09/05/06 14:59:26
>>724
原典では女三宮が入ったのは西の対(第一の対、第二の対があった)。
太上天皇(上皇待遇)である夫の源氏のほうが上とみなされて、
源氏が寝殿に住んでいたんじゃなかったっけ?
秋好中宮は何と言っても帝の中宮なのだから、
天皇、上皇、皇太子、太皇太后、皇太后に続いて偉いです。
六条院内では源氏に次いで高位の方なのだから、当然、寝殿が必要。
紫上なんて、目じゃないです。
原典では、秋好中宮が源氏との婚約が決まった女三宮の裳儀のときに装束と櫛を贈っているね。
「あさき」では六条院の女たちは誰もが理想のヒロイン紫上の味方をして
朱雀院の後見だけが頼りの正室女三宮をつまはじきにしていたような印象を受けるけど、
結構好意的に接しているんだよね。