09/11/22 04:06:07 Jq6BSnYy
見事に衰退したガーディアンズに復帰してから早一週間ほどが経ちました。
人間達に代わってガーディアンズの主力戦力となったパートナーマシナリー達との調停官に
任命されてから、一週間が経ったとも言えます。
ええ、私の知っていたパートナーマシナリーさん達とは大違いでして、結構びっくりさせられてます。
「こんばんモ~」
あら、こんばんわ。今扉から訪ねていらしたのは、この部屋のお隣に住むGH490さんです。
お名前はカバ男君さん(君までが名前で、さんが敬称です。わかり辛いですね)
「今日は美味しい牛肉があったから持って来たんだモ~」
語尾は気にしたら負けですよ?最近のパートナーマシナリー達の細かい所を気にしだしたら、
気になりすぎてキリが無いので止める事にしました。
「良かったら食べて欲しいんだモ~」
そう言ってカバ男君さんは牛肉を冷蔵庫に勝手にしまい、去って行きました。名前はとてもアイ
タタタな方なのですが、結構いい人です。なんでも(主に動き回る調理食材との)戦闘能力もかなり優秀であるとか。
「ところでご主人様」
はい。何でしょうか?そう言って近づいてきたのは私のパートナーマシナリーのGH442です。
近づいてきて私の隣の席に座ります。今テレビでは「かっとび妖精!ギュンギュンくん」のアニメが
やっているのです。子供っぽいものが好きなのですね、とからかうと「こ、これはご近所との円滑な
付き合いの為に!」などとお約束的な行動をしてくれます。別に自分が好きなものを好きと言うのは、
恥ずかしい事でも何でもないと思うのですけどね。ベタなお約束大歓迎。ビバ予定調和、と言う所でしょうか。
そんな事を考えているなどとは露知らず、彼女は言葉を続けます。
「お隣さんって、どう見てもカバですよね」
そうですね。
「語尾がモ~って明らかにおかしいですよね」
ええ、あえて口には出しませんでしたけど、実は私もそれが気になって仕方が無かったのです。ここ三日間位。
でも人の口癖にツッコミを入れるのも野暮ってものじゃありませんか?(実はツッコミ待ちだったりするのかもしれ
ませんけど)
そんな感じで夜は更けます。そろそろ眠くなったので、おやすみなさい。
電気は小さいのを残すのも、お約束ですよね(主にパートナーマシナリー的に考えて)