09/11/14 20:18:13 Up7N2Ko2
「身に覚えがない、と言った雰囲気だねぇ」
ええ、ホントに身に覚えがありませんから。
「その傲慢さが人間らしいと言えば実に人間らしいね。
ま、どうせ捜索に行った子達もまだ戻ってこないだろうし、説明してやろうかね」
改めてこうして会話をしてみると、この450さん、敵対心と言うか嫌悪感と言うか…
どれとはハッキリ言えませんが、負の感情と言うのを隠していない気がします。
あれ?これもパートナーマシナリーとしては有りえない事なのでは?
そんな私の疑問に気付いていて、あえて無視しているのか彼女は一人で話を進めます。
「最大で三年近くさ」
いきなり意味がわかりません。
三年…。ガーディアンの任務について最大に働いている人たちの年数に近いですね。
「そう。言葉にするとたかが三年。でも実際の年数にするといかに長い事か…わかるかい?」
確かに短いようであり、実際には長い年月です。
生まれたての赤ん坊なら立ち上がって喋るようになり、走り回るようになるでしょう。
ドラゴンクエストは無理かもしれませんが、ファイナルファンタジーなら一本くらい新作が出るかもしれません。
VerUPと言って出したはいいけど、それでやっと普通のゲームに近づいただけ、と言う奇妙なゲームもあるかもしれません
(携帯ゲーム機で出るのでやっと普通のゲームになるみたいです)
「その長い間、私たちは何をしていたと思う?」
え…?それはマイルームにずっと…。
そこに到って私の頭の中に一つの考えが思い浮かびますが、それがハッキリと固まる前に彼女は言葉を続けます。
「来る日も来る日もマイルームから一歩も出ることを許されず、
来客など当然無く、空腹を覚えても何も食べる事を許されず。まぁ食べなくても私達は死なないけど」
少し沈黙。そして彼女から明示される答え。
「壊れるしか無いだろう?」
ああ、やっぱり…。その言葉に私の思考は停止させられます。
「あんた達からすればただの備品。物かもしれないけどね。私たちは考えもする。感じもする。
ただ違うのは工場で生産され、備品として配られるか配られないか程度の差しか無いのさ。人間と何処が違うって言うんだろうね?」
私は何も言い返せず、ただ黙るばかりです。