三原順 Part6at RCOMIC
三原順 Part6 - 暇つぶし2ch443:愛蔵版名無しさん
08/02/07 11:21:20
>>441
自分の場合は「ビリー~」が店頭に並んだときに
帯の文章を見て初めて知った。
立っていられなくなるほどのショックって本当にあるものなんだな、
と今でもあの瞬間は生々しく思い出せる。
(でもそのあと本を買って家に帰るまでの記憶はない)

当時は花ゆめとLaLaを毎号買っていたけど、
特集どころか告知もなかったと思う。

444:愛蔵版名無しさん
08/02/07 11:34:07
>>443
そうですよね、花ゆめには何も書かれていなかった。シルキーにも無かったです。
死後数年たってから何か違う記事で偶然知って大変ショックを受けた。
田舎なのでビリーも店頭に並んでなかったからなぁ。


445:愛蔵版名無しさん
08/02/09 00:31:28
そうか。 情報どうもありがとう。  はぁ・・・
そんなものなのかなあ。作家と出版者の関係って。
そりゃあさ、近年よくあるアーティストが亡くなった途端のヘンな盛り上がり方も
どうかと思うけど、でもさ、ファンは、ていうか三原さんの漫画で救われてた人は
私も含めて確かに存在してたのにな。そのころには大人になってて、それぞれ自立
してた(よね。)けど、絶対忘れてなかったのにな。
テレビで、「この歌が私の応援歌でした!」なんていっているのを聞くと
ちょっと何か言いたくなってしまう。(いや、他人の好きなものにけちをつける
つもりはないんだけどさ。
読み返したらなんか変な文。まとまらなくてごめん。

446:愛蔵版名無しさん
08/02/09 11:47:27
>>441
私が順先生の訃報を知ったのは立ち読みしていた週刊誌にビリー発売の告知がされていて鬼籍と書いてあったからでした。鬼籍の意味がわからなくて辞書で調べて亡くなった事を知りました。でもビリーの2巻を読むまでは信じられなかったです。

447:愛蔵版名無しさん
08/02/09 11:58:05
当時、北海道にいたので訃報欄をみまくったのですがわからなかった

448:愛蔵版名無しさん
08/02/09 14:02:53
>>テレビで、「この歌が私の応援歌でした!」なんていっているのを聞くとちょっと何か言いたくなってしまう

細かいようだが、何を言いたくなるの?
ちょっと知りたいw

449:愛蔵版名無しさん
08/02/09 14:17:07
自分は何かの雑誌(多分ぱふ)で追悼特集を見てそこで初めて知りました

450:愛蔵版名無しさん
08/02/09 19:51:25
>>444
白線とはもう縁が切れてたし

451:愛蔵版名無しさん
08/02/09 21:55:42
445だけど、こんな感じかな。
(あーあんたたちはいいねえ。自分らの好きな人がいろんなメディアで何度も
取り上げられて、生前のエピソードなんかもどんどん美化されて、みんなで
よってたかって伝説が作れて。どこかしかるべき所に集まれば仲間もたくさんいるし。
そこでみんなして思い出が共有できるわけだ。伝説つくりの一端が担えるわけだ。
「ワタシ、こんなに素晴らしい人のファンだったのよ。」という優越感さえ
チラ見えしてくるぞ。
私が好きだった人はなあー、ほんとに静かに、そーっと、まるで誰にも迷惑かけまいと
でもしたかのように、遠くへ行っちゃったんだ。その人や作品が大好きだった人達は
大勢いたのに、大抵はリアルタイムで知ることすらできずに、それぞれ別々の場所で
偶然そのことを知って「しまった!」って呆然となったんだ。
何も言わせてもらえなかった。その人にも、仲間にも。
あとさあ、堂々と、「好きでした。」といえるのもいいなあ。私、いまだに
「漫画が好きです。」って言う人と話すときでも、無用心にその人の名前を
出さないようにしている。相手の様子を見て判断する。なぜだか、そういう
習慣がついてしまったんだよ。
あんたたちが好きな人の歌は、そりゃあ前向きで、分かりやすくて、いいと思うさ。
でもね、私が好きだった作品も、それに勝るとも劣らない(本心ずっと優れた)輝きを
もってるんだぞ。だいたいなあ云々・・・)
と考えつつ、結局は、「わ・・・わん!」

452:愛蔵版名無しさん
08/02/09 22:08:42
>>451
知ってるかい?そういう話は消化不良を起こすだけで益が無いと!
まあ、所詮は「たかが漫画」。読むのがシンドイとか言われようが、
人生やるよりずっと楽な代物なんだから、肩の力を抜いていこうや。

453:愛蔵版名無しさん
08/02/09 22:22:00
あ・・・そうだね。仮想敵はいらないや。皿洗ってくる。

454:愛蔵版名無しさん
08/02/09 23:09:52
う~ん聞かなきゃよかったw

455:愛蔵版名無しさん
08/02/09 23:51:26
ただいま。ついでに風呂にも入ってさっぱりしてきました。
先程は開けちゃいけない禁断のドロ箱を開けてしまってごめんなさい。
では。


456:愛蔵版名無しさん
08/02/10 02:57:50
こんな感じで、ひそかでも語れる場ではがっちり語れるというのも結構幸せだと思うな。
読んだことのある人は大体かなり熱心に読んでたとか、一読でも長いこと印象に残ってたという感じで、
今までのところ思わぬところで読者に出会ってもほとんど温度差感じたことないよ。

457:愛蔵版名無しさん
08/02/10 11:03:28
451の書き方は三原氏の長台詞へのオマージュでは? 出来はちょっと…だが。

458:愛蔵版名無しさん
08/02/10 11:44:42
「はみだしっ子」大好きなんだけど、ここ数年読んでないなぁ。
のめり込んで読んじゃうのか、気持ちがかなーり下がるんで。

459:愛蔵版名無しさん
08/02/10 22:45:33
昔リッチーって大嫌いだったんだが
今読み返すとかわいそうな奴だったんだなと思える
好きになれはしないけれど、物語後、コイツにも救いはあっただろうか、と
作者はこういうキャラに救いを用意するひとではないけれど

460:愛蔵版名無しさん
08/02/11 03:06:26
リッチーどうなったろうね。その後社会的にはハードル高そう。
でも例えばグレアム、例えばマスターみたいな人と違って自己否定するってことがなさそうだから、
環境次第では挽回も可能なような気も…?(悪くしたら犯罪者まっしぐらだけど)

逆のパターンだけど、昔短編で、優等生の子が不良っぽい子に騙されて犯罪の片棒を担がされ、
自殺未遂もしてすっかり周りの目も厳しくなったところへ帰って来ると、
昔からその子を好きだった赤毛のみそっかすっぽい女の子が赤いバラ持って待っててくれる話
(タイトル忘れた)を読んだ時、何か“この世に全く居場所はない。自分に惚れているこの女以外には”
みたいな、すごい絶望的でもう一歩先には退廃が待ってるみたいな状況に思えて子供心にくらくらしたんだけど、
今考えるとそこまで絶望したり退廃したりしなくても大丈夫だよねw

そんな読み方してた自分のことは笑えるんだけど、
お話の中の子たちに対しては、誰も「何とかなる」って言ってやらなかったのかと思うと
改めてすごくかわいそうになったりする。


461:愛蔵版名無しさん
08/02/11 05:26:56
>>460
確か「赤い風船のささやき」

自分は、たぶんあれが初めて読んだ三原作品だった。

462:愛蔵版名無しさん
08/02/11 10:50:26
>「赤い風船のささやき」
リアルタイムで別マで読んでたな。
風船持った小さい女の子の絵がやたら印象に残ってた。
ガイシュツだろうけどあの作品は当時流行ってた「幸せの黄色いリボン」をモチーフにして描いたんだろうな。

463:愛蔵版名無しさん
08/02/11 11:06:10
>>462
初めて読んだ時は、「三原順も昔は甘い話描いてたナー」と思ったもんだ。
リメイクしたら、好いてくれてる女の子も居て何とかこれからもやって
いけるとか思って教室に行ったら、机の中に「お帰りなさい、この不良の
死にぞこない」と書いた紙が(ryなんて展開になるのでは?とか妄想した。

464:愛蔵版名無しさん
08/02/11 23:06:27
>>461
タイトルありがとう。そういえば風船が出て来たね。
私も、あの作品がというか「ラスト・ショー」が初めて読んだ三原順本だったな。
友達の家で見かけたはみだしっ子のポスターにひとめぼれして、
コミックの表紙見て「これ!」と思って買って貰ったが全然違う本でびっくりした…
でもどの話もすごく印象に残ってて時々猛烈に読み返したくなる。

465:愛蔵版名無しさん
08/02/15 01:18:48
>>463
その展開だと安っぽい三文ドラマのようだ…

むしろ三原順は後期の方が救いがあったり
バッドエンドっぽくっても希望が見えなくもない話を描いてると思うんだけどな

466:愛蔵版名無しさん
08/02/15 13:16:13
>>465
あやまれ!ロバート・コーミアにあやまれ!(AAry
(ちなみに>>463は「真夜中の電話」のパロ)

467:愛蔵版名無しさん
08/02/15 19:21:24
>>465
>むしろ三原順は後期の方が救いがあったり
>バッドエンドっぽくっても希望が見えなくもない話を描いてると思うんだけどな

そお?
後期作品で明確に「はっぴぃえんど」と思えたのは帽子物語くらいだけど。


前期は「どうして救いがないんだ!どうして!どうして!どうして!誰か助けてよ!」って
大声で叫んで悩みをぶちまけているストーリーとキャラクターだったけど、

後期は「救いはないよねー( '・ω・)|(・ω・` )ーネー」              (|は鏡)
と悩みを内に抱え込んでしまった展開(キャラが、という意味ではない)だったように思うが。

468:愛蔵版名無しさん
08/02/15 20:53:47
短篇は特に救いのないのが多かったなー。
「夢の中 悪夢の中」なんか、「家族の中で1人だけ
ちょっと趣味や好みが違う」なんて人には身につまされて
読むのがしんどかろうし…。

469:愛蔵版名無しさん
08/02/15 21:12:04
でもあれ旦那が超いい人だからそんなにバッドエンドでもないと思ってた
自分がこりゃないわ、と思ったのは「イン・ア・ボックス イン・ア・ボトル」と「今は静かな」
ちょうど中期くらいの作品かな。

>救いはないよねー( '・ω・)|(・ω・` )ーネー
この程度悟りを開ければまあそこそこいい終わりかなーと思ってしまう
三原マジック

470:愛蔵版名無しさん
08/02/15 21:19:47
>>469
確かに旦那は超良い人かも知れないけど、既に子供の事で「あの子は君とは
正反対なんだから、それを認めてやらなきゃ」みたいな事言われて
突き放されてた感があったからナー。俺的には「今は静かな」が普通に
ハッピーエンドだと思ってしまってるし(アーヴィンのパパも全て承知で
納得して死んでいったような気がするんだよ、いや本当)。

471:愛蔵版名無しさん
08/02/16 01:04:27
>>470
あれはアーヴィンも死んでるような気がするのでどうかな…
いや、それはそれでハッピーなのかな…

472:愛蔵版名無しさん
08/02/16 08:20:27
後期の短編ってなんかに収録されてるの?

473:愛蔵版名無しさん
08/02/16 17:19:42
>470
アーヴィンは当然死んでるでしょ。
「水で死ぬか火で死ぬか」って作中話そのままの話だと思う。

アーヴィンの考えた筋書きでは、それがハッピーエンドだったんだろうね。

474:愛蔵版名無しさん
08/02/16 17:20:21
ごめん、>471だった

475:愛蔵版名無しさん
08/02/16 18:25:19
>>473
正直アービンの生死は?なんだよナー。ラストの葬式に登場して無いし、
最後のコマの描写とか死んだと思える部分もあるけど。
アービンまで死んだにしては、ヴィヴやジョンの絵が引っ掛かる(そこまで
悲しんではいないみたいな)。ジョンだけ助かったってのも変。
アービンは多分泳げる(「ジョンは泳げないんだ!」と叫んでるし)
→自分一人じゃジョンまで手に負えないからパパを呼ぶ(実はパパを殺す計画)
→パパはアービンの思惑を承知の上で、アービンと二人で岸まで
ジョンを連れて行き、そこでパパ力尽きる
…こんな風に考えていた時期が(AAry

476:愛蔵版名無しさん
08/02/17 01:07:33
アーヴィンはヴィヴのじいさんに自殺せまった時点で
自分も死ぬ気だったと思うけど
妹、じいさん、父親を死なせて、自分だけ生き残ろうと思うかね

477:愛蔵版名無しさん
08/02/17 01:45:01
どうも話についていけないと思ったら、
自分は未読なんだな、「今は静かな」
「ルーとソロモン」だけは読んでなかったから…

「X-day」の文庫買うか……

478:愛蔵版名無しさん
08/02/17 15:39:03
>>476
アービンは妹の死に特に責任は感じてなかったし(「自由になれた!」は
掛け値無しの本音かと)、ダニエルやパパを死に追いやったのも、それが
周りの人にとって最も良い事だと信じての行動だし。自分だけ生き残ろうと
するタイプじゃないでしょ。寧ろ、自分の死が皆にとって良い事だと
判断したら躊躇わずに死を選ぶみたいな所があるのではないかと。で、
あの時点でアービン自身が死ぬ事に意味があるとは思えなかったナー、と。
まあ、結局これも俺の妄想に過ぎないんだけど。

479:愛蔵版名無しさん
08/02/18 18:15:58
「夢の中 悪夢の中」は小梨の時にはじめて読んだけど
自分が親になってから何度も思い出す。
自分が苦もなくできたことができない自分の子ども。
感じ方も全然違う。
ありのままを受け入れるのは想像以上に難しい。
特に身内だとね。

480:愛蔵版名無しさん
08/02/21 10:34:44 9mUrzCU5
「はみだしっ子」のラスト、ジャックはグレアムの告白をどう受け止め、
どう行動し、親子関係はどうなっていくのか…
やはり生きておられたら、三原先生は、続きを書かずにはおれなかったのではないか。
お子さんがおられた、という説があるけど、それは本当なの?
まぁお子さんがいなくても、年齢から言って、親がどう受け止めるか、そこから始まる
物語を書いたような気がするけれど。「ビリー」を書き終えたら、機は熟して
いたんじゃないかな。
父子のバリエーションはもうずいぶん書いておられたし、母子についても、
書くようになっておられたでしょう?
三原先生は心のありようを、まず少年に投影して描き、男性に投影して描き、
少女からさらに、女性を主人公にしても描けるようになっていた。
それは、どんどん自分の内部にメスを入れることでもあって、辛い作業だけど、
作家としての自信は深まっていたのではないかなぁ。
「ビリー」の次の作品は、「はみだしっ子」のラストに何らかの答えを
与えるものになった気がしてしょうがないんだけど。

481:愛蔵版名無しさん
08/02/21 13:53:07
何?その上から目線
「おられた」とか妙なとこで敬語使うとこも
ウザすぎ

482:愛蔵版名無しさん
08/02/21 15:33:00
こわいよー

483:愛蔵版名無しさん
08/02/21 20:51:06
妄想乙
つチラシ

484:愛蔵版名無しさん
08/02/22 00:04:54
続きが読みたかったなぁ

の一行で済ませば絡まれなかったのに

485:愛蔵版名無しさん
08/02/22 03:12:33
斜に構えるふりして愛あふれるおせっかいなアンジーがずっと好きだった。
いや今でも好きだけど、あれから何十年と経て、人生のツボはグレアムの暗いセリフかも
と思ってしまう自分が悲しい。

理想の男性としてはジャックだが。

486:愛蔵版名無しさん
08/02/22 08:51:00
理想の男性はグレアムの伯父さんだった。
都合が良いだけなのか、責任感が強過ぎるのかは評価が分かれそうだけど。

487:愛蔵版名無しさん
08/02/22 20:09:15
ジャックは友人としてはとてもいい人だと思うけど、
家族としてはどうかなあ…
あれが夫や父・兄・もしくは弟だったりするのは
いろいろめんどくさそうだ。

488:愛蔵版名無しさん
08/02/22 20:26:31
べたでいいから、
下手ななぐさめの欲しいとき
理屈っぽい正答が来て
へこまされるよね、きっと。

489:愛蔵版名無しさん
08/02/22 21:44:34
>>487
そういう意味でなら、ジョン・ウォーカー氏あたりが一番無難では?
(ルーやピアのパパさん)
イーノは出来杉君だし、ダドリーやルドルフも友人向きのキャラだよナー。

490:愛蔵版名無しさん
08/02/22 23:02:24
>>486
子供にお金だけ援助して後は放置出来るなんて凄い常識の持ち主だなと思った。
いや漫画だからね・・・。

491:愛蔵版名無しさん
08/02/23 10:18:48
>>490
スポンサーだからwで解釈してる。

四人の居場所は、彼らが小さい頃は伯父さんなりに把握出来たのだろうけれど、
小知恵がついた辺りから「何処に行っていたんだ?(養子入り直前)」と
言われるまでに成長した四人と、伯父さんとの攻防戦を読んで見たかったようなwww

492:愛蔵版名無しさん
08/02/23 15:22:53
萩尾望都のパーセレみたいに、大判の作品集出して欲しいよー。

493:愛蔵版名無しさん
08/02/23 21:15:57
出ても「LOST AND FOUND」並の高価本になる悪寒が・・・。

494:愛蔵版名無しさん
08/02/25 09:17:26
小さい頃は名もない小さな町や村を転々としていたイメージだけど
所詮はがきんちょのする事
実際は田舎で言うバスで1時間以内位の中でウロウロしてただけだったりして
当時の本人達はすごい放浪してるつもりだった。

495:愛蔵版名無しさん
08/02/25 11:07:07
>>494
ないない(AAry
それならジャックもすぐに捜し出してるって。
そしてPART18とPART19の間その3へと(ry

496:愛蔵版名無しさん
08/02/25 12:54:56
494だけど
でもなんか妄想しちゃうんだよね
こまっしゃくれた子供4人が暗い過去をしょってあたかも人生分かった気になって
その辺ウロチョロ・・叔父さんの手の上である事にも気付かず
誰もが身に憶えがあるようなカンジじゃないかと・・
私自身当時の彼らと同年代で感情移入してその気になってたもんなー
妄想スマソ

497:愛蔵版名無しさん
08/02/28 00:11:33
自分はファミコン時代のRPGを妄想しちゃうな。
4人パーティーでホテホテ歩いて新しい町へ行き、
イベントがあってバトル。「グレアムはレベルがあがった!」「シドニーのじゅうしょをてにいれた!」
セーブポイントは電話で、かけるとおじさんが出る。 
「おまえのこうざに135ポンドふりこんでおいたよ。むりをするんじゃないぞ。」
などと、ほのぼのと続くわけだ。やってみたいなー。
バトルでは、召喚獣「グレアムペンギン」を希望。あ、アンジーのジョブは遊び人で。


ところで今日気づいたが、外科医でイギリス人でジヤックって、怖いぞ。
偶然・・・じゃないよな。




498:愛蔵版名無しさん
08/02/28 08:12:34
ジャックは左利きじゃない

499:愛蔵版名無しさん
08/02/28 12:50:25
霧深き魔都だった頃のアレか。まあ名前はテニス・プレーヤーに同姓同名の
人が居たから、大方そっちから採ったんではなかろうかと(妄想)。

500:愛蔵版名無しさん
08/02/28 21:50:25
英国国旗が「ユニオン・ジャック」って言われてるくらいだし、
日本で言うところの「太郎」ってくらいありふれた名前だと思う

501:愛蔵版名無しさん
08/02/28 22:12:02
「ハイジャック」が「ハイ(こんにちは)、ジャック(なんだか知らんが確率的に高い男の名)」が
語源といわれてんだし、「ジャック=切り裂きジャック」な連想はむしろ珍しいだろ。

502:愛蔵版名無しさん
08/03/02 09:21:49
三原順作品は海外に出てるのだろうか。

503:愛蔵版名無しさん
08/03/02 12:46:18
海外で取引されているチェリッシュギャラリー $33.99
URLリンク(orderanime.com)

504:愛蔵版名無しさん
08/03/02 14:03:18
買ってるのが国内外に住む日本人と言う可能性もあるが。

505:愛蔵版名無しさん
08/03/02 14:49:14
海外のファンサイトみたことあるよー
画像のっけてたな

506:愛蔵版名無しさん
08/03/04 03:56:02 MMw8y7F6
三原さんのご友人なのかわからないけれど、
たまに「夢・・・・」何トカさんという漫画家が人物描きいれてた事があったと思います。
どなたかご存知ないでしょうか。


507:愛蔵版名無しさん
08/03/04 10:53:44
>>506
小野 弥夢の事かな?三原順のアシしてた時期があったし、
その後も友達付き合いしてたそうだし(夢一文字しか一致して無いけど)。

508:愛蔵版名無しさん
08/03/13 22:06:15
今年はうちのクリスマスローズ咲かなかった…('・ω・`)

509:愛蔵版名無しさん
08/03/14 16:10:44
グレアム×アンジーな話

510:愛蔵版名無しさん
08/03/18 18:08:46
もしも夢うつつで撃っちゃったのがマックスじゃなくサーニンだったら
グレアムの取った行動は違ってたんじゃないかなぁとよく考える。
庇い通そうとするのは同じでも、もしもサーニンだったら
いつか自分のしたことに気づいちゃうんじゃないかって考えるような気がする。
フェル・ブラウンに対する償いは別の形でこつこつ続けてて(送金し続けるとか)
その日が来た時にはサーニンにきちんと話をして
罪の意識から解放してあげられるだけの材料を集めようとしたんじゃないかなぁ。
これだけはジャックに委ねるわけにはいかないから
かえってグレアムの生きる意味になったんじゃないかなぁ…なんてね。

マックスなら気づかないだろうと、なぜか(読者の自分も)思ってしまう。
グレアムにとってマックスは
母親が幼い子供を自分と同一化して捉えてるみたいな感じで
マックスの罪とは考えず自分の罪として引き受けたことはすんなり納得した。
それはいいんだけど、もしもマックスが自分の罪に気づいてしまったら
マックスはその重みに耐えきれず壊れちゃうんじゃないだろうかって気がする。
それだけはグレアムにも耐えられないことなんじゃないかと思うけど
ラスト、雪山での事件をジャックに言ってみたかったのはいいとして
マックスに気づかれてしまう可能性については、グレアムはどう考えていたんだろうか。

などなど、独断と偏見も混じりつつ、いろいろ考えちゃうよね。

511:愛蔵版名無しさん
08/03/19 09:12:45
マックスは以外と図太いような気もする。

512:愛蔵版名無しさん
08/03/19 22:22:01
拳銃って一度撃った後もう一度引き金を引いて弾が出るのかな?
種類によってはそういうのもあるらしいけど、普通は安全装置が
ついているんじゃないか?その上で弾は出てしまった、不幸にも
人に当たって死者が出たというならこれは、フランクファーター
ではないが、「事故」だろう。罪に問われるなら死体遺棄だ。
もちろん、そういう意味の「罪」じゃないってのは分かってるけど
でも誰か言ってやれよ、という気持ちになる。
「グレアム!そ れ は 事 故 だ 。」

513:愛蔵版名無しさん
08/03/19 23:20:46
>>512
リボルバーには普通、安全装置という奴は付いてない。撃鉄が倒れてる状態
(持ち歩く時は必ずこの状態にしておく)では、撃針が雷管には物理的に
接触しない位置にあるから暴発の危険性は無いため。自分で引き金を引いて
初めて弾が出るわけで。まあ、銃の危険性の認識が甘いガキが持ってたのが
まずかったって事なんだよナー。あそこで撃たなきゃ話が違ってたろうけど。

514:愛蔵版名無しさん
08/03/20 00:41:20
黙祷…(-人-)

515:愛蔵版名無しさん
08/03/20 11:46:11
今日は三原先生の命日ですね。
惜しい人を亡くしました。

516:愛蔵版名無しさん
08/03/20 14:18:28
13年か…
(-人-)

517:愛蔵版名無しさん
08/03/20 21:14:02 kxzhH8az
黙祷

518:愛蔵版名無しさん
08/03/21 06:04:52
>>513
すべてのリボルバーではないが、ダブルアクションという機構があって
撃鉄をおこさないでも引き金をひくだけでも弾がでるようになってる物もある
あと当然リボルバーにも安全装置はついてる

519:愛蔵版名無しさん
08/03/21 10:27:44
>>518
安全装置の付いてるリボルバーなんて聞いた事無いけど、
良かったら具体的なモデル知ってたら教えてくれないか?

520:愛蔵版名無しさん
08/03/21 10:54:42
>>510
マックスは、殺人(実際には過失致死にも問えないと思うけど)の罪よりも
その重荷を、グレアムとアンジーが自分には黙って背負っていたという
ことに傷つきそう。
グレアムが告白した以上、アンジーは真相をジャックに話すだろうし、
その後をどうやって収めるか、マックスに真実を知らせるか否かも含め
て、ジャックを信頼してすべて委ねるという選択をグレアムはした、と
いうのが私の最終回の解釈。
マックスが真実を知ったとして、それをきっかけにグレアムやアンジー
に依存してきた生き方を見直して、前向きに生きていくことが出来れば
いいなぁと思う。


521:愛蔵版名無しさん
08/03/23 04:14:34
グレアムにとって殺人そのものは
意外とそれほど悪いこととは思ってないんじゃないかなって思う。
グレアムにとって正当な理由があって、その報復として死が一番ふさわしいと
判断したら、迷うことなく制裁を加えるような気がする。
そういう狂気も、グレアムは持ち合わせていると思う。
応報の論理が一番しっくりくるって、グレアムのメモにも書いてあったし
そういう意味で、グレアムは社会から逸脱していたんだと思う。
だからあの雪山の事件が、事故であれ、故意ではなかったとはいえ
死に値する理由がグレアムにとってはまったくない人を
自分たちの手で死に至らしめてしまったということが
グレアムには耐えられなかったんだと思う。
社会のルール(法律)から逸脱したグレアムにはその応報の論理で
命を奪ったからには命を差し出す以外に、自分を許せなかったんだと思う。
あともうひとつは、社会から逸脱している自分が
ジャックの養子となって、社会の一員として生きていくってことに
どうしても馴染めなくて死にたかったんだと思う。
死ぬことの意義と死にたいという感情が相まって
で、つれていって になったんだと思うな。

522:愛蔵版名無しさん
08/03/23 11:58:49
>>521
そこまでグレアムは逝っちゃってるかなぁ?
奴等が消えた夜でアンジーと話し合ってる時に、
「人殺しだ!これは人殺しだ!
 ・・違う!マックスは殺すつもりなんかなくて・・でもこいつはマックスに殺されて!」
とか当時の心理を回想してるし。

狂気はうちにあったとしても、その刃を他に向けるつもりはグレアムにはなさそう。
自傷はあったりするかもだけど。

523:愛蔵版名無しさん
08/03/23 17:17:40
リストカットを繰り返すグレアムを想像・・・。

524:愛蔵版名無しさん
08/03/23 18:17:35
グレは私怨をはらしたいわけじゃないしね。
だから司法の公正に期待し、その限界に苛立ってる。
一方で表沙汰に出来ない雪山の私怨を晴らせとフェルに迫ってる。
やっぱり破綻はしてるかもな。

525:愛蔵版名無しさん
08/03/24 02:15:24 23Zw4x8+
ジョディの森ビリーの木
読んだげどけっこうヘビーだったまたあの絵柄でほとんど余白なくて書き込みとかトーンびっしりじゃん

526:愛蔵版名無しさん
08/03/25 03:56:24
グレアムの罪と罰はとても心情的なもので
法的にきちんと裁かれるならそれに委ねるけど
論理を弄ぶばかりで実像が歪められてしまうとなったら
グレアムは社会のルールを無視して牙を?く。
他人にも厳しいと思うよ、グレアムは。
だけど同様に自分に対してもものすごく厳しい。
本質を見極めようとする求道者みたいに突き詰めてしまって
グレーにしたままやり過ごすってことができないんだよね。

527:愛蔵版名無しさん
08/03/25 04:02:48
「言っとくけど、ボクが立てた計画だから陰険だよ」
「いいよ。アンジーの行き当たりばったりのずさんな計画よりいいよ」
「それじゃあ、指示を。キャプテン・グレアム」

うろ覚えだけど、この場面は何度読んでも泣ける。

528:愛蔵版名無しさん
08/03/25 04:59:49
はみだしっ子は連載中だった中学でハマって
大学くらいで一度手放したんだけども
自分の子供が育つにつれ、もう一度読みたくなって来た

印象かなり変わるかな


529:愛蔵版名無しさん
08/03/25 13:29:09
>528
自分もずいぶん年月が経ってから再読したんだけど
やっぱり名作だなって思ったよ。
彼らがはみだしているのは親子関係ってだけじゃなくて
社会ってことでもあるし、人とどう対峙していくかってことを
とっても誠実に考えているマンガなんだなって思った。

530:愛蔵版名無しさん
08/03/25 19:21:13
>>528
昔抱いた感想と比較するのも面白いと思う。

私はジャックへの感想が一番変わった。
実年齢と精神年齢の釣り合わなさと、比類ない不器用さから
グレアムの実父を連想するようになった。
ほのぼのした雰囲気を醸し出せるのはパムのお陰w

それと、連載中にもし2chがあれば楽しかっただろうな、と思うわ。

531:愛蔵版名無しさん
08/03/25 19:38:04
親になると読み方がかわるんでしょうか?
親になることに踏みとどまっているものにその前後の心の変化をお教え願えませんか?

532:愛蔵版名無しさん
08/03/25 20:24:15
>>531
そりゃ、立場が変われば自動的に経験する範囲が拡大して、
それに伴って視野が広がり考え方も変わるとは思うけれども、
妊娠・出産だけが「読み方が変わる理由」ではないと思うな。

「出来ちゃった」以外では、別に無理して親になることはないんでないかい?
「子どもが欲しいな」と夫婦間で思えるようになれば、自然と妊娠への
意識が高まるだろうから、その時に授かればラッキーだよね、という自然体で。

頭の中にある理想の母親像・父親像に拘らず、子どもと一緒に
駄目な自分なりに(親として)成長していけたらいいんでないかなー?と
肩の力を抜いて、そう思えるようになる日が来るといいね。
親は子どもが産まれた時から、子どもの年齢の分だけ親業としての経験値を
得られると思うから、最初は失敗だらけの愚かな親でもおkなのさ。
…と偉そうに書いてみた。

スレタイに添うなら、グレアムは親に求める理想が高くて、親が持つ弱さや愚かさを
受容する余裕が無いという意味で、四人の中で一番幼い部分を抱えていたように感じるし、
実親と決別するしかなかったジャックも、グレアムと似たような部分を持っているな、と思った。
読者が経験値を重ねても、なお新たな発見が出来る作品を次々と生み出した三原さんの真骨頂だとも思う。

533:愛蔵版名無しさん
08/03/25 21:18:51
>>530
私は大人になってから読み返したら、グレアムの実父とリッチーがとてもいいキャラだと思った。
それにくわえてエルバージェにいかさまさせた女性の、少女期のトラウマ。
誤解されるかもしれないけどwとても同情できる…

同情できないが、ここに当てるのはこういうキャラしかない!と思ったのが
フランクファーターと牧師。

あと、今も昔も、14歳と11歳の(連れて行っての)時点では、グレアムよりマックスの方が
精神年齢が上に見えて仕方ない。マックスよりサーニンとアンジーの方がさらに上だけど。
要するにコミュニケーションスキルの問題なんだろうけど…

大人を信用しない、守ってもらおうともわかってもらおうとも思わない8歳と5歳の時点では間違いなく
実年齢が上の子が精神的にも指導役だったのにね。

534:愛蔵版名無しさん
08/03/25 21:20:01
グレアムの父親は高名なピアニストで芸術家肌というのか
類い稀なるエゴイスト。理想が高いというよりは
父親の異常性にずっと脅えてたんだよね。
グレアムに限らず、アンジーもサーニンもマックスも
親に求めていたのはただただ君が好きだよっていうシンプルな気持ち。
そこは親になったときには肝に銘じておきたいところかな
って思うかも。

535:愛蔵版名無しさん
08/03/25 22:04:32
>>533
グレアムの性分で、誰が頼んだわけではないんだけど、
連れて行ってのグレアムは何もかもをひとりで背負おうとしていて
痛々しいし、見ていて(読んでいて)つらいし、可哀想・・・
はみだしっ子っていくつのときでも年齢相応には見えないんだけどw
でも連れて行ってのグレアムは、
ある意味、14歳らしく、中二病的かもしれないとも思える。
現実と理想の狭間で疲弊しているような。

536:愛蔵版名無しさん
08/03/25 22:27:59
>>534
グレアムは偏執狂な父に、「そうではない父」を求めていたような気がする。
私感だけど、父の死の直前まで妥協を許さなかったグレアムの無駄な足掻きが
そのまま息子としての自分自身と、父親への理想の高さを連想させてしまいます。

537:愛蔵版名無しさん
08/03/25 22:38:27
追加。
でも、死を直前にして一見穏やかになった父親も受け入れられなかったんだよね。
一皮剥けば、心の中にそびえ立つトラウマ城に住む孤高な少年と孤高な父なんだけれど、
お互いに生身の相手を決して見ようとしない点を、三原さんは抉るように描いている所が凄い。

建設的な親子関係はパムの監修の元、ジャックが築いてくれるかもしれないと
グレアムにも希望を持って読めるようになったかもw

538:愛蔵版名無しさん
08/03/25 23:21:25
あの花瓶のエピソード、とても象徴的だったと思うけど
そうでない父を求めていたというよりも
グレアムは嘘とかおためごかしみたいなことが徹底して嫌いで
言ってみれば、ストイックってことなんじゃないかと。
死を目前にして一見穏やかな父っていうのも、グレアムにはまがい物にしか見えず
そんな父と和解することに意味が見いだせなかったのではないだろうか。
父を殺したいと思った自分が、父が死ぬからといって
父におもねって、周囲を安心させて、よかったよかったで終わらせてしまうのは
そんなのは嘘だって思ったんじゃないかなぁ。
そして、グレアムのそういう資質ってまさに父親から受け継いでいるように見える。
グレアムは生涯、そういう自分の中の曲げられないものと戦っていくような気がする。

539:愛蔵版名無しさん
08/03/25 23:48:23 YiMc0Oul
新聞で三原氏のこと知って(もう亡くなってた)
はみ出しっ子を取り寄せて読んだ高校の時
りぼんで育ったは私には余りに異色な作品でおどろいた。面白かったけど、読むの大変でした、
これ少女漫画なの?みたいな

540:愛蔵版名無しさん
08/03/26 00:32:06
自分自身が親になって
こいつら小難しいガキにしか見えないのは何故だろう
こいつらが親になればテメェの親の気持ちがわかんじゃねェの?
完璧な親なんぞこの世に存在しないのだ。
親も苦しんでる。

541:愛蔵版名無しさん
08/03/26 01:03:39
子供のことを思って精一杯やっているなら不完全でも子供には伝わる
親だって苦しいんだと開き直るのは最低
それなら親にならなければいい

542:愛蔵版名無しさん
08/03/26 01:50:43
>>540
まぁね、親になりゃ解ることもありそうだ。
「君が親になればわかる」みたいな台詞がどっかにあったような。
親とかいう以前に人間だから、理想の親らしい親みたいな夢は幻想。
そうは言っても特にグレアムとマックスの父親みたいなのは、
苦しんでいる親という名の人間だとしても勘弁して欲しい。

グレアムとアンジーは結婚しなさそうな気がする。
それともアンジーは子供が出来て馬鹿可愛がりしたりするのか。
グレアムは昔マックスの面倒を見たように子供に接するのか。

543:愛蔵版名無しさん
08/03/26 08:37:02
>>542
グレアムとマックスの父は、二人とも最愛の女に逃げられているよ。
どちらも自業自得で同情の余地は無いけれども。


アンジーはサーニンの子を溺愛して、サーニンから一喝されるイメージがあるw

544:愛蔵版名無しさん
08/03/26 09:15:22
マッスクの父はマックスの生みの母じゃない人を好きになって
ようやく手に入れたけど逃げられたんだよね。
グレアムの父はグレアムの生みの母に逃げられたんだけど
グレアム父にとってグレアム母は最愛の人と言えるのかな~?
グレアム父ってピアノ以外のことには執着していなさそう。
グレアムに対してもピアニストにしたいから執着していたんであって
息子が可愛くて、、っていうふうにはとても感じられないし。
どの親も親としての自覚に欠けてる人たちばっかりだったよね。
(そういう話なんだから当たり前だけど)

545:愛蔵版名無しさん
08/03/26 10:21:26
アンジーには身近に未来予測モデルがいるしナー。
ああはならないで欲しいけど、それでもああなっちゃうのが三原漫画かも?

546:愛蔵版名無しさん
08/03/26 12:39:36
>>545
オブザーバーの事ですか?w
血縁でもないのに「似てる」と言われる二人にワロタヨ

547:愛蔵版名無しさん
08/03/26 14:23:18
>>541
 >>子供のことを思って精一杯やっているなら不完全でも子供には伝わる
そう考える人間はまだ親になってないか 
子持ちなら親としてよっぽど自信があるんだろう。
愛情は子供にとっては伝わるとかじゃなくあって当然、
不完全な部分だけが不満として残るんじゃね?

開き直るつもりもない
そう聞こえたんならスマソ
ただこいつらの親は確かに542が言うように勘弁して欲しいって感じの
親ばっかだけど自分らが親になれば想いは変わるじゃね?
だって一番色濃い血で繋がってるんだし・・




548:愛蔵版名無しさん
08/03/26 15:50:50
>>527
同意。
あの4人がまたひとつのチーム?として
まとまった感じがしてぐっとくるんだけど、
目的が目的だけにせつない

549:愛蔵版名無しさん
08/03/26 18:36:03
>>540

まあそうだけど、子供に「親の立場にたって考えろよ」てのは無理があるだろ。所詮子供なんだし。
つか、その意味の台詞、SonsのラストでDDの同僚が語ってなかったか?

「親は親じゃなくて、自分の親(言っている人から見て祖父母)の“子”でしかない」

って台詞。Sons見つかんないんでたぶん違うけどこんな感じ。

つまりは三原作品てのはそういうものでしょ。子の立場から見た「親」批判。
それを自分が親の立場になってから「子が親の立場考えろ」ってのは反論になってない。

550:愛蔵版名無しさん
08/03/26 19:50:06
親子関係がうまく行ってない人たちの親の気持ち、子の気持ちを綴った本があって
最後に解説が載ってたけど、子が親を切り捨てようとしているのに比べて
親の方は「許して欲しい」「わかって欲しい」と子にべったり甘えてて気持ち悪いって。
不健全な関係なら切り捨てた方が余程マシなのにって書いてあってなるほどなーと思った。
親は親にならないという選択もできたのに比べて
子は有無を言わせず子になってしまうわけで。
それだけでも十分、親が子に理解しろと要求する道理はないよね。

しかし今でこそ破たんした親子関係はよく取り沙汰されてるけど
三原作品は早かったよね。

551:愛蔵版名無しさん
08/03/26 20:02:03
SonsではウィリアムとDDのお父ちゃん(じいちゃん)が話しているシーンが
印象的だった。自分よりましな未来を手に入れてくれる子が欲しかった
というウィリアムに、お父ちゃんが
「子はあるものを当然あるものとして受け止める。
 自分らもそうしてきたんだから
 ああ、とうとうやられる番が回ってきたと考えなきゃダメだ」
みたいなことを言ってた。
決して「子供万歳!大人は汚い!」っていう描き方ではないんだよね。
そこがいい。

552:愛蔵版名無しさん
08/03/26 20:07:07
精神的に親になれなかった親が、親の権威を振りかざして子どもの意思を無視して
無理矢理補填しようとするから「毒になる親」のような本が出来上がるのだけど、
そういう親ほど、実は子どもに依存しているんだよ。
自分の理想に近づけるためには従順な子どもが必要だからね。

とはいえ、バランスが取れた感覚がある親を持つ子なら「親になって
初めて親の苦労が分かる」という感覚が先立つと思うし、
でも、毒親を持つ子にとっては理解し難い心境ではないかな?と思う。
前者は後者が持つ傷みは理解し難いままだろうし、後者が前者のように
思えるようになるまでには、様々な葛藤を乗り越えないと辿り着けない。

Sonsは「親によって傷つけられたDDや従兄弟達」の視点の対局にある、
婆ちゃん視点からでも読める、面白い作品だと思う。

553:愛蔵版名無しさん
08/03/26 21:30:48
どんな毒親でも、心の底から切れないんだよ。
親から自立できる人は、何をしても捨てられないという
自信があるからなんだよ。

親との関係がこじれている自分のような立場の者からすれば
親から離れるということは、本当の意味での
生涯たった一人になってしまうということなのだよ。
その、ものすごい恐怖は経験した人間じゃないと
わからないのかもしれない。

だから、厨房の頃に読んだときは
はみだしっこの4人の行動ににあこがれたし、
歳を取った今は、
4人が、本当の意味で、親から離れられたのかが、
どこか心に引っかかるんだ。


554:愛蔵版名無しさん
08/03/26 22:31:56
うーん。
はみだしっ子で出せなかった答えをSonsで出していると思うけどね。
はみだしっ子自体はあの場面で終了したから、読者が続きを想像しかないけれども。

毒親をただ恨むだけのウィルは自分達の子達とは上手くいかないままで、
死んだ母や、偽りの中で慈しんでくれた両親に反抗心を向けたけれど
偽りの中から両親の愛を感じ取ったDDはおかあちゃん好きの青年になり、
両親から愛情を受けたものの、理想と現実のギャップでささくれたトマスは、
紆余曲折の末に豚男ならではの特異体質で仲間を増やして孤独から開放された、と。

DDは両親以外にも、フォルナーの婆さんやトマスの親から大切にされた経験があり、
トマスもDDのおかあちゃんとの心温まる交流があった。

でも毒親に心を捕われていたウィルは、DDのおかあちゃんの声が心まで届かなかったんだろう、と思うよ。
子どものうちなら気付いた人が助けてやれても、大の大人を助けてやれる度量がある
大人はそんなに存在しないから、自力でどうにかするしかない罠…と、ウィルに対して思う。

555:愛蔵版名無しさん
08/03/27 02:18:53
すごく不思議なのは、アンジーは雪山でのことを割り切れたんだろうか?
つれて行ってでは、まずは死んでしまいそうなグレアムを引き留めなきゃと
そっちの方が最優先だったのはわかるんだけど
マックスが撃った瞬間も見ていたし、死体を引き摺って処理しようとしたのは
アンジーなのに、アンジー自身の心の傷にはならなかったのだろうか?
どうしてグレアムはあれだけ引き摺ったのに、アンジーは割り切れたんだろう?

556:愛蔵版名無しさん
08/03/27 03:21:04
>>555
そのへんはやっぱり、アンジーとグレアムの性格の違いじゃないかな。

何でもとことん突き詰めて考えないと自分を納得させられないグレアムと、
あるところまで行くと「これ以上考えてもしょうがない」と吹っ切るアンジー、
みたいな。

実の親との対応でも、アンジーは養子になる件で母親に一筆書かせて、それで
完全に決別したって感じがする(内心で思うところがあったとしても、あまり表に
出さないというか)。

グレアムの場合、仮にあの父親から同じような書類を受け取ったとしても、いろんな
ことをグダグダ考えていつまでも引きずりそうだ。

557:愛蔵版名無しさん
08/03/27 03:29:39
それは性格の違いもあると思う。
アンジーはグレアムほど無垢や汚れなさへの執着がない気がする。
根本は自分が大切にしているものを守って、自分の基準で自分を許せていれば良しとするタイプに見える。
それから自分が好きな人のことは罪人でも嫌いになったりはしない気がする。

グレアムの方は雪山で何もできなかったので却って後にひきずったのもあると思うし、
伯母さんの件に関して結局自分を許してないと思うから、
その分余計にマックスがその気はなくても手を汚してしまったことが
取り返しのつかないことに思えたんじゃないかな。

話違うけど親のことって結局何かしらひきずるもんじゃないかと思うな。
自分は子供いないけど、親を見てるとそう思う。
経験を積むと許せることが増えるだろうなとは思うけど。

558:愛蔵版名無しさん
08/03/27 03:31:41
あっ、書き出しがかぶったごめんね >>556
こんな時間にレス書いてるのは自分だけかと思ってリロードしませんでしたw

559:愛蔵版名無しさん
08/03/27 03:55:25
>>555
たぶん、心底割り切れてはいないんじゃないの?
アンジーがどっぷり引きずるチャンスがなかったというかさ。
自分が狂ってしまいそうな時に、もっと狂った人が傍に来たら正気に戻るっていうか。

アンジーは殺人を犯したマックスを守る為ならギィやその家族の心情は考慮しない「覚悟」をした。
殺人そのものを重く受け止めてはいるけど、あくまで加害者サイドの心情で。
マックスの為にその覚悟が決まったら、上辺だけでも自分を騙しながら気にしないふりの方向。
アンジーにはそれが出来るけど、グレアムには無理な話。

560:愛蔵版名無しさん
08/03/27 06:10:55
みなさんの解釈がとても面白い。
ちゃんと読み込んでる人と語ってみたいと思ってたからこのスレ興味深いわ。
笑っちゃいけないけど

>自分が狂ってしまいそうな時に、もっと狂った人が傍に来たら正気に戻るっていうか。

笑っちゃったよw
きっとグレアムもアンジーも、ずっと自分を罰しながら生きていくんじゃないだろうか。
グレアム告白後、ジャックがきちんとけじめをつけてくれても
グレアムとアンジーは自分たちが幸せになるための穏やかな生活には馴染めなくて
二人で出奔しちゃうんじゃないかな。グレアムはピアノで身を立てて
アンジーはそれでもジャックとの約束を守って独学でもぐりの医者とかw

つれて行っては、うまく言えないけど養子を取る難しさみたいなのを感じた。
ある程度成長した子を引き取る場合、殺人云々ってことじゃないにしても
避けては通れない道に思えるっていうか。養子に限らず子供の成長においてっていうか
幼少期に傷ついた子は、どこかで一度は膿を出さないではいられないんじゃいかって。
親の方も、親になり切れない親にはなりたくなかったかもしれないけど
子供はやっぱり可哀想だよね。

561:愛蔵版名無しさん
08/03/27 06:54:04
みんな深く読んでるんだね。
私はちょっと変わった作品だけど面白かった
ぐらいだったけど
読んでる最中はすごいのめりこんだけど。
そこまでは…
リアルタイムじゃないからかな?

562:愛蔵版名無しさん
08/03/27 10:46:50
>>560
>>二人で出奔しちゃうんじゃないかな
これは無いと思いたい。はみだしっ子がはみだしっ子で無くなる軟着陸を
あの最終回で作者は描いたんでしょ。お前等いつまでもガキのままじゃ
いられないぞ、と。

563:愛蔵版名無しさん
08/03/27 11:18:50
>>562
それが妥当な線だと思った。

幸いグレアムにはパムが、アンジーにはロナルドという避難場所があるから、
この先逃避行しなくても、彼らを理解しようとする人達の側で
生きていけるのではないかしら。

564:愛蔵版名無しさん
08/03/27 14:06:02
うーん。でも、グレアムやアンジーが学校通って
同年代の友人なんかも出来たりして、恋にも落ちてみたりして
将来のために大学を選んだりして、就職して結婚して家庭を築いたりして
っていう一般的なコースを歩む図って、想像できないなぁw

565:愛蔵版名無しさん
08/03/27 14:40:41
普通の暮らしに馴染めない部分は残るだろうけど、ふたり一緒に逃避はできないだろうと思うな。
それに上二人はすぐに独立して自分の選択で生きる年齢になってしまうからね。
欧米だといつまでも親と一緒に暮らしたりしないらしいし、
表向きはゆるやかな形で別々の場所に自分の居場所をみつけると思う。
グレアムはトリスタンや音楽の世界、アンジーは…何だろう。
何かまたいろんなバイトしてるような姿が思い浮かぶけれどもw

566:愛蔵版名無しさん
08/03/27 21:34:07
>>560
アンジーはパニくった時、グレアムの為にクレーマー家を出てもいいと思ったけど、
やっぱりジャックとパムを最終的には気に入ってしまったと思う。
最初は「馴染めるかっての!」と思っていたけど実際は色々と嬉しかったというか。
ジャックとパムの過去もなんとなく知ったし、世話をやかれてまんざらでもなかったというか。
本当の意味で四人が四人だけの世界でベッタリしていた日々との決別かもしれない。

>>564
ウン、想像できないねw
でもなんとなく一般的な世界に近づこうとはするかもしれない。
以前よりも若干前向き気味でw
グレアムは検事かなんかになればいいんじゃないの?弁護士だとちょっとアレだからさ。
真剣にのめり込みすぎたら又まずいのかもしんないけど。
アンジーは散々挫折したり悪態ついたりしながら苦労した末に、めでたく医者になればいい。

567:愛蔵版名無しさん
08/03/28 08:21:02 +wHYAAS5
アンジーって女の子なの?

568:愛蔵版名無しさん
08/03/28 08:57:16
>>567
遭難した話に出た女の子だよ。


と書いてみる。

569:愛蔵版名無しさん
08/03/28 10:45:12
話豚義理かつ自分語りだったらすいません。
昔すっごい好きだったイケメンがいるんですが、
三原順の「はみだしっ子」を私の本棚に発見して、「お前にわかんのかよ!?」と怒鳴って来た事がある。
子供の頃近所のお姉さんに読まされたらしく凄く好きだったんだと。
三原順ってそんなに崇拝される作家さんだったのね~とほえーと感心したけど失恋の悪寒、、、の瞬間だったわ。
そんな男はよくいるもんでしょうかね。珍しい人だった気がする。

570:愛蔵版名無しさん
08/03/28 11:24:02
つ「チラシの裏」
つ「イタい男の話なんかいらねえよ、春」

571:愛蔵版名無しさん
08/03/28 12:24:57
グレアムは……そんな気はなかったのに
なんか子だくさん孫だくさんになって
「私も昔はハゲちゃいなかったよ」とか言ってればいい

572:愛蔵版名無しさん
08/03/28 12:49:19
グレと誕生日がおなじ
彼みたいに抱え込み苦しむ傾向あり

573:愛蔵版名無しさん
08/03/28 13:21:08
アンジーが今頃の誕生日だったよね。もう過ぎた気もするけど。

グレアムは普通のうっすら影がありつつ何となくモテるおっさんになって結婚もする気がする。

574:愛蔵版名無しさん
08/03/28 22:03:05
グレの数十年後はミスター・ムアじゃないの?

575:愛蔵版名無しさん
08/03/29 00:27:06
アンジーには幸せな家庭を築いて欲しいけど、
結局そんな絵に描いた幸せに息苦しさを感じて
自分で壊しちゃうのかな。
切ないな。

576:愛蔵版名無しさん
08/03/29 01:36:11
>>569
よく存在するかどうかは不明ですが男も読みますよ。
だけど「お前にわかるのか?」とは言わないw
知ってる子がいてもこれについて語り合うのは避けるね、少女マンガだしなんとなく恥ずかしい。
俺も年上女性に勧められてハマったけど、崇拝ってほどじゃない。

577:愛蔵版名無しさん
08/03/29 04:51:04
>>569
男だろうが女だろうが珍しい。

578:愛蔵版名無しさん
08/03/29 07:42:04
>>569
男がどうとかよりというよりもそいつが痛い奴だったってだけだろ
俺も男だが

579:愛蔵版名無しさん
08/03/29 13:42:51
>>569
吉田秋生の「川よりも長くゆるやかに」を好きだと言ったら
男の子たちに「え~、あれ分かんのかよ~!!」と言われたことはある。

そんな感じでそのイケメンは子供の時に放浪してたとか、何か苦労人なのかね?w
まあどんな意味でも珍しい人だとは思う。

580:愛蔵版名無しさん
08/03/29 14:37:03
>>579
その男の子たちは描き手が女性だということを知ってたんだろうかw


581:愛蔵版名無しさん
08/03/29 15:34:40
>>576-579 なんかレスいっぱいありがとうございます。結構男の人も読むんですねーほほー
>>579 イケメンもそれ読んでた!そんで何か私に悪態ついてた。忘れてた。
あとソレ!って感じなのが >子供の時に放浪してた。って所!そういうのにちょっと近かったらしいと聞いた事がある。
孤児だったわけでもないくせに何なんだと思ってたけど、そこだったのか。うわぁ、納得。ちょっとスッキリした~。
発言してみて良かった~おおきに!

582:愛蔵版名無しさん
08/03/29 21:41:25
>>581
イケメンにはほんとにそんな経歴がw それじゃ全然違う思い入れがあったかもね。
でも「放浪したこともないくせに!」と言われたら大抵の人は困っちゃうよね。
三原先生も実際に放浪して描いたわけじゃないだろうしさ。

>>580
分かってるんだけどどうしても信じらんね~!みたいな、不思議に思ってた風。

作家とか漫画家の想像力もすごいよね。

583:愛蔵版名無しさん
08/03/30 09:45:38
>三原先生も実際に放浪して描いたわけじゃないだろうしさ。
言われてみればそうだね~そして確かに困ったよそん時。幸せになってるといいなー。
では過剰な自分語りはスレ違いって事でこれにて失礼いたします。

584:愛蔵版名無しさん
08/03/31 20:11:15
んーとね。私も男性ではまった口(復刊.comで投票して購入もした)なんだけど、
他人には三原作品勧めないな。

喩えると、あるイギリス系のシュール系の作家が居て僕はそれが大好きなんだけど、
その作家の愛好家は“つまらない、的外れな批評をされるのがいやなので
知り合いには紹介しない”って言っていたのと同じ気分>三原作品

>三原順の「はみだしっ子」を私の本棚に発見して、
>「お前にわかんのかよ!?」と怒鳴って来た事がある。

これは後期グレアム的発想でしょ。
“どうして僕のことを理解してくれないの!”から
“どうして僕のこと勝手に理解しようとするんだよ!”の転換。

簡単な文脈的な表現で自分の苛立ちを表されることに対する苛立ち、みたいな?

585:愛蔵版名無しさん
08/03/31 21:45:30
へぇ、俺も含めて3人もいたのか…このスレ女性ばかりだと思ってましたよ。
ある機会があって近年も読み直した訳ですが、俺自身が完全理解出来ているとは言い難い。

グレアム的発想ってすごいな
グレアム=俺になるほどハマるのも分かる気がするけどさ、
俺だけがグレアムを理解している的発想でもあるとも思う。
痛いヤツだと笑うことも出来るけど、なんとなくそいつの作品語りを聞きたい気がしてきたw

586:愛蔵版名無しさん
08/04/01 15:20:31
リボンの騎士のリメイク祭りで、はみだしっ子の話題が出てて驚いて飛んできた
ここでは話題になってないのかな。
三原さん以外が描く はみだしっ子 なんてどんなに上手いことやったって痛さ成分しか残んないだろうに…
現実にならないことを祈る

URLリンク(www7.atwiki.jp)

>886 :名もなきおっさんw ◆DaLsTNW7DE 2008/03/12(水) 22:22:11 ID:8hyGG2IJ
>
>正直まだ続きます。コーヒー濃いの下さい。怒りで手が震えてますので・・・マジで。
>途中で新スレに行くならば、責任持って自分が立てます。
>その際はバーナナなどもテンプレ化します。
>
>大阪鳩情報その3
>
>・なかよしの連載開始は、このように不安要素の多い企画に対しての偵察の意味が強い。
>
>・なかよしの花森連載のプロットは、どうやらアニメリメイク化のプロットの初期設定を使用していると見られる。
>
>・アニメ化する際は、花森絵でなく、別の作画担当を起用する。
> 花森はあくまでも「なかよし連載における絵師」の位置づけ。
> なので「ビチビチBitch(だったっけw)」の時とはかなり状況が違う。
>
>・講談社百周年記念事業には、手塚作品どころか他の作品も候補に挙がっている。
> 冗談抜きで、あしたのジョーや、それどころか何故か白泉社の「はみだしっ子」など
> 関係者が鬼籍に入ったものを選んで、リメイク企画を画策している。

587:愛蔵版名無しさん
08/04/01 19:54:40
今の三原センセの権利保有者(ご兄弟でしたっけ?)がそれを認可しないことを信じたいorz

588:愛蔵版名無しさん
08/04/01 22:19:13
現代向けにアレンジ加えるにしても、ただ今の売れ線に変えちゃうんじゃなく
それなりの読み込みとかポリシーがあってほしいけどな。
元の作品にも新しい作品にも何のメリットがあるのかわかんない企画だよね。

昔ガロかCueでやってた「競作でいろんな漫画家がドラえもんを描く」みたいなのだったら
ちょっと面白いなと思うかも知れないけど…

589:愛蔵版名無しさん
08/04/01 23:40:36
エイプリルフールねただといっておくれよ・・・
「はみだしっ子」リメイクなんて悪夢だ

590:愛蔵版名無しさん
08/04/03 19:26:00
描くとしたらやまだないとか小池田マヤ辺りか?

591:愛蔵版名無しさん
08/04/03 21:02:25
イヤな方向の想像としてみねくらかずや…とか言ってみる

592:愛蔵版名無しさん
08/04/03 21:51:42
なまじ口にしたら言霊に引き摺られて実現しかねないから。
ま、余り深く考え込むな、再起不能に陥るぞ、と。

593:愛蔵版名無しさん
08/04/04 11:08:37
リボンの騎士があの状況だからね
なかよしで きゃるーん☆ な漫画家とか当てられても不思議じゃない

594:愛蔵版名無しさん
08/04/04 16:23:36
>>586の引用を見ると、
竹本泉が「あんみつ姫」のリメイク漫画を描いて
それなりに評価されたのはまだラッキーな方だったのかな…
本人はそれを最後に講談社との縁は切れちゃったらしいけど。

白泉と講談社って、そんな深いつながりみたいなのはない…
はずだから、はみだしっ子の名前が挙がったのは何かの冗談だと
思いたいなあ…
リメイク自体論外だけど、どういじったって「今の10代」に受け入れられる
話にはならないだろうし。

まだ「ルーとソロモン」リメイク案、の方が理解はできる(賛同してるわけでも
推奨してるわけでもない、もちろん)

595:愛蔵版名無しさん
08/04/04 19:55:52
まあ、編集側としてはリメイクしやすい作品なのかもしれないですけども。
何しろ、そこで起こっている事件を羅列するだけでも新聞記事にできそうなものなのだから。

「家出孤児が路頭で凍死寸前?!
「人気女優に隠し子が?!
「ロシア亡命貴族の孫が監禁?!
「幼児がおっさんを射殺?!

Part.10まででもこれくらい。山場あれば適当に絵出せばいいくらいの担当なら持たせられる。
でもねぇ、三原センセのファンは

「えへ」「うふ」「えへ」「うふ」「えへ」「うふ」「えへ」「うふ」

の繰り返しで無常(!=幸福)を感じてしまう属性なんですよ。それ表現できないでしょw。

596:愛蔵版名無しさん
08/04/05 00:16:31
単にある程度の固定ファンが見込めて版権が取りやすいものを選んでるだけじゃないの。

> 関係者が鬼籍に入ったもの

ってあるし。

597:愛蔵版名無しさん
08/04/05 04:51:17
昨日今ぐらいの時間帯に放送していた映画の実況スレで、
三原さんの死因が癌だったというレスがあって、びっくりしたよ。
公式には、具体的な病名を見聞きしたことがなかったので。

598:愛蔵版名無しさん
08/04/05 14:45:56
>>596
そこそこ知名度(話題性)があって版権が取りやすいもの、だろうね。
オリジナルの固定ファンを取込むのが難しいのは流石にわかってるんじゃないかと

599:愛蔵版名無しさん
08/04/05 18:38:08
いや、でも。三原センセのファン層って三原センセのオリジナルへの傾倒強くて
かつ三原センセのファン層以外での知名度ってぜんぜんないと思うけど。

600:愛蔵版名無しさん
08/04/06 13:44:57
>>599
一行目は同意だけど、二行目は必ずしもそうとは言えないと思うなあ
全盛期の白泉社で連載してたわけだし
少なくともリアル世代(厨房だったけどw)の自分たちのクラスでは
「グレアム派」「アンジー派」「サーニン派」「マックス派」で大体区別できたw
自分はその中で最も少ない「マックス派」だったわけだけれどw
私見だけど、その頃から既に三原さんの主張する世界がグレとサーニンに集約されてる
気がして、グレはキャプテンだしあの性格だから背負うものも大きくて
ある意味理解できるけど、サーニンはあきらかに美味しいポジションな気がして
なんとなく劣等感を抱くマックスが不憫だったんだ。今考えると青かったなあ

あの「一ページまるごと文字」のグレメモも当時はセンセーショナルで
思春期真っ只中の自分たちは色々深読みしちゃったよ。まあ、アンジーが
うまく要約してくれてたからその点は助かったけどw
今読み返してみると読後感がまったく違う。4人もジャックもパムも皆愛おしい・・・
あ、フランクファーターは別w でもグレの同族嫌悪説はわからないでもない。

601:愛蔵版名無しさん
08/04/06 14:02:30
三原さんは名前だけなら、知名度はそれなりにあるかとは思う。
でも恥ずかしながら、三原作品を読み始めたのが
ここ数年の自分としては、作品もちゃんと読んでいて
リメイクされたらまた読みたいと思う人の数は、そんなに多くないと思う。

はみだっしっ子の終わり頃から花ゆめ本誌読者だったけど、
濃ゆい画風と哲学的な香りとセリフの多さに閉口して
当時のおバカな自分は、読む気が起きなかった。
ちゃんと読まずに名前だけ知っていたパターン。
好きな人には、とても独特な世界でハマれるかも知れないけど
読む人を選ぶタイプの漫画家のように思える。

602:愛蔵版名無しさん
08/04/06 17:46:18
まずは三原原作ファンです、と前提を言っておきます。

いやね、今深夜アニメとかゴールデンのドラマで原作付アニメ・ドラマをつくる
(原作:漫画、小説、ラノベその他)と、原作ファンとアニメから知って原作読んで
“原作って下手っぴ”って原作否定ファンが対立する不毛な地鎮祭が恒例になっているんですが、
これが三原センセ作品で、原作とリメイクの間で繰り返されるのがいやなんです。

だって、はみ出しの初期なんて、明らかに三原センセの力量不足が出てますから(イッチャッター

603:愛蔵版名無しさん
08/04/06 20:35:39
>>597
亡くなる数年前に大病やって休養してる。
癌だったかどうかは知らない

604:愛蔵版名無しさん
08/04/06 21:03:16
心臓病と聞いたのは、ガセですか?

605:愛蔵版名無しさん
08/04/06 22:59:21
横からレスしますが「何の病気で亡くなったか」の公式発表は無いですね。
ちなみにWikipediaでは「42歳で病没」とだけ。

606:愛蔵版名無しさん
08/04/07 03:49:51
>>600
フランクファーターもさ、大人になって読み返してみると
あ、わからないでもないかなって思っちゃったよw
あの人にとっては法の正義も理想の社会も関係なく、ただ仕事なんだよね。
大人になると現実的なところから手をつけていかざるを得ないっていうか
清濁併せのむしかないっていうか。
とにかく勝つっていうのが仕事なら、まず勝たないとな、みたいなw
リッチーも言っていたように、グレアムたちは最早、社会的に恵まれた子だし
それに対して社会的に恵まれない子の利益を守るんだから
そういう意味ではフランクファーターの中にも正義は持てるしね。
大人になってみたら、フランクファーターもそんなに嫌な奴ではなくなってたよw

607:愛蔵版名無しさん
08/04/07 07:48:25
フランクファーターそのものがイヤじゃなく、
「清濁併せ呑む」という大義名分で、鈍感になってく自分がイヤなんだろう。
ガキにそれを見せ付けるフランクファーター氏自身も、たいがいガキ。

608:愛蔵版名無しさん
08/04/07 10:34:24
そういうのって鈍感?っていうのかな?
現実を踏まえないでは理想にも近付けないから
「清濁併せ呑む」のも大義名分とは言えないような。


609:愛蔵版名無しさん
08/04/07 11:14:16
まさにそれがグレアムが現実不適応で苦しんでたことだと思うよ
>現実を踏まえないでは理想にも近づけない

親もとを逃げ出してひたすら優しいパパとママを探すのもOK
おなかがすいたら優しい人をちょっとだまして人の家に住みつくのもOK
優しい人をちょっとだまして逃げ出すのもOK
親の庇護は受けないが、叔父なら甥とその友達計4人の生活と放浪のための金をすべて出し
何か問題が起きたら責任を負う後見人であってくれてもOK
実の親や養親という決まった枠の中で守られ、成長し、いずれは巣立つのが恐ろしいが
通りすがりの人間に養ってもらい息苦しくなれば逃げ出すのはOK
通りすがりの人間が優しくなかったら傷ついて社会のありようを慨嘆するのはOK


「これが正しいのだ」と物事を取捨選択し宣言するフランクファーターは嫌い
俺は社会的弱者だから・被害者だから何をしてもいいというリッチーは嫌い
俺はおまえを俺の愛し方で愛し俺の許せないことは決して許さないという父親が嫌い
つまるところは迷いなく主張する人間が嫌いったら嫌い

これが↑まさしくダブスタであることをグレアムはわかってる
鈍感になっていく自分というより、はなっから敢えて鈍感でなくてはこの状況にいる自分を肯定できない
生き抜くための方便

でも、クレイマー家の子供になると、敢えて見ないようにしていたことをつきつけられる
まぎれもなく恵まれた立場にいる自分
自分が嫌いなものを嫌いというためには、自分自身の嫌いな部分=同じ部分から目を離せなくなる

610:愛蔵版名無しさん
08/04/07 14:22:29
なんとなくグレって自閉症的なんだよね。
グレアムの中で物事には一つの解釈しか存在しないと
考えたがっている事とかさ。

611:愛蔵版名無しさん
08/04/07 15:10:35
>>610
細かいようだが自閉的と言いなよ。

612:愛蔵版名無しさん
08/04/07 17:57:13
>>597
ビリーのあとがきで川原 泉さんが心臓が悪かったなんて…というようなに書いてあった気がする。うろ覚えなので違ってたらスマソ。

613:愛蔵版名無しさん
08/04/07 18:38:35
文庫版「はみだしっ子」1巻 巻末の川原泉の解説より。

「以前から持病があったらしく、周囲の人も気づかないうちに、かなり悪くなっていたご様子でした。
なのに人の心配ばかりして、忍耐強いにも程があると、 残された私ら、泣きながら怒ったですよ」

614:愛蔵版名無しさん
08/04/07 19:37:15
フランクファーターはいい奴だと思うよ







牧師よりは

615:愛蔵版名無しさん
08/04/07 19:39:32
>>606

青臭い言動だけどさ、
”それでもフランクファーターにはなりたくない”
ってグレアムが言っていたのを思い出そうよ

616:愛蔵版名無しさん
08/04/07 19:51:22
>>614
いい奴かどうかは疑問だけどw
牧師は結局私情だけど、フランクファーターはあくまでも仕事だからね。

617:愛蔵版名無しさん
08/04/07 23:11:39
牧師もアレだがフランクファーターも充分勘弁なキャラだナー。
混じりっけ無しに濁百パーセントだろあいつ。
清濁併せ呑むってのはルドルフみたいなのを言うんじゃないかと思うぞ。

618:愛蔵版名無しさん
08/04/07 23:20:36
ここでKY発言だが
現実にウィリアム(Sonsの)がいたら死ぬほどムカつきつつメロメロに惚れる自信がある
ひでーこと言いつつ別れない秘書の彼女の気持ちがよくわかる

619:愛蔵版名無しさん
08/04/08 01:15:21
ウィリアムは魅力的だよ。強いもん。
甲斐性もあるし、傷を隠し持ってるところも保護本能をくすぐるし
恋愛で見たらど真ん中ストレートの男だと思う。
ジュニアの苦悩が、わかるようでわからなかったかも。
強い父親のもとに育つと、あんなふうに父親にこだわって反発して
自滅するみたいになっちゃうのかな。
自分は自分、父は父、むしろ頼れる父親として甘えとけばいいのに
って思うのは、私が息子じゃなく娘だからだろうか。

620:愛蔵版名無しさん
08/04/08 09:59:01
ジュニアは、ウィリアムを超えられない壁だと思い込み、絶望したように思う。
超えられない母に苦しむ娘、と例えるならば、ジュニアの心情を理解出来なくもないな。

私は、本人を含めて誰も幸せに出来ないウィリアムよりは、秘書の人や
D.D.のお父ちゃんの方が、大地に足をしっかり付けて生きていそうなので好み。
ウィリアムはヲチ対象になりそう。

621:愛蔵版名無しさん
08/04/08 15:23:25
ジュニアは幼い頃ウィリアムの殺人(過失致死?)現場を目撃してる。
それでも世間では「いいやつ」「できた男」と評価されている父親が
恐怖の対象になったのでは?

622:愛蔵版名無しさん
08/04/08 17:03:02
父親(の悪運)を越えたくてロシアンルーレットに持ち込んだのでは?
恐怖の存在だけなら、体を張ってそんな賭けをしなくても良い訳で。

623:愛蔵版名無しさん
08/04/08 18:25:33
なんでも可哀想で済ませてしまう情愛過多なDDのお母ちゃんが好きだなぁ。
それだけでは割り切れなくて、結局、DDにとってのアーニィは
ウィリアムだったわけで、それもよーくわかる気がするけど
お母ちゃんの善良さって癒される。
ジュニアもケビンみたいにDDのお母ちゃんのところに逃げ込めばよかったのに。

624:愛蔵版名無しさん
08/04/08 19:44:33
ジュニアはスティンの事件の顛末をある程度知っていたのではないだろうか?
墓場でスティンを見かけてウィリアムに理不尽に叱責されるくらいには
スティンの顔を知っていたわけだし。

それなら、ジュニアにとって“DDの家に逃げ込む”というのはどちらかというと
彼我の家の破滅的な結果を招くかもしれない、というタブー視される行動なのではないだろうか。

DDは、お母ちゃんの愛情では癒されないよねぇ、どうしても。
DD自身の存在がお母ちゃんの娘を死に追いやった原因にもかかわらず
“可哀想な子だから”この家に居られる、という彼の存在理由の原点の疑問がそれなんだから。


625:愛蔵版名無しさん
08/04/08 21:49:36
遊びで。誰が誰に近いか遊び。

トマスはアンジー。は、あんまり異論のないところだと思うw
もうちょっと賢くて気位が高そうなら、ケビンもいい線いくかも?w
ジュニアの屈託、囚われてしまうところはやっぱりグレアム?
でもグレアムの老後はフォルナーの婆ちゃんだと思うw
サーニンはお父ちゃんってどうだろ?農作物に注ぐ愛情とかシンプルな生き方が。
マッスクがDDって気がするなぁ。DDをもっとマイルドにして男の子っぽさを引いて。

626:愛蔵版名無しさん
08/04/18 21:39:06
トマスがアンジーに近いっていうのは異論なし。下まつげの量的にも。
DDは、ひとりで堂々巡りしながら悩んでるグレアムと
男の子らしくて動物好きなサーニンと
甘ったれで天然なマックスがミックスされてるように思う。
三原先生は誰に一番近かったんだろう・・・

サービスカット
     ∧_∧
     ( ・ω・ )
     (=====)
   ___(⌒(⌒ )
 /\  ̄ ̄し' ̄ ̄\
  ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
         | |
       / \
        ̄ ̄ ̄

627:愛蔵版名無しさん
08/04/18 22:25:05
そのAAは拷問教室を思いだすよw
DDの逞しい所や異常事態における適応能力の高さはサーニンを連想させる。

でも何となく、DDはソロモンを擬人化した感じだと思ってしまう。
悪人になりきれず、善良さゆえのヘタレっぷりが強烈だからかな。

628:愛蔵版名無しさん
08/04/18 23:00:35
>そのAAは拷問教室を思いだす
三原ファンの多くがそうだろうと思って貼ったんだよ^^
でもアンジーは跨ってはいなかったよね

629:愛蔵版名無しさん
08/04/20 14:04:30
探せばあるもんだね
テリー・ジャックス『そよ風のバラード』
URLリンク(jp.youtube.com)
ジャック・ブレル『瀕死の人』
URLリンク(jp.youtube.com)
「黒い羊」の歌ね

630:愛蔵版名無しさん
08/04/29 21:31:05
スレチも甚だしいのはごもっともで、本当にごめんなさい。
ここに書き込むことが間違っているのは、わかっているんだけど。

クークーは幸せだったんだろうか。
自閉症の教え子を交通事故で亡くしたんだ、一昨日。
自分の責任なんて考えること自体、傲慢もいいところだけれど、
クークーにも、生きていて楽しいことがあったのかな、と。


631:愛蔵版名無しさん
08/04/29 21:47:53
サーニンに出逢って微笑む事を知ってたから幸せだったと思うよ、もちろん。

632:愛蔵版名無しさん
08/04/29 22:05:17
なんでクークーがあんな最後を迎えたと思うとるのか。
幸せや楽しさを知らんかったら駆け出すものか。

633:愛蔵版名無しさん
08/04/29 22:58:36
クークーはサーニンと仲良くなる前に、小鳥に手を差し出して留まらせ、微笑んだ。
それだけの感情が残っていたのだから、サーニンとの結びつきが強くなったあとなら更に・・・。

634:愛蔵版名無しさん
08/04/29 22:59:20
スレチのカキコにレスをくださって本当にありがとう。
亡くなった彼は多動で、道路に飛び出してしまったんです。
でも、少しでも幸せなときがあったならいいなと願います。

クークーがサーニンに出会ったように。

635:愛蔵版名無しさん
08/04/30 09:21:10
>>634亡くなった方はお気の毒です。
でもあくまで漫画の世界。
シンクロさせるのはどうかと・・
まだ一昨日の出来事なのに そこまで心の整理ができるのが不思議
自分に酔ってるに見えるんだけど・・


636:愛蔵版名無しさん
08/04/30 14:23:31
誰かが亡くなると、よほどやりたい放題充実してた人でもない限り、
大体周囲は「幸せだったのかな?」「満足してたのかな?」「自分にもっと何かできたかな」
といったことを思ったりするものだと思う。
でも障害を抱えてたからといって不幸だったと決め込んでいるなら少し違うと思うよ。
余程関係が密で、いろんな時間を一緒に過ごしてそう思うならしょうがないけど、
そうでないなら他人の人生をそんな風に括って憐れんじゃいけない気がする。

637:愛蔵版名無しさん
08/04/30 20:14:30
>>635
>まだ一昨日の出来事なのに そこまで心の整理ができるのが不思議
突然の訃報だと動揺してるから逆に他人に話して自分の心の整理を付けるってのもあると思う。
 なぜ?
 どうして?
 こんな事になるならもっと早く・・・
とかいろいろ。
感じる事も人それぞれだし心の整理の付け方も人それぞれかと。

スレチなのでこの話題はここまでかな。

638:愛蔵版名無しさん
08/05/01 09:17:38
>>637
>自分の責任なんて考えること自体云々
突然の訃報じゃなく目の前で起こった惨事
だと思ったので、
それにしては630さんは淡々としてるなあ
と感じました。
スレチだけど過疎るよりはいいかな・・ダメ?

639:愛蔵版名無しさん
08/05/01 09:20:33
あ↑は635私です

640:愛蔵版名無しさん
08/05/03 08:03:51
初めてレスさせていたただきます。話の流れと無関係で若干スレ違いで恐縮ですが、自分はリアルタイムで「はみだしっ子」のファンでして同時に谷山浩子のファンなんですが、
当時出た「はみだしっ子」のLPについて三原先生が何かコメントされたとか三原先生のファンの方々の評判等ご存知の方おられましたらお教え下さいませんでしょうか。

641:愛蔵版名無しさん
08/05/03 16:46:34
当時子供だったのでファンの間での評判や三原先生のコメントなどは分からないけど、
確かあのアルバムから谷山浩子を知って、ニッポン放送でやってたラジオを聴いていました。
自分は当時アルバムの音楽や声優さんの演技は若干可愛すぎると思ったけど、
今思えばドラマ+オリジナルの音楽という条件でああいう風に仕上がる感じも分からなくはないかな。

聴く前は何となく、親の良く見てる不条理っぽい映画(多分70年代のアメリカンニューシネマ)みたいな
何かもっと甘さのない雰囲気のものを想像してたので、最初は「何か違う!」と思ったけど、
その割りに何度も良く聴いていたし、ラジオも好きでした。
ちょっと懐かしいな。

642:愛蔵版名無しさん
08/05/03 18:48:55
あのアルバムが出た時は既にはみは完結してたし、
「今更はみ初期の話をやられてもなあ・・・」と、
チグハグな感じがした記憶があるなあ。
谷山浩子好きなんだけどね。

643:愛蔵版名無しさん
08/05/03 21:50:34
SONSからのファンなのでリアルタイムでの評判は知らないが
古本で見た「ぱふ」に載ってた編集者のアルバム評が

編集者A「ワタシは眠ってしまいそう」
編集者B「ワタシも眠ってしまいそう」

てな感じだったので、かなり微妙な出来だったのかな、と。

644:愛蔵版名無しさん
08/05/03 22:54:05
アルバムに入ってたインスト曲が「わくわく動物ランド」か何かの
海中でエビが歩いているシーンに使われてた記憶が…

645:愛蔵版名無しさん
08/05/04 07:17:04
>>640
特にコメントは無かった思う。
当時の「花とゆめ」にレコーディングのレポが載ってた記憶があるが、
三原氏は顔を見せてなかったようだし。

でも、リアル読者&谷山ファンなのに、どうしてここで聞くの?

646:愛蔵版名無しさん
08/05/04 20:27:33
>>645
>640でリアルタイムでファンだとは書いてるけど「花とゆめ」購読者とは書いていないし、
周りにファンがいたとも書いてないから、ここで聞いてみたかったんじゃないかな?

647:愛蔵版名無しさん
08/05/06 05:27:33
>>618
そうだな。男の俺からしてもイイ男だぜ、ウィリアムは。
ロジャーの気持ちが良く解る。

648:愛蔵版名無しさん
08/05/06 20:25:13
亀レスですが、>640です。私の周りには中学、高校と三原先生の愛読者はほぼ皆無でした。
「花とゆめ」の読者投稿欄を見るぐらいしか他人様の意見を知る術がありませんでした。
「冬の果実」に関して投稿があったのを今でも憶えています。
私のレスの為に不快に思われた方がおられましたら、申し訳ありません。お詫び申し上げます。

649:愛蔵版名無しさん
08/05/06 22:14:49
俺は男だから当然かもしれないが、中学には三原氏の愛読者は俺以外にいなかっ
たよ。ああ、先輩の女性が一人いたか。俺が貸していたんだが。
高校は男子クラスだったけど、何故か読者が一人いたなあ。
大学は工学部だったから皆無。
fjで話題にしても、のって来るのは5人くらいだったなあ。三原氏が亡くなった頃だが。

650:愛蔵版名無しさん
08/05/07 09:01:38
男主張ウゼ

651:645
08/05/07 20:34:54
>>648
そういうことだったのか。私もリアル読者だけど、周りに読んでた人結構いたけどなぁ。。

でも、どっちにしても相手のことをを考えないレスで、648さんに嫌な思いさせちゃったかも。
こちらこそ申し訳ありませんでした。。

652:愛蔵版名無しさん
08/05/08 00:36:01
年代が若干違うせいか俺も愛読者は周りにいませんでしたよ。
三原さんを薦めてくれた人ぐらいだな。
その人から聞いた話ですが、はみだしっ子の芝居告知が本誌に載って、
「夢をごらん」か何かを上演したらしいけど、リアル読者で観た方はいますか?
どんな芝居だったのかなんとなく気になるんで…

…と便乗して書くとウザがられるかw
前々から思ってたけどさ、このスレやっぱり書き込みしにくいなw

653:愛蔵版名無しさん
08/05/08 00:50:17
「夢をごらん」の芝居は知らないし、いつ頃のことかも分からないけど、
2001年に「スタジオライフ」という劇団が「Sons」を上演したことなら知ってる。
URLリンク(www.studio-life.com)

654:愛蔵版名無しさん
08/05/08 09:47:56
>>653
まじか、あのボリュームをどうやって劇中に収めたんだろ
キャスト見た感じだとジュニア自殺前後あたりを中心にやったっぽいね。ヘヴィだなぁ


Sonsと言えば、ムーンライティング初期およびSons序盤では
D・D → トマス なベクトルの方向性があったよね。(腐的な意味でなく)
大人編、子供編とも話が進むにつれ D・Dがどんどん暴走して
トマス完全置いてけぼり状態になってったけど。

あれはなんか三原さんの目算違いというか、最初は友情モノからめてやろうとしてたけど
実際にフタ開けたらD・Dは自分のことだけでいっぱいいっぱいすぎて収拾つかず、
トマスのほうに向かせるのを途中で断念した、みたいな印象があった。
最初の構想では二人がどんな間柄だったのかなとか想像するとちょっとwktkする
(いや腐的な意味でなく)

655:愛蔵版名無しさん
08/05/08 19:00:25
>>652
10年位前に神戸かどっかの高校演劇部が、はみだしっ子を上演したらしいけど、
それと関係あるのかな?

656:652
08/05/08 23:08:35
>>653
どうも。
”Sons”だと俺は何年か前に一度読んだきりで、多分実家にあります。
なんというか妙にリアルな白人っぽい絵になったもんだ…と思った記憶がある。
映画っぽいというか。

>>655
いや、すいません、多分20年以上前です。
本誌にその情報が載って上演場所は都内。
プロの劇団なのか大学等の演劇部なのか、何か聞いた気がするが…忘れた。

657:愛蔵版名無しさん
08/05/09 06:46:31
好きな役者はアル・パチーノだったらしい
それが反映されたようなキャラはいなかったけど

658:愛蔵版名無しさん
08/05/09 16:50:42
>>653
こないだとあるドイツ映画観ながら、出演者がみんな三原絵に
変換できるな・・・と思った。


659:愛蔵版名無しさん
08/05/09 19:26:11
「演劇 はみだしっ子」で検索してみたら三原センセと関係ないようなページだトップに出てw.


>>656
高校の演劇部で、カッコウの森か何かのエピソードを演劇化した、てのを数年前写真付きでみた。
やった時期は10-20年位前の話。「へぇ、そんなことしてたんだぁ」とか思った記憶がある。
wikipediaに追記しようとしてやめた記憶もアル。

立野さんのページで見かけたかと思ったら、立野さん最近更新してないのかぁ。


660:愛蔵版名無しさん
08/05/10 08:45:16
>>652
はみだしっ子の舞台、見たことがあります。花ゆめの告知で知ったんだったかな。
詳しくは覚えていないけど、20年前ぐらい。世田谷のホールだった。
内容は「階段のむこうには」のあたり。
エイダとアンジーのやり取りで舞台中央に10段ぐらいの階段をセットして演じていた。
学生か小劇団だったのかもわからないけど、漫画の舞台化ってあるんだ、、と
自分も興味深かったのでいってみた。女性ばかり?のアマチュアぽかったかな。
自分にとっても思い入れのあるシーンを同じような世代の人による芝居という形で見るのは
なんだか気恥ずかしいというか不思議な感じがしました。

661:愛蔵版名無しさん
08/05/10 09:54:03
「夢をごらん」の舞台の台本?みたいなのがオールコレクションにあったような記憶がうっすらとある。記憶違いかもしれないが…

662:愛蔵版名無しさん
08/05/10 11:28:50
>>661
シリーズ第一作「われらはみだしっ子」ダナ!書いたのは金春智子。

663:愛蔵版名無しさん
08/05/11 00:49:08
>>657
三原さんならゴッドファーザー的な世界も描けそうだ。
三原さんがスーツを着ていたというのは、まさかその影響ですかw

>>659
高校生でカッコーの鳴く森ですか…。それは難易度が高そうだ。
クークーを演じるのはなんというか大変そうだな。
しかし結構舞台向きというか、芝居に向いている話かもしれない。
立野さんのメモリアルHPを俺も見てみます。

>>660
情報どうも。かなり貴重な体験ですね。
階段のシーンというとアンジーがエイダにナイフを振り上げる場面か。
子供の役だから、やはりキャストは女性になるんだろうな。
芝居自体の出来みたいなものがどうだったのか、なんとなく気になる。

>>661
俺はオールコレクションを所有していませんが、さすがにブッ○オフに
置いてあるはずもなく。

664:愛蔵版名無しさん
08/05/11 01:17:49
>>663
オールコレクションに載ってる台本のことは>662に書いてあるのがそうだよ

665:愛蔵版名無しさん
08/05/11 01:43:46
>>664
いや、わかりました。どうもw
オールコレクションにも興味を持ったんで探してみます。

666:愛蔵版名無しさん
08/05/15 14:04:57
遺作についてですが、「ビリーは生きている」でOKなんですかね?
今更ながら読み直してて

667:愛蔵版名無しさん
08/05/15 23:01:59
え?死んだんじゃないの?
脳内で生きていると言う解釈なら有りと思うけど。

668:愛蔵版名無しさん
08/05/16 05:24:16
いや、生きているだろ。先生が残した巻末に載ってる今後の展開予定のプロット
(ビリーは実は生きていて云々)読んでないの?

実際にプロットが(まだ描かれていない部分が)漫画に起こされたとしたら展開が変わったかもしれないが、
一応生前にネームまで起こした部分までは残されたプロットと矛盾していない。

669:愛蔵版名無しさん
08/05/16 13:55:40
>>668
レスサンクスです
巻末っていうのは、ミッシィコミックスの方ですか?
すみません、上記は1巻しか持ってなくて、文庫で2巻を揃えたので読んでないんですよ

と。ウィキペディア見ると書いてありますね、プロットの件
う~ん、オクで探してみようかな~

>>667
文庫本2巻のラストで、それらしい記述があったのですが、
あれが比喩で書かれたのか現実として書かれたのか、ネームだけじゃ判断できなかったもので

670:668
08/05/16 17:54:02
あ、そうだった。文庫版では割愛されちゃったんだっけ>プロット

そうです、ミッシィコミックスの2巻のほうです、言い方きつくてスマソ。
私も初期の牧歌的だったヤフオク(手数料等一切なし)で手に入れたのですが、
今だとちょっと(?)お金足してLost and Found買った方が
……ってこっちも品切れですかorz

いやぁ、なかなか衝撃をうける(漫画化された部分だけでは想像が難しい)展開が書かれているので
一読をお勧めします。

 なぜ、ビリーは死んだとジョディの家の人たちに思われたか?
 ビリーが手伝う“ゲイリーの仕事”とは?
 そしてビリーは誰を撃つのか?
 それに対してジョディはビリーに何を願うのか?


671:667
08/05/16 20:16:08
文庫は持たなくてLOST AND FOUNDを持ってるんだけどそっちのプロットだと
死んだと解釈したけど・・・何だか混乱してきたw

672:667
08/05/16 20:27:36
ごめん、自分の記憶にあったのはミッシィコミックスの2巻の方だった。
(今読み返したけどやっぱり自分は死んだ方に一票)

取り合えずホントに混乱してるらしいので逝って来ます...orz

673:愛蔵版名無しさん
08/05/17 06:40:04
あのぷろっとでどうして「死んだ」方に解釈できるのか教えていただきたいのですが。
以下、ちょっとプロット内容ネタばれ



ビリーが「死んだ」(死んだ、ってのはジョディが展覧会に絵を出した時点で、)のならば、
あのプロットに出てきたビリーはジョディの脳内にのみ存在する“脳内ビリー”、もしくは霊魂ってことになるけど、
その“脳内ビリー”が

・ジョディの母親を拳銃で撃ち、母親は重傷、後に死亡
・それを受けてジョディはビリーに「自殺して謝ってきて」と願い、ビリーは自殺

という現実世界へのアクションを起こすのだが、「死んだビリー」(脳内ビリーor霊魂)がどうやって自殺するの?

“脳内ビリー”がジョディの脳内で自殺して蘇るのは、まあ脳内のお話としてはありかもしれないが、
“脳内ビリー”がジョディの母親を拳銃で撃って死に至らしめるのは無理でしょ。

霊魂だとしても、あの話では霊魂は心の澄んだ人間か死が近い者に見えるだけの存在で
物を動かしたりできる、って設定は出てない。

それとも「母親を拳銃で撃つ」もジョディの脳内の出来事?
そうすると、あのプロット全体が「ジョディの頭の中での出来事」という夢落ちになってしまうが。

むしろ、あのプロット全体が現実に起こったこと(最後にビリーが復活するのは霊的な意味だと思うが)とするなら、
展覧会の時点ではビリーはゲイリーの仕事(暗殺)を手伝いながら生きていてゲイリーと共に絵を見に来ている、
と解釈していたのですが。

674:667
08/05/17 09:17:54
>>673
>ビリーが「死んだ」(死んだ、ってのはジョディが展覧会に絵を出した時点で、)のならば、
あー、何か誤解があるかも知れない。
自分が言ってるのは「もうひとつのラスト」(ミッシィコミックス第2巻P244~245)を含めた部分でのラストです。
ビリーはピストル自殺して死亡と言う解釈です。

675:愛蔵版名無しさん
08/05/17 10:59:26
あー、なるほど。了解しますた。

>>666 の質問を、
あのプロット読んでなくて、漫画(ネーム段階のものも含む)のみを読んだ人が
「ビリーは死んだの?」って疑問に思う
 =ジョディの母親が「死んだ」と言っていたのは本当か?と疑問に思っている
 =ジョディの展覧会に絵を見に来たビリーは霊魂なの?と疑問に思っている

と解釈して>>668 では「プロット読んでないなら仕方ないけど、
 (展覧会の時点=漫画化された最後の“漫画内時間”では)当然生きてるよね?」
という意味で答えました。

>>667 氏はプロットの最後まで展開したとして「最終的にビリーは死んでる」とお答えした、と。
齟齬の原因がわかりました。

>>666 = >>669 氏混乱させてもうしわけない。

#個人的には先生がプロットを漫画化したであろう時にプロットを書き変えていたかもしれないとも思ってるので
#あの巻末プロットは「こうであったかもしれない展開」と位置づけていました…

676:666
08/05/17 13:36:31
>>667
>>668
返信遅くなりました

なるほど、ネタバレ部読んで俄然プロット部読んどかなきゃならない気になりやした
中学生以来の三原さんファンとしては、死んでも死にきれそうにありませんです

自分♂なんですが、白泉社から移籍してから三原さんを追えてなくて、
亡くなってから遺作を知ったんですよね…

Lost and Foundは探すの難しそうなのですが、ミッシィコミックスの方はヤフオクでも
手に入りそうなので探してみます

ありがとうございました!

677:愛蔵版名無しさん
08/05/20 19:19:19
なんで突然意味なく♂宣言??

678:愛蔵版名無しさん
08/05/22 16:49:56
まぁいいじゃん。主張してみたいお年頃だったのかもよw

679:愛蔵版名無しさん
08/05/23 18:41:02
2週間ぐらい前にsons、ムーンライティング、x-dayの文庫を7&Yで買った。
全部初版発行だった。ちょっと泣けた。

680:愛蔵版名無しさん
08/05/23 19:08:15
ずっと店頭に並べてたって事はそこの店長さんはもしかして三原ファン?w

681:愛蔵版名無しさん
08/05/23 19:23:46
7&Yはネット通販なんだが

682:愛蔵版名無しさん
08/05/23 19:54:15
あ、そかスマン。
じゃあ7&Yが返品してなかったと言う事でセブン&アイHLDGS.のCEOがファンだと言う事でw

683:愛蔵版名無しさん
08/05/23 21:44:27
取り寄せだったら一体どうすんだ。いや、その辺の奴は単行本発売時に
全部即買いしてた俺には、文庫版の版数は全然判らんのだが。

684:愛蔵版名無しさん
08/05/24 16:41:50
ていうか重版されてないんだよ
初版の在庫がまだまだあるんだよ…

685:愛蔵版名無しさん
08/05/24 16:48:14
>679は>684の意味で泣けたって言ってるんじゃないの?

686:愛蔵版名無しさん
08/05/24 18:49:37
三原さんってハマる人はいるだろうけど全体から言うとメジャーじゃないからね・・・。
昔読んだ本を手放したと言う人が一度買うだけで終わりなんだろうな。

そういう自分ははみだしっ子は切り抜きスクラップまで持ってるけど文庫は一冊も買ってないクチ。

687:愛蔵版名無しさん
08/05/24 19:39:18
>>685
たぶん>>682以外はみんなわかってる
ちなみに去年7&Yで買った文庫版はみだしっ子は重版だった

688:愛蔵版名無しさん
08/05/24 19:40:33
自分も文庫は、はとルーしか買ってない・・

689:682
08/05/24 19:56:51
いや一応分かってましたが。念のため。

690:682
08/05/24 19:57:51
>>689

>>687へのレスでした。
スマソ。

691:愛蔵版名無しさん
08/05/24 21:57:30
リアルタイムで「Sons」や「夢の中悪夢の中」あたりを買ってた頃は、
自分以外の誰がこの人の新作や単行本を待ってるんだろうって思ってた(超失礼)

マンガ夜話で特集出たり、一時期の復刊.comでの勢いを見て
はみの頃の隆盛を思い知ったんだけど、熱烈なはみファンでも
やっぱり後期の作品には興味ないって人も多いのかな。

692:愛蔵版名無しさん
08/05/24 22:12:30
あ、文庫の話か。スマソ何か勘違いしてた

693:愛蔵版名無しさん
08/05/25 08:05:45
>>691
セルフマーダー~ムーン・ライティング辺りでかなり減った

694:愛蔵版名無しさん
08/05/25 16:04:38
自分ははみだしっ子から入ったけど
後期の作品の方が好きだけどな
もっとも三原作品にハマったのが三原さんが亡くなられた後だからかなり遅いんだけど

695:愛蔵版名無しさん
08/05/25 17:44:09
自分も後期作品の方が好き。でも絵がとっつき辛いんだよね。
三原さんを知ったのはSonsの頃だったけど、
絵がダメでずっとスルーしてて、読み始めるまでには数年かかった。

696:愛蔵版名無しさん
08/05/25 18:22:38
一見さんには確かに辛いかもナー。はみやルーソロから見てたけど、
話が重くなるに連れて絵も重くなるのは正常進化だと捉えてたから。

697:愛蔵版名無しさん
08/05/25 22:43:10
ムーン・ライティングの途中で絵が激変したからなー…。

698:愛蔵版名無しさん
08/05/26 19:00:08
あと、ムーン後半~sonsを連載していた雑誌は典型的な2軍誌だったなぁ。
白線社内での三原さんの地位もかなり下がってたんだろう。

デビュー間もない松川祐理子とか杜野亜希とかも描いてたたけど、
今より繊細な感じの絵柄だったな。
彼女たちも三原さんの影響受けてたのかな?

699:愛蔵版名無しさん
08/05/26 21:08:36
>>698
発売日に鼻息あらく買いに行ってたよ>「典型的な二軍誌」EPO。
Sons大好きだったなあ。
中二病を中二病のままに迸るパッションで描いてたはみだしっ子から
中二病を「エンタテイメントとして」描くことに成功したSonsへの変化はほんとに面白かった。

はみだしっ子はリアル体験してなかったけど、
一ページまるまるグレアムのメモを書いた三原さんと載せた花ゆめの冒険関係が、そのまま
一話まるまる3頭身キャラ(しかもDDT達ではなくDDTの空想キャラ、アーニーと狼男w)を描いた
三原さんとEPOに持ちこされてて感慨深かった…

700:愛蔵版名無しさん
08/05/26 21:28:13
地位が下がったと言うか、花ゆめのカラーが変化して三原順と合わなくなった
のでは?ベテランが雑誌の色にそぐわなくなって他所へ移るのは少年・少女誌
問わず良くある事。三原漫画が読めればそれで良かったよ。もう読めない…

701:愛蔵版名無しさん
08/05/27 00:57:57
当時はSons読んでなかったけど
EPOはわりと好きで買ってたよ
二軍誌だとは気付かなかった

702:愛蔵版名無しさん
08/05/27 03:10:07
EPOに他にどんな作家が描いてたのか知らないけど
今でいうメロディみたいなもんだったのか?

703:愛蔵版名無しさん
08/05/27 13:43:25
メロディが近いかな。
EPOは学生よりはOLさん向けのエロ抜き雑誌だった。

704:愛蔵版名無しさん
08/05/27 18:42:07
魔夜峰央と神坂智子がシリーズ物描いてた。他では野妻とか酒井とか。
たまに日渡が大物ゲスト扱いで読切描いてた。

あと、若手だと神谷悠がよく読切描いてたような。読んでなかったけどw

705:愛蔵版名無しさん
08/05/27 19:31:27
本誌カラーと合わなくなってきたベテランと
本誌でレギュラー張れるほど人気出なかった中堅と
本誌で描かせてもらうほどの実力のまだない新人がメイン
で、時々本誌レギュラー陣が読切で巻頭をかざる、そんな感じ>EPO

EPO亡き後は三原さんの新作探すのに苦労してたな。
今考えると隔月で確実に三原さんの作品が読めた貴重な雑誌だった。

706:愛蔵版名無しさん
08/05/27 21:00:58
EPOでは佐々木倫子の「ペパーミント・スパイ」と神谷悠の「元気だよっ!」が好きだったな。
去年部屋を整理したときに一部ページを切り抜いてあとは捨てちゃったんだけど
今になってちょっと惜しくなってきた。

707:愛蔵版名無しさん
08/05/29 15:30:10
その後に「花曜日」ってのが創刊されて
すぐ廃刊になったよね。
久々に読み返そうかな。

708:愛蔵版名無しさん
08/05/29 19:50:19
末期は高河ゆんやらみずき健まで駆り出して、
傍目から見てもヨレヨレだったな>EPO

709:愛蔵版名無しさん
08/05/30 22:53:04
EPOは日渡さんの記憶鮮明シリーズが良かったな・・・。
続きをメロ辺りで描いて欲しい。

禿げしくスレチでスマソ。

710:愛蔵版名無しさん
08/05/31 20:09:56
みずき健と言えば、岬太郎を田舎くさくしたようなサッカー少年の漫画描いててすごく萎えた記憶ある
(EPOじゃなかったかもしれんが)

711:愛蔵版名無しさん
08/06/03 18:43:33
EPO(後期)の看板作家は星野架名と神谷悠じゃなかったかな?
ファンタジー系の若手に混じって、三原さん確かに浮いてたなぁ。

あと、三原さんの柱のコメントは、天気や季節に関するものが多くて、
私生活を連想させるようなものは無かったな。

712:愛蔵版名無しさん
08/06/04 12:38:26
EPOといえば、氷室冴子&山内直美(だったっけ?)目当てで買い始めた覚えが・・・
蕨ヶ丘物語とか、ざ・ちぇんじとか・・・

はみだしっ子好きだったけど小学生だったので話の本筋はわかってなかったと思う。
それなのにSONSは更に難解な雰囲気で(絵柄的にも)、読むのが苦痛だったけど、
三原順ファンとしては「読まなきゃいけない」みたいな思い込みで筋もわからずに
頁を繰っていた。大人になって文庫版で読んでやっとどういう話かわかった。

ちなみに、私が去年買った文庫版のはみだしっ子1~6は第三刷~第五刷だったよ。
文庫版の初版からも10年以上だってるんだね。

713:愛蔵版名無しさん
08/06/04 14:16:14
今更ながらもっと三原作品は見直されていいよなぁ
自分も三原作品を知ったのは友人にすすめられてなんだけど
友人には感謝してるよ
合わないって人もいるだろうけどねー

714:愛蔵版名無しさん
08/06/04 18:00:32
>>711
はみ出しっ子の単行本のどれかだったかなあ、
仕事場にしてたアパートで、真上の部屋の人がボヤ出したために
三原さんの部屋まで水浸し、フテ腐れる三原さんにアシ兼友人たちが
「ほら、スネてないでうちで仕事の続きしようよ」とか「今上の部屋見てきたけど
キレイに片付いててびっくりした…こっちの方がよっぽど現場みたいや」とか、
なぐさめるやらおちょくるやら、なカットがあったな。

印象に残ってるのは、普段あまりそういう近況とかを描かなかった、って
せいかも知れないけど。

715:愛蔵版名無しさん
08/06/04 20:00:07 g6vU8iD7
))713

その友人さんの勇気に乾杯!

私は自分の好きな作家ってたとえ気心がしれた相手でも紹介したくないわ。
紹介の仕方へたくそなので、魅力の1/100も伝えられないだろうから。

三原先生の作品を好きになってくれる人とは一生の友人になりたいけど、
そんな人と出会えるのは隕石で頭を削り落とされるよりも確立は低いだろうと(ry

716:愛蔵版名無しさん
08/06/06 19:11:40
>>712
氷室冴子さんご逝去だそうで
雑居時代は小説もコミックも繰り返し読んだなぁ

717:愛蔵版名無しさん
08/06/06 21:01:57
リア高~大学頃に三原作品を片っ端から読んだんだけど、
はみだしっ子とSonsが大好きで、その他は眼中になかった。
いま読み返すとX-dayとかDie Energie~とかすっごくいい…
痛ましいほどぎらぎらする子供の正義感だの大人の諦念だので苦しいぐらいだ。傑作だ。

それで思い出したけどルーとソロモンの笑いって、自分にとっては
ルナールの「にんじん」とか「ダメおやじ」とかと同じカテゴリで、笑いきれなくて切なくなる。


>>716
ショック……orz

718:愛蔵版名無しさん
08/06/07 00:30:26
>>716
EPOでSonsをライブで読んでた人なら、氷室冴子さんもある程度馴染みがあるよね。
ショックです。中学校時代、そんなにファンって自覚なかったけど、思い返すと
ざ・ちぇんじも雑居時代も蕨が丘物語もクララ白書もアグネス白書も
漫画、小説ともに読んでたから、好きだったんだろうなぁ。

三原順さんは亡くなられたのしばらく知らなかったので、本屋で「ビリーの森ジョディの木」見つけて、
あ、三原順の本が出てる、買わなきゃ、と思ったときに「遺作」の字を目にしてこんな感じでした。

( ゚д゚) ・・・遺作・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・ え?
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …ええっっ!?

719:愛蔵版名無しさん
08/06/07 08:45:08
編集も知ったのは2,3日後だったらしい・・・

720:愛蔵版名無しさん
08/06/15 18:09:22
梅雨ですな
アンジー河童大喜び
スレが滞っているので
意味亡き書き込み

721:愛蔵版名無しさん
08/06/15 19:36:05
はみだしっ子懐かしいなぁ。

別冊花とゆめの創刊号から4冊までがそれぞれグレアム、アンジー、サーニン、マックスの特集だった。
それに再録された各話のつなぎのために、わざわざ数ページ、話を描きおろしていた。
それが初読だったから、当時、全部話はつながっているんだと思ってたw
コミックスを読んだ時はビックリしたよ。
独立した話だったんだー、てね。

別花は捨てられなくて、いまだに雑誌を取ってある。
もうすっかり裏写りとかしてるけどw

722:愛蔵版名無しさん
08/06/15 21:58:26
>721
別花創刊号~リアルで読んでいたよ。懐かしい!
花とゆめで個々の話は既読だっただんけど
記憶が曖昧ながら、2ページくらいで話をつなげた
あの力業には感服した。

723:愛蔵版名無しさん
08/06/15 22:27:50
>>722
力業すごかったよね。

そういえば、「残骸踏む音」のラストページ、コミックスと比べて別花だとページ増えてた。
あれって本誌掲載時にはどうだったんだろう。いまだに気になる。

三原さんて完全主義者なのか、こだわりがすごかった気がする。
本誌掲載時のあらすじコマとか柱とかも、コミックス時にはちゃんと違和感なくコマとして描き加えられてたし。
あと、花ゆめ本誌で口絵だかのクリスマスのイラストが、更に描きこまれてカレンダーに収録されてたの見て感服した。


724:愛蔵版名無しさん
08/06/15 22:39:11
あの当時からコミックスへの加筆・修正って、
他の作家さんでも多かったのかな?
連載になってから加筆が多かったのは、発表してからも更に推敲してたから?
コミックスとして纏め易いようにかな?

725:愛蔵版名無しさん
08/06/16 00:22:37
いや、あの当時ってコミックス加筆はそんなに多くなかったはず。
(いまもそのままの作家の方が多くない?)
「裏切者」「もう誰も・・・」とか
「つれていって」なんて、かなり別印象。
より書き込みたい、というか
練り込みたいって意識が強い作家さんだったんだと思う。
(ちょっとやりすぎだよって思ったこともあったけどね)

726:愛蔵版名無しさん
08/06/16 01:18:20
ネームの量に合わせてコマのサイズが決まるという話しには笑った

727:愛蔵版名無しさん
08/06/17 20:13:04
そうそう、定規ではかって吹き出しを確保してからじゃないと絵が描けないとか
書かれてたよね・・・

728:愛蔵版名無しさん
08/06/19 00:49:12
そういえば、「はみだしっ子」から無断借用
(てか盗用)した作家がいたけど、あの人どう
なったんだろ。


729:愛蔵版名無しさん
08/06/19 01:35:27
ミステリ板にスレあるよ。
本人はとりあえず新しい小説も発表して、一応事態は収束したようだけど…
なんか作者擁護な人とかいろいろいて、周辺は場外乱闘っぽいことになってる感じだ。

730:愛蔵版名無しさん
08/06/28 05:35:10
自分が子供のころサーニンがどうして鳥さんが好きなのかがさっぱり解らなかったけど、最近小鳥や小動物をいとおしく思うようになってサーニンの精神状態が解ってきました。

731:愛蔵版名無しさん
08/06/28 09:41:04
>>730
鳥さんに餌まいてたよね。サーニン。
ネズミとかもやって来そう。命が愛おしかったんだろうね。

ママが死んだのが冬で、アンジーに助けられたのは夏?
そんな長い間、たった4歳の子があんな形でネグレクトを受けてたのかって、
物凄く怖く悲しくなる。
設定がきつすぎて、今の時代ではあのまま再掲載やリメイクは無理っぽい。

732:愛蔵版名無しさん
08/06/28 12:28:21
そうかぁ?桜庭一樹の「砂糖菓子の…」ですら新たに漫画化されてる(ネタバレはコメント下部)から
ネグレクトくらいだったら無理なことはないんじゃないか。

むしろ、放浪する4人の設定に「真似する子がでるから連載やめろ!」とか
ねじ込むモンスターペアレントとか出てきそうだがw



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砂糖菓子の弾丸は… ネタバレ:

離婚して父子家庭になったところの娘が虐待をうけてるけど
ストックホルムシンドロームで共依存的になってしまって逃げられない。
最後に逃げることを決意したその日に父親が娘を惨殺して鉈で解体して山に捨てて終わり。


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