで
父の妻、それも天皇の女御に、天皇存命中に手を出しているわけだし


184:愛蔵版名無しさん
09/06/21 23:07:33
>>172
なんか、夕霧はどの女君よりも、柏木を気にかけているよね。
でも、男の友情って物凄く深いものがあるから不自然ではないかな。
最初は5歳違いって…と思ったけれど、腹を割った仲にば年齢関係ないしね。
最初は、年上の従兄弟である柏木が、夕霧を可愛がりつつも子供扱いしていて
夕霧が追い付けるようにがむしゃらに頑張った…とか、妄想スマン。

>>176
自分は、朝顔っぽい花の人→夕顔、衣翻し→桐壺か空蝉だと思った。
一巻の表紙という事は、源氏の青春時代に関わり合いを持った人だと思うから。
空蝉は、関わり合いの時期はドンピシャなんだけど、
実際に出てきたのが関屋に絡めた5巻だったな…
桐壺は衣が木に引っかかったエピがあったもんで。


185:愛蔵版名無しさん
09/06/22 09:25:19
単行本手放したからうろ覚えだけど、1巻表紙の女君達は一番目立つ人が桐壺で
後は絵巻をイメージした女房か何かだと思ってたけど

186:愛蔵版名無しさん
09/06/22 10:28:01
1巻のメインの人たちから考えると一番上は葵上(美人系でいつもツンて
横向いてそうだしw)、眉毛太いのは夕顔、その下は六条かなと思った
空蝉は単独話で完結してるし1巻の時点では削ろうとおもえば削れる存在
真ん中の藤壺はこれ髪に藤の花挿してるの?いきなりコマに花が出てくる
少女漫画的表現かなと思ったんだけど…でも後頭部におだんごっぽいのが
あるし???

187:愛蔵版名無しさん
09/06/22 10:51:35
夫にしたい男性1位は夕霧だろう
誰も異論ないと思うw

妻が夫に望む理想の条件をすべて満たしてる

188:愛蔵版名無しさん
09/06/22 11:55:23
個人的には空蝉の夫、常陸介が一番理想的な旦那だけどな


189:愛蔵版名無しさん
09/06/22 12:05:23
>>186
花は人物に添え描きされているから、藤も
>いきなりコマに花が出てくる 少女漫画的表現
で合ってると思う。
若紫→北山住まいだったから山の草花:萩(絵として動きを感じさせる)
源氏→後の青海波を期待させる:紅葉
藤壷→たわわに咲き誇る藤(中央だから華やかに)
というふうに。

源氏の後ろに夜の闇と飛び交う蛍が描いてあり、
それが背中を向けて顔を見せていない女人と繋がっている。
蛍=儚さとすると、夕顔と見てもいいかも。
初期の女人達を全部、となると画面が騒がしくなるから
数人はどちらにもとれるように描いている可能性がある。

190:愛蔵版名無しさん
09/06/22 12:23:23
>>187
私もダントツ夕霧
女性の選び方もしっかり人物見てるし
いったん決めたら最後まで大事にするし
逆にいうとほかの男たちがダメダメ
でも男の本性はこれでで夕霧みたいのはめったにいない貴重だと思う

191:愛蔵版名無しさん
09/06/22 13:37:55
柏木は望みうる限り最高の女性を得たいってわがまま通し
そのせいで女三宮と女二宮は不幸になったわけなんだが
当時私がよく思ったのは

お ま え は 最 高 の 男 じ ゃ な い だ ろ 

ってこと。
大臣の息子といっても当時はやっと公卿の列にはいってた程度で
内親王の相手するには全然身分たりねえじゃん
自分の事棚に上げて、何高望みしてんだこいつ?と思ったもんだ
一度、大臣の娘程度の女に恋文送って
その女に「私は入内目指してるから、あなた程度の男相手にしないわ」と
きついこと言われてたらよかったのにね
そうすりゃ目がさめていたかも

192:愛蔵版名無しさん
09/06/22 14:00:40
1巻の表紙ってコレかー
URLリンク(ecx.images-amazon.com)

193:愛蔵版名無しさん
09/06/22 16:26:31
夕霧の側室(恋人?)藤典待は宮仕えの後は
御所でほとんど仕事して生活していたわけだが
夕霧はどうやって関係を結んだんだ?
そんな状況で4人(5人説あり)うむのも凄いね

194:愛蔵版名無しさん
09/06/22 16:28:36
>>192 真ん中は桐壺の更衣だろ

195:愛蔵版名無しさん
09/06/22 16:37:09
>>194に同意
一巻表紙の真ん中の女性は桐壺の更衣のような気がする
一巻の藤壷は前髪あるし

196:愛蔵版名無しさん
09/06/22 17:32:10
>>191
自分がより出世するために「最高の女」が欲しかった柏木。
最高の女におんぶ抱っこする予定だったので、まず自分を高めてからと言う発想はなかったと思われる。

197:愛蔵版名無しさん
09/06/22 18:31:22
>>196
小さい男だなww
身分で結婚相手選んでもいいけど
その為に自分の努力で相応しい身分になってから
堂々と手に入れればよかったのに

198:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:01:07
>>191
結局お前には「望み得ない」相手だったんだよと誰か言ってやって欲しかった・・・
なーにが望みうる限り最高の相手やアホー!
お父ちゃんお母ちゃんのコネをフル活用しただけやないかーい!

199:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:05:29
頭中将も息子可愛いのはわかるがあそこは心を鬼にして
「身分相応の相手を選びなさい。内親王は将来出世してから結婚すればいい」と
言ってあげたほうがよかったね
父帝に溺愛されまくった源氏ですら内親王と結婚したのは出世極めた晩年なんだから


200:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:12:54
>>191
それが問題なんだよね
女のことをあれこれ品定めしてそういう自分は何様なんだ
ということなのに
やっぱりかなり頭中将夫婦が甘やかして育てたことが伺えるし
源氏もかなり目をかけていたし
そういうところで身の程を弁えることができなくなってしまったのかもね
もちろん並外れた上昇志向の強さがあったにしろ
たとえ最高の妻を得たって自分が最高の男にならなければ出世はないし

201:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:19:54
自分の上昇志向の強さを若いうちから自覚して
身分も美貌も最高の女性を得たいなら
自分もそれに相応しい地位であらねば
とせめて大将までいかなくても中将くらいにならないと
柏木は若く思われがちだけ実際30過ぎのおっさんだし

202:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:20:22
柏木が落葉宮と結婚したのって、蹴鞠の時に三宮の姿を見る前後どちらだっけ?
それによって、柏木 の立場が違う気がするんでね

あさきの伊予介が良い旦那だと思うにもう一票。いい男だ
うたた寝する姿を見た空蝉の「年をとった…」以下のモノローグに泣いたなあ


203:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:28:05
>>199
その無理を通して内親王得たのに
大事にするどころか、落葉なんてあだ名つけて
見下しまくってたし
本当に柏木ってどうしようもない男だ
女三宮を垣間見て、自分の妻はこの人しかいない、とあれだけ凄まじい妄執で思うのだったら
他の結婚なんかする資格なかったんだよ
あまりに失礼すぎる

204:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:31:15
>>198
誰かがどう説得してももう柏木を止めることはできなかったと思う
結局破滅しかなかった
二人とも自制心ないから露見するまで関係は続いただろうし

205:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:35:55
夕霧みたいに紫の上に憧れ続けて
女神とみまごうばかりの美しい姿を見て
それこそ腰抜かさんばかりにときめいただろうけど
紫の上の寝所に忍び込もうなんて微塵も思わなかったし

206:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:45:46
すべてに出来がいい夕霧より
欠点だらけでも柏木の方がいいという隠れ柏木好きも多そうだな

207:愛蔵版名無しさん
09/06/22 19:54:53
寂聴編集のNHK放送の源氏物語じゃ
完全に柏木と三宮が悲恋にすり替えられてた
思いきり女アナウンサーが三宮の歌を力入れまくっていて苦笑いしたなあ
どこがどう悲恋になるやら
三宮は私だって不幸なことだったら貴方に負けないわよ、
私だってあなた同様あまりに不幸で煙りになってしまいたいわよ
と歌っただけなのに、愛しい恋人の後を追いたい恋歌になってた

208:愛蔵版名無しさん
09/06/22 20:28:24
古典板にアンチ柏木スレ作ってそっちでやってほしい

209:愛蔵版名無しさん
09/06/22 20:34:44
>>205
源氏はそれを一番恐れてた(夕霧が紫の寝所忍び込み)からガード固めてたのに、
夕霧じゃなくて柏木にやられちゃったか。ガードする概念があんまりなかった三宮に。

210:愛蔵版名無しさん
09/06/22 20:39:35
>>204
二人ともって女三宮のこと?
女三宮は来ないでといってたのに柏木がセフレつかって
無理やり侵入してレイプ繰り返してたから
この場合自制心もつのは柏木とセフレ小侍従だと思う
それにしても自分の男のレイプ幇助する心境ってわからん
嫉妬とか全然なかったのかな?

211:愛蔵版名無しさん
09/06/22 20:42:11
>>202
女三宮の姿を見た後、女三宮の猫をゲト
しばらく猫とまったり
さすがに心配した両親が落葉宮と結婚させる

という流れw
>>210
あの時代の女房はみんなそんな感じ
男だってお姫様ゲトするために、女房と寝て手下に使う

212:愛蔵版名無しさん
09/06/22 20:48:36
>>208
同意。

213:愛蔵版名無しさん
09/06/22 20:55:55
古典板に作っても無駄でしょ
あそこはID出るからどうせ来ないよ、自演がバレるから

214:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:02:30
いつのまにか柏木ネタになってるんだもん
一人だけじゃないよ
レスたくさんつくし

215:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:08:42
>>211
もしかして髭黒と弁、源氏と王命婦も?
後者はレディコミで源氏が手下に使うために手篭めにしてたww

216:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:10:58
>>209
紫ばかり厳重にガードさせて、三宮はノーガード
言い換えれば源氏は三宮なんて誰も襲わないだろ、と見くびってたことになるのかな?

217:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:13:03
>>215
末摘花を仲介した女房と源氏は一回くらいやってそうだし、
夕霧も落葉の女房に手をつけて自分の味方にした可能性もあるよ

218:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:18:25
末摘花を仲介した女房とは完全に愛人関係だと思ってたけど違うのだろうか?
なんか源氏が顔ちかづけたら初めてじゃなさそうな雰囲気だったし
原作じゃ「さようなら私が愛した全ての素晴らしい女人達」にもたくさん愛人いたのでその一人かと

219:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:19:39
貴公子と女房は気楽にセフレ関係結べそうだね
女房は身寄りがなかったり下級貴族の娘くらいだろうし
結婚はそのうち受領の後妻でも、くらいのものだとしたら
それほど貞操観念要求されなさそうだし

220:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:24:09
>>218
源氏は気楽に女房たちに手をつけてたから
若くて可愛い女房だったらまず逃さなかったかも
紫の上の女房中の君ともいい仲だった
女房から源氏に歌贈ってるものね

221:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:26:48
さようなら私が愛したすべての素晴らしい女人達に入れてもらえなかった軒端の荻と中の君あわれ


222:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:30:14
中の君×
中将の君だった

223:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:33:34
今でいえば往年の大スター源氏が共演女優の付き人に手をだしたみたいなものだね

224:愛蔵版名無しさん
09/06/22 21:37:44
女をものにすることに全神経の源氏は
セックスそのものは淡泊だったかも
濃厚プレイとか興味なさそ

225:愛蔵版名無しさん
09/06/22 22:17:23
夕霧って、そんなに全てに出来が良いかな…

226:愛蔵版名無しさん
09/06/22 22:48:36
>>215
手引きを頼む女房には体の関係以外に相応の贈り物もするらしい


227:愛蔵版名無しさん
09/06/23 05:11:47
>>224
朧月夜はハードプレイな印象。自分欲求をストレートにぶつけてくる感じ。
対等なセックス楽しめそうなのはたぶんこの人。

228:愛蔵版名無しさん
09/06/23 08:28:04
>>227
一番源氏も楽しそうだね
他の女君はそういうときでも澄ましてそうだ

229:愛蔵版名無しさん
09/06/23 10:27:41
>>225
融通が利かない、頭固いという点では面白みがないよね
公務員に向いてそう
夫にするならいいかもしれないけど真面目すぎるのもどうかと思うな
浮気も真面目(本気になる)にやりそうじゃない?

230:愛蔵版名無しさん
09/06/23 10:50:44
本気で浮気してもそのあと女君を平等に扱えば言うことなしの良い夫ということになりますw

231:愛蔵版名無しさん
09/06/23 12:32:07
現代日本で本妻と愛人平等でいい夫はないでしょ
一夫多妻制の国ならともかく


232:愛蔵版名無しさん
09/06/23 14:04:05
>>230
実は、その意見に結構共感しちゃう自分(非イスラム)
「妻一人だけを愛するのがカコイイ」とか「側室持つ=スケベ」って言ってるのもどうかとw
女君を同等に扱うのって結構ムズいと思うぞw

233:愛蔵版名無しさん
09/06/23 14:58:54
夕霧に関係する女性3人の中では藤典待が一番美人でOK?

234:愛蔵版名無しさん
09/06/23 15:11:09
藤典侍もセックスは上手そうだ。

235:愛蔵版名無しさん
09/06/23 17:49:07
源氏の女人たちにさようならがよくわかりません
男女の愛をすっぱり断ち切り煩悩なし状態になったの

236:愛蔵版名無しさん
09/06/23 18:20:11
>>230妻は一人でもひそかに夜の街で若いお姉ちゃんと遊ぶ男たちが
品行方正かどうかまでいきますね
妻3人堂々と持っていずれも大事にする夕霧に一票

237:愛蔵版名無しさん
09/06/23 18:42:56
夕霧は結果オーライだったから、理想の夫みたいに思われてるけど、
女二宮と結婚するまでは、かなり宮に失礼なこと言ってるよね。
「男を知らないわけでもないのに」とか「拒否したって、どのみち世間は
もうわたしたちをそういう仲だと思ってるんだから」とか。
宮が夕霧を好きになれなかったら、悲劇だったろうな。

238:愛蔵版名無しさん
09/06/23 19:58:43
未亡人だから軽く見られたというのはあるだろうね。
本当は男が恋しいくせに、みたいな。
夕霧って、朱雀院の許可も得ずに落葉宮をものにしてるよね?
これが処女の内親王だったりしたらとんでもないことに。

239:愛蔵版名無しさん
09/06/23 19:59:18
>>193
藤典待は典侍という高位の女官(事実上の後宮女官トップ)だから、
源典侍のように後宮で良い部屋をあてがわれてるので、
夕霧は御所に出仕するたびに典侍の部屋に居候し、宿直の際には寝泊まり
主上と太政官と東宮妃のご機嫌伺いしたら、
あとは典侍が帰ってくるまで部屋でちょこんと待ってる

夕霧との間にはほとんど毎年子供をもうけてるから、
出産の際には、参議惟光の邸に帰って夕霧が尋ねていくという形

240:愛蔵版名無しさん
09/06/23 20:02:34
>>238
そういやそうだな
あえて弁護してやるとしたら夕霧に遊びのつもりは全くない
あくまで結婚目当てだったからよかったが
もし落葉が皇女じゃなくて夕霧が正式な結婚ではなく愛人にしたいとか思ってたら
かなりちょいワル

241:愛蔵版名無しさん
09/06/23 20:06:23
夕霧と結婚した落葉が、彼の愛情に段々うちとけてきて
大切な六の君の養育を任されるほど互いに信頼を築き、
しみじみとした、いい夫婦仲になっていく。
一方、喧嘩別れになった雲居の雁と仲直りしていく過程も描く。

正編でやるには長すぎ、宇治編でやるには旧世代が出張りすぎになるんで
はしょっちゃったのかな?原作ではどうなんだろう。
宇治編では夕霧の所は長男の一件といい、玉鬘の子供達といい、旧世代が割りを食いすぎ。
明石中宮も普通のお母さんな感じはいいとしても人物像に魅力がないなあ。


242:愛蔵版名無しさん
09/06/23 20:16:34
>>241
夕霧はあくまでも脇役なのでね・・・
あさきスレではなんでこんなに人気なのか分からんけど。
夕霧が落葉宮を妻にするまでは頑固に言い寄る様子が原作でも描かれているけど、
その後の落葉宮との結婚生活(夕霧と打ち解ける)についてはほとんど触れられていない。
宇治十帖に入ってから夕霧が落葉宮と雲居雁を対等に扱い平等に訪問していたと一文描かれてあるだけで
それ以上に落葉宮の消息を伝えるものはない。
(六の君を落葉宮に預けたというのも一文のみ)
原作では髭黒と結婚した玉鬘も髭黒を嫌いぬいたままだし。
いつの間にか子供ができて玉鬘は髭黒の北の方という地位に安住してはいるものの
髭黒と打ち解けたというのはあさきにしかない。

243:愛蔵版名無しさん
09/06/23 21:07:24
>>237>>238
夕霧は色々と用意周到に見えて間抜けなんだけど
落葉宮を好きになったけど
恋愛経験ほとんどないからどうしていいかわからないし
つい本音ばかり言ってしまうところがかえってほほえましいんだけど
女を褒めたたえたりしないけど、愛情が伝わってくる

244:愛蔵版名無しさん
09/06/23 21:24:28
>>242
どうもありがとう。
あさきは良く描いてくれている方なんだね。
玉鬘の話はあさきの描写がいいね。原作は哀しい。


245:愛蔵版名無しさん
09/06/23 21:29:18
何でいつも語尾が『けど』なんだろう…

246:愛蔵版名無しさん
09/06/23 21:35:05
けど
だし

247:愛蔵版名無しさん
09/06/23 21:44:30
>>237
デリカシーがないんだよね、夕霧って。
だから、雲居の雁とはある意味お似合い。

248:愛蔵版名無しさん
09/06/23 21:46:38
美しく華のある源氏や冷泉、若い公達見た後で
訳のわからんヒゲじじいにレイプされて屋敷に連れてかれたら悲しむわw
玉は入内して冷泉に可愛がられた方が幸せだったかもね
身の程をきちんとわきまえられるし、頭もいいから大丈夫だったんじゃない?

249:愛蔵版名無しさん
09/06/23 21:46:45
夕霧は嫌いだけど葵の上が好きな自分は、夕霧が子供の中で劣っている扱いに
藤壺>明石>葵
という源氏の愛情の差を感じて、勝手に不憫がってた。
あさきでは特に10代頃の姿が美しいので、良かったと思う反面、嫌いなんで複雑だw


250:愛蔵版名無しさん
09/06/23 21:47:51
>>248
それはそうだね。

251:愛蔵版名無しさん
09/06/23 22:12:15
>>242
物語の終わり頃、薫が今上帝の二の宮と結婚したあたりで
チラっとその後の夕霧と落葉宮のやり取りがでてくるよ
自分の父源氏だって内親王を得たのは晩年になってからなのに、薫はあの若さで内親王を得たなんて果報者だ
ましてや自分は誰も許さないあなたを拾ったんだから
みたいな愚痴なのか嫌味なのか言っている
それに対して宮は本当のことだわ、と返す言葉もないというシーン
でもこのやり取りに冷たさや素っ気なさは感じない
自分たちの結婚は誰からも許されなかった、と回想する夫婦だという感じ

252:愛蔵版名無しさん
09/06/23 22:25:26
>>229
あの天下のプレイボーイ光源氏の息子が
真面目な公務員というところが面白い
源氏もすごく喜んでる
源氏は以外と真面目にシングルファザーしていて夕霧の教育に熱心なのがいい

253:愛蔵版名無しさん
09/06/23 23:17:37
>>251
あれは夫婦のほのぼのシーンだと思ってた。
嫌味とかじゃないでしょう。

254:愛蔵版名無しさん
09/06/23 23:45:30
>>239
藤典侍だって自分の家くらいあったでしょ
ずっと宮中にいたわけでもないだろうし
実家は親兄弟もいたろうし
夕霧が藤典侍や子供たちのために屋敷の一つも用意しないはずはないと思う

255:愛蔵版名無しさん
09/06/24 01:32:35
子の教育に熱心なのは桐壷帝→源氏でもそうだったね。
でも既に源氏は7歳の読書始めから神童ぶりを発揮。
琴や笛も上手く、桐壷帝は学問や芸能をますます習わせるんだけど
どれも高レベルの才っていう。

源氏は生まれながらに神がかってる。
(そんな彼にひけをとるまい、と努力して源氏と並び当代一の貴公子と言われる頭中将はマジすごい。
いつも一段落とされて評されるけどさー)

神がかった話は須磨で一段落ぽいね。神に試され、禊をして、以降は
神よりも仏の領分が多くなっていくような。
仏罰を畏れ、仏の加護を有難く思いこそすれ疎かにしないように…と政界で
勢力を伸ばしていく時の諌めにしたり。
それでいて人相見や夢占のお告げは物語の後々まで貫いていく要素だったり。

256:愛蔵版名無しさん
09/06/24 01:48:54
夕霧は雲居雁や藤典侍との間であれだけ子だくさんなのに
落葉宮のとこにはできなかったんだね

257:愛蔵版名無しさん
09/06/24 07:58:30
>>248
それでも玉蔓が冷泉の男の子産んだら、
弘徽殿や秋好は辛いだろうなあ。
女の子ならまだしも。

>>256
夕霧と落葉宮との間に女の子が産まれたら
まっ先に匂宮が狙うだろうなあ。

258:愛蔵版名無しさん
09/06/24 08:18:35 G4daQCsP
>>253
私もそう思う。当時は悲劇だったけど、それを笑って語れるようになったことに
二人が仲良し夫婦として長年連れ添ってきたことがわかり微笑ましかった。

>>256
こればっかりは体質とかの問題もあるからしょうがないね
紫式部が夕霧は子沢山だからこれ以上必要ないかと思って作らなかったのかも
もし女二宮が女子産んだら間違いなく后がねなんだけどね

259:愛蔵版名無しさん
09/06/24 09:11:03
>>254
実家の兄弟は他家に婿入りするのが普通じゃない?
藤典侍は宮中で働いてて、子育ては実家の両親がしてたと思う

260:愛蔵版名無しさん
09/06/24 11:21:37
>>239
女官のトップは朧月夜みたいな尚侍(ないしのかみ)じゃなかったっけ?

典侍(ないしのすけ)はその下の身分だよね。

261:愛蔵版名無しさん
09/06/24 12:06:49
>>260
>事実上の後宮女官トップ

で合ってるんじゃない?バリバリ仕事してるのは典侍で、
名誉職っぽいのが尚侍

262:愛蔵版名無しさん
09/06/24 12:07:48
尚侍(玉鬘)は、実際働いてなくて形ばかりだったから
宮中で仕切っていたのは典侍の方だよ。

263:愛蔵版名無しさん
09/06/24 12:10:43
藤典侍の産んだ三の君は花散里が養育していたし
二郎君も同じ六条院で育てられたのではなかったっけ?

264:愛蔵版名無しさん
09/06/24 12:14:15
夕霧は長女を東宮に入内させているから
藤典侍にいろいろ相談とかしただろうね

265:愛蔵版名無しさん
09/06/24 12:19:11
原文によると六条院に特別に引き取られた三の君と次郎君の話は
とても語り尽せたものではないとのことです、で締められている
まぁ色々あったんだろうな・・・

266:愛蔵版名無しさん
09/06/24 12:37:49
>>256
あまり良い意味に受け取れないような締め方だね。


267:愛蔵版名無しさん
09/06/24 16:18:15
>>265
二人とも藤典侍の子供だし
顔立ちも中味もいいと思うんだけど
二人に何があったのか気になるね
そんなに二人ともパッとした存在には語られてないが

268:愛蔵版名無しさん
09/06/24 17:24:23
色々なエピソードがありすぎて書ききれないも取れるし、
色々あって最終的には不幸になったから語れないとも取れるよね

269:愛蔵版名無しさん
09/06/24 18:50:41
宇治十帖では、夕霧の六の君以外は長男と、玉鬘の娘にふられる三男がでてるよね。
三の君はどこに読めに行ったのだろう(あ、二条東院にいるんだっけ)

270:愛蔵版名無しさん
09/06/24 18:52:59
本によっては、夕霧大君は藤典待の産んだ娘なんだけどね~

271:愛蔵版名無しさん
09/06/24 18:57:37
>>270
写本によって違うみたいだね
与謝野訳では大君は雲居腹になってた

272:愛蔵版名無しさん
09/06/24 19:42:42
それにしても夕霧って子だくさんだよね。
源氏はそれほどでもなかったから母方の遺伝かな。
それともおじい様(桐壺帝)譲り…?

273:愛蔵版名無しさん
09/06/24 20:33:36
おじい様は大勢の女に生ませてあの数だから
(一人一人は1~3人程度)
一人の女に大勢ずつ生ませている夕霧とはまた状況が違う

274:愛蔵版名無しさん
09/06/24 23:15:46
夕霧の次郎君と三の君が幸せになれなかったなら
夕霧も父親として気落ちして
とても六の君の結婚にかまけていられないと思う
でも六の君が22歳という晩婚だったのは
姉君たちが皆片付くまで待たされたからとも考えられる
夕霧は律儀な男だからいくら六の君が一番美しいといっても
姉娘たちを差し置いて六の君だけ可愛がるようなことは絶対するような男ではないし
六の君の結婚が進められたのも姉の三の君がうまく収まったからと考えたい
次郎君は悲恋でもして欲しいな

275:愛蔵版名無しさん
09/06/24 23:22:56
>>272
雲居雁と藤典侍も子供ができやすい体質だったのかもしれない
雲居雁は年子のように次々子供を生まされてる

276:愛蔵版名無しさん
09/06/24 23:29:51
悲恋は、雲居の雁腹の三郎だろ、それで玉鬘に抗議の手紙を書く泉モトヤの母みたいな雲居の雁

277:愛蔵版名無しさん
09/06/24 23:33:11
六の君が晩婚なのは、匂の宮が断りまくってたからだろ。
で、結婚したらガチ好みだったわけで。
夕霧が六の君に、望む限り最高の結婚をさせたかったからだろ。

278:愛蔵版名無しさん
09/06/24 23:44:09
雲居雁はおばさんになっても変わらないね
息子のことで玉鬘に抗議って

279:愛蔵版名無しさん
09/06/24 23:58:46
前のスレでも書かれていたけど雲居の雁は抗議なんてしてないから

なんか自分のアンチキャラのネガティブキャンペーンして印象操作しようしている人がいるね
桐壷更衣・紫上、女三宮・雲居の雁あたり

280:愛蔵版名無しさん
09/06/25 00:22:38
>>279
そもそも、あさきにもそんな描写ないしね

まあ、ネガティブキャンペーンの最たるものは、某蹴鞠と笛の名手に対してだろうけど。
過去スレ読むと、初期の頃は結構、好意的レスが多かったのにね。


281:愛蔵版名無しさん
09/06/25 00:26:15
まあ柏木あたりはネガティブレスも不思議はない気がするけどw

女三宮、雲居雁、頭中将、柏木のネガティブキャンペーンの中心は
一条御息所だろうねw

282:愛蔵版名無しさん
09/06/25 07:57:08
初期のあさきスレとは住人が違うんじゃないかな
 
昔あった女三宮スレもスレ前半は柏木に好意的で三宮と柏木は両想い~みたいな
レスが多かった

283:愛蔵版名無しさん
09/06/25 08:28:10
>>281
またでたよ。まなみこ婆いいかげんにしろよ

284:愛蔵版名無しさん
09/06/25 08:29:05
柏木アンチ=女三宮擁護ってパターンがほとんどなのに
まだ理解してない。頭おかしいのか?

285:愛蔵版名無しさん
09/06/25 08:47:06
最近の柏木アンチは、落葉宮が結婚生活の実情を朱雀院にちくれば、
柏木は社会的制裁を受けるに違いないって主張してたのが殆どだと思うけどw
そんなわけねーべ

286:愛蔵版名無しさん
09/06/25 09:18:09
柏木の話になるといっせいに同じ論調のレスがずーーーっと続く。
強烈アンチとトンデモ意見の奴はいるけど、
とにかく同調者がズラズラ並ぶんだよね。複数人。
変わり映えしない流れなのによく飽きないなあーって思う。

287:愛蔵版名無しさん
09/06/25 09:53:48
三宮の、谷には春も、って歌で源氏に返す場面
うまい歌詠むなー知的になったと感心してたけど
古今か何かにある歌なんだね。。。最近知った

288:愛蔵版名無しさん
09/06/25 09:56:21
源氏の時代なら、読者は古今全部知ってるから、上手に引用した女三宮は
ポイント高いよ

289:愛蔵版名無しさん
09/06/25 10:04:00
柏木アンチ=落葉宮擁護でしょ

290:愛蔵版名無しさん
09/06/25 10:31:41
>>287、288
藤壺が死んだ時の
深草の野辺の桜し心あらば~も古今集だよね。
あの歌、大好きだ

291:愛蔵版名無しさん
09/06/25 11:28:58
自分は「思ふらん心のほどややよいかにまだ見ぬ人の聞きかなやまむ」が好き
歌の引用の仕方が源氏より上手で源氏の歌に対する良い切り返し

292:愛蔵版名無しさん
09/06/25 11:36:43
明石だっけ?
田舎育ちだけど入道?尼君の教育がしっかりしてたんだね

293:愛蔵版名無しさん
09/06/25 14:31:18
田舎育ちっていっても家庭は大臣X宮家の正真正銘の上流階級だからねえ
今だったら元皇族の娘と財閥の息子が結婚して田舎で屋敷構えて住むんでしょ
住む場所かえたくらいで、その家の躾とか教養とかが
突然田舎者と同レベルになるわけないんだから
明石の上流貴族に劣らぬ教養やたしなみって驚くことでもないと思う

294:愛蔵版名無しさん
09/06/25 14:33:36
秋好中宮はなぜ夫の退位後も『中宮』の地位にある?
皇太后に昇進してないのはおかしくないか。
明石姫が中宮になったんだから(一帝二后ではないとはいえ)
二后同時両立ってことになるんじゃない?

295:愛蔵版名無しさん
09/06/25 15:22:52
玉鬘の大君が冷泉院のところに入内したとき
失恋してショックを受けた三郎を観て
雲居の雁が玉鬘に抗議の手紙を送ってるよ(原典みろよな)

296:愛蔵版名無しさん
09/06/25 16:28:39
>>295
雲居の雁の子育てときたら

297:愛蔵版名無しさん
09/06/25 17:55:38
>>290
あの一連のシーンが好きだ(藤壺薨去)
あさきゆめみしの中でもかなりの名シーンだと思う
大和さんも力入れて描いたと思うよ

298:愛蔵版名無しさん
09/06/25 18:03:24
>>281
決めつけすぎじゃない?
一条御息所になるの?
柏木に批判集中は仕方ないこと
一部の三宮、柏木を強制的にロマンスにでっち上げたい高年齢の人たちには面白くないだろうが

299:愛蔵版名無しさん
09/06/25 18:06:08
>>285
なんでそんなわけねーべなのさ?

300:愛蔵版名無しさん
09/06/25 18:16:07
>>282
柏木に好意的で女三宮と両思いって
原作読んでのことかね

301:愛蔵版名無しさん
09/06/25 18:18:00
>>295って>>276に対するレス、という事で良いのかな?
自分は276じゃないけれど、あさきスレなんだから「原典読め」とまでは言わなくても良いんでないかい?
そういう自分も(対訳つきだけど)原典は読んだが、雲居雁の抗議については覚えていないんで偉そうな事は言えないが

302:愛蔵版名無しさん
09/06/25 19:02:59
雲居の雁については前スレで既出

91 名前:愛蔵版名無しさん 投稿日:2009/06/04(木) 15:13 ID:???
>>88
母ちゃんに言いつける前から雲居の雁の方から玉蔓相手に
「うちの息子をお許し下さい」って感じで下手に出た文が出されているよ

玉鬘は異母姉妹の弘徽殿・雲居の雁の双方から事情は違えど
「私達身内よね、大君よろしく」とされていて
どっちを取って断った方には角が立つというどうしようもない状態だった


92 名前:愛蔵版名無しさん 投稿日:2009/06/04(木) 15:29 ID:???
更に今上からも欲しいコールだもんね。
引く手あまただけど、どこにやっても誰かから恨まれる。
身内っていう縁だけに苦しいね。

下手のレター→断ってムカつきレターもらっちゃったんじゃ
夕霧右大臣との縁も切れるっていうか嫁入り以外のことも頼れなくなりそう。
玉鬘家は以降、出世が遅れてるけど息子達に期待するしかないね。


93 名前:愛蔵版名無しさん 投稿日:2009/06/04(木) 15:41 ID:???
いやいや、雲居の雁はムカツキレターを出してはいないよ
息子が不憫でなりませんっていう恨みレターというか母親の愚痴レターというか
とにかく雲居の雁は玉鬘相手には常に下手に出ている
夕霧も夕霧でず~んと沈んだ息子を見て「自分が(玉鬘に)言えば断られることもなかっただろうに」とか言っていたりする

303:愛蔵版名無しさん
09/06/25 19:03:33
>>298
>>281はスレが伸びるといつも自演だといちゃもんつけるアラシだから相手にしないほうがいいよ


304:愛蔵版名無しさん
09/06/25 19:16:58
息子が玉鬘の大君に求婚している時に雲居の雁が出した文
「いと軽びたるほどにはべるめれど、思し許す方もや」

息子が振られて沈んでいるからと玉鬘に送った文
「いとかたはらいたきことにつけて、ほのめかし聞こゆるも、世にかたくなしき闇の惑ひになむ。
思し知る方もあらば、推し量りて、なほ慰めさせたまへ」

玉鬘大君が冷泉院に出仕する時に送った文
「あやしう、うつし心もなきやうなる人のありさまを、見たまへ扱ふほどに、承りとどむることもなかりけるを、
おどろかさせたまはぬも、うとうとしくなむ」

最後のがちょっと恨みがましいくらいで別に抗議はしていないね
あとこの文と一緒に装束などをたくさん贈っていたりする
前二つなんて完全に雲居の雁が下手に出て玉鬘にお伺いを立てている感じだ

305:愛蔵版名無しさん
09/06/25 19:20:48
寝取られとか強姦とか輪姦とかは、
いかに取り繕ったとしても”完全悪”
当事者も気分悪いし、後々の評価も最悪なものになる

例外はない。

306:愛蔵版名無しさん
09/06/25 19:27:39
花の慶次の世界では夜這いは一般的な求愛行為だったが
あくまで女の同意が必要で女がいやだと言えば男は大人しく引き下がるというルールがあった
女の方でも相手の男が気に入れば受け入れ
そうしているうちに自分にあった男を選ぶ自由があったとある

平安貴族の夜這いはかぶき者以下

307:愛蔵版名無しさん
09/06/25 20:12:49
>>294
明石中宮が立后してからは秋好中宮は秋好皇太后となるはずだね。
順番からいえば。
原文では秋好を「后の宮」とだけ呼んで皇太后とは記してないけど
普通に考えれば皇太后だろう。
秋好は女院にはならなかったみたいだね。
藤壺は中宮から女院になったけど。

308:愛蔵版名無しさん
09/06/25 20:20:11
>>300
息子の薫は成人後、弁の君から実父柏木が母女三宮に宛てた手紙を見せられて
柏木が女三宮とその間に生まれた薫をいかに愛していたかを知る。
このスレはそういう情緒がないんだよなあ。
弁の君が何十年も主人柏木の死を悔やみ、手紙とともに秘密を守りぬいていたことを思えば
柏木と女三宮の周囲は敵だらけだったわけでもないしさ。

309:愛蔵版名無しさん
09/06/25 20:44:04
*あさきから離れるので、必要ない人はスルーでお願い*
URLリンク(www.geocities.jp)
URLリンク(www.sainet.or.jp)
前に、"雲居の雁は息子に泣きつかれて、玉鬘に抗議のレターを送ったのでは?"
と書いて、丁寧に訂正を頂いた者です。
原文に忠実な訳文を読んでみたらやはり訂正して下さった人の言う通り。
雲居は玉鬘に終始下でに出ていて、夕霧もあの時もうちょっと自分から玉鬘に言ってたら…
と悔やんでいる。↓あらましはこんな感じ。

第一章・第三段に、雲居→玉鬘にしばしば手紙を送ってて、夕霧も
>「とても軽い身分でございますが、お許しいただける点もございましょうか」
と、言い添えている。

第三章・第一段
冷泉からも毎日手紙がくるし、こきでん女御からも参院を言ってきたので受けることに。
玉鬘の大君が冷泉に参院する準備が行われているのを知った蔵人の少将は
>悶え死ぬほど思いつめて、母北の方(雲居)をお責め申したので、聞くのもお困りになって、
>「とても恥ずかしいことですが、お耳に入れますのも、まことに愚かな親心でございます。
>ご同情下さるならば、ご推察いただき、やはり安心させてやって下さい」
>などと、不憫でならないように申し上げなさる

第三章・第三段
冒頭に、落ち込んでいる蔵人の少将を見て涙ぐんでいる雲居、後悔している夕霧の様子。
同章・第四段
雲居→玉鬘への手紙:ちょっと恨めしく思ってるけれど穏やかな文面。
(強く抗議してるわけじゃなく、やはり下でに出ている)
雲居も玉鬘も辛いところだ。

310:愛蔵版名無しさん
09/06/25 20:48:22
>>274
夕霧が六の君を婚活のために六条院に移した時期はかなり早いよ。
おそらくは六の君が十代半ばぐらい。
美貌の六の君を六条院に移せば
匂宮か薫がたちまち求婚してくると踏んでいた。
だけど、どちらも一向に六の君に求婚してこない。
六の君の結婚が遅れたのは婿候補と踏んでいた匂宮や薫が
ほかの姫君に浮かれていたためで
姉の三の君が片付くのを待っていたためではない。
夕霧が三の君の婿探しをしている様子もないし、独身でいくんじゃないの?
夕霧が本気を出したら夕霧の息女との結婚を断れる貴族なんていないじゃん。

311:愛蔵版名無しさん
09/06/25 20:55:56
>>308
そう言われても、自分の奥さんに落葉なんてあだ名つけるような柏木に
好意的に見ることは今後とも一切できない
女三宮への思いは思いで勝手に思えばいいし、我が子のことだってそれは気になるだろうさ
だったら知られた以上はケジメをつけて源氏に土下座するなり
宮廷去るなり僧になるなりの覚悟はあったのかというと一切ない
それでいて自分は逃げていて愛だのなんだの卑怯なだけだし
女房もいきなり三宮の寝室に男引き入れたような下品さだかし
そんな人物たちに情緒なんて感じないなあ

312:愛蔵版名無しさん
09/06/25 20:58:11
>>311
なまみこ婆からのレスはいらないってw
一日中どんな時間にも現われるどんだけ暇な主婦なんだ
ID出たら本当にスレの半分同じ人じゃないの?

313:愛蔵版名無しさん
09/06/25 20:59:59
>>310
結果オーライで匂宮は六の君が気に入ってしまったし
匂宮は薫と違って頼まれたのだから引き受けよう、という情け深いところある
全体的に薫よりお育ちの良さを感じるね

314:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:01:57
>>312
試しにID見てみたら?
世の中には物の道理弁えてる人も多いんだよ

315:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:06:02
100歩譲って、まだ三宮のほうも柏木を憎からず思っていて申し訳ないと気を揉んでいた、とかなら手引きもまだ心情は理解できる。
(肯定はしないけど、主人の苦悩を共有してきてつい、というなら)
三宮の場合、柏木のことなんて全く気にもしてないし、寄越した文だって覚えてもない。
「チラ見しちゃったぜゲヘヘ」というキモすぎるストーキング文だけは印象に残ってたくらい。
それをいきなり寝室に通すって、何が無体なことするなだ。やっちまえと言ってるようなものだ。


316:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:07:49
柏木という名前自体、柏木が疎んじていた妻の落葉宮の夫を偲んだ歌からとったもの
自分は結構な名前を妻からつけて貰ったのに
その妻に対してなんと酷い歌を送ったことか

317:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:12:06
柏木と三宮がお互いの配偶者に申し訳ないという気持ちが少しでもあれば
この二人に同情できる面もあったんだけど

318:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:14:04
連投は5回までだよ。
止まったね。連投。

319:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:15:10
柏木はもとより、三宮も申し訳ないという気はなかったね・・・。
「知られたら恐ろしい」とは言ってるけど、「殿、申し訳ありません」とは一回も言ってない。
そこがお子ちゃまといえはそうなんだろうけど。

320:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:15:45
あまりに柏木も三宮も幼稚すぎるとはいえる

321:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:17:55
三宮を精神的に子供のままとしたあさきは正しいと思う

322:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:20:36
柏木も三宮も高貴さや高潔さといったものがない
だから庶民受けすると思う
親しみやすいから贔屓しちゃう感覚

323:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:20:40
ずっと連投してて楽しいのかな?
全く同じ文体でいつもと同じ内容の話繰り返してて
みんな飽きてるって。
朝まで誰もレスがつかなかったら連投婆気が狂ってそうw
連投だけが生きがい。
5回連続レスして連投書き込めませんでレスがつくのを一日中待つ。


324:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:23:24
>>323
連投じゃないことよくわかってるのに

325:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:27:38
柏木の弟の紅梅ってあさきだとパッとしないルックスだけど
その名前のついた帖があったりして柏木亡き後活躍するんだね

326:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:28:11
>>324
みんな連投分かってるって。
普通はレスすれば反対意見がつくのに、
君の場合5回連続で全く同じ文体、同じ思考回路で
賛成意見つけるでしょ。
前にも同じ文章投稿してるのにさ。
んなことあるわけない。
日本史板でも身にしみたでしょ。


327:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:32:01
源氏なんて置いておくのさえおぞましいとばかりに
すぐ燃やしてしまった柏木の手紙を
大事に持ってた古女房は、自分が女主人の寝室に引き入れた男の手紙だから
捨てられなかったんじゃないの?
薫はアタシが作ったようなもんよ、という一種の満足感
下品な女だから一連のせいで様々な人間を悲しませた罪深い手紙という意識はこの女にはない

328:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:34:10
>>326
時間同じレスあるし
だからID見てから言ったら?

329:愛蔵版名無しさん
09/06/25 21:38:19
小侍従に品格があったら秘密は墓場まで持っていっただろう
もとより品行方正な女房だったらいきなり若い男を女主人の寝床に入れるなんてありえないが

330:愛蔵版名無しさん
09/06/25 22:17:30
女房を手懐けて女主人の寝所に忍び込むのは、源氏物語が書かれた時代にはよくあったことだよ
男が妻問いする時に「将を射んとすればまず馬を射よ」とばかりに女房を手懐けることも多かった
源氏物語でも藤壷の女房然り、玉鬘の女房然り・・・別に小侍従だけが特別品格ないわけじゃない

>>327
若い男に妻を寝取られた源氏と、柏木の乳母子の弁の君じゃそもそも柏木への思い入れが全く違う
当然柏木が残した手紙に対する思い入れも全く違う
立場の全く違う二人を同列に語る方がおかしいよ

331:愛蔵版名無しさん
09/06/25 22:21:42
>>329
小侍従は別にばらしていないのでは?
手紙をずっと持っていたのは別の女官(弁の君)だよ。
秘密を知っていたのは当事者の他に源氏とこの2人のみ。

332:愛蔵版名無しさん
09/06/25 22:23:52
源氏は明石の女御の局をなぜ桐壺にしたのかな?
清涼殿に近い弘き殿や藤壺にしなかったのはなぜだろう。どなたか教えて下さいませ。

333:愛蔵版名無しさん
09/06/25 22:26:57
荒れると面倒だからsageやめれば?
上がっても荒らされるスレじゃなさそうだし
寧ろスレ住人の中に荒らしまがいのことをしている人がいるからタチ悪い


334:愛蔵版名無しさん
09/06/25 22:31:48
夕霧は落葉宮と勝手に結婚を決めた後
一条邸の寝殿の南向きの対の間を自分の自室にしてしまうんだよね
これはこの家の主人は自分だから、ということなのかな?

335:愛蔵版名無しさん
09/06/25 22:38:31
落葉宮が母親亡くしてまだ別荘で悲しみに沈んでるのに
夕霧はその間にせっせと一条邸を修繕して
主人顔で落葉宮を強引に小野から迎えるんだから
反発食らうよね

336:愛蔵版名無しさん
09/06/25 22:43:21
>>332
藤壷はそもそも東宮妃の入る舎じゃないから
清涼殿は帝のおわすところであって、清涼殿に東宮はいない

337:愛蔵版名無しさん
09/06/25 22:44:58
処女を求めるようになったのは明治以後、実際には戦後なんだよな
キリスト教西欧文明が入ってきてからの話で、古来日本は純血には何の価値もなかった
田舎の方だと、村の男子は13歳になると近所のオバサンや後家さんに筆下ろししてもらうのが当たり前だったし、
女子も近所のオジサンに頼んで女として一人前にして貰うのがふつうにあった
そうして初めて、村の若衆の集まりに参加して一人前と認めてもらえ、夜這いにも参加できる資格を得られる
夜這いは、陰毛が生えてない児童や生理が来ていない生娘や妊娠中の人を覗けば、ほぼ無条件に対象となった
生まれた子供が誰の子供かわからなくても、子供は村の財産としてみんなで選んだ夫婦が自分の子供として育てた

性犯罪が増えたのは、セックスの知識は教えるのにセックスしてはいけませんという大人の勝手な論理にある
じゃあセックスを禁止された中高生や、パートナーのいない性的弱者はどうすればいいのかと?
男なら年齢詐称して風俗行けば中学生でも女は買えるけど、女性はソープやヘルスのようなものが一般的にはない
女にも性欲があると言う事実を封じ込めたのも、キリスト教西欧文明なんだよね

童貞や処女なんてものは何の価値もないし。西洋の処女信仰なんて糞喰らえだよ!!!!!
大事なことは、「SEXによってどのような心の変化が起きたか?」だからね
(だから・・・・・・・・しっかりした大人に抱いてもらう筆下ろしや水揚げのような慣習が根付いたわけで)


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