08/11/14 18:57:55
ラオウ編で「権力者が悪いというより時代が悪い」
「乱世を治めるには恐怖も必要だった」みたいな事にしたから、
ケンシロウは、救世主としてはもう負けるしかないんだよな。
モヒカンが善良な人々を殺してるから、モヒカンを殴り殺して、
そのボスも殺して、救世主様万歳。そういうタイプの壊し屋は、
時代なんてものと戦ったって勝つことはできない。
モヒカンや拳法家を殺し尽くしても、時代が悪いんじゃどうしようもない。
女と一緒に引きこもって、また殴る相手がわいてくるのを待つしかない。
ラストも、変わらずモヒカンを殺し続けて行くのを描いて終わる。
それ以外のこと出来ないんだからしょうがない。
疑問なのは、なんでレイやトキに、お前は希望だ、お前に託す、
みたいな台詞を言わせたんだろうかということ。
まあ、マシな権力者が出てくるまで、モグラ叩きみたいに
悪い権力者を殺し続けてくれ、いつかお眼鏡にかなって
殴り殺されずにすむ権力者もきっと出てくるだろうから、
それまで頑張りな、って意味なのかね。