09/05/03 12:25:01
いや、六条の狂気は、知的で優雅で自立していたはずの筈の大人の女が若い男との恋で何もかも狂ってしまったところにあると思う。
(細かい原作の表現は知らん。あくまであさきの話)
源氏だって、あの人を妻とするのに何の不満があろうか(でも重いし飽きたけど)といってた。
六条が見せ掛けだけの知性を振りかざす中身が愚かな女だったらああいうドロドロではなかった。
離れていく男に苦しみながら取りすがることすら出来ない自分の立場をよく理解してたからこそ、心の膿が生霊になって出てしまったというか。