10/03/06 20:56:49 jhOAvzeb
「どうだい、そこは?」
マイルームのビジフォンから、弟の声が聞こえる。
「悪くないな。部屋は用意されるし、仕事はよりどりみどり。思わぬおまけも付いてきた。」
「それが噂に聞くパートナーマシナリーってやつか」
俺は傍で寝ているアッシュの方を見た。
PMこそ支給されるが、マイルームにはベッドは一つしかない。
仕方なくではあるが、ニューデイズの伝統的な寝具『フトン』にPMを寝かせることにした。
幸い文句は言われなかった。・・・まぁPMだからなんだろうが。
「ベッドって幾らするのかな」
「何?」
「何でもない。それじゃおやすみ、リュン」
「おやすみ」
ビジフォンの電源を切る。
明日から仕事だ。こいつも早速連れて行ってやるとするか。