09/05/05 20:38:33
>>694
女官程度でなければ姉妹を同時期に寝所に侍らせて寵愛するというのがないだけで。
姉が死んだり出家してから妹を、というのは十分あるよ。
内親王であってもね。
紫式部の仕えた中宮彰子の曾祖父に当たる左大臣藤原師輔がやってる。
師輔はときの村上天皇の異母姉に当たる勤子内親王を密通という形で妻にする。
しかし、勤子内親王との結婚継続期間中に、勤子内親王と同居していた
その同母妹雅子内親王ともできていたようで、
勤子内親王が没するとすぐ、今度はその同母妹雅子内親王を妻にしている。
雅子内親王もまた師輔より先に没したので、師輔はその後、
先妻勤子内親王、雅子内親王の異母妹で、ときの村上天皇の同母姉であり、
一品宮准三后という高位にあった康子内親王をまたもや密通で妻にした。
よって、師輔は姉妹の内親王を3人も妻にめとっている。
紫式部の時代にはこんなことは十分あったということ。