09/05/23 09:08:19 +zSUDvXk
大蛇伝説に関して、在来の蛇神信仰と外来の竜神伝説の関連したものではないかという
一応の結論を見たので、再びまん昔鑑賞に戻ってみた。
前記したとおりアットランダムに見ているのだが、たまたま見た5本がヒットばかりというラッキー!
ウィッキー!(w に恵まれた感あり。
・「海女と大あわび」
ようつべでのみアップ。
未見なら強く推す。
愛する男会いたさにあわび襲撃という環境破壊を繰り返す海女に訪れる悲劇・・・
八百屋お七を想起させる面もあるテーストだが、
ひときわ美しいと形容された海女が、なぜかキャンディーズの静ちゃん似なのだけが難か。
男はワイルドなイケメンの漁師なのに・・・
・「デッカンブー」
ニコのコメントでも指摘されているとおり、「走れメロス」の坊主バージョンの感あり。
坊さんを魅惑する浅田真央ちゃん似の美しきホラ貝の化身の行方が気にかかるところではある。
・「かわうその手伝い」
とにかく悪戯者のかわうそが可愛い作だが、時の残酷な流れを感じさせるナレーションで
シビアに締めたのが決まっている。
・「狩猟の四天王」
超人的な猟のスキルを持ち、多数の追っかけまで存する四天王をヒーロー視せずに、
女性視点から生活破綻者として見ているのが非常に面白い。シニカルな味わいもある
お薦め作品である。
・「大からす」
ユーモラスだが無常感溢れるラストが秀逸。
糞、グロい傷口、屁と、汚いものから目を逸らさない思い切った演出が見所だ。