**あさきゆめみし 第十八帖**at RCOMIC
**あさきゆめみし 第十八帖** - 暇つぶし2ch306:愛蔵版名無しさん
09/04/25 20:02:53
>>302>>304
六条御息所は大臣の娘であるというだけではなく、
亡き東宮の遺産もあっただろうから、生活に困るようには思えない。
源氏なんかも須磨に下るときには一の人紫上に荘園の権利を渡している。
(須磨から戻ってきたら源氏に戻されたために紫上は経済基盤がなかったけど)
亡き東宮の正妃で、亡き東宮の一人娘であった秋好中宮を養育していた六条御息所は、
当然、亡き東宮の荘園なり、屋敷なりを譲り受ける権利を有していたと思われる。
桐壺帝も亡き東宮は特に親しい同母弟だったから、
義妹の六条御息所のことは何かと気にかけていたしね。
(源氏が六条御息所を軽々しく愛人のように扱うのを見て、
私の弟が丁重に遇した最愛の女性に対してお前はなんという扱いをするのだ、と源氏を諫めている)
秋好中宮が里第にしていた六条院の秋の町は、建物を建てたのは養父源氏だけど、
もともと六条御息所の屋敷があった場所。
六条御息所は相当立派な屋敷に住んでいたみたいだし、
生活苦で男に抱かれる~なんてことはなかったと思う。
この時代、女性の結婚は里の力が左右した。
その点、日の出の勢いの源氏は、
六条御息所が残していく娘を託すには最的な養親だったろうけどね。
もともと六条御息所は桐壺帝が目をかけていたんだし(義妹という意味でね)
恋愛云々おいといても源氏が遺児を世話しても不思議はなかった、ということで。


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