09/04/28 22:57:51
>>419
若紫の存在がどの程度認知されていたかという話をしているんだよ。
兄の脇腹の姫が北山に放置されているのを藤壺は知っていたか?
知らなかったと思うんだがなあ。
紫上はその程度の存在だった。
藤壺は当然知っていた、だけど兵部卿宮がなんとかするべきだから
私は他人だと思っていた、って、それはどうかなあ。
藤壺は里帰りのたびに兄兵部卿宮の屋敷に滞在している。
当然、兵部卿宮の正室や正室の産んだ甥や姪たちとは身近に接していたのだし。
藤壺は兄脇腹の娘紫上とは生涯一度も会わなかったけどね。