10/03/24 18:27:48
100年以上後の読者にここまでで噛みつかせる力があるんだから
モンゴメリは大した作家だな。
同時代に出た「少女パレアナ」とか「ポリアンナ」なんか完璧に忘れられてるもんな。
「ポリアンナ」はアニメ化されたから「パレアナ」よりはマシだが。
763:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 18:36:43
>>759
先の761長文に補足。
>そのアンに自分を重ねているとして752と756は作者批判をしているが、
念のためだが、自分を重ねるのが悪いというつもりはない。作家たるもの、自分の自慰行為は読者にバレないようにやれと言っているだけだよ。
>そもそも人格障害者のような輩でなければ小説家なんてものにはならないわけで
>般人の感覚で作者を批判しても意味が無いと思う
作家の「人格」はどうでもいいよ。たとえキ印でも。ただ、読者としては、その作品世界を味わいたいのだから、作者の魂胆や陶酔を見せつけられて、せっかくの作品世界をぶち壊されるのはごめんだというわけだよ。
764:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 18:46:55
762
アンの場合は、原作とアニメのギャップがありすぎるからでは?
実際、このアニメはたいしたもんだから。
765:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 18:58:29
>>763
早い話し「自分が自慰行為をしたい」訳だなw
766:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:07:37
原作者自体、アンシリーズの執筆は生活のためや読者のためであって、
出版社に言われるままに嫌々書いていたようです。
そして自身の投影としては、アンではなくて、風の少女エミリーの方を挙げているそうです。
767:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:08:30
1回くらギルに浮気でもさせといて散々な目にあってアンの良さを再確認したとかなら
人間らしかったのかも
でもギルって付き合ってる人いたっけ?
アン一筋なのがちょっとありえないと思うんだよな
768:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:09:11
>>766
エミリーの方が作者のナルシズムがたっぷり入っている気がして苦手だな。個人的には。
769:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:20:26
アンがグリンゲイブルズに来るとき「初めての自分の家」「優しいマシュウ」
「美しい自然」・・・などに惹かれる気持ちは分かるんだけどマリラに対して
ブルエット夫人とまでは言わないけど かなり冷淡で嫌な印象を持っても
よさそうなのにそんな素振りも心理描写もないところにちょっと「?」ってなる。
ギルがホレ抜いたりするのは、まあ恋愛って理屈じゃなくそういう側面もあるから
特に気にならないけど。ギルがストーカー体質かも知れないし。
770:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:20:43
<丶`∀´>762 パレアナとポリアンナって同じじゃないニカ?
<丶`Д´>768 エミリーは約束破るから嫌いニダ モンゴメリならジェーンがいいニダ
771:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:22:51
>>770
ジェーンはいいよね。アニメ化して欲しい。
772:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:30:17
>>763
>作家たるもの、自分の自慰行為は読者にバレないようにやれと言っているだけだよ。
だから一般人の感覚で作者を批判しても意味が無いって教えてやっただろう。
露出狂でもなければ妄想の垂れ流し(小説出版)なんてしないんだから、バレないようにやれって方がおかしい。
>その作品世界を味わいたいのだから、作者の魂胆や陶酔を見せつけられて、
>せっかくの作品世界をぶち壊されるのはごめんだというわけだよ。
魂胆や陶酔を見せつけるために作品を書いてるのに、それを見せつけるなって言われたら出版なんかできねーって。
773:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:32:03
>>770
>パレアナとポリアンナって同じじゃないニカ?
知らなかった(恥)。
774:751
10/03/24 19:39:25
ギルバートの描写が不自然なことの原因を挙げると、思うに、モンゴメリにとって
男と言うものは、マシューの人格面でのモデルであった実父(彼女の最大の理解者だった)
を除くと、未知の生き物だった、ということもあるんじゃないかな。結婚して子供を作ったにしても、
生涯を通じて、異性のそういう心情の機微を描くほどの共感を得られる存在ではない、というふうな。
だから、同性であるダイアナとの友情のほうが、非常にきめ細かく描かれているのに比べ、
ギルバート→アンが好き、アン→ギルバート嫌い、といった条件がただ
「舞台設定」みたいに、ただそこにある、ってだけで、それ以降はなんかギルバートの一方的な好意が
描写の深まりを見せずにただ続くだけだから、「アンの愛情」以降ほとんど見せ場がなくなっていくように
感じるな。
それと、この「勝手に好きになってくれる美形の優等生」って、現代風のラブコメとか少女マンガの雛形っていう
気がするな。例えば、男女性を入れ替えれば、さえないオタクの主人公を勝手に好きになってくれる
ツンデレ優等生の美少女でさ。ただ、アンはさえない不器量な女の子から、大変な努力家の優等生
に、蛹が蝶になるわけで、それが昭和の少女マンガの王道では「眼鏡をとったら実はかわいい」
という恥知らずなものになって、で、今はさえない子がさえない子のままそのままの私(俺もしく僕)
が好き、というふうに、主人公が読者層にある種近づいていく。
775:751
10/03/24 19:42:38
>>772
まあ確かに、自分の妄想を使って他人を楽しませるんだから、パンツ一丁になって
「さー笑えー!」っていうぐらいにならないと創作者にはなれんよな。
776:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:43:33
原作の発表された時代は日本では明治41年(1908年)、
アニメ・赤毛のアンは昭和54年(1979年)、
アニメ・こんにちはアンは平成21年(2009年)。
男女の付き合い方や、価値観、理想像などは、
日本人に限定しても時代時代で、あまりにも違っている。
原作は出版社の意向や方針、当時の世相や読者層を意識して書かれてあるものだし、
こうであるべきって話は、これからアニメ化するならこうした方がいいってのに留めた方がいいかも。
777:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 19:57:53
>>761
>アンが世に認められているのは、現在ではもっぱらアニメのおかげだろう。
あほかw
778:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 20:05:21
原作原理主義者が烈火のごとく怒りだすぞw
779:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 20:13:50
ギルがアンに惚れてる理由って「アンの青春」にはっきり書かれてると思うけど。
ほかの娘たちのようにちょっとしたことにやきもちをやいたり、見せかけの嘘をついたり、
敵対意識をはたらかせたり、機嫌取りをするようなくだらぬ真似をしないことって。
それも意識してではなく、透明な純情な性格からきているって。
「アンの娘リラ」でも、リラが「お父さんの話では小学校でお母さんに
じっと見つめられて恋に落ちたそうだ」といっている件がある。
石板をぶつけられた時に見つめられて(アン的には睨んで)、アンが本気で怒って
傷ついたことに気がついて、アンの純情な心が解ったんでしょ。
それまでいたずらしてた女の子たちは、口では怒っても内心は喜んでるのが解ってたから
謝らなかったけど、アンは文字通り傷ついてしまったから謝ったし。
隣に引っ越してきたハリソンさんは、アンはなんでも本気に取りすぎるのでからかうのに
もってこいと思ってたけど、ギルは逆に常に誠実であろうとするようになった。
780:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 20:15:44
>>777
「世に認められている」って部分の捉え方次第じゃ?
日本で広く知られるようになったという意味ではあってると思うよ。
原作読んでなくてもアニメなら知っているって人、多いし。
評価に関してはいろいろ考え方あるんだろうけど、
アニメ赤毛のアンが素晴らしい作品だと思ってる人は多いよ。
ただ、761の人は最初に作者批判してるから角が立ってるけど。
781:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 20:25:09
ルビーが、ギルとしゃべってても何言ってるかさっぱり分かんないって言ってたことなかったっけ
頭がよくないと付き合えないのは確かだねギル
782:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
10/03/24 20:26:18
>>779
>石板をぶつけられた時に見つめられて
「恋のジェットコースター理論」ってやつじゃないですか?
ジェットコースターのドキドキ感を恋のドキドキ感と勘違いしてしまうと言うやつ。