09/04/15 12:27:44
後見人がいないと血筋がよくても天皇になれないね
一条天皇の后腹(中宮定子)の第一皇子なんて、
父親から溺愛され中宮彰子に養育されていたけど
道長に邪険にされたあげく若死にしたし
51:愛蔵版名無しさん
09/04/15 20:56:37 buie11zQ
>>50 この人のエピソードも光源氏のモデルとなっているらしいね定子中宮は美人でそれに似ていたというし
52:愛蔵版名無しさん
09/04/16 20:49:41 giSBUYdk
定子様は最後まで帝に愛されていました。
53:愛蔵版名無しさん
09/04/16 21:19:56
庚申の夜に頓死したのは誰だっけ?
スレチかw
54:愛蔵版名無しさん
09/04/16 21:43:26
藤壷のモデルは中宮定子とされている
紫式部はライバルの清小納言の事は悪口いいまくりだったが
清小納言が仕えていた中宮定子の事は素晴らしい女性だったと認めている
55:愛蔵版名無しさん
09/04/16 21:53:52
↑へえ、そうだったのか。
枕草子も結構好きなので大和先生漫画にしないかな。定子は藤壺顔でお願い。
56:愛蔵版名無しさん
09/04/16 22:10:06
藤壺が一番好きだったなぁ
富も名誉も地位も極めた女人なのに(もちろん才色兼備だし)
ただ一度の恋さえも叶わなかった
強さもあったってことかな
57:愛蔵版名無しさん
09/04/16 22:31:52
>>56
こんな恵まれた人でもままならないことがあったり
叶わないままはかなく終わる人生もあるんだなーって思ったな。
冷泉を授かったのはまあ幸せだったかもしれないけど
帝を裏切って、何もかもが秘密で・・・と
源氏との恋は辛いことが多すぎたし
人が思うほど思うがままの人生ではなかったよね。
58:愛蔵版名無しさん
09/04/16 22:43:13
藤壺ほど恵まれた女人は他にいないだろう
帝の内親王としてこの上なく高貴な身分に生まれ、中宮・女院となり、
人としてこの世の栄華を極めた
母としても幸せだった
源氏と2度ほどやったにせよ、子供を産み育っていくのを見守ることができた
子供が欲しくてもできない不妊症夫婦から見れば、この上なく羨ましい限りだ
女としても十分に幸せだった
源氏とは相思相愛で、夫婦のように愛を交わすことは難しくてもお互いの思いは通じ合っていた
ゲスなことを言えば、
夜の生活も桐壺帝(や源氏)に愛されて、毎晩避妊なしで10年間生だったんだから気持ちよかっただろう
紫の上の方がよっぽど不幸だよ。
59:愛蔵版名無しさん
09/04/16 22:49:46
>>58
夜の生活でいえば
桐壺帝が源氏にかわっただけで
紫もおんなじなんじゃまいか?
どっちがいいのかは知らんけど・・・
60:愛蔵版名無しさん
09/04/16 23:49:49
>>57
周りを憚った上での会話とはいえ源氏と言葉を交わしながら最期の時を
迎えることができたのは幸せだったかも…でも悲しいね
61:愛蔵版名無しさん
09/04/16 23:51:47
藤壺は源氏物語一の悪女となっているが
この世では上手く逃れても源氏、六条御息所と同じく地獄に堕ちた
生まれがいいだけで崇める人がいるだろうがね
62:愛蔵版名無しさん
09/04/16 23:59:35
容姿はモデルにしても
中味は全く別だし
定子は年下の旦那で道長にイジメられ追われて生まれた子も悲劇だった
不倫してのうのうと生きた藤壺なんかと一緒にしないで欲しいよ
紫式部も彰子に仕えたしね定子はライバル方だった
63:愛蔵版名無しさん
09/04/17 00:13:32
>>60
それでも、源氏との恋がなければ藤壺は
究極の喜びも悲しみも知ることがなかったんじゃないかなあ。
結局源氏の子しかなしてないから、あの逢瀬がなければ
子供もいない人生だったし。
帝の寵愛を受けてただおっとりと優雅に生涯暮らす、
それもまた深窓の姫らしい生き方だけど。
64:愛蔵版名無しさん
09/04/17 00:36:57
>>62
鬼女板のようなご意見ですな…
65:愛蔵版名無しさん
09/04/17 01:03:06
>>58
>毎晩避妊なしで10年間生だったんだから気持ちよい
んなら不妊で良かったじゃないw
66:愛蔵版名無しさん
09/04/17 01:28:19
>>63
それ重要な指摘だぞ!
源氏のの密通が無かったら藤壺は中宮になることも無かった
すべては密通のおかげ!
67:愛蔵版名無しさん
09/04/17 07:07:24
>>61
ところがね、前スレに貼られていた地獄絵図の中で
藤壷だけは何の責めも受けてなくて髪も着物も乱さず涼しい顔で中央に座ってたよw
責めを受けてないように見えてて実は辛い詮議の真っ最中だったのかもしれんけど
周りでのた打ち回ってた女君達よりはヨユーな感じでした。
68:愛蔵版名無しさん
09/04/17 07:59:55
>>53
道長や東三条院の姉で超子じゃなかったかな?三条帝の生母
69:愛蔵版名無しさん
09/04/17 10:04:32
>>62 桐壺更衣のモデルが定子だといわれてるんじゃなかったっけ?
兄の失脚後は「いとやんごとなききわ」ではなくなった定子を帝が一身に寵愛し続けたことで
世間の非難を浴びライバル側の人間にいじめられたというところが更衣とそっくりだから
ということらしい。
更衣の場合は身内の失脚のほうが先だが失脚がなければ伯父の大臣の養女にでもなって
女御になってときめいていたかもしれないし。伯父に娘はいないようだからね。
70:愛蔵版名無しさん
09/04/17 10:06:09
>>61
源氏が地獄に堕ちた描写はないと思うんだけど
71:愛蔵版名無しさん
09/04/17 13:43:14
>>68
トンクス
そっか超子だっけ?
栄華の最中に死んでしまった高貴な人がいたなぁ、と思い出してさ
実際は心不全か何かなんだろうけどね
心不全で思い出すのは何故か夕顔だ
源氏があんな怖いところに連れていくからw
72:愛蔵版名無しさん
09/04/17 14:45:38
源氏は結核
髭黒は脳卒中
朱雀は心不全
死因はこうかな?
73:愛蔵版名無しさん
09/04/17 16:52:20
渡辺淳一説だと
前坊は六条に精力吸われて衰弱死
74:愛蔵版名無しさん
09/04/17 17:13:14
しかし前坊は妻は六条しかいないのかな。兄の桐壺帝にはあんなに大勢の妻がいるのに。
源氏が結婚したとき朱雀の母が「左大臣の姫は我が子東宮の妃にと申し入れ云々…。」っていってたが
源氏が結婚した時まだ六条の夫は生きているはずなんだけどね。
六条が16才(7歳年下の源氏はその時9才)で結婚して
20才(源氏13才。結婚したのは12才)で先立たれた。
桐壺の巻と六条の登場とどちらが先に書かれたのか知らないが影が薄すぎ。
75:愛蔵版名無しさん
09/04/17 17:55:03
巻は順を追って書かれたものじゃないから
矛盾まではいかないけど、片付けられちゃってる感があるね>前坊
76:愛蔵版名無しさん
09/04/17 20:17:51
まぁ桐壷帝だって最初から女御・更衣を山のように抱えていたわけでもないし、
まだ若いんなら妻が六条一人しかいなくても不思議じゃないかも。
あと権勢著しい右大臣家の弘徽殿が桐壷帝の皇子を産んだから、
中継ぎ程度の東宮と軽んじられて誰も姫を入れようとしなかったとか。
77:愛蔵版名無しさん
09/04/17 20:37:48
源氏より三つ年上の朱雀が七歳の時に立坊してるから、
この時点で東宮の地位は空席にだったはずなんだよね
自主的に東宮を辞退したとか廃太子にされた訳でもなさそうだし、
作者の後付け設定っぽい感じがする>前坊
78:愛蔵版名無しさん
09/04/17 21:30:44 5/QVlfPP
作者が宮廷をよく知らない女だっただけ
79:愛蔵版名無しさん
09/04/18 11:46:49
勝ち組
明石 占い通り子孫が栄華を極めて繁栄していく
藤壷 源氏に永遠に思われることとなり勝ち逃げ
三ノ宮 色々な意味で源氏を苦悶させる原因を作った
朧月夜 自分のしたいように生きて勝ち組
空蝉 源氏を拒んで後に出家 源氏に養われる
橘 そういうこととは一切無縁 よって勝ち組
末摘花 ・・・・・・永遠にきっと勝ち組
(番外)
横川の僧都 冷泉帝に秘密をカミングアウト 人に苦悶を押し付け自らは逃れる
惟光 源氏の腰巾着でいつの間にか出世
負け組
紫 負け組筆頭はこの人だと思う 不幸すぎる
六条 多く愛した方が負け 自らも惨敗宣言
夕顔 源氏に関わったばかりに殺されました
総体的に源氏を拒んだ人は勝ち組ってことですか
80:愛蔵版名無しさん
09/04/18 12:10:36
>>77
まあ後付けしたから矛盾が出たんだろうけど、
病弱のために辞退(辞任?)したって可能性も
なくもないのでは…
81:愛蔵版名無しさん
09/04/18 12:15:07
>>79
ちょw惟光www
葵の上が抜けてるけど私的には負け組かな
幸せを目前にして亡くなったから
82:愛蔵版名無しさん
09/04/18 13:10:58
申し分のない両親の愛情と後見、子供と紫が得られなかったものを持っている>葵
葵が早世しなければ、紫も最初から勘違いせずに済んだから、幸せだったかも。
83:愛蔵版名無しさん
09/04/18 13:19:28
そうだね~
紫の上も葵の上が生きていたらもっともっと苦しい立場だったかもね
でもそうなると女三の宮降嫁もなかったということになる
84:愛蔵版名無しさん
09/04/18 13:34:32
葵が生きてたら源氏の女遊びは
ある程度止まってたかなあ?
最後は和解して夫婦としてやり直せ
そうな二人だったし
なんといっても葵は美形で申し分ない姫だし
藤壺のことは別格としても
朧月夜とかに手を出す理由はなくなる気がする。
85:愛蔵版名無しさん
09/04/18 13:36:19
紫上は子どもに恵まれなかったし身の程を考えさせられることが
多かったけど源氏に一番愛されたから勝ち組
86:愛蔵版名無しさん
09/04/18 13:44:15
>>83
葵の生死は三宮降嫁とは関係ないでしょ。
葵が生きていたら紫の立場に葵がなってただけって違いで
ただ葵は源氏のほかの夫人と違って当時当たり前だった通い婚形式で
源氏の自宅に同居せず、別居だったから
紫のように気を使うことはなかっただろうけどね
87:愛蔵版名無しさん
09/04/18 13:51:52
明石は正直勝ち組とはどうしても思えない
勝ち組は念願かなって一族再興を叶えた明石入道で
明石は父の野心のために子供奪われるという悲哀味わって
孫まで結局とられたような形だもんね
経済的には安定してるし世間から羨ましがられる立場だろうけど
到底幸せとは程遠いでしょ。
皇后美智子様が表面上は平民から皇后へと大出世したけど、その裏じゃ苦労だらけの辛酸なめまくる人生送ったのと同じだよ。
それでも美智子様は苦労はしたけど公けに認められた存在で
最終的には立后して実家の家族ともども報われた形だけど
明石は最後まで日陰の身だものね。
もうすでに彼女が明石中宮の実母だってのは世間もしってるんだから
例えば五位くらいの地位与えて、公けの存在にしてやればにそれなり報われるだろうけど
終生ただの女房扱いみたいで気の毒。天皇の乳母とかだって三位とか位もらって世間的に認められる時代なのに
88:愛蔵版名無しさん
09/04/18 14:10:53
>>86
葵が正妻という立場で生きていたらどうかな
朱雀帝もさすがに源氏のところへは嫁にやらないと思う
色々と苦労も多いだろうし葵の家は財も権もある左大臣家だからね
何といっても朱雀帝は右大臣家腹だもん
まあ、娘と思って面倒みてやって下さい・・・くらいに後見は頼んだかもしれないけど
>>87
明石はある時期からそういったしがらみから一線おいた場所に
自分はいたから楽だったと思う
源氏に関していえばね
明石一門は勝ち組だけど個々でいえばそうかもね
一族を繁栄に導いた人なのに
89:愛蔵版名無しさん
09/04/18 14:22:25
葵亡き後、きちんとした正妻がいなかったから、源氏へ降嫁になったから、
葵が生きていたら、三宮の降嫁はなかっただろうね。
90:愛蔵版名無しさん
09/04/18 14:32:56
朱雀院は雲居雁に遠慮したくらいだからね
葵がいたら女三宮と源氏の結婚はなかったでしょう
91:愛蔵版名無しさん
09/04/18 16:00:58
>>87 薫が明石を中宮の実母と知らなかったくらいだからね。
表立った地位は与えられていないんだろうね。
「紫の上様と中宮様は似てますか」みたいな意味の質問を薫が匂宮にして
匂宮は「紫の上様とは血がつながっていない」とだけ答えて明石の上の娘だとは
言わないしね。
92:愛蔵版名無しさん
09/04/18 16:51:10
葵は源氏がいなければもっと栄華を極めていたのでは…。
父左大臣、母は正室・后腹内親王の生れで身分も申し分ないし
予定どうり朱雀帝に入内して親王を産んでいれば
中宮・国母になれる可能性も充分高かったんだよな。
93:愛蔵版名無しさん
09/04/18 17:19:25
生霊にとり憑かれることもなかっただろうしね。
94:愛蔵版名無しさん
09/04/18 17:34:06
>>92
つーか、源氏がいても普通に朱雀に入内させてやれよと思う
朱雀なら優しいから葵とも上手くいきそうだし
95:愛蔵版名無しさん
09/04/18 17:41:20
>>94
臣下に下った息子に
せめて左大臣家という強力な後ろ盾を与えたかった
とか?
96:愛蔵版名無しさん
09/04/18 18:06:06
葵と源氏、亡くなる直前は分かり合えてたように見えたけど
生きてたらやっぱり喧嘩が多くて他の女に逃げそう
それか子供をバカスカ産んで夕霧と雲居みたいになってたかもw
97:愛蔵版名無しさん
09/04/18 19:00:01
寧ろそれまでが壮絶すぎた夫婦仲だったから上手くいってたかもよ
葵の育ち方が入内バージョンだったから目に余ることが多かったのかと
>>95
そうだね
表だって堂々と出来ない状況だったと思う>桐壷
何かと右大臣側が煩そう
元服するまでは手元に置いて可愛がれるけど
それだって喧しく言われてた
98:愛蔵版名無しさん
09/04/18 19:54:05
>>96
子供バカスカ産んでいたら、それこそ一番の勝ち組になるな、葵上。
明石と違って身分も血筋も申し分ないし、娘が生まれたら即入内候補だろうし。
でも、何故か冷泉には娘を入内させないとか言われそうでもあるがw
葵上が存命で子供バンバン産みまくっていたら、
紫上も自分は源氏を彩る愛人の一人、その中の一番と弁えて苦悩もなかったかもね。
99:愛蔵版名無しさん
09/04/18 21:59:34
帝が寵愛の子供を手元で可愛がれる期間って皇子なら元服までで
姫宮なら嫁入りまでか自分が出家するまで?
100:愛蔵版名無しさん
09/04/18 23:07:58
藤壺の血筋の紫上への源氏の愛情は深いだろうから
葵上VS紫上=弘徽殿VS桐壺更衣みたいになりそう
101:愛蔵版名無しさん
09/04/18 23:15:43
>>100
でも紫は子無しだから、葵もそんなに気にしないんじゃないかな
102:愛蔵版名無しさん
09/04/18 23:21:43
葵が元気で子沢山だった場合
紫誘拐はあるとしても
空蝉とか夕顔エピはたぶんなかったよね~
103:愛蔵版名無しさん
09/04/18 23:39:52
空蝉や夕顔は軽い浮気だから、あるんじゃない?
朧月夜と明石エピはなかったかもだけど
104:愛蔵版名無しさん
09/04/19 00:00:04
>>98 冷泉の場合は娘を入内させなくてもすでに後見人なんだからそれよりもその権勢を
次代につなぐためには東宮に入内させるほうが得策だとか何とかで世間は納得するかな?
105:愛蔵版名無しさん
09/04/19 00:06:09
れっきとした正妻の葵上にしてみれば、後見も禄にない囲われるだけの子無しの愛人なんてどうでも良いだろうしなぁ・・・
あと正妻がいれば紫上だってちゃんと弁えるだろうし、そこらの慎みもあるのが紫上。
源氏だって葵上を蔑ろにしてまで紫上に入れ込むこともないだろうしね。
紫上は葵上亡き後の源氏の正妻格だから世間からそこそこ認められていたのであって、
正妻の葵上が存命なら数ある愛人、それも兵部卿の脇腹(認知されてない)の姫?でしかない。
106:愛蔵版名無しさん
09/04/19 00:09:34
>>104
六条の忘れ形見の秋好の後見を~とか言って冷泉に入内
養女の秋好がいるから実娘は入内させない、で言い訳は通るかも
葵も世間も、過去の葵VS六条のことがあるから、秋好を立てると言えば納得しそう
107:愛蔵版名無しさん
09/04/19 00:26:53
>>103
でもさーあの頃の源氏は
藤壺のことで思いつめて、しかも葵は
冷たいし悶々としててそのウサ晴らし
って感じだったしー。
「むしゃくしゃしてやった。(別に後悔はしていない)」みたいな・・・w
だけど葵と円満だったらそこそこ発散はできてたような気がするんだ~
108:愛蔵版名無しさん
09/04/19 00:31:47
当時は、異母兄妹の結婚はタブーじゃないし、葵に姫が誕生していたら
冷泉に入内していたんじゃない?
109:愛蔵版名無しさん
09/04/19 00:32:53
>>108
いや、タブーだし
110:愛蔵版名無しさん
09/04/19 00:35:42
葵と円満だったらっていうのは紫上に子どもができてたらっていうぐらい
無意味だと思うんだけど
111:愛蔵版名無しさん
09/04/19 01:10:47
葵とうまくいってたら、源氏はフラフラしなかったかも知れないな
客観的に見ても、葵ってスペックめちゃくちゃ高いよね
源氏の妻や妾の中でも抜きんでてる
112:愛蔵版名無しさん
09/04/19 01:47:29
>>111
うん。もし葵がツンデレ姫じゃなくて
最初から仲良くしてくれてたら
源氏の藤壺への想いもあれほど
募らなかったんじゃまいか?とさえ思えた。
あのとき源氏はまだ幼かったし、目の前に
別の幸せさえあれば、藤壺への気持ちは
あくまで「母恋しさ」みたいなもので成長する
につれ消化できたんじゃないかと・・・
113:愛蔵版名無しさん
09/04/19 04:14:09
となると、元凶は葵ですねwww
114:愛蔵版名無しさん
09/04/19 08:38:08
まあそれでも「恋してはならぬ人を追う心癖」「危険な方へ惹かれるタイプ」
な源氏ですから葵さんと上手く行ってても
冒険心は無くならないのでは?数が少なくなるだろうと思うけど。
115:愛蔵版名無しさん
09/04/19 08:50:43
源氏の理想の根底には藤壷があるから
例え葵と上手くいってたとしてもフラフラするでしょ
紫はあんなにも素晴らしい女人で源氏にも愛されてたのに
正妻にはなれなかった
そこに源氏物語の全てが語られているような気がする
116:愛蔵版名無しさん
09/04/19 08:52:31
>>89-90
それは違うよ。時代劇や大河ドラマの影響で昔の一夫多妻制度は正室は1人で他は側室ってイメージ強いけど
その形式がはっきりなりたってきたのはもっともっと後の時代で、当時の公家社会では正室は1人とは決まってなかった
だから葵が存命中から式部卿宮が朝顔に源氏くらいの身分なら妻は1人じゃないと結婚すすめたし
桐壺院も六条を愛人ではなく正式に妻に迎えるべきと遠回りに叱り源氏自身も葵がいてて新たに六条を妻に迎えても何の不都合もないといってるわけだし
葵がいたとしても女三宮は嫁いできた。もちろんれっきとした正室として。
朱雀院が雲居に遠慮したのは、あれはあくまでもまだ新婚だからってだけで
まだ結婚してそうたってないのに新しい正妻おしつけるのはさすがに悪いと思ったからで
夕霧と雲居が新婚じゃなかったらさっさと三宮と結婚させてた可能性大
117:愛蔵版名無しさん
09/04/19 09:49:45
>>116
朝顔や六条は、妻の一人になるなら何の問題もないってことじゃない?
落葉宮と夕霧の再婚みたいに
女三宮を正妻以外にするわけにはいかないから、葵がいたら降嫁はないよ
118:愛蔵版名無しさん
09/04/19 09:53:27
>朱雀院が雲居に遠慮したのは、あれはあくまでもまだ新婚だから
夕霧も中の君と結婚した匂宮へ六の君アピを一時控えたり、とか
新婚時代は遠慮という柔軟な?発想があったんだね
119:愛蔵版名無しさん
09/04/19 10:08:07
>>117
葵が仮に存命中であっても、葵の父母の死後なら後見が薄くなるから
女三宮の降嫁は無いとは言えないかと。
葵が他の女性達より抜きんでていられるのは、睨みを利かせられる左大臣と大宮の娘で、
嫡男を産んだから。
でも、それを理解していた桐壷帝も崩御して、左大臣家との繋がりが薄い朱雀院なら
紫上にしたように葵にも配慮はするだろうけれども、
女三宮も正妻として送り込まない理由はあまり無いかと。
120:愛蔵版名無しさん
09/04/19 10:08:49
>>117
だから当時の公家社会は正妻は1人限定じゃなかったって説明してるでしょ。
朝顔みたいにちゃんと父親が後見してくれる正妻腹の姫を正妻にできないのに嫁がせるわけない
落葉宮だって皇女という身分なので結婚した時点で正妻なんだよ。
実際に原作者紫式部が仕えていた彰子の弟には宮家出身の正妻がいたけど
それでも今上から皇女との縁組がもちあがって、それをしぶったら父・道長に叱られたという記録ものこっている。
121:愛蔵版名無しさん
09/04/19 10:19:03
今で言うとイスラム教に近い結婚形式だね
奥さん4人までだけど正妻側室の区別なく4人とも正妻で
今は4人もとらなくて(昔は未亡人救済もかねて多妻制だったから)2人くらいが多いらしい
122:愛蔵版名無しさん
09/04/19 10:28:27
しかし降嫁先として消去法で残った光源氏
筆頭候補だったわけでは無いので
本当に娘を降嫁させたいと思うリストに
父親が残していたかどうかは疑問だわ、葵がいた場合。
123:愛蔵版名無しさん
09/04/19 10:47:00
歴史くわしくないけど
準なんとか天皇?っていうのに出世した時点で臣下→帝に近づいたから
より正妻を複数持てる立場になったのでは
明石中宮も匂に、東宮になるならもっと女性を娶れるみたいなこと言って
本人も納得してたよね。
124:愛蔵版名無しさん
09/04/19 11:07:41
>>122
源氏は三宮の婿候補の本命じゃなかった?
次点が夕霧、その次が婿候補として名前が出た中では
身分が三位以下の柏木以外の公達たちや冷泉院
葵が居た場合でも源氏は紫を囲ってただろうし、夫・後見役・教育者をかねて源氏に
「紫を育てたように女三宮を育てて欲しい」って朱雀院なら考えそうな気がする
125:愛蔵版名無しさん
09/04/19 11:11:23
柏木は朱雀院が「(宮腹の皇女の相手としては)身分が低いから」って最初から除外されて婿候補ですらなかったね。
本人は朧月夜通じて猛アピールしてたけど
兵部卿宮とかなんとかの大納言とかが名前あがってたと思うけど
126:愛蔵版名無しさん
09/04/19 11:20:52
源氏は、准太上天皇となった時点で皇籍復帰してる(すでに皇族の一員)
太上天皇(上皇)に准じた待遇を受けることになった。いわば天皇家の長老的ポジション。
待遇:
・院号の授与(六条院)
・年官(官職推薦権。毎年)、年爵(叙位権。毎年1名を従五位下に叙爵できる)の賦与
・院庁の設置(政務・雑務の家政機関。院庁下文・院庁牒・院宣で、政務にも絶大な発言力を有する)
年官年爵は、推薦する代わりに任料を納めさせるため収入になる。
夕霧の正妻は、内親王の落葉宮>太政大臣家の雲居の雁の2名だけど、貴族では珍しいケース。
源氏の正妻は、二品内親王の女三宮だけ。他は妻としての待遇でも愛人・妾。いわば側室や女房。
平安時代末期になると、律令制の正妻1人という慣例は崩れた。
127:愛蔵版名無しさん
09/04/19 11:25:51
正妻の葵の上が亡くなって、後妻として迎えたのが二人目の正妻である女三宮だな
128:愛蔵版名無しさん
09/04/19 11:25:58
まぁ、女三宮降嫁があっても、夕霧のように葵・女三宮の正妻二人になるだけで
葵はそこまで傷つかないと思うけどね。どうせ源氏の浮気癖は一生直らんだろうし。
紫は自分が正妻ではなかったことに気付かされてガーンと落ち込んだわけだけど、
葵は正妻の座を奪われるわけでもないし、源氏唯一の嫡男の母で、
もしかしたら東宮妃の娘もいるかもしれない彼女の地位が揺らぐことないだろうから。
葵が生きていたら紫は源氏の娘の養育は任されないから、紫も紫で妻の一人として
明石とか藤典侍みたく葵に文を送っていたかもな。
129:愛蔵版名無しさん
09/04/19 11:39:17
>>119 それはない。親はいなくなっても源氏に次ぐ出世をしている兄がいる。
明石の中宮に源氏の死後も夕霧というしっかりした後見人がいるように。
後見という点では親の死後大臣クラスの後見がいなくなった朧月夜以上に恵まれてるんじゃないかな。
130:愛蔵版名無しさん
09/04/19 12:11:15
紫は元々正妻として迎えられたってわけではなく
源氏の夫人たちの中では身分、夫婦仲、結婚した順番によって
正妻待遇だったってだけだしね
実質正妻でも実際は側室なわけで、しかも後見、財産とか一切ない心細い身の上だったってのが
三宮降嫁で思い知らされたわけね。
葵も源氏とはおしどり夫婦ってわけでもないし、もし生きていたとしても
紫のように寵愛されてるとは思えないし、きっと頭中将と北の方くらいだったと思う
それでも例え仮面夫婦になろうとも形の上は正妻だし、両親死んでも妹思いの兄ちゃんいるし心細くない
紫が悲惨になったのは、源氏以外頼るものがなく、その源氏にとっても自分は1番になれなかったっていうダブルパンチなんじゃない?
131:愛蔵版名無しさん
09/04/19 13:07:23
もし葵が朱雀に入内してたら、
源氏の嫁候補は朝顔?朧月夜?
132:愛蔵版名無しさん
09/04/19 13:09:03
これから夫婦としてやり直すところだったんだし、仮面夫婦になるとは
思えない>源氏と葵
源氏の紫寵愛だって葵が亡くなったから公然とされた訳だし
やっと気持ちが通じ合った正妻の葵が生きてたら、紫の扱いは軽いものに
なってたんじゃないかな
133:愛蔵版名無しさん
09/04/19 13:10:55
源氏の強力な後ろ盾になれる人物に連なる嫁でないとダメというのが
桐壷帝の思惑でしょ。
するとどっちもファーストチョイスとしては問題外じゃない?
二人目以降としてはともかく。
134:愛蔵版名無しさん
09/04/19 13:37:19
朧月夜ならOKじゃないかな。ただし、葵が朱雀に入内すること前提で。
左大臣家の葵を朱雀の女御にして、右大臣家から朧月夜を源氏にあげることは、
弘徽殿との和解にもなるし、自分とこの婿にしてしまえば弘徽殿だって何も言わんでしょ。
135:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:11:59
>>132
葵存命のときは紫はまだ子供で妹のような扱いだったのよ
それでも源氏は二条院に愛妾かこってるって噂たつくらいだったのに
気持ちが通じ合ったといっても単に仲直りしただけで仲良し夫婦になったわけじゃないって
その辺り勘違いしてるひと多いのよね
せいぜい花散里くらいの愛情じゃないの。
136:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:18:48
>>135
子供いるのは大きいよ
頭中将とこなんて、まさにそうだし
137:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:21:59
その子供は冷泉院や明石中宮より愛情少なかったわけで
それって母親に対する愛情の差とみていいよ。
下手したら血の繋がってない玉鬘のほうが愛されてた(あれは恋愛感情込みだけど)
138:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:23:33
少なくても藤壺あきらめるとか紫を寵愛しなくなるとか
そんなことになるくらい葵を愛するとは到底思えないね
もともと性格が合わなかったから夫婦仲冷淡だったんだし
139:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:27:40
夕霧は大宮のとこ預けっぱなしだったし、距離があるのは仕方ないよ
二十歳過ぎた玉鬘へは、恋愛感情でしょうw
140:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:28:19
源氏の愛情度って総合するとこんなもんかな
紫≧藤壺>明石>夕顔=玉鬘>六条>朝顔>朧月夜>花散里>空蝉>葵=女三宮>秋好>末摘鼻>源典待
141:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:30:42
>>139
預けっぱなしだったのは、男の子は男親が育てるって慣習無視して
源氏が大宮にそもそも押し付けたからだからだよ
明石姫のときはかなり必死になって手元にひきとったし
乳母決めたときも、自ら乳母のところの出向くくらい
まだ会ってもいない娘にこれだけの愛情示すのに夕霧はほったらかしだもんね
142:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:30:56
>>140
つっこみどころが多すぎる
143:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:34:47
>>141
明石姫君は将来の中宮候補として大切にしてたというのもある
頭中将が娘を探したのと同じで
明石の子供が息子だったら、ほったらかしの可能性も高かったよ
144:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:36:07
>>142
藤壺と紫は源氏が最愛の女性といっているし周囲も認めている
明石は源氏が紫より先に会っていたら1番愛していたと認めているくらいで紫が唯一恐れた相手だから
夕顔と出会って源氏は六条への愛情冷めたから六条より上
娘に対する執着度からみても母親への愛情の違いとみて夕顔のほうが六条より上
朝顔は源氏がずっと本気で結婚狙っていたから。比較すると朧月夜は結婚断ったので遊び相手だったってことで。
後はまあ適当
145:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:37:40
明石の子供が息子だったら、ほったらかしの可能性も高かったよ >>
それは絶対にない
血の繋がってない、ほんの短期間つきあっただけの
夕顔の娘をずっと捜して見付かったら実娘同様にあつかっていたくらいだよ
紫の次くらいに寵愛してた明石との間の実子をほっとくなんて矛盾あるわけがない
146:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:42:25
葵が生きていたら、源氏からの愛情は別として紫の扱いが軽くなることはあったと思う。
少なくとも紫は源氏の一の人と世間から言われることはなかった。
寝殿許されないのは正妻じゃないから当然よね、と苦悩はなかっただろうけど。
一番愛されているのにどうして?と思うほど馬鹿ではないだろうし。
147:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:45:01
>>140
あさきだとそれに近いいだろうけど、原文だと女三宮はもっと上
あさきは女三宮とのシーンをゴッソリ削っているからな・・・
148:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:47:28
葵とはもともと別居だし六条院造営しても多分大宮の三条の屋敷に住むだろうから
紫は春の御殿にすんで自他共に正妻じゃないって身の上がわかるだけであんま扱いはかわってそうもない。
むしろ勘違いしなくてすむ文ずっと楽な身の上かもね
149:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:49:35
そーいえば、藤壺は中宮で、こきでんさんは大后
だったから、これもふたり正妻ってことだよね?
(違うのかな)
150:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:53:05
正妻は藤壺。でも、こきでんは天皇母という地位を考慮してお情けで皇太后にしてもらっただけ
リアルで円融天皇がそれやったからややこしくなったけど本来なら皇太后の地位も藤壺のものなんだよね
151:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:56:50
一帝二后という正妻2人状態は一条天皇の代で初めてだったからね
152:愛蔵版名無しさん
09/04/19 14:59:07
>>150
ん?じゃあ藤壺によって地位後退した
わけじゃなくって、こきでんさんは最初から正妻では
なかったの?藤壺が来る前は?
153:愛蔵版名無しさん
09/04/19 15:02:32
違うよ、女御は正妻じゃない。大勢いる正妻候補の1人。
ただ、内親王って身分の藤壺が来る前は右大臣娘で東宮母のこきでんが
ずばぬけた存在だから実質上正妻だろうけど
あの時点では源氏にとっての紫みたいなもので主婦であって正妻ではない
154:愛蔵版名無しさん
09/04/19 15:17:00
>>150
リアル円融天皇は、第一皇子を産んだ女御を差し置いて関白の娘を中宮だからちょっと違うかな。
むしろ仁明天皇妃の藤原順子が近いと思う。
第一皇子(後の文徳天皇)を産みながら、仁明天皇寵愛の藤原沢子がいたから中宮になれず
息子が即位して皇太后になった。
藤原沢子が桐壷更衣のモデルとも言われているね。
155:愛蔵版名無しさん
09/04/19 15:20:43
>>150
皇太后の地位は藤壷だけのものではないよ。
皇太后は天皇の生母に与えられ、例え生母が死んでいても贈皇太后となる。
お情けで与えられたんじゃなくて、息子の朱雀が即位して弘徽殿が皇太后になるのは当然。
156:愛蔵版名無しさん
09/04/19 15:26:57
皇太后ってのは天皇母じゃなくて先代の天皇の皇后のことだよ
だから天皇母であっても皇后じゃなかったたので皇太后になれないのが普通
東三条院で初めてそのルールが破られたけどね
皇太后が贈られたってのは三条天皇母のこといってると思うけど
彼女はあくまで女御止まりで死後になって息子におくられた名誉賞みたいなもので
実際に皇太后になったわけじゃないから全然違う
157:愛蔵版名無しさん
09/04/19 15:50:25
wikkによると
日本では古く奈良・平安朝に、当代の生母というだけで皇太后若しくは皇太夫人の尊号を奉られることもあったが、
江戸初期以来その例はなく、先代の嫡妻をもって太后とするのが慣例になった。
文徳天皇生母藤原順子は中宮に立てられず、文徳天皇即位で皇太后に、
光孝天皇生母藤原沢子は息子の即位で贈皇太后。
醍醐天皇生母藤原胤子も息子の即位で贈皇太后。
>天皇母であっても皇后じゃなかったたので皇太后になれないのが普通
>東三条院で初めてそのルールが破られたけどね
東三条院以前に文徳天皇生母藤原順子がいるんだって。
中宮の子がそのまま帝位につくことが多かったけど、天皇生母は基本的に皇太后だよ。
158:愛蔵版名無しさん
09/04/19 16:41:07
>>148
正妻はある程度の期間を置いて夫と同居がする事が多い
六条院建築後は葵も三宮みたいに寝殿住みじゃないの?
159:愛蔵版名無しさん
09/04/19 16:41:31
歴史上でも、皇太后になれた人は二通りいるからね。
本当の意味での皇太后。つまり現天皇の生母。
もう片方は、次代の帝となる男子がいなかったけれども
先帝の皇后(中宮)という立場から格上げされて皇太后になった人。
桐壷帝の頃は中宮が藤壷、皇太后は不明(桐壷帝の生母が有力?)
朱雀帝の頃は、中宮は不在、皇太后は弘徽殿、藤壷は出家によって皇妃号を(一時)停止。
考えようによっては、藤壷は朱雀帝の寵姫のために、出家という形で中宮位から退いて、
弘徽殿のご機嫌伺いをしているようにも思える。
冷泉帝の頃は、中宮は秋好、皇太后は弘徽殿、藤壷は皇太后位が塞がっているため女院に。
冷泉帝即位により、もし弘徽殿が皇太后から太皇太后へスライドしていたら、
皇太后位が空席になるので、そこに藤壷を入れられたと思うけれども。
案外紫式部は、当時新設されて間も無い女院号という身分制度を使ってみたかったという気もするw
160:愛蔵版名無しさん
09/04/19 16:41:59
つーか、どう考えても葵が「六条」院に住む訳はないw
161:愛蔵版名無しさん
09/04/19 16:45:33
子供を授かることが無かったけれども、皇太后や太皇太后になった人で
源氏物語のモデルと推測される時代に近い方は、冷泉天皇の中宮・昌子内親王かな。
162:愛蔵版名無しさん
09/04/19 16:47:30
>>160
wwwそれ盲点だわ。
案外、葵の実家・三条邸周辺を買い取って三条院に仕立て上げたかもw
163:愛蔵版名無しさん
09/04/19 16:54:39
本当の意味での皇太后。つまり現天皇の生母。
もう片方は、次代の帝となる男子がいなかったけれども
先帝の皇后(中宮)という立場から格上げされて皇太后になった人>>
本当の意味も何も、先帝の皇后が皇太后になるってのは古代からやっていたことで
天皇の母ってだけで皇后でもない人間が皇太后になるのは、先帝の皇后がすでに死んでいて空席とか特別な理由がある場合にだよ
先帝の皇后がいきていたら、通常そっちが皇太后になって天皇母はそのままの身分
天皇の母ってだけで皇后でもない女が皇太后の尊称を贈られるようになった平安時代でも
初期の桓武天皇母をはじめ、皇后でないために皇太后になれなかった女は大勢いる。
逆に皇后は普通に皇太后になってる道長の娘もそれにあてはまってるしね
164:愛蔵版名無しさん
09/04/19 17:02:56
桓武天皇生母の高野新笠は、皇太夫人→死後皇太后になっているけど?
皇后でないために天皇生母でありながら皇太后になれなかった女は平安時代には存在しないよ。
wiikの例を挙げている通り、江戸時代以降だった女官が生母だったら皇后になれなかっただろうけど。
165:愛蔵版名無しさん
09/04/19 17:14:00
実際に皇太后になった人と、死後に名誉賞みたいに贈られた人を一緒にしちゃだめだよ
即位してない人間に天皇の尊号おくるようなものだから
166:愛蔵版名無しさん
09/04/19 17:15:45
>>164
恐らく163は、高野新笠の生前は皇太后になれなかったという意味では無いかと
生前に皇太后になった人もいるし、本人が亡くなってから、または早世した生母を尊んで
即位した息子から皇太后を贈与された人もいるということかな?と読んで思った。
いずれにせよ、これ以上の事は歴史板が相応しいと思うけどね。
167:愛蔵版名無しさん
09/04/19 17:24:39
高野新笠は夫人だったから皇后ではなれなかっただけだと思うけど。
生前は皇太后じゃなくて皇太夫人だし。
皇太后については、『令義解』によると
「皇太后。謂ふ、天子の母にして后の位に登る者、皇太后と為す。
妃の位に居る者、皇太妃と為す。夫人の位に居る者、皇太夫人と為す」
とあるから、天皇の生母=皇太后or皇太妃or皇太夫人で良いんだと思う。
朱雀生母の弘徽殿が皇太后になったのは、お情けでも何でもなく慣習として当然。
168:愛蔵版名無しさん
09/04/19 17:41:57
>>167
それはご尤もなのさ。
それでは、何故冷泉帝が即位した時に藤壷が皇太后にならなかったか?ではないかと。
弘徽殿が皇太后のまま据え置かれていたからだし。
ここはあさきゆめみしスレで、高野新笠を用いて比較するには時代が古過ぎるから、
もう少し新しい時代の例を用いてくれると、スレタイからさほど反れずに済むかと。
169:愛蔵版名無しさん
09/04/19 17:50:04
>>145
娘は政略の手駒として使えるからね。
玉鬘も使われたし(結果はアレだが)
息子はそこまで使えない。
170:愛蔵版名無しさん
09/04/19 18:07:34
>何故冷泉帝が即位した時に藤壷が皇太后にならなかったか
既に出家していたからじゃないの?
正式に出家した中宮が皇太后に返り咲くなんて例は存在しない。
順序は違うけど、東三条院は出家→皇太后停止→女院となっている。
171:愛蔵版名無しさん
09/04/19 18:19:27
>>170
正式な出家をした後も太皇太后まで上り詰めた正子内親王の例もあるよ…
ここは歴史について語るスレでは無く、あさきゆめみしについて語るスレだと思うよ。
>>169
娘は自分が権力掌握の為の駒として不可欠な存在。
息子は自分の地位を利用して栄達していく存在という感じではないかと>源氏
172:愛蔵版名無しさん
09/04/19 18:20:24
>>169
玉鬘は政略の駒にするために引き取られたわけじゃないでしょ
源氏の夕顔への懺悔込みの愛情プラス『母親似だったら嬉しいなげっへっへ』なだけで
政略に使うためなら、わざわざ行方のわからない縁のない娘さがして引き取らなくても
いくらでも養女のつてはある
173:愛蔵版名無しさん
09/04/19 18:40:06
藤壷が皇太后にならなかったことよりも、弘徽殿が太皇太后にならなかったことが不思議。
桐壷帝母は既に死んで空位だっただろうし、先帝の母なら皇太后→太皇太后が自然だろうに。
朱雀の東宮の母の髭黒妹は中宮になっていないんだよね。
174:愛蔵版名無しさん
09/04/19 18:47:29
>>166
生前に皇太后になる人は、皇后にもなれる資格があったのに、諸々の事情で
皇后になれなかった人。藤原順子や東三条院、弘徽殿
光孝-醍醐のラインは、陽成が拝されて帝位が回ってきたら、母も中宮になれるだけの
第一の権門の出ではないから、死後に皇太后を贈られた。
弘徽殿の場合は、桐壺帝が、更衣恋しさに、あてつけのように藤壺を中宮に昇格させ、
冷泉を立坊させたけど、冷泉が不義の子と、本当に知らなかったのかな・・・
175:愛蔵版名無しさん
09/04/19 18:51:58
あてつけで藤壺を中宮にしたわけじゃないでしょ
先帝の后腹の皇女だよ。いくら、こきでんが東宮の母といっても
あっちのほうが身分血筋はるかに上なんだからしょうがない
もし藤壺がこきでんと同じくらいの身分だったらいくら寵愛されてても立后なんてできなかった
今上母の髭黒妹にしたって朱雀には一応皇女の女御もいたから
そっち差し置いてって立后させるわけにはいかんでしょ
176:愛蔵版名無しさん
09/04/19 18:59:33
藤壷が子無しor大臣家の姫だったら、弘徽殿立后ありだったと思うけど、
先帝の后腹の内親王が皇子を産んじゃいましたvじゃ、これを無視するわけにはいかないよね。
現実だと、第一皇子を産んだ女御と先帝の内親王(女御腹)の女御も差し置いて
子無しの関白の娘を中宮にした円融天皇がいるけど。
177:愛蔵版名無しさん
09/04/19 18:59:53
内親王と大臣の娘だったら圧倒的に前者に軍配が上がるとも思えないけどね
正直この頃の親王や内親王って慇懃無礼に扱われてそうなイメージが
178:愛蔵版名無しさん
09/04/19 19:04:39
源氏物語では、それこそ更衣腹であっても、親王・内親王は尊いものとして
描かれているけど、史実では外戚が摂関家以外の親王・内親王は
そんなに重く扱われていなさそうなんだよね。
179:愛蔵版名無しさん
09/04/19 19:32:54
>>176
現実だと、第一皇子を産んだ女御と先帝の内親王(女御腹)の女御も差し置いて
子無しの関白の娘を中宮にした円融天皇がいるけど。>>
半分間違っている
先帝の内親王を差し置いて関白の娘を立后させたわけじゃない
その内親王が円融天皇に嫁いできたのは立后した後だったわけ
もしも関白娘立后前に彼女が入内していたら彼女が立后してた可能性大
相手が内親王なら一条天皇母とその親父もしょうがないってあきらめて
天皇にさからうこともなかっただろうね
>>177
確かにこの時代は後見が重視されているけど
だからといって仮にも内親王を完全無視にはできないよ。
実際に当時の関白家に散々ないがしろにされてきたけど
その身分ゆえにちゃんと立后して、その息子もちゃんと即位した後三条天皇がいる。
もっとも立后こそ阻めなかったけど、その後彼女の入内を邪魔して夫の天皇と対面させなかったとか
散々嫌がらせはされたけどね
180:愛蔵版名無しさん
09/04/19 19:53:58
>>179
>>176は間違っていないよ。
時系列にすると、
979年6月 中宮・藤原?子没
980年7月 藤原詮子・懐仁親王出産
980年10月 尊子内親王入内
982年3月 藤原遵子立后
円融天皇は内親王と第一皇子生母を差し置いて立后させている。
ちなみに尊子内親王は東宮の同母姉で、後見となる祖父や母は死去していたものの、
軽んじられる身分でも血筋でもなかった。
181:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:04:36
円融天皇って記録じゃその内親王の妻を1番寵愛してたってあったよね
じゃあなんで彼女無視して関白の娘なんか立后させたんだ?
いくら実家が力もっていても所詮臣下なんだから彼女を立后させるのが筋だろうに
182:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:18:21
>>179
後三天皇の母親の禎子内親王は、実際は藤原道長の孫娘だよ
母親の中宮妍子は藤原道長の娘で、藤原倫子の同腹の妹
藤原頼通にはないがしろにされたけど、藤原明子系の藤原氏のサポートは受けてた
183:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:18:48
>>172
駒と言う側面があるのは否定出来ないと思うけど。
184:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:19:38
訂正
藤原倫子の娘で彰子の同腹の妹
185:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:34:22
>>182
頼通の養女が入内するまでは、禎子内親王は頼通の庇護を受けていたよ。
蔑ろにするどころか、入内する時に付き添ったのも頼通、子供達の産養を仕切ったのも頼通。
頼通が養女を後朱雀ではなくて後冷泉に入内させていたら歴史は変わっていたかも。
186:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:34:36
>>182
道長の孫娘だけど、道長は当時死亡してて、本来後見人であるはずのその頼道や頼道の弟にないがしろにされていた。
つまり母の一族と絶縁状態で全く後見人ない状態だよ。
藤原明子の息子は皇后大夫および東宮大夫としての職業柄、彼女たちに忠実に仕えただけで
後見人というわけではない。
禎子内親王の母の異母弟で叔父とはいえ、とても後見できるような近い筋じゃないからね。
彼女が立后できたのは夫の天皇がそこのところをきっちり筋通しただけでしょ
187:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:37:13
>>183
秋好中宮はあきらかに駒だったけど、玉鬘は全然違うでしょ
(まあ秋好は恋人の忘れ形見って以上に、血筋身分からして駒にするにはこれ以上ない娘だったしね)
むしろ嫁ぎ先に源氏は困っていたくらいだし
188:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:43:20
禎子内親王立后については、この頃既に一帝二后が定着していたのも大きい。
頼通も自分を後見として先に入内して子供を三人儲けた内親王を裏切った後ろめたさか、
正月に養女入内→二月に禎子内親王立后→三月に養女立后と筋を通している。
とまぁこれ以上はスレ違いっぽいから
▲▼皇后・国母・女院を語る▼▲Part2
スレリンク(history板)l50
日本史板でするべきだろうね。
189:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:47:50
今上帝から見ると、姉は夕霧の妻、妹は源氏の妻という
現代なら凄いことだ
>>178
経済力で雲泥の差
190:愛蔵版名無しさん
09/04/19 20:54:18
>>172
>源氏の夕顔への懺悔込みの愛情プラス『母親似だったら嬉しいなげっへっへ』
ワロタwまさにそうだよね
191:愛蔵版名無しさん
09/04/19 21:30:40
>>185 頼通は正室との間に子が出来ず女房を妾にして産ませた娘を後冷泉に入内させ
皇后にしている。それを思えば、薫が浮舟と結ばれ娘が出来、なおかつ女二の宮に娘が
生まれなければ、薫の気持ち次第では浮舟が皇后の母になれる可能性もある。
正室の子でない以上はそこのところは男の気持ちまかせでしかないだろうけど。
192:愛蔵版名無しさん
09/04/19 23:23:56
まあ浮舟は認知こそされていないけど宮家の娘ってのは周知の事実だし
血筋とかは不足ないから明石や藤典待よりはずっといい身分にはなれるな
堂々と皇后母として名乗れるだろうし
193:愛蔵版名無しさん
09/04/20 00:45:10
だから浮舟はたんなる父無子だって
194:愛蔵版名無しさん
09/04/20 07:56:35
藤壷と女三ノ宮はどちらが内親王として身分的に上?
195:愛蔵版名無しさん
09/04/20 08:29:42
夕顔とのことは「あなたとならなにもかも忘れられる」ってけっこう本気っぽかったから
生きていたら夕顔が源氏の一の人になっていたんじゃない?
紫誘拐はなかったかも
196:愛蔵版名無しさん
09/04/20 08:40:06
夕顔は愛人タイプだからなあ
奥さんって感じじゃない
197:愛蔵版名無しさん
09/04/20 09:24:32
でも脅威になる存在だとは思う
198:愛蔵版名無しさん
09/04/20 09:50:16
夕顔だって三位中将の娘で叔父が参議っていう一応公卿のはしくれの出だからね。
いまをときめく右大臣の娘ですら対抗意識をもったくらいだし。
199:愛蔵版名無しさん
09/04/20 13:56:31
でも夕顔は源氏に対しては
それほど気持ちはなかった気がするな。
お金のために付き合ってた感じ。
200:愛蔵版名無しさん
09/04/20 14:09:16
自分が今わの際にいたというか
自分のせいで亡くなったというか
まあ、後ろめたさみたいな後味の悪さが玉蔓への情熱になったわけでw
201:愛蔵版名無しさん
09/04/20 14:10:46
花散里って身分どのくらいなんだろう?
お姉さんの麗景殿の女御(桐壷帝の時代)は
確か子供がいなかったような。
で、二条東院にひきとられる時点でお姉さん共々、細々暮らしてたっぽいので
桐壷院崩御後は強力な後見がなかったのかな。
親御さんの話は一切出てなかったから割と早死にしたのかも?
女三宮降嫁する前の、六条院の源氏の愛妾達の中で一番身分が高かったのって
紫の上でいいのかな。
202:愛蔵版名無しさん
09/04/20 14:11:58
>>201
末摘花は?
203:愛蔵版名無しさん
09/04/20 14:19:55
>>201
そうも思ったんだけど、両親はとうに亡くなってて後見も無い没落宮家なので
どうなんだろう?
204:愛蔵版名無しさん
09/04/20 14:49:22
>>200
そういうのってあると思う。
でも、玉鬘と夕顔ってソックリ設定なの?
あさきだと、桐壺・藤壺・紫の上or大君・浮舟みたいに似てるわけじゃないけど・・・
個人的には、儚げで男がほっとかないタイプの夕顔と
華やかな美貌の頭中将が上手くミックスした美女だと思ってる
205:愛蔵版名無しさん
09/04/20 15:05:51
紫は、兵部卿宮がこっそり通って出来た子だっけ。つまりは認知されてなかなった娘。
結果オーライとは言え、明石を馬鹿に出来る生まれじゃないんだね。
206:愛蔵版名無しさん
09/04/20 16:10:46
>>205
玉鬘もたまたま源氏に見出されて遅まきに認知されたけど
同じような境遇だったってことだよね?
207:愛蔵版名無しさん
09/04/20 16:59:26
2人とも浮舟みたいに拒否された子じゃないんだよね。父はちゃんと母の所に通ってたし。
それで夕顔は脅されておびえて姿を消しただけだし、紫のことも祖母亡き後は引き取ろうとしてたし。
あの時代ではどういう形を持って認知したというのか知らないけど、少なくとも浮舟みたいに
「そんな子は知らない」という扱いの子じゃないんだよね。
世間的にお披露目してないってだけで。
208:愛蔵版名無しさん
09/04/20 17:13:00
じゃ、末摘花は実家が没落しているとはいえ、れっきとした宮家の姫様かぁ・・・
209:愛蔵版名無しさん
09/04/20 17:22:44
花散里、姉ごと源氏が面倒見てるところから、皇族か源氏(賜姓か宮家の末)なのかもね
夕霧玉鬘の養母にしたのも、性格はもちろんだけど皇族系の身分で箔付けってのもあったりして
源氏の妻に皇族系が多すぎになる気もするけど、単に藤原氏嫌いWなだけかな
210:愛蔵版名無しさん
09/04/20 17:33:06
浮船母の父か叔父にでも、八の宮を締め上げられる強力な権力持ちの
男子親族でもいれば「うちの娘に手をつけた責任とれ!」と
無理くっちゃ浮船母を後妻に押し込んで認知させることも出来たろうに。
211:愛蔵版名無しさん
09/04/20 18:55:49
花散里の出自は姉が女御であることから、
父または祖父(養女の場合)が、宮家ro大臣家であることは確定
大納言では更衣が普通だ
212:愛蔵版名無しさん
09/04/20 19:23:07
夕霧の出自は凄い
桐壺帝(天皇)-六条院(准太上天皇)-夕霧
大宮(内親王。桐壺帝の妹)-葵の上(左大臣姫)-夕霧
薫の出自は凄い
桐壺帝(天皇)-六条院(准太上天皇);柏木(太政大臣家)-薫
源氏女御(藤壺中宮の異母妹。父は先帝)-女三宮(二品内親王)-薫
明石中宮は
桐壺帝(天皇)-六条院(准太上天皇)-明石中宮
明石僧都(三位中将→播磨守)-明石御方(受領姫。母は宮家孫);紫の上(宮家姫)-明石中宮
213:愛蔵版名無しさん
09/04/20 19:51:39
>>194
藤壷が先帝后腹、
女三宮は先帝の更衣腹で源氏に臣籍降下した女御腹だから
藤壷の方が血筋としては上だと思う
214:愛蔵版名無しさん
09/04/20 20:27:45
>>211
大納言の娘なら女御になれるよ。桐壺が更衣止まりだったのは父が他界していて後見人がいなかったから
父が生きていたら堂々と女御入内できる。ただし父が大臣に昇進しなきゃさすがに立后は無理だけど
紫式部の当時の女御みても、藤原道長の2人の姉が入内した時点ではまだ大納言の娘だったし
三条天皇皇后も大納言の娘だったし
215:愛蔵版名無しさん
09/04/20 20:52:15
>>207
「そんな子は知らない」
これってけっこう酷いよねw
でも、こういう子は結構いたんだろうね・・・
216:愛蔵版名無しさん
09/04/20 21:08:34
今だったらDNA鑑定に持ち込んで慰謝料がっぽり
八の宮は保護者責任委棄と子供への精神的虐待罪で告発
217:愛蔵版名無しさん
09/04/20 21:20:31
>>210
女房やってたくらいだからね~>浮舟母
でも再婚先がお金持ちの常陸の介(受領?)
だから、そこそこ身分は高かったのかな?
218:愛蔵版名無しさん
09/04/20 21:42:04
>>210
多分浮舟母からして、浮舟同様に女房から生まれたんじゃないかな。
叔母の女房をしていたくらいだし、身分は高くなさそう。
浮舟を見ていると教養もあるわけじゃなさそうだし。
宮様の後妻になんてとてもじゃないけどなれない身分だったんだろう。
八の宮からして、ああ見えても一時は東宮候補になったほどで身分は高いし。
>>216
今だったら、と言えば源氏は未成年略取に強姦に~と数え切れないほどの罪状が!!
219:愛蔵版名無しさん
09/04/20 22:17:07
ところですっごく話とぶけど
近江ちゃんって庶民の暮らしをしてた
っぽい描かれ方してたけど五節ちゃんって
友達じゃなくて、一応近江付の女房なんだよね?
(これって頭の中将のとこに来る前からそうだよね?)
じゃあ、庶民っても町屋じゃあ多少マシな暮らしだったのかな・・・
220:愛蔵版名無しさん
09/04/20 22:24:09
五節ちゃんって事は、五節の舞姫だったのかね?
221:愛蔵版名無しさん
09/04/21 00:37:00
>>201
原作ではどうか知らないけど、大原麗子が紫演じてたドラマ?では、女楽の時に
紫は一番下座につかされてた。
春宮妃の母ということで明石が上になってた。
花散里やらは姉が女御になるほどしっかりした家柄…みたいな説明だったかな。
それがショックで、女楽の夜に六条御息所にお願いして殺してもらうみたいな
展開だった希ガスwww
222:愛蔵版名無しさん
09/04/21 01:22:05
>>221
めちゃくちゃだったよね、あれ。
で、結局御息所は成仏(?)、生き残った紫は
源氏と共に、罪の子・薫を育てていく…ってなんじゃそれ。
223:愛蔵版名無しさん
09/04/21 01:28:58
>>221
あのドラマには「花散里」は登場しなかった。
ピン子演じる末摘花が二人分のキャラを担当。
外見は末、中身は花みたいな…
夕霧の養母になってたし。
224:愛蔵版名無しさん
09/04/21 02:15:50
>>219
頭中将家から見ると庶民同然とはいえ、
本当は近江も五節ちゃんも貴族なんだよね。
田舎育ちの下級貴族だから馬鹿にされてるけど。
たしか原作では、近江ちゃんと五節ちゃんはいとこかはとこだった気がする。
225:愛蔵版名無しさん
09/04/21 05:54:49
>>221
あのドラマ好きだった
『源氏物語 上の巻・下の巻』(1991-92年、TBS、全2回、脚本:橋田壽賀子、主演:東山紀之、片岡孝夫)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
226:愛蔵版名無しさん
09/04/21 08:59:20
>>224 どういういきさつで近江の君の母と関係を持ったのかねえ。
頭中将家の女房でもしていてお手つきになって妊娠発覚の前に故郷に帰ったのかな?
娘のコキデンや雲井雁が当てが外れたので代わりの后がねの娘が欲しくて息子たちに
探させ見つけ出してきたのが近江の君なんだよね。
須磨に流された源氏を訪ねていってその帰り道にゆっくり寄り道でもして滞在した
土地の娘でもてなしのために差し出されたのかねえ?なんて考えもしたが。
近江の君の年齢って?
227:愛蔵版名無しさん
09/04/21 09:57:20
>>221>>225
橋田源氏ってそんなにスゴかったのかw
配役見てると、沢口靖子に夕顔ってもったいないな・・・
どっちかと言えば玉鬘タイプかと思うのだけど
それと、橋田さんは美女=大原麗子なんだね。
春日局でも、美女設定にして大原麗子にしてた。
この時も幼少時代が尾羽智加子だった
228:愛蔵版名無しさん
09/04/21 11:04:06
光源氏:東山紀之→片岡孝夫
藤壺女御(紫の上):大原麗子
URLリンク(up2.viploader.net)
URLリンク(up2.viploader.net)
大きな画像が見つからなかった。
画像処理したけど。
大原麗子の藤壺や紫の上はキレイだったよ。
でも、春日局はメイクがちょっとな(クマも)
URLリンク(up2.viploader.net)
229:愛蔵版名無しさん
09/04/21 11:51:01
>>201だけど
>>221
>六条御息所にお願いして殺してもらうみたいな展開
ってもうねwwスナイパーか。
あの誇り高い人が自分より遥かに身分が下の、恋敵の言うこときくかしらん。
女君全滅させたかったの?ピンポイントで明石狙いかな。
>>222の超絶展開といい、帳尻だけは合わせた別のお話に。橋田って畏れを知らないのねー。
でもいっぺん観てみたくなったなー。
玉鬘も「髭黒の右大将:ガッツ石松」なら逆らえんなぁ。
230:愛蔵版名無しさん
09/04/21 12:16:07
>>227
夕顔ってそんなに良い役だっけ?
沢口靖子が夕顔役には勿体ないってことか
橋田版は色々すごいみたいだねw
興味本位で観た千年の恋もキャスティングといい、意味不明の松田聖子、水中の源氏と明石とか酷かったけどw
明石役の人が全く知的なイメージに合ってないしw
231:愛蔵版名無しさん
09/04/21 13:01:33
>>229
髭黒・・・ガッツなんだ!?
ガッツさん太夫の源でもぴったりかもww
232:愛蔵版名無しさん
09/04/21 13:19:22
>>224
そうかー下級貴族ね。
>>226
ほんとうに、どこでどう知り合ったのかねw
近江の君の年齢・・・こきでん女御とか
柏木とか紅梅とかともなんか近いような感じだったけど。
233:愛蔵版名無しさん
09/04/21 13:47:52
>>229
紫は自分をあの世へ連れて行ってくれるように六条に頼んでたんだよ
でも刃物を取り出して立ち上がった橋田版女三宮見た時は、
源氏を刺すのかと期待した
単に自分で髪切って出家宣言しただけだったけど
234:愛蔵版名無しさん
09/04/21 16:25:33
>>226
原作に記述があるのかは知らないけど、牧美也子版では
采女か掌侍で出仕するはずだった女が、アバタが出来てしまった為に知り合いの娘(近江母)を身代わりにし
そこで偶々頭中将の目に止まった
って感じだった。
235:愛蔵版名無しさん
09/04/21 17:29:04
>>233
どうもありがとう。
そしてすみませんでした、御息所様&紫の上。妄想走りすぎました。
女三宮、自分の人生は自分で決めるって浮舟よりもアグレッシブね。
かっこいいよ。
原作から離れて、しかもうんと現代的な1つの理想解釈だけども、
ドラマっていう限られた時間の中で
身分の重さに見合った誇り高さをキッパリと表すいいシーンじゃないかと想像。
その後、源氏と紫の結びつきが深くなるのも自然だし。
(薫の出生の秘密を紫が知った上で共に育てる、となるのかな?
だとしたら橋田版もなかなか切り込んだ独自展開かも)。
236:愛蔵版名無しさん
09/04/21 20:17:26
関係ないけど、藤壷は原作中では一度も女御と呼ばれてないのか…
宮とか中宮とか女院は呼ばれているけど
237:愛蔵版名無しさん
09/04/21 20:32:21
呼ばれてないんだっけ?関係ないが中の君は子供産んでから匂宮への気持ちは恋愛より家族愛になったのかってくらい冷めてる。てゆうか匂宮を愛してたのかも微妙だよね
238:愛蔵版名無しさん
09/04/21 20:38:54
>>235
最後は結局父親頼りだし、柏木と愛し合って出来た子供だって言うなら
笛吹きながらフラフラ歩いてないで自分で育てればいいのにって思ったけどなあ>女三宮
歌舞伎の「女三宮」も源氏に薫はよろしく・さよならパターンなんだけど、
自立というより身勝手な感じがした
>>236
原典の藤壷は宮呼びが多いね
239:愛蔵版名無しさん
09/04/21 20:39:05
>>236
それは当然だよ。だって身分でいえば内親王>女御
立后すれば皇族扱いだから皇后>内親王になるけどね
宮という立派な尊称があるのに、わざわざ格下の称号で呼ばないよ。
時代はかなり違うけど和宮が、わざわざ身分の低い御台所の称号使わず
そのまま宮の称号で呼ばせたのも同じ理屈
240:愛蔵版名無しさん
09/04/21 21:10:38
丁度紫式部のちょっと前の時代、円融天皇に入内した尊子内親王が
同時代の史料では女御と呼ばれてないから妃だったという説があるね。
藤壷は、先帝の后腹の内親王だから女御ではなく妃でもおかしくないかも。
241:愛蔵版名無しさん
09/04/22 00:02:10
【唐代の後宮制度】
皇后
四夫人 貴妃・淑妃・徳妃・賢妃 正一品
九嬪 昭儀・昭容・昭媛・修儀・修容・修媛・充儀・充容・充媛 正二品
二十七世婦 ヤミヨ(9人) 正三品
二十七世婦 美人(9人) 正四品
二十七世婦 才人(9人) 正五品
八十一御妻 宝林(27人) 正六品
八十一御妻 女御(27人) 正七品
八十一御妻 綵女(27人) 正八品
121人。
242:愛蔵版名無しさん
09/04/22 00:10:06
天皇の妻が妃、夫人、賓から女御、更衣になった訳じゃないんだ。
243:愛蔵版名無しさん
09/04/22 09:09:02
呼び名は色々変化しているしね。それと立場も。
女御は最初は地位が低かったけどその内皇后がそのなかから選ばれるようになったし。
天皇の妻としての更衣が存在したのはほんの短期間だしね。
大納言の娘って女御になってる者もあれば更衣の者もいる。
同じ帝に入内しててさえ。
その運命の分かれ道っていったい何?
244:愛蔵版名無しさん
09/04/22 09:21:06
身内の大臣の養女扱いにしてもらったとか?
245:愛蔵版名無しさん
09/04/22 09:55:53
>>230
沢口靖子が夕顔役に勿体無いって意味です。スマソ
沢口さんの容姿だと、華やかで色んな男性に懸想される玉鬘って感じなんだもん
おそらく、スケジュールの都合とかなんだろうな
千年の恋も見に行ったけど、明石の搾乳シーンにビックリこいた
しかも、ちい姫がえなりの女装だし、冷泉帝はブサいし
ただ、今をときめく三浦春馬が幼少時の頭中将役で出てたみたいね
246:230
09/04/22 10:19:09
>>245
いや、こっちこそ細かくてすまんかった
確かに沢口靖子は華やかな美人て感じ
目力が強い印象がある
三浦春馬が出てたのは知らなかった!
子役のキャストもちゃんと見てると意外な人が出てたりするね
247:愛蔵版名無しさん
09/04/22 11:06:51
>>245
えなりの女装ってなに?!
えなりに似た女の子ってわけじゃなく、本当にえなり?!
気になってしまう。
たしかちい姫って夕霧が見て
「この子の母親なら明石の方も相当の美女だな」というくらい可愛いんだよね。
248:愛蔵版名無しさん
09/04/22 11:33:04
えなりに似た女の子ってことだと思う。
千年の恋の松田聖子は一体何の役だろう。妖精(精霊)みたいなもの?
ことあるごとに舞うの?
249:245
09/04/22 11:52:07
>>247
えなりに似た女の子です。重ね重ねスマソ
しかも、入内の前に、ちい姫の姿を描いて帝に献上するとか言って
絵師役の鶴太郎が筆を動かしながら「美しい!美しい!」って連呼すんのよ
>>248
「揚げ羽の君」という女性の想いから生まれた精霊みたいなモンかな?
場面無視して「男に縛られるのはイヤ!」みたいなセリフを吐き
松田聖子だから、歌って飛んでやらかすw
思えば当時、ちょっとインド映画が流行った時期と重なるので
その影響があったのかもしれないw
松田聖子は光源氏のモデルとも言われている
源融の子孫だってコピペが2chに貼られまくってたな。
250:愛蔵版名無しさん
09/04/22 12:44:45 KtW/Alf+
あさきゆめみしの実写化をハリウッドに任せたらこうなる
・中年源氏はナベケン
・中国人女優が紫の上
・中国風の舞踊シーン挿入
251:愛蔵版名無しさん
09/04/22 14:05:45
>>249
本当にえなりかと思ってビビりました。ごめんね。
しかし輝くばかりの美少女→東宮の寵愛を一身に受ける女御 にえなりもどきを持ってくるとは、これいかに。
252:愛蔵版名無しさん
09/04/22 19:09:44
>>250
・映画のタイトル文字が竹を組み合わせたフォント
(中国と一緒くたで、そうとう古臭いお決まりセンス)
・ドラをジャ~~~ン!と鳴らして始まる
253:愛蔵版名無しさん
09/04/22 19:12:32 GmBAJfvA
夕顔は、蒼井優でどう?
254:愛蔵版名無しさん
09/04/22 19:36:36
千年の恋ってたしか冷泉にちい姫が入内しちゃうんだよね
異母兄弟なのに
255:愛蔵版名無しさん
09/04/22 21:40:28
>>246
「妃」が確実にあった最後は嵯峨天皇のとき。当時、妃は皇后に次ぐ高い地位だった。
一方、「女御」が最初にはじまったのは桓武朝だが、当時、位は大層低かった。
源氏物語で扱うように、女御が大臣など高貴な家柄の姫から選ばれるようになったのは妃が廃絶した後の時代。
それに、藤壺が立后するとき、東宮母である弘き殿女御が心外なことだと思ったとあり、
藤壺立后後の紅葉賀で藤壺が弘き殿の上位に座ることを弘き殿が心苦しく思うというシーンがあるから、
藤壺立后以前は藤壺と弘き殿の間に上下関係はなかった、むしろ、
東宮を産んでいる弘き殿のほうが格上であったとみられることなどから、
(桐壷帝は、東宮が即位すればあなたは中宮よりも格上の皇太后になられるのだから、
と弘き殿をなぐさめている)
藤壺が女御よりも明らかに格上である妃であった可能性はないと思われる。
史実でも尊子内親王も冷泉天皇の皇女でありながら
関白頼忠の息女女御藤原遵子に中宮の座を奪われてしまっており、
こちらも尊子内親王が妃であった可能性は低い。
256:愛蔵版名無しさん
09/04/22 22:21:44
最初、薫よりも匂宮のほうが頭の中将の血縁ぽいと思ったけど
人の女に懸相して寝取ったり、ごり押しだったりするあたりが源氏の血筋だよね
257:愛蔵版名無しさん
09/04/22 22:25:21
薫が、色男頭中将と気の強い弘き殿大后の実妹との孫だというのが謎だ・・・
しかも、「あさき」の漫画では薫と血の繋がらない父源氏の顔が一緒で紛らわしい。
薫はきっと、女三宮の実父、朱雀院の血を濃く受け継いだのだろう。
まあ、こっちから見ても弘き殿大后は実の曾祖母なんだが・・
258:愛蔵版名無しさん
09/04/22 22:37:47
>>257
そうそう、もう少し柏木似の顔にしてほしかった。
でなければ女三宮似。
ちょっと源氏に似すぎてたよね。
259:愛蔵版名無しさん
09/04/22 23:01:11
薫は内省的な性格だから大人しい夕霧系の絵(元は源氏だけど)になったのかな
見た目だけだと匂のほうが柏木っぽい
260:愛蔵版名無しさん
09/04/22 23:45:38
女三宮が弘き殿の孫というのが信じられない。
どんなおばあさまだったんだろ・・・
261:愛蔵版名無しさん
09/04/23 07:33:19
あれ、そういえば>女三宮が弘き殿の孫
何らかのつきあいはあったんでしょうね
右大臣家はさびしくなっちゃったけど弘き殿自身の子孫は繁栄してるんだな
262:愛蔵版名無しさん
09/04/23 07:57:39
明石の実家も桐壺更衣の実家も同じだね。実家は衰えても娘の血筋が栄えている。
263:愛蔵版名無しさん
09/04/23 10:09:54
>>258
瞳がベタ塗りだったら分かりやすかったかも。
朱雀院の子供達は瞳に星が無いイメージ
>>260
身内には優しいと思うんだ>弘徽殿大后
264:愛蔵版名無しさん
09/04/23 11:11:39
>>263
同意
弘徽殿は身内にはすごく優しかったと思う
後半、大和さんの絵がすごく変わっていったのが気になったけど仕方ないのかな
顔のわりに目、口が小さくなり
顎がずいぶんと目立つようになったと思う
みんな似たような格好だし、出てくる登場人物も多かったから
書き分けはさぞや大変だったと思うけどね
265:愛蔵版名無しさん
09/04/23 12:14:49
年取った表現だと思う>小さな目と口
顎が太くて分厚いのが個人的にイヤ。
266:愛蔵版名無しさん
09/04/23 12:51:07 yMgA6sTb
>>250
ありえるから嫌だ
267:愛蔵版名無しさん
09/04/23 13:38:25
>>265
顔の寸が短い・・・若々しさ
顔の寸が長い・・・大人
みたいな感じかな?
顔は、年取るとリアルでも長くなるような。
268:愛蔵版名無しさん
09/04/23 14:10:41
幼少期の雲居の雁の可愛さは秀逸
あの辺が一番丁寧に書かれていた感がある
>>264
>顔のわりに目、口が小さくなり
>顎がずいぶんと目立つようになったと思う
朝顔の顔が一番際立ってたような・・・
269:愛蔵版名無しさん
09/04/23 14:46:52
子供のころの雲井の雁、本当に可愛らしかったね~
お姉さんの新弘徽殿も可愛かったけど。
女三宮と女二宮、はじめは「え?」て感じだったけど、回数重ねると色気とかが出てきて綺麗になっていった。
270:愛蔵版名無しさん
09/04/23 15:13:56
リアルでも年齢重ねると顎のへんもたるんでくるしさw
10巻あたりでも登場人物の若い頃の絵は顔短めだ
271:愛蔵版名無しさん
09/04/23 15:37:36
6巻あたりの絵が一番好きだったかな。
272:愛蔵版名無しさん
09/04/23 16:08:49
新弘徽殿女御が泪
雲居の雁が瞳
玉鬘が愛
3姉妹なら。
頭中将がハインツで、源氏はシティーハンターになるのか・・・・
273:愛蔵版名無しさん
09/04/23 16:48:31
>>272
三姉妹、その順番だっけ??
冴羽遼って海坊主に養育された女コマンドー美樹を見た後
華族の血を引く美少女のボディガードを依頼されて
「俺も光源氏計画を!!!」って意気込む話があったよね?w
274:愛蔵版名無しさん
09/04/23 17:29:37
冴羽は少年誌の制約から
女好きは共通しても
源氏とは全然違う性格になってしまった・・
香は葵か?
275:愛蔵版名無しさん
09/04/23 19:58:44
あぁ、どっちも若くして死んじゃったしね・・・。
276:愛蔵版名無しさん
09/04/23 20:00:06
>>255
でも藤壺が桐壺院に入内を切望されて時に、藤壺母はこきでんみたいな女がいるのに
入内させて桐壺みたいに苛められるかもと、心配してやりたくないっていったんだけど
その母親死後に入内したら実際には藤壺は先帝の娘だからと、そういう意地悪の類はやらなかったんだよね
だから、それなりに藤壺の出自には気を使ってある程度敬意を払ってはいたと思う
277:愛蔵版名無しさん
09/04/23 20:34:44
>>276
桐壺更衣は弘徽殿一人に苛められていたわけではなく(漫画ではそんな感じだが)
他の桐壷帝の後宮の妃たち皆が「めざましきもの」だと思っていたというから
桐壺更衣がかなり特殊な存在だったんじゃないかな。
光源氏も更衣腹に生まれながら母と祖母が亡くなり父に引き取られて宮中へ行ってみると
桐壺帝の妃たちに結構可愛がられている。
あの弘徽殿ですら、子供時代の源氏は可愛らしくて憎めないので意地悪をしていない。
ある意味、桐壺がいなくなった桐壺帝の後宮は比較的上手くいっていた。
右大臣の娘で東宮母である弘徽殿女御、先帝の娘である藤壺、
帝に相応しい令嬢が寵愛を受けることに対しては世間は寛大だった。
藤壺に関しては実兄の兵部卿宮がかなりのやり手で超乗り気だった。
母后が娘を華やかな天皇の後宮に差し出すのは、と消極的だったのに対して、
家に引きこもっているよりも宮中に行ったほうが楽しいよ、
と妹藤壺を桐壷帝の後宮へ差し出そうと説得している。
藤壺に関しては兵部卿宮という身内の後見人もいたからね。
278:愛蔵版名無しさん
09/04/23 21:00:15
>>258
夕霧が幼児だったころの薫を初めてみたとき、
やはり柏木によく似ている(特に眼尻の辺りが)、と思っているから
薫の顔は実父の柏木似だったはず。
でも、漫画は似てなかったね。今更ながら。
ちなみに、源氏の子は
・冷泉帝(不義の子)・・・言うまでもなく源氏似
・夕霧・・・源氏似
・明石中宮・・・明石上似
だった。冷泉帝や夕霧は漫画でも源氏似だったね。
明石中宮はなぜか子供時代~入内の頃の顔が紫上の子供時代~結婚の頃と一緒・・・
宇治十帖では明石上に似せて描いてあったが。
「あさき」の柏木は途中で顔が変わっているんだよね。
近江君をからかっている頃の柏木は直毛の黒い髪の毛で夕霧似の顔をしている。
だけど、女三宮に恋するあたりから急にちじれ毛で実父頭中将似の顔になっている。
279:愛蔵版名無しさん
09/04/23 21:54:37
平安時代の女の行く末
実権は女房が握っているようなもんだったね
どんなに高貴な女人でも忍び込まれたらどうにもならない
源氏を手引きしたのも藤壷お付きの腹心の女房
柏木を手引きしたのも三宮腹心?の女房
髭黒を手引きしたのも女房
他人に委ねられる運命って何だかな~
その当時は当たり前だったんだろうけれど
それで人生が好転した人もいたけどね>末摘花
280:愛蔵版名無しさん
09/04/23 23:22:45
>>278
>明石中宮はなぜか子供時代~入内の頃の顔が紫上の子供時代~結婚の頃と一緒・・・
宇治十帖では明石上に似せて描いてあったが。
そうそう。
若い頃が紫に似てたかは微妙だけど、明石尼君が「お母さまの若い頃にそっくり」と言ってるのは違和感があった
髪型は似てるけど顔はあんま似てないよなぁ…と
宇治では似てたけど
あと、原作からの設定で明石中宮はかなりの美人、母は普通の美人みたいだけど、個人的には母の方が綺麗な気がする…特に6巻辺りの
絵が変わっちゃったから比較出来るもんでもないかな
281:愛蔵版名無しさん
09/04/23 23:27:28
>>268
そういや朝顔ってむかーしから
顔長でちょっといかついw感じの描き方だよね
男顔美人ってこと?
282:愛蔵版名無しさん
09/04/24 03:06:46
もう美人顔のストックが尽きたんだろう。
明石は出会った最初の頃、六条に似てると言われていたね。
283:愛蔵版名無しさん
09/04/24 06:52:00
女心は、いつも言葉と裏はらな企み隠してる
どんなに遅すぎても、告白待ちわびて生きているの
284:愛蔵版名無しさん
09/04/24 06:54:56
朝顔の斎院
285:愛蔵版名無しさん
09/04/24 07:01:21
>>281
横レスだけど、あさきの槿のモデルは女優の壇ふみだとのこと。
他の女君と比べると眉が太めで個性的な美人顔だね。どこか寂しげな風情。
同じ太眉でも玉鬘は華やかな美人顔。
286:愛蔵版名無しさん
09/04/24 10:30:00 Q+FcuUVb
>>280
当時明石姫は12歳くらいで、源氏が明石に出会ったのは18歳でしょ?
だから明石姫は初登場時の明石よりも目が大きく幼さを残した顔ってことで
尼君が似てるといったのは、その明石が同じくらいの年齢のときだからってことで
私は脳内補完してたよ。
ちょっと昔のテレビとか見るとわかるけど、昔の人間って十代後半になると、二十代後半から三十路くらいじゃないかったくらいに
落ち着いた大人っぽい顔つきになるから
顔の雰囲気がかなりかわるのは当然だと思ったので私はあんまり気にしなかった
287:愛蔵版名無しさん
09/04/24 10:50:50
>>282
ワッキーの描く美人のバリエーションは3種類だって
昔出てたムックでボーロしてたよ
後は髪型で区別をつけるけど、平安時代の話だから苦労しただろうね
>>285
過去スレに女君のモデル名が色々出てたね
覚えてる限りだと
六条=前橋汀子(ヴァイオリニスト)
朧月夜=池上季実子
玉鬘=萬田久子?
そして雲居の雁は紅緒さん顔
288:愛蔵版名無しさん
09/04/24 14:31:26
末摘花は桃屋の三木のり平。
前橋汀子って美人さんだね~。
回想の中の六条さん(「心の中に魔を住まわせていた人」のくだり)
は色っぽさが増しててマレーネ・ディートリッヒのような感じになってた。
マレーネほど恋上手じゃなくて、むしろ愛されかしづかれる事しか知らぬ御人だったのに。
源氏の中で 魔力持ち→妖しい美貌と風情、という風に脳内変換されたのかもしれん。
289:愛蔵版名無しさん
09/04/24 17:12:41
>>282
声とか気配が似てるんだっけ?明石と六条
290:愛蔵版名無しさん
09/04/24 18:17:31
>>288
自分もあの六条が作品中ダントツで美人だとおもう。
まさにゾクッとする様な色気があって
291:愛蔵版名無しさん
09/04/24 20:05:38
>>287
橋本治だっけ?実写版フランス女優なら藤壷はアヌーク・エーメだって。
その時はアヌーク・エーメを知らなくて、代表作の『男と女』見てみたけど
なんか違うなぁ。
あ、個人的な好みなだけか…
292:愛蔵版名無しさん
09/04/24 20:17:14
>>291
アヌーク・エーメって知らない人だから調べてみたけど
URLリンク(image-search.yahoo.co.jp)
私もイメージと違うな・・・
外人でいいなら、桐壺・藤壺・紫の上はアイシュワリヤ・ライ
293:愛蔵版名無しさん
09/04/24 21:31:24
>>286
大人になってから切れ長目で描かれる明石だけど、
それが10歳程度のときには目がぱっちりの若紫顔だった、
それではすべての女性は子供時代若紫顔だったってことになり説明になってないよ。
単に大和先生が描く美少女の顔にレパートリーがないだけだと思う。
それとも、赤ん坊の顔が大人のように見分けがつかないように、
10歳ぐらいの少年少女の顔は見分けがつかないということなのか。
原作では2~3歳の小さい子供でも誰それに似ている、ということが描かれてあり、
見分けがつかないということはあり得ない。
294:愛蔵版名無しさん
09/04/24 21:32:53
じゃ六条はマレーネ・ディートリヒで。
ベティ・デイビスでもいい。
悪女と魔女と狂喜の塊。
295:愛蔵版名無しさん
09/04/24 21:41:44
>>285
源氏からの求愛を拒み、一生独身をつづける朝顔は
恋愛至上主義の少女漫画界では「寂しい女性」なのかもしれないね・・・
玉鬘は母親の夕顔よりも父親の頭中将似だったし、逞しくて生命力が強い。
「無名草子」だったか、女房たちが集まって昔物語の批評をあれこれしている中に、
「源氏物語」の玉鬘は全く興ざめだ、
夕顔は全く幸薄く頼りなく、物語の中でも特筆を持って描かれているのに、
源氏を力強く拒むような呆れた玉鬘のような娘を描く意味が分からない、
夕顔のような女性は子供など残さず露と消えたほうが感慨深かった、
というようなことが書いてあったのを思い出した。
296:愛蔵版名無しさん
09/04/25 08:17:02
父親死んだ後もちゃんと財産管理して落ちぶれずにいれたのって
六条と朝顔だけだから(六条は恋愛で自滅したけど)
きちんと自立できたしっかり者の女性を寂しい女性としかみれない少女漫画の世界のほうが寂しいとしか感じないなあ
私は少年漫画派だからそう思えるだけかもしれないけど
少年漫画では恋愛よりも自己確立ができてる女性のほうが素晴らしいって価値観だからね
297:愛蔵版名無しさん
09/04/25 08:36:06
六条御息所は情愛が異常に強すぎただけで、他の点では作中で最も完璧な女性だ
藤壺や紫の上をはるかに上回るスペックの持ち主
298:愛蔵版名無しさん
09/04/25 08:45:15
完璧すぎて疲れるっていうのもあるけどね
夕顔みたいに何もかも受け入れてくれる女が良かったりする
299:愛蔵版名無しさん
09/04/25 09:40:55
>>296
自立した女性・恋愛で崩れる女性・・・
必ずしも完璧な女性がいないから、長く語り継がれる話になってると思う。
皆が皆、男に熱上げてる話ならつまらないよ。
300:愛蔵版名無しさん
09/04/25 10:34:44
朝顔は父親が亡くなった後は屋敷が荒れていく一方だったけど
叔母の内親王と同居できたし(家計が苦しいので女房達は朝顔と源氏の結婚を望んでいる)、
ひとりで女主人として家を支えられた女性って六条くらいじゃないかな
301:愛蔵版名無しさん
09/04/25 11:23:23
>>295
夕顔が不幸な死に方したから、
その娘玉鬘は幸せになって・・・ってのでもいいと思うんだがなあ。
まあ玉鬘を単純に源氏や冷泉とくっつけて幸せにはしなかったけど。
302:愛蔵版名無しさん
09/04/25 11:30:16
六条はいわゆるサロンを開いてたけど、貴公子達とただ単に歌を詠み合ってたわけじゃ無いよね?
やっぱり、女房や時には六条自身でも貴公子達と寝て援助を受けてたのかなと…。
親が財産を残してくれてるとは言え、大臣家の格式を保つには幾らあっても足りないだろうし
303:愛蔵版名無しさん
09/04/25 12:02:13
六条母子は、源氏が通う前は桐壺帝がずっと援助してた
304:愛蔵版名無しさん
09/04/25 12:21:58
源氏と結婚できず生活もだんだん苦しくなってきたので、
娘を斎宮にしていっしょに伊勢に下ったのだろう
斎宮の生活はかなり裕福なものだったことは、
URLリンク(www.pref.mie.jp)
の辺からわかる
何人かの貴公子とあはんうふんな関係だった可能性はあるが、
あれほど気位が高く身分の高い東宮妃だと、相手も相当な身分でかなりの権力者でないと釣り合わない
案外、源氏以外とはだれとも恋人にならず、風流と子育てばかりに生きてた可能性はある
娘を託したのもやはり夫とも思った源氏ただ一人だったし
305:愛蔵版名無しさん
09/04/25 13:06:46
>>302
六条
そんなさばけたタイプにゃ見えないよw
306:愛蔵版名無しさん
09/04/25 20:02:53
>>302ー>>304
六条御息所は大臣の娘であるというだけではなく、
亡き東宮の遺産もあっただろうから、生活に困るようには思えない。
源氏なんかも須磨に下るときには一の人紫上に荘園の権利を渡している。
(須磨から戻ってきたら源氏に戻されたために紫上は経済基盤がなかったけど)
亡き東宮の正妃で、亡き東宮の一人娘であった秋好中宮を養育していた六条御息所は、
当然、亡き東宮の荘園なり、屋敷なりを譲り受ける権利を有していたと思われる。
桐壺帝も亡き東宮は特に親しい同母弟だったから、
義妹の六条御息所のことは何かと気にかけていたしね。
(源氏が六条御息所を軽々しく愛人のように扱うのを見て、
私の弟が丁重に遇した最愛の女性に対してお前はなんという扱いをするのだ、と源氏を諫めている)
秋好中宮が里第にしていた六条院の秋の町は、建物を建てたのは養父源氏だけど、
もともと六条御息所の屋敷があった場所。
六条御息所は相当立派な屋敷に住んでいたみたいだし、
生活苦で男に抱かれる~なんてことはなかったと思う。
この時代、女性の結婚は里の力が左右した。
その点、日の出の勢いの源氏は、
六条御息所が残していく娘を託すには最的な養親だったろうけどね。
もともと六条御息所は桐壺帝が目をかけていたんだし(義妹という意味でね)
恋愛云々おいといても源氏が遺児を世話しても不思議はなかった、ということで。
307:愛蔵版名無しさん
09/04/25 20:51:35
>>301
玉鬘は親子ほどに年の離れた髭黒に奪われたがために、
まもなくえらく年上だった髭黒は死去、
幼い子供たちと取り残されて苦労してるけどね。
「あさき」では玉鬘結婚=母夕顔と大違いで幸せに、だけど
源氏物語は結婚=幸せ、だとは書いてないと思う。
308:愛蔵版名無しさん
09/04/25 20:58:36
>>306
でも、六条といい秋好といい、血筋は良くても
本来の身内(両親や夫)がすでに他界していた身としては
運が良かったんだと思う(六条の人徳のなせる業?)
基本的には後見人頼みなわけだから・・・
でも確かに、あの秋の御殿の土地はもともと
六条のものだよね
現代だったら勝手に屋敷は建てられないぞ源氏w
309:愛蔵版名無しさん
09/04/25 20:59:43
>>304
斎宮は卜定で決まるんだけど。
310:愛蔵版名無しさん
09/04/25 21:17:55
>>304
伊勢斎宮は帝の代かわりごとに入れ替わる。
朱雀帝の即位と同時に伊勢斎宮に卜定された秋好は
朱雀帝が在位8年で退位したことにより解任されて都へ戻った。
秋好は解任されたときまだ20歳。
斎宮で生計を立てられないことは分かるよね。
311:愛蔵版名無しさん
09/04/25 21:41:45
>>261
亀だけど、朱雀帝には弘き殿大后の姪が入内してるよね。
大后の兄弟藤大納言の娘なんだけど、この藤大納言がどうもぱっとしない。
朱雀帝の世、弘き殿の後見もあるのに関白とかになれなかったのかな?
弘き殿の兄弟が大納言どまりで娘も立后していないのが
右大臣家にとっては仇だったのかな・・・
夕霧なんかは東宮母の兄弟で右大臣にまでなってるのにね。
312:愛蔵版名無しさん
09/04/25 21:44:38
>>309
実際は卜定とは名ばかりの出来レースが殆どだったり、
当の天皇本人が娘を送り込んだりだったらしいけどね。
313:愛蔵版名無しさん
09/04/25 21:47:11
>>306
>もともと六条御息所は桐壺帝が目をかけていたんだし(義妹という意味でね)
桐壺帝って、六条の御息所が未亡人になった時に
秋好むの事は弟の代わりにお世話しよう、
親子とも宮中に残るようにって何度も誘ってたっていうし、
身の回りの世話をする女官達も美人で固めるほど美女好きだったらしいから
才色兼備の六条に気があったのかと思ってた
314:愛蔵版名無しさん
09/04/25 21:50:13
>>313
あっ、それはあるかもねw
315:愛蔵版名無しさん
09/04/25 22:03:44
>>312
卜定は確かにやってたよ。記録にあるからね。
出来レースするほどみんな伊勢斎宮になりたくないって。
天皇も鐘愛の皇女は都から遠い伊勢にやりたがらない。
どうせなら都に近い賀茂斎院のほうがいいもんね。
316:愛蔵版名無しさん
09/04/25 23:03:20
>>302
だからじめじめした未亡人生活なんて真っ平
私の美しさと才能を多くの貴公子や貴人たちに賛美してもらいたいという思いが強かったと思う
勿論最高の男に愛され求められて寝たいという欲求もあったろうし
そこには亡き夫への貞操観念なんて微塵もない
貴公子集めてサロンということ自体自己顕示欲丸だしだし
結局サロンと最高の男ゲットは見事に成功したけど
その代償はあまりに大きかった
男に我も忘れてのめり込んでしまい、葵祭では自分が女王どころかたんに愛人として世間から軽く見られていることも思い知らされ、夫婦仲が悪いと安心していた男の正妻は妊娠したというし
結局源氏にもあまりの六条の凄さに疎まれて捨てられてしまう
結局サロンの女王なんて自己顕示欲の固まりでプライド高すぎる六条には無理だったんだよ
男たちの愛や賞賛を肥やしにして自分を高めるようなあるタイプでないと
正妻に嫉妬なんてダサい真似はもってのほか
男と寝ても決して愛は売らないわよ、というくらいでないと務まらない
源氏もそういう女性を期待したのに自分にのめり込む六条をだんだん煙たくなったろうな
自分は愛人にしか思ってないし妻の葵との仲も妊娠を機にだんだん良くなっていったし
六条はやりきれない思いだろうな
呪い殺されるる宿命の葵は本当に気の毒で、現代だったら包丁持って… をしかねない本当に怖い女だから
317:愛蔵版名無しさん
09/04/25 23:12:56
自分より他の女が愛されること自体六条にとっては我慢できなかったろうし
結局自分の性格で自分を滅ぼしてしまったんだよね
318:愛蔵版名無しさん
09/04/25 23:39:11
>>311
朱雀帝の治世では、そのこきでんや大納言の父が太政大臣だったから
当然その父が関白を兼任してたので、息子の出る幕じゃなかったんだと思う
朱雀は三年で譲位したし。
もっと治世が長ければ、その大納言も大臣にはなっていただろうけど
もともと摂関政治なんて孫や甥が皇位についてなんぼのもんだよ
大事な政治の生命線ともいえる甥が退位した以上家運が傾くのはしょうがない
319:愛蔵版名無しさん
09/04/26 02:49:27
六条御息所みたいなタイプは、夫の東宮が長生きして天皇になった
としても、幸せにはなれなかった気がする。
天皇ともなれば入内する女性も増える一方だろうし、娘しか産めなくて
立后争いに敗れたり、後から入内した女性が自分以上に寵愛されたり
したら、物凄く嫉妬しそう。
320:愛蔵版名無しさん
09/04/26 05:19:38
六条御息所=弘徽殿太后+教養+雅やか+憂い
321:愛蔵版名無しさん
09/04/26 08:30:04
>>318
>朱雀は三年で譲位したし。
朱雀帝は8年間在位。
24歳で即位、32歳で退位。
在位中は桐壺帝の死去・源氏の須磨への左遷・
源氏と明石が出会う・源氏の帰京と盛り沢山なのに
3年で譲位していないよ。
また、桐壺帝・朱雀帝・冷泉帝の世には関白は置かれていない。
桐壺帝は聖帝と言われた村上天皇の代をモデルにしたともいわれ、
左右大臣を置いただけで太政大臣も置いていない。
朱雀帝の代には太政大臣である外祖父が政治を取ったし、
冷泉帝の代には太政天皇である源氏が政治を行った。
322:愛蔵版名無しさん
09/04/26 08:36:42
>>316
未亡人である六条に死んだ夫に対する貞操観念は必要ないと思うよ・・・
紫式部が生きた時代、立后までした妃は別としても
女御以下の妃たちは夫である天皇が死んだり出家したりすれば
再婚は自由だった時代。実際に再婚した妃たちもいたわけだし。
六条御息所は源氏さえ望めば源氏と再婚することは十分可能だった。
貴公子を求めてサロンを開いていたというのもねえ・・・
六条御息所は教養が深く、世がそれを求めていたんだろ。
道長が彰子のもとに才女を集めてサロンを作ったがごとく、
天皇の后妃がサロンを開くことも珍しくなかった。
別に若い美男子しか出入りができなかったわけでもあるまいし、
恋愛対象を求めてサロンを開いていたわけではないだろ。
323:愛蔵版名無しさん
09/04/26 08:43:45
>>319
六条は入内後3~4年ぐらいで夫と死別したみたいだから、
夫が長生きしていればこの先男子が授からなかったかどうかは分からないけど。
六条の不幸は格下の恋人である源氏と付き合ったことにあるんじゃないのかな。
自分より年下で身分も下(天皇の皇子とはいえ源氏は臣籍降下した身、
若いころは当然官位も低く、六条と付き合った頃には大臣になどなってない)
自分をかしづいて仕えてくれるはずの若い恋人が自分を裏切ったという。
葵上もそんな感じだよね?
年下で格下であるはずの夫源氏が自分に仕えず、
他の女に入れ込んでいると聞いて許せない思いになっている。
六条御息所にとって、東宮は相応の相手。
紫上が、自分より身分の低い源氏の愛人たちに対しては嫉妬して源氏に文句を言っても、、
自分より身分の高い妻に対しては私のほうから仲良くさせていただきたい、と下手に出たように、
相応の男と結婚していれば相応のふるまいをしていたと思うよ。
324:愛蔵版名無しさん
09/04/26 10:33:26
>>324
しかも、格下のはずの若い恋人が自分から乗り換えた相手が町小路の素性もわからない卑しい女ときちゃあねぇ。
年下の可愛い無邪気な女みたいに問いただすことも出来ないし。
プライドも何もかも粉々だよ。
せめて夕顔をはさまずに、六条⇔葵でフラフラして最後は葵に戻りました、だったら怨霊になってなかったんじゃないか。
325:愛蔵版名無しさん
09/04/26 10:51:00 cF/KSHCM
夕霧っの七男はだれが母親なんだろう?
326:愛蔵版名無しさん
09/04/26 12:59:25
匂宮が中の君に執着しているのは、
薫が中の君のことを大切に思っているから。
もしも薫が中の君と縁を切れば、匂宮は中の君のことも冷めてしまうだろう。
浮舟の件もまったく同じ。
匂宮は、数多く恋してるようで、実は一度もちゃんと恋をしたことがない男。
匂宮が本当に恋している相手、それは薫なんだよ。
薫に振り向いて欲しい、薫に褒められたい、薫を嫉妬させたい、薫を泣かせたい、薫に愛されたい。
薫(タチ)×匂宮(ネコ)は、「元祖BL」
327:愛蔵版名無しさん
09/04/26 14:27:54
>>322
女御以下の妃たちは夫である天皇が死んだり出家したりすれば
再婚は自由だった時代>>
かなり誤解あるから付け加えておくけど
確かに一条天皇の女御なんか再婚したのいるけど
自由にほいほい再婚できたわけじゃない
そんなのは本当に例外中の例外。すごく非常識で本来あってはいけないこと
法律で禁止してるわけじゃないから、罰を受けたりはしないけど
世間的に白い目でみられたり親から勘当されたりと大変だった。
今で言えば例えば嫁入り前の王女様に手を出してキズモノにしても
法的に罰せられる事はないけどスキャンダルで避難されまくって
世間的に抹殺されるような感覚くらいだと思う
328:愛蔵版名無しさん
09/04/26 14:29:54
六条と源氏の場合は、六条は夫が即位してないから天皇の妻じゃないし
相手の源氏は臣籍にくだったとはいえ皇子だからセーフだった
329:愛蔵版名無しさん
09/04/26 15:05:53
花山天皇の女御も再婚しているね。
一条天皇の女御も二人再婚。
自由だったかはともかく紫式部の執筆時期だとOKって認識だったんだろうね。
330:愛蔵版名無しさん
09/04/26 15:10:43
>>327
何で?歴史を知らない人だなあ。
醍醐天皇の女御藤原能子(右大臣藤原定方女)→天皇死後、関白藤原実頼の室に
花山天皇の女御婉子女王(為平親王女)→天皇出家後、右大臣藤原実資の正室に
一条天皇の女御藤原尊子(関白藤原道兼女)→天皇没後、権中納言藤原通任の正室に
親から勘当されたのは許されない男と駆け落ちした一条天皇女御藤原元子ぐらいだろう。
これは元子の駆け落ち相手が東宮妃藤原綏子との密通でも知られたやりチン男の源頼定だったから。
良家の室に収まるのであれば、特に世から批判されることもなかったよ。
331:愛蔵版名無しさん
09/04/26 16:13:14
藤原実資なんて、無茶苦茶世間体気にしてそうだよねw
なのに女御と再婚したんだから、特に問題なさそう
332:愛蔵版名無しさん
09/04/26 16:16:48
髭黒「流罪覚悟で、明石中宮をレイプしたい!」
333:愛蔵版名無しさん
09/04/26 18:11:47
朧月夜が再婚しなかったのは意外だったわ
334:愛蔵版名無しさん
09/04/26 18:12:50
ああ再婚じゃないのか、女官だったから
335:愛蔵版名無しさん
09/04/26 18:30:04
朱雀院が出家した後、
源氏が本気で朧月夜と結婚しようとすれば彼女は受け入れたと思う
口では何だかんだと言っても朧月夜とはそういう人だ
ピストン運動してる最中に突然止められたら、おねだりしちゃうのと同じ
336:愛蔵版名無しさん
09/04/26 18:45:01 44FSiHpg
>>322
さすがに大っぴらに美男しか集めないサロンと看板出して開いたわけでもないだろうし
でもすぐ源氏と恋愛関係になってすぐ肉体関係になった六条は慎み深い女性ではないだろう
源氏も別に藤壺を求めたように六条に対して心からの純愛的な思いは皆無
ただの愛人として扱ってるし、朧月夜と六条は源氏にとってスリルと刺激ある相手でしかない
セックスなしにただ語り合って世を明かすような間柄でもない
そこをこの二人は勘違いしちゃったんだよ
愛のないセックスだけの関係ととことん性欲の限り愉しめばよかったのに
独占したいと思うようになってしまった。
実際の立場に比べてプライドが高すぎたんだね
337:愛蔵版名無しさん
09/04/26 19:45:20
六条の執念&霊力をもってしても源氏の本命が藤壺ってことは
ちらとも気付かなかったのね
338:愛蔵版名無しさん
09/04/26 19:51:31
良く評論で書かれてるけど、藤壺本命なら六条のプライドは傷つかなかったのかも
339:愛蔵版名無しさん
09/04/26 20:34:17
葵は藤壷が本命だってこと感づいてたのかなあ?
340:愛蔵版名無しさん
09/04/26 20:51:32
>>335
どうだろう?既に朧月夜は朱雀院のあとを追う気だったからねぇ
それに朱雀院の皇女女三宮が既に降嫁している以上、朧月夜は源氏の正妻にはなれない
源氏の大勢いる妻の一人に落ちるよりも、朱雀院最愛の寵姫のまま出家してさよならの方が良いと思う
あと朧月夜が正式に源氏の妻になったらますます紫上の肩身というか序列が低くなるんだよね・・・
まぁ身分相応に落ち着くと言えばそうなんだけどさ
341:愛蔵版名無しさん
09/04/26 23:20:27
あの時の朧月夜なら、花散里と同格くらいじゃないかな?
強い後見人もいないし
342:愛蔵版名無しさん
09/04/26 23:35:17
というか紫上からして源氏の寵愛でトップになっているだけだからね
女御を姉に持つ花散里、零落れたとは言え宮家の正嫡の姫である末摘花よりも
宮家の脇腹で認知されていない上に最初から源氏の愛人にされた(=妻問いしていない)紫上は明らかに格下
もっとも既に女三宮が六条院に君臨している以上、誰が来ても同じなんだろうけど
343:愛蔵版名無しさん
09/04/26 23:35:50
源氏と朧月夜は正式に夫婦になったらお互いに飽きちゃいそう
344:愛蔵版名無しさん
09/04/26 23:42:07
>>343
一応認知はされたんでは?親子の対面も裳着の式て果たしたような。
ただ、その後一切親としての後見をしていないんだけど。
345:愛蔵版名無しさん
09/04/27 00:04:48
親としての後見は源氏が拒んだからだよ
妻問いもせずものにしてしまったあたり、そもそも源氏は兵部卿の婿になるつもりは一切なかった
そこらの身分のない女を愛人にしましたじゃ決まり悪いから一応親子の対面をさせて認知させただけ
そこまで虚仮にしておいていざ自分が困ったら後見してくれなかったというのはあまりに性格が悪いよ
当時の兵部卿は中宮の実兄なんだから、きちんと認知→妻問いすれば
生まれた時は世間的に認知されていなかった脇腹の姫とは言え
紫だって正妻になるのには不足のない身分と血筋だったんだから
346:愛蔵版名無しさん
09/04/27 00:23:03
兵部卿にしてみれば実妹の藤壷が産んだ冷泉の娘を入内させたいわけで、
その冷泉の後見人である源氏と縁を結ぶことはむしろ願ったり叶ったりなんだよね
源氏だって藤壷の里邸の兵部卿邸を何かと訪れる名目も作れるというのに
まったく源氏ときたら・・・
347:愛蔵版名無しさん
09/04/27 00:27:31
>>345
やっぱり最低だね。源氏。
自分が落ちぶれた時に助けてくれなかったと恨んでたけど、それなら助けなくて当然だ。
きちんとけじめをつけてさえいれば苦しんで死なずにすんだ女が何人いたことか。
348:愛蔵版名無しさん
09/04/27 00:32:00
兵部卿だってそれなりの扱いを紫にしていればとも思うがな。
349:愛蔵版名無しさん
09/04/27 00:35:59
正妻腹のひげ黒妻、王女御とお金のかかる娘がいるから、紫を引き取っていても
どれだけお金をかけたのか、疑問は残る。
350:愛蔵版名無しさん
09/04/27 00:38:53
>>336
自分大好きの六条だからね
自分が一番愛されてないと気がすまないだろう
だから正妻も呪い殺した
ある意味哀れな女性なんだよね
気高いお姉様として常に源氏の上に君臨するくらいの余裕があったら関係も長続きしたろうに
351:愛蔵版名無しさん
09/04/27 00:42:33
それなりの扱いをする機会が源氏に奪われていたからどうしようもない
引き取ろうとした矢先には源氏に誘拐されるわ、
ようやく見つかった時には既に源氏のお手つきで>>345だわ、
手を出す前に一旦兵部卿宮に返して、それからきちんと婿として通い、
折を見て紫上を二条院に引き取る。
これなら誰にも角は立たなかっただろうし、面目も保てただろうに。
352:愛蔵版名無しさん
09/04/27 00:47:20
>>350
それこそ源氏は六条以上に自分大好きだぞ。
ただし柏木、三の宮に対して呪ったりはしなかったから、
その辺はわきまえているが。
353:愛蔵版名無しさん
09/04/27 01:01:01
要するに、女も男も素直なのが一番だ!
354:愛蔵版名無しさん
09/04/27 07:41:00
>>351
源氏は人様の面目や面子なんて気にしないから
「何をしても許される」自分が一番大好きな男
攫った時点で妻どころか愛人にする気だったんだろうし
355:愛蔵版名無しさん
09/04/27 11:54:57
>>354
身分は高いけれど、後見が弱い女が好きだからね>源氏
左大臣家@葵は押し付けられた正妻。
右大臣家@朧月夜、桃園式部卿宮@朝顔斎院を妻にしたいと思うほどの熱意は無く。
前者は遊び相手、後者は父宮が薨去してから手を出そうとする始末。
紫が、兵部興宮邸で源氏を待つ女君にさせてもらえるはずも無い罠。
源氏が幸せにした姫君は、明石・花散里・末摘花くらいかな。
356:愛蔵版名無しさん
09/04/27 12:08:55
紫本人が兵部卿宮に後見を頼むっていうのは出来なかったのかな?
源氏失脚時代に父親に距離置かれた時だって紫自身が世間の目を気にして
自分から連絡取るのやめてたけど、娘が必死で頼めばしぶしぶでも
親として最低限の世話はしてくれるような気がするんだが
357:愛蔵版名無しさん
09/04/27 12:37:36
後見を頼むって事は財産を分けて貰う事も意味するし、実父とはいえずっと疎遠だった親には頼め無いんじゃない?
北の方の手前もあるし。
358:愛蔵版名無しさん
09/04/27 12:40:24
源氏の頭越しに兵部卿宮に後見を頼むって、源氏が怒りそうだ
359:愛蔵版名無しさん
09/04/27 12:42:58
財産も、北の方の実家の物だったりするからね~