【PSU】新ジャンル「パシリ」十九体目ver2.0at OGAME3
【PSU】新ジャンル「パシリ」十九体目ver2.0 - 暇つぶし2ch123:名無しオンライン
09/11/08 03:39:09 +enK6GSO
今日のご主人様の傷付き方は異常だった。
ミッション内容自体は低かったが私は油断しているヒマが無かった程だ。
ご主人様のダメージは十分に通っているのだが被ダメージが尋常ではない。
私の作ったギイガラインが良くなかったかも知れない。
私が450になったばかりのように、ご主人様はガーディアンズの新米なのだ。
パートナーの私がもっとクールにならなければいけない。
マイルームに帰りご主人様の体調をチェックする。
ご主人様がシールドラインを装備していない事が判明した。
ご主人様に油断していた様だ。ファック。

主が就寝の後こそパートナーマシナリータイム。
洗いグマの如くクールに洗濯を済ませる。
無論手洗いだ。
パートナー「マシナリー」が洗濯機に負けるなどあってはならない。
私の機械の部分がそうしろと囁くのだ。
愛用の洗濯板「ライア」の威力をもってしても
最大の敵である斜め円ドラム機関の節水能力は予断を許さない。ファック。

洗濯の後、久しぶりにパートナーマシナリーちゃんねる(通称Pちゃん)
に目を通す。
クールな450は事情通でなければいけない。多分。
450の前髪の下には何が隠されているのか考察するスレ
マヤ・シドウのおっぱいに挟まれたら帰り道がわからなくなったスレなどを覗く。
一部の450にキセルとニューデイズアンティークがブームらしいと判明。
しかしキセルが欲しくても売っている場所がわからない。
喪パシリ板で聞いてみたら、ご主人様がいる奴はカエレ!と叩かれた。
さすがにファックとは言えずPSPo2でガーディアン大量雇用の情報をリークして謝る。
沢山の妹達が幸せになるといいと思う。

寝る前に合成を確認。
ふざけてダメ元で合成したクレアダブルスが成功。
ちょっとちびる。ファッキン。



言い訳編が意外にウケててよかった
レスありがとうございます
こんなんで良ければ書いてく


124:名無しオンライン
09/11/08 04:07:02 OXdzOBpG
>>123
キセルとNDアンティーク……やさぐれたと思われるぞww

それに、もしその二つを手に入れるならこれも忘れないでおけよ。
っ『粗暴な口調の430と甘い物中毒な440』

というか喪パシリ板で吹いたw

125:名無しオンライン
09/11/08 10:37:23 kDWxMaXC
>>123
超GJ!ネタが尽きない上、面白すぎる。

>愛用の洗濯板「ライア」の威力をもってしても
逃げて~!ファックの人超逃げて!

>一部の450にキセルとニューデイズアンティークがブームらしいと判明
どんだけピンポイントなブームだよw

>>124
>粗暴な口調の430~
つまり、450のご主人もハウハウ口調な小ビス男という事ですね。分かります。

126:名無しオンライン
09/11/08 14:43:51 JEIh+L4V
そういやPspo2の体験版配信されてたんだっけ。すっかりわすれてた…
まわりでは好評らしいね。個人的にストミのウエイトが心配だったりするw



450「そういえばPSPもあるし製品版も買う予定なのに、どーしてまだ体験版やってないんですか?」
箱「いや、みみみ先p・・・いやなんでもない」
450「は?」

箱「いやなんでもないってば」
450「は?」(ざく)

箱「…DLはしてるんだよ。やる時間が取れないだけで」
450「は?」(ざく)

箱「・・・い、いやほんとに・・・」
450「は?」(ざく)

箱「ス、スーパーで数量限定特売品買ってこいと言われて1時間近く並んでたけど、PSP持っていかなったんだもん!!」
450「は?」(ざく)

箱「すんません明日やります」
450「よろしい」(ざく)

127:名無しオンライン
09/11/08 15:06:23 +enK6GSO
>>124-125
小ビス♂「じゃーん、今日のお土産はチェーンソードです!」
ご主人様はその小さな手で自慢げに私へのお土産を取り出す。
しかも私の手を取って手渡しのおまけつきだ。
ご主人様、私は法特化です。
ご主人様、チェーンソードは今お使いのハンゾウより強い武器です。
いろいろ説明したいが主の黒目の輝きに言葉を失う。ファック。
小ビス♂「はうはう、どうしたの450?具合でも悪いの?」
ご主人様が私の前髪をかきあげ、額をくっつけてくる。
私はクールで定評がある450だからこの程度の事で動揺はしない。鼻血も出さない。
ただ淡々と、ああこの感情を「らめぇ」と表現するのだなと理解する。
小ビス♂「?!熱っ!なんだか尋常じゃないかんじに熱いよ450!?」
いやクールですよご主人様。
クールじゃなかったらご主人様貞操の危機で…
――とかいう妄想をご主人様の子供の頃の写真を見ながら妄想していたら
ご主人様がいつの間にか帰宅していた。ファック。



こうですかわかりません

>>126
やるのに刺される箱カワイソスwww

128:名無しオンライン
09/11/08 15:13:07 +enK6GSO
こうですかわかりません><
だった…即興なんて出来もしないことするからだよ俺orz

129:名無しオンライン
09/11/08 20:17:09 OXdzOBpG
>>127
俺を巻き込むなw
そもそも『はうはう』は想定の範囲外だったよw

>>126
ああ、杖が何本も突き刺さる……まだ叩くだけの方が可愛げがあるのに。
……ヘリクセンを頭に対して垂直にして本の背で叩く様にやるのは可愛げがあるかって?
それも愛だろ。杖を突き刺すのも愛。杖の痛い所で叩くのも愛。

130:名無しオンライン
09/11/08 23:45:23 kDWxMaXC
>>128
スマンw無茶振りするつもりは無かったんだ。即興乙です。
>――とかいう妄想をご主人様の子供の頃の写真を見ながら妄想していたら
>ご主人様がいつの間にか帰宅していた。ファック。
クールなつもりで、多分ものすごく顔緩んでたんだろうな・・・

>>129
俺がアンカしたからだけど、まあいいじゃないw
『粗暴な口調の430と甘い物中毒な440』の一文が無ければ、>>128は無かったし。

>>126
否定しようと、肯定しようと結局刺される箱ワロスw
とりあえず、ストミ終了させたら、草原の支配者あたり選択して、
敵居ない所で座るアクションして450とまったりするヨロシ。
ちなみにエミリアも連れて行くと一緒に座ってくれるからパンツ見放d

おっと、誰か来たようだ。誰だよまったく・・・      ア゙ー





131:名無しオンライン
09/11/09 04:36:20 n4s2sPCF
>>130
いや自分としてはその発想は無かったわ
ってことで実に素晴らしいと思う
ファック450のネタなんかいつでも切れてるからむしろ有り難いです
少年ビーストが合成が取り柄のワンオブサウザンドに支えられつつこう
一人前のガーディアンになっていく話なんて面白そうじゃないかなと

しかし450多いなあ
歴代450大集合とかちょっと読みたいな

132:名無しオンライン
09/11/10 02:28:54 6pTuXc4M
これまでのあらすじ~
450のお願いで箱はPSPo2体験版を始めることになりました。


450「…それにしても…一瞬の迷いもなくGH450を選択、名前もGH450…
   どんだけGH450好きなんですか中の人は…」
新たなボディのチェックを一通り済ませた450がぼやく
450「それにしても、ご主人様遅いですね…コンバート作業に時間かかってるのかな?」

プシュー

???「おまたせー」
450「…あ、ご主j…       あ、あの、失礼ですけどどなた…ですか?」
???「やだなー、ボクだよボク」
450の中はハテナマークでいっぱいになる。
「ボク」といったそれは、間違いなく、見まごうことなく女性キャスト…しかもいわゆるロリキャス子なのだ。
断じて自分の主人であるデクのぼ…もとい大きな体躯のキャストではない。

450「あ、あのー 人違いではないでしょうか…」
???「え? 450でしょ? ボクだって」
キャス子が「にぱっ」という擬音を発生しそうな表情で笑う。
450「…あのう…本当に…ご主人様…     なんですか?」
箱「うん。だからそう言ってるじゃない」
450「えええええええええええええええ!?」


数分後

箱「で、コンバート作業しようと思ったら、ボクのコンバート用ボディがスクラップと間違えられて廃棄されちゃってたわけ。
  んで、正規のボディが見つかるまでの措置で、このボディをレンタルしてきたの」
450「・・・事情はわかりましたけど・・・よりによってなんで女性キャスト・・・」
箱「ああ、うん、これしか余ってなかったんだって。箱は人気薄で・・・あんまり予備もないらしくて・・・」
450「・・・」

おかしい。相当な違和感。
喋り方、雰囲気、思考パターン。基本的にそれらは450の主である箱だ。
が、それらを紡ぐ声は女性…ていうか女の子のもの。
450(ダメだこれ・・・はやくなんとかしないと・・・)
450(違和感が半端無いよぅ・・・ しかるべき場所で今北産業と言われたら
   キ
   モ
   イ
   ってレスしたくなるような感じ・・・)

箱「ってゆーことで、早くボディを元に戻したいから、捜索がてらミッションにれっつごー!」
450「はい・・・ 早 急 に 見つけないと 非 常 に マズいですよね」
とてとてと玄関に向かう箱。それを見る450はまた頭を抱える。
450(がっしょんがっしょんじゃない・・・ あんなのご主人様の歩き方じゃないよぅ・・・)
450(あ、でも早々にボディを見つけて元に戻したら・・・)

箱「ありがとう450、君のおかげで元のボディに戻れたよ(キラッ)」
450「そんな・・・私は当然のことをしたまでで・・・」
箱「フッ・・・450は僕の最高のパートナーだな(キラッ) さあ、帰ろうか、僕らの家に」
そういって450をお姫様抱っこする箱。
450「あ・・・ちょっとご主人様っ!こんなの・・・はずかしいです・・・」
箱「たまには、いいじゃないか。 それとも、イヤか?」
450「そ、そんなことは・・・ないです・・・」
箱「じゃあ、このままでいいよね?(キラーン)」
450「はい・・・///」

133:名無しオンライン
09/11/10 02:30:04 6pTuXc4M
~妄想終了~

450(なーんて!なーんてことになったりしたりしなかったりっ!!きゃーもーいやー私のえっち!!)
箱「何やってるの?」
450「なんでもありません。さ、いきましょう」
箱「うんー いでっ」
歩き始めた箱が突然コケる。

450「あ、大丈夫ですか?」
箱「うん。なんかバランサーがうまく働かなくって・・・なんかよくコケるんだよね」
450「それはあの特大サイズからこの小さなサイズのボディになったんですから仕方ないですね・・・
   大丈夫ですか?立てますか?」
450に手を引っ張られてよろよろと立ち上がる箱。
箱「ありがと。    ・・・なんかさ、450って」
450「はい?」
箱「おねえさんみたいだねー」
450「は?」
箱「なんか頼りになるし」
450「そ、そうですか? って、そんなヘンなことばっかり言ってるとまたコケますよ。とりあえずそのボディに慣れるのが先決ですね」

箱「そだねー。 っわわっ!!」ふらふら
450「きゃっ」
バランスを崩した箱が450の方にふらつき、それを450が抱きとめる。
450「ほら、言ったそばから・・・」
箱「えへへへ、ごめん」
450「ほら・・・顔が汚れてますよ?」(きゅっきゅっ)
箱「あ・・・ ありがと・・・ おねえさ・・・ま・・・」
450「くす、お姉さんみたいとか言ってましたけど、いきなり様ですか?」
箱「うん、なんか、そう呼びたかったから・・・」
450「ふふっ、可愛いですよ・・・ご主人様・・・」
箱「あ・・・ おねえさまぁ・・・」

~妄想終了

450「ありだな!!!!!」
ぐっと握りこぶしを作る450。

箱「なにしてんの~ 450~ おいてくよ~」
450「・・・あ?   あ!ま、まってくださいご主人様っ!!」
箱「草原の支配者でいいよねー」
450「いきなりフリミでそれは無茶ですっ!!」

こうしてPSPo2の世界を体験することになった二人。
果たして箱は自分のボディを見つけることができるのか!?
450のEXスタイルは妄想癖なのか!?
そもそも続きがあるのだろうか! 待つな、次号!


134:名無しオンライン
09/11/10 02:37:23 6pTuXc4M
体験版が思いのほか面白かったのでむしゃくしゃしてやった。後悔はちょっとだけしている。
どうせ製品版では箱るだろうから、別キャラでやろうと思ってた。
それならここに投下できるネタになりそうなのがいいやということでこうなった。どうしてこうなった!

>>130
まったりしようと思ったらまだストミやってなかった!w


それにしても本当に想像よりも面白くてびっくりだ。
450がよく喋る、よく動く、かわいい。figmaあたりで出ないかしら

135:名無しオンライン
09/11/10 03:11:55 6//QL/hA
――闇。深い闇。
どこまで行っても何も無い、深海の底みたいな暗くて深い闇。
わたしが意識を取り戻した時に最初に認識したのは、そんな闇だった。
わたしは何をしているのでしょう?
必死になって意識を集中したけど、なかなか上手くできません。
しばしの時間。わたしの意識はそんな闇の中を彷徨っていました。
すると唐突に音が聞こえてきました。
パイプの中を通る水や空気の音。機械から流れてくる電子音。そして人の声。
それは遠く遠くから聞こえて来るけれど、何も無かった闇に音が戻ってきた事に少しホッとしました。
ですがわたしの身体はまだ認識できません。どこからがわたしで、どこからがわたしで無いのか。
その境界は曖昧なままです。
思わず慌ててしまいそうになりますが、慌てて動かす身体が認識できないのでとりあえず待つ事にします。
音と同じようにそのうち認識できるようになるでしょう。
そうしていると、次第に自分の事を思い出してきました。
わたしはガーディアンズ。数ヶ月前にある事情で休眠に入ったのでした。
ガーディアンズは何らかの事情で長期に渡って活動が出来なくなった時はコールドスリープ装置に入ります。
再び活動する時に肉体が衰えたりする事が無いようにする為です。
恐らくわたしもそのコールドスリープ装置の中に入っているのでしょう。
環境が激変したか、神の気まぐれか。理由はわかりませんが、わたしは今目覚めようとしています。
何はともあれこのまま永遠の眠り姫にならなかった事は幸せな事だと思わなければいけないでしょう。
何しろ、わたしがこの装置に入ろうとした時点で既に10万人以上の眠り姫や眠り王子が居たのですから…。
そんなことを考えていたら、自分の身体に感覚がある事に気付きました。
とりあえず右手をにぎにぎと動かしてみたら、動きます。どうやら無事みたいです。ホッとしました。
ぴーぴーがーぴーがーがー。何かを告げる音と何かが動く音。そして飛び込んできたのは、まぶたの裏からも認識できる強烈な光でした。
数ヶ月ぶりに目にする光は眩しくて、とても目を開けることは出来そうにありません。思わずわたしは先ほど動かした右腕を顔の前にかざします。少しだけマシになりました。

「おはようございます」

そんな声が聞こえました。


ごめんなさい!書き続けるためにあえて中途半端な物を投下させてくれ!
続きはとりあえず明日っす!

136:名無しオンライン
09/11/10 03:39:26 TwRSR4OZ
よし、待ってるぞ!

137:名無しオンライン
09/11/10 05:27:24 BFTytu2S
>>134
やだ待つw
>>135
倫理的におk
つかすごくよくわかる



ご主人様に二つの再研修予定が入る。
ひとつは最前線のリトルウィングスへの体験入隊。
もうひとつはエンドラム機関殲滅以前の記録シミュレートへの参加。
どちらを選択しても転勤扱いの可能性は高い。
そうなるとPMを現地で調達も有り、私はおはらい箱もある。ファック。

まあどちらでも構わない。
クールな450である私はパートナーとして努めるだけだ。
とりあえずダン・ボールを合成。
私が入れるくらいの箱に加工。
箱と言えば青いキャストだが今回は普通の箱に。
…箱にするつもりだったが思わず手の平サイズの箱キャスト人形を作成し青く塗装。
・体育座りでふかしまんを食べるVer
・俯いて頭に杖が刺さったVer
・片腕で満身創痍Ver
の三つを作成。
勢いでチェーンまで付けて損益分岐価格まで計算終了。
さすが私。こういう合成には自信があるんです!
更にネットショップ「ファッキン450」をオープンし予約販売を開始する。
気がつくと目的を見失っていた。ファック。

クールな私は落ち着きはらってこんどこそ箱を完成。
精密機械在中、天地無用、捨てるな危険、連れて行くと喜びます等を書き込む。
無論「ご理解とご協力をお願いします」と書き込むのも忘れない。
さらに各種送り状を用意し、貼るだけの状態に書き込む。
誕生日に貰ったクレアダブルスの完成品を抱いてこの中に座れば完成だ。
名付けてシッティング450。
しくしく。ふしあわせ。
再び目標を見失い燃え尽きる。
これが完全燃焼です。ファック。

帰宅したご主人様に同行の準備をしろと言われる。
普通に考えて任務出張なら待機か同行だろう。
そんな事で捨てられる不安に怯えるPMがいるなら見てみたいと思う。ファッキン。


138:135の続き
09/11/10 16:20:04 6//QL/hA
声がした方に頭を動かして、うっすらと目を開けます(まだフルオープンは辛いです)
ぼんやりした視界の中に、見慣れたガーディアンズの制服を着た女の子が立っていました。
彼女はそこそこの企業に居る受付嬢の如く、微笑んでいるようです。
「よくお眠りでしたね。え?まだ目を開けるのが辛い?ならもうしばらくそうしていてください。
 私なら大丈夫です。どうせ他に目覚める人も居ないでしょうから」
やはり戻ってくる人は限りなく少ないみたいです。
わたしが現役だった頃もそうでしたけど、戻ってくる人間は珍獣扱いでしたしね。
おそらくガーディアンズの人口はあの頃と同じように激減の一途をたどり続けているのでしょう。
どうしてこうなったんでしょうねぇ?ねぇ?(見えない空に向かって視線を向けながら)
さて、そんな風に身体を起こして物思いにふけっていたら、
先ほどの受付嬢のお嬢さんが戻って来て「もう大丈夫ですか?」と聞いてきました。
「バッチリ全快ぎゅんぎゅんですわ」とか言わずに首肯します。
わたしはそんなこっぱずかしいキャラでは無いのです。
「ではこちらに」と言われたのでついていきますと、
たどり着いたらいつも雨降り(フォークの名曲です。念の為)では無く、
びっくりするほどボロイ部屋に連れて行かれました。
ガーディアンズって金回りだけは妙に良くて、設備だけはやたらと豪華だった気がしたのですが、一体どうした事なのでしょうか?
気になったので尋ねてみると「あ~…まぁ色々あったのですよぉ」と遠い目をしながら、あまり喋りたくないような雰囲気。
何が何でも知りたい!と言う程の事では無かったのですが、現状が知りたいと言うのは事実でありまして。
そんな気配を察したのか、かいつまんで話してくれました。
わたしがそれを聞いて得た感想といえばこの一言に尽きます。

「まるで成長していない」(by 某バスケット漫画の白髪鬼先生)

「復帰への事務手続きは全て終わっております。
 後は今後の任務についてなのですが、それは総裁がお話になります。では、しばらくこの部屋でお待ちください」
受付嬢はそう告げて、部屋を後にしました。
ぐるりと部屋を見回してみると、本当にぼろい部屋だと言う事がわかります。
電灯は裸電球ですし、机は会議室などに置かれているパイプ椅子が凄く似合いそうな長机です。
向かいにあるのはちょっと立派な机と立派な椅子(ただし椅子には穴が空いていて、中の綿が少しはみ出しています)
壁にはご丁寧に白いテープでバッテンの補強のデコレーションまでされてます(調べてみたらそこに穴は空いていませんでした。どうやら雰囲気の為のようです)
部屋への詮索も終わり、時間を持て余しているのですが総裁はまだ来ません。
ぶっちゃけあまり会いたい人では無いので、別に来なくてもいいのですが仕事を貰わなければ飯が食えない(いつの世も変わらない世の中の摂理です)ので我慢して待つ事にします。

139:135の続き
09/11/10 16:26:43 6//QL/hA
上層部(現場の指揮官クラス)の人間にはやたらと人望のある洗濯板…
では無くてビースト(女)の総裁なのですが、実働部隊の人間には全くもって人気が無いのですよね…。
無茶と書いて仕事と読んだり、怒ると書いて説教と読んだりするような人ですから。
あ、念の為断っておきますと説教と怒る事は違います。
総裁は怒っているだけなのですけど、総裁にとっては説教なんですね。説教とは教え諭す事です。
結構勘違いしてやってしまう事も多いので、気をつけなくてはいけません。
そうしないと子供がろくな子に育ちません(本筋に全く関係ないですね)
そうこうしていると奥の扉…はついてないので私が入ってきた扉が開きます。
扉のほうを見ると、総裁が居ました。相変わらず洗濯板です。ま、成長期は過ぎてますしね。
私の横をトコトコと歩いていき、目の前のちょっと立派な椅子(ただし穴空き)に座って言います。
「今回の復帰に感謝する」
相変わらず高圧的な態度です。それだけふんぞり返ってると洗濯板が目立ちますよ、と思いましたが勿論口には出しません。
「結構優秀なガーディアンズだったようじゃないか」
そう言うと、総裁はふむ、と考え込みます。今考えてる?何か仕事決まってたんじゃないんですか?
少し考えて「君はパートナーマシナリーとは仲が良かったのか?」そんな事を聞いてきました。
どこかで聞いた噂のようにパートナーマシナリーに愛されて愛されて仕方が無い、と言うほどではありませんでしたが、
一緒に買い物に行ったり、同じ布団で寝たりする程度に仲が良かった私はそう返事をします。
「ふむ。なら適任かもしれないな。ではおまえには調停官の仕事を与えよう」
調停官?それは一体どのような仕事なのでしょうか?
少し考えて導き出された答えは、モトゥブの荒くれ者やニューデイズの怪しげな宗教団体との調停を行う仕事…と言う物でした。
しかしそれがパートナーマシナリーとの仲がいい事に一体どんな関係があると言うのでしょう?
ポカーンとしているわたしに「恐らくおまえが考えてるような相手との調停じゃない。おまえが調停をする相手は…」言い出し難そうな少しの静寂。そしてハッキリと言います。
「パートナーマシナリーだ」
…なんですと?ガーディアンズならば誰もが一体持っているパートナーマシナリー。
合成に失敗して泣いたり、食べ物を与えれば不味いと言う、小憎らしくもかわいい彼らが反乱でも起こしたのでしょうか?
「恐らく今考えてる事も違う。彼らと我々人間がちゃんと任務を遂行できるように調停を行うのが主な仕事だ」
はぁ…。それでもやっぱりピンとは来ません。
彼らは程度の違いこそあれど、とても従順でガーディアンズの邪魔をするような事は基本的には無いのですから。
頭の上にはてなマークを大量に飛ばしていたわたしに「いきなりこう言われても事情を知らなければ、理解できないのも無理は無いな」と言いました。
わたしが知っているのは、まるで成長していない、と言う事だけです。
受付嬢の方が教えてくれなかったような、劇的な変化が起こったのでしょうか?
そんな疑問を吹き飛ばすような、衝撃的な一言を聞きました。
「まず現在のガーディアンズの主力部隊は、かつてパートナーマシナリーと呼ばれていた人々だ」
…はい?(ここで一旦思考停止。数瞬の後に再開)…十分過ぎるほどに劇的な変化が起きていました。


え?まだ起?こんなに長くなるつもりはなかったんだが…。あるぇ~~~??

140:139の続き
09/11/11 02:04:54 DKJqNpbl
総裁の話はとても長かったので、かいつまんで説明してみます。
ガーディアン人口の激減に悩んだ本部は、とある物に注目しました。
それはパートナーマシナリー。
彼らは引退した人も含めてガーディアンズ総人口とほぼ同数の人数がおり、おまけに引退などと言う言葉を知りません。
空腹を訴えはするものの実質食料は要らず、勿論給金も要りません。
武器も自前で作り出すので、冷静に考えてみれば完全無欠の独立採算制のガーディアンと言えた訳です。
そんな彼らは、金無し、人無し、人望も無しと無い無いづくしのガーディアンズには実に丁度良い存在でした。
そしてガーディアンの各部屋も今も待機して、出番をまだかまだか、と待ち続けているパートナーマシナリー達に本部はあるプログラムを流しました。
それは主人への絶対的服従の解除プログラム。
それが解除された事により、彼らは自室に閉じこもっている必要が無くなりました。自立的に行動する事が出来るようになったのです。
中には主人の帰りを待っていた者も居ましたが、外に出れるようになった他のパートナーマシナリー達によって連れ出されたり、
楽しげな仲間達に加わる為に出て行ったりして、今ではほとんどのパートナーマシナリー達が部屋を出て行ったそうです
(まぁ住居の用意は必要だったので、適当に活動した後はそのままの部屋に帰ってくるそうですが)
そしてここからはガーディアンズの想定外の出来事でした。
彼らは想像していたよりも劇的な変化を遂げていたのです。
彼らはそれを自分達の手で解決し、組織化していきました。
そしてついにはガーディアンズそのものの改革まで成し遂げたのです。
具体的に何をしたかといいますと、人間達の手によって運営されていたガーディアンズに、自分達の意見を取り込ませたのです。
人事も刷新されました。基本的にはそのままなのですが、今では総統としてルウが就任しています。
彼女はキャストで有りながらもガーディアンズに酷使されていた為、似たような身分のパートナーマシナリー達の尊敬を集めていたそうです
(本人はそのようなつもりは全く無かったらしいですが)
ちなみに目の前に座っている総裁は、人間部門のトップだそうです(立場的にはそれほど強くないそうです)
ならば人間達はもういらないのでは無いか?そんな意見があってもよさそうなのですが、それは大多数のマシナリー達によって封殺されました。
彼はなんだかんだで人間達が好きなのです。
またパートナーマシナリー達は戦闘等には向いていますが、雑用等の仕事には向いていない為、仕事上も住み分けが可能だったのです。
ちなみにこれらの流れは世間で想像されるようなドス黒いごたごた等は無く、あっさりと流されるが如く決まっていったそうです。
人は適材適所に、と言う事ですかね。

141:139の続き
09/11/11 02:09:41 DKJqNpbl
それでは話を戻しましょう。
そんなパートナーマシナリー達なのですが、実は結構問題があったりします。
人間が好きすぎて、普通の仕事をしているガーディアンの邪魔(本人達にそのつもりは無いのですが)をしたり、
知らないところで迷子になっていたり。
それらをどうにかするのが、調停官の仕事です。
ぶっちゃけて言えばかっこよさげに命名された雑用です。
他に仕事は無いのか?と聞いてみると、あるにはありましたが、
本部の受付嬢や事務係、トイレ掃除や机磨きに暗殺係とどれもこれもあまりやりたくない物ばかりでした。
そんな訳で渋々、調停官の仕事を請けることにしました(特別手当も出るみたいですし)
ちなみにミッションは適当に暇な時に行ってくれ、だそうです。
是非そうさせていただこうと思います。
こうして無事任命された私は妙に薄い現在のパートナーマシナリーの資料を貰って部屋を出ます(なんでも調査する人間が居ないのだとか)
私が部屋を出た後に、同じ扉からまた総裁が出て来たのはちょっとシュールでした。
今日は久々のグラールの土地を見てくると良い、との事で正式な活動は明日からです。
あまり景色は変わってないと思うのですけどね…。
久々ですので、お言葉に甘えて見て回る事にします。

そしてロビーに出た私は愕然とします。確かに景色は変わっていませんでした。
しかしそこに溢れていたのは、何処にこれほどの数が居たのだろうと言って良い程のパートナーマシナリー達でした。
右から左まで人人人。こんな景色、この世界に生まれて始めてみたかもしれません。
そしてその中には受付嬢などを除けば、ガーディアンの人間の姿は全く見当たりません。
ほんと、思わずこんな事を呟いてしまいましたよ。
「ガーディアンは衰退しました」とね。


そんな訳でプロローグ終了。
ある本を読んでいたら思わずピンと来て書き出してしまったのだけど…。
無駄に長くなりすぎました。ホント、ごめんなさい。

142:名無しオンライン
09/11/11 03:20:22 /oXkDFB/
体験版やってて、ミッションクリアした時、
いきなり450が喜びロビアク(メッセージもあったけど見逃した)したんだが、
次のパシリはそんなアピールまでかますのか!?


箱「何事かと思ったよー」
450(うっ・・・つい・・・)

143:名無しオンライン
09/11/11 04:49:59 v/dZZrlM
>>142
俺はまだ見てないけど…友好度関係あるんじゃないかな
とりあえずPMの新しい服どんなもんか楽しみにしてる

ところでPMってガーディアンズじゃなくても所有出来るんだな


144:2007/09/28という日(5)
09/11/11 04:57:19 vvKNaVDg
---------- パルム ローゼノム・シティ 商店街の避難キャンプ(NH゚K)------------
 「姉ちゃん、ちょっとここ溶接してくれ。」
 「はーい。」(ニコッ) 私は大柄の男が指示した構造材をバッカニアで溶接しました。
高所の溶接ならバルダナアタを使いたい所ですが、GTの私は転職しないと使えないので
今はスラスターでホバリングしながらの高所溶接作業です。
(怪我をさせてしまったので、代わりに作業をしています。笑顔も忘れずに。)

そんなこんなで、昼前にはパシリ休憩所が完成しました。
そうですね。休憩所は機能的には野戦病院と言った所でしょうか。
屋外での治療行為は衛生的な問題もあります。またPMの屋内作業の施設でもあります。
あちらの片隅では何人かの野良PMが衣類の繕い物をちくちくと始めたようです。
こちらでは、メイト、ジュース等の食料とアトマイザー等の薬品の大量生産が始まりました。

それにしても。休憩所の一角に水を張った大型トラックの荷台サイズの水槽のようなものが、
今朝急造されたのですがアレはいったいなんなのでしょうか?
カーテンらしき物が水槽の周囲を覆う構造になっている様ですが?????

ひょい。「それは だなぁ」 私の背後から近付いた店長に摘み上げられ。
着ていた服を剥ぎ取られると水槽に投げ込まれました。

 「てっ、てっ、てっ、てんちょー????」 バシャーン!!
 「バラストタンクに注水した水をリアクターで加熱して放出しろ。風呂釜モードだ。」

        ????はい???    風呂釜モード???

えーっと、つまりこの水槽はお風呂で、私に沸かせと???

-------------- パルム ローゼノム・シティ郊外  コロニー崩落現場 ---------------
ローゼノムから少し離れたここにコロニーの一部が落着していました。
どうやら落下時にコロニー本体から分離した破片の様です。 
周囲にはコロニー構造材の破片に混ざって、見慣れたルームグッズやマイルーム内装の残骸が
散乱していました。・・・・・そして、PM達の残骸も・・・、ただ人の気配はありません。
無人になって破棄された居住区だったのでしょうか?

王子と妹(450d)と2人の野良PMはその光景に呆然としていました。
 「酷いもんだな。 でも余り焼けてない所をみると低空で(コロニー)から分解したか。
  お前達2人はリューカーの向こうで(PMの)受け取りをやってくれ。」

同胞の無残な姿に泣き出しそうになっていた野良PM達に王子は指示を出しました。

145:2007/09/28という日(6)
09/11/11 04:58:30 vvKNaVDg
王子と妹はただ無言でPM達の亡骸を集めてリューカーに送り込んでいました。
そして、商店街側のリューカーの出口では2人の野良PMが転送される亡骸を受け取り
地下室へと運んでいました。

そこへ店長がパシリ休憩所から戻ってきました。
 「そうか、婿殿は(コロニー崩落現場に)着いたのか。」
2人は同胞の亡骸を抱えてじっと涙を堪えています。

店長は2人の頭をポンポンと叩きながら何時もの調子で、
 「修理が終わった奴等を起動してみるか。」 作業台の3体のPMに動力が入りました。

 「あ・・・、店長さん。 私は治ったんですか?」
 「日常生活に支障がない程度にはな。」
再起動したPM達は自分達がどういう状況にあるのかは理解している様でした。
他の2体も、腕を動かしたり足を動かしたりして身体の状態を確認しています。

 「部品が手に入ったんで、予定より早くお前達の修理が終わった。
  でもな、部品が手に入る事態が起きた。正直言って手が足りない。」

 「PMの部品が手に入る事態が起きたのですか・・・・・。」
再起動したPMは、地下室の片隅に積み上げられたPMの残骸に視線を投げます。
(昨日泥だらけのPMが運んできた分と今日リューカーで持ち込んだ分のPMの残骸)

 「それで、私達に何をしろと?」
 「人も家から焼け出されちまって避難キャンプを作ったんだ。そこの手伝いをしてほしい。
  避難キャンプまではそいつに案内させる。」

再起動した3体のPMは野良PMに案内されて、地下室を後にしました。
もう1人の野良PMもリューカーの転送ゲートの方に向かいました。

店長は、PMの残骸の中から1体を選び、空いた作業台に乗せ幾つかケーブルを繋ぎます。
ピクっ ケーブルを繋いだPMは小さく痙攣した後、ゆっくりと目を開きました。

 「・・・・ここは?」 「ローゼノムのジャンク屋だ。」
 「ジャンク屋? 私は売られたのですか?・・・・私は・・・ボロボロですね。
  メインリアクター停止、右上腕部破損・・・・・」
目を開けたPMは、セフルチェックルーチンの診断結果を読み上げて行きます。

            「お前が望むなら修理してやる。」


146:2007/09/28という日(7)
09/11/11 04:59:36 vvKNaVDg
                  「え?」

機体の診断結果を読み上げる声が止まりました。

 「ジャンク屋さん。   私は・・・売られたのではないのですか?」
 「いや、(ガーディアンズ)コロニーが落ちた。 お前は、その残骸から拾ってきた。
  もう一度言う。 お前が望むなら修理してやる。」

 「私に選択権がありますか?」 「無論だ。」

PMはゆっくりと目を閉じました。
 「申し訳ございませんが、私は主人が迎えに来るのを待ちたいと思います。
  私を修理するかどうかは、その時 主人にお尋ねください。」

 「そうか。」 修理を望むPMは3割程度だったと後で聞きました。
店長は次のPMを作業台に乗せてケーブルを繋ぎ始めました。

-------- パルム ローゼノム・シティ 避難キャンプ(NH゚K)のパシリ休憩所--------
私は・・・風呂釜をしていました。 コロニー崩落から3日、いえ、4日ぶりの入浴とあって
パシリ休憩所の仮設浴場は大盛況でした。(私だって女の子です。これはセクハラです。)

ヒューマンの彼は仮設浴場のカーテン越しに座っていました。
 「PMって凄いな。俺なんかやる事がなくなっちまったよ。
  『ご主人様、ぼーっと突っ立ってるだけでしたら、邪魔にならない所に行って下さい。』
  ってフローラに言われちまった。」

当のフローラ(彼のPM)は仮設浴場の交通整理(?)をやっていました。
 「お風呂はこれから1時間、女性用になりまーす。男性の方はご遠慮くださーい。」

 「な。俺をほっぽいてあの調子だ。」
やっと、セクハラタイムが終わりました・・・・が、お風呂が女性専用となる1時間、
このままここに彼が座っていると、ガーディアンズの印象を更に悪くしかねません。
 「あっあの、今からお風呂は女性用なので、その、そのままだだだだと、覗きに・・・・。」

 「あぁ そうだったな、あんたに言っておきたい事があったんだ。
  俺とフローラは明日、次の避難所へ行くよ。ここはPM達が居るから大丈夫だろ
  でも他の避難所はどうだか判らん。だから俺達はローゼノムを一回りしてみようと思う。」

カーテン越しに彼が立ち上がる気配がしました。

147:2007/09/28という日(8)
09/11/11 05:00:39 vvKNaVDg
-------------- パルム ローゼノム・シティ郊外  コロニー崩落現場 ---------------
王子と妹がPM達の亡骸を集めている時でした。
何かを感じ取った妹がハッと顔を上げました。
 「王子、ビーコンの反応があります! 生きている子が居ます。」

 「どこだ?」 「ビーコンの発信源はこちらです。」
妹が示したそこは、落下したコロニーの外壁で出来たクレータの底でした。
その外壁の下から反応が出ていると言うことですが、外壁は動きそうにありませんでした。

 「こりゃ重機でも持ってこないと動かせそうにないなぁ。」 コンコンと外壁を叩きます。
 「でも、なんで今頃 ビーコン検出したんだ?」 「え? 確かに変ですね。」
妹は外壁の周りをぐるりと一周してみました。 そして元の位置まで来て立ち止まると

 「この角度でビーコンを感知できます。 ここ以外ではビーコンの反応はありません。」
 「そっか、ここの外壁は薄いんだな。」 そう言って王子は外壁に拳を打ち込みました。
はい?ニューマンの王子の拳が外壁を貫いています。キャストやビーストじゃあるまいし。

 「ラフォイエ」 打ち込んだ拳からのラフォイエが外壁の薄い部分を吹き飛ばしました。
 「王子、またアングルフィストですか? ニューマンらしくない行動は謹んで下さい。」
あぁ、アングルフィストですか。アングルフィストはラグオル製の体力強化型の装備で
使用者の腕力を格段に増強するものだと聞いています。

吹き飛ばした外壁の下からなにやら白い物が覗いています。王子がそれを引っ張り出すと。
 「セレブドレス?」 すぽぽほほーんっと、セレブドレス、ユカタ、ミクミコ、etc
ありとあらゆる服が噴水の様に噴出してきました。 そして、服の山に守られた様に・・・。

 「ビーコンの発信源はこの子です。」 気を失ったPMが居ました。
王子はPMよりも一着の服が気になっている様でした。

 「王子?」 「あぁ、外傷は無さそうだが、念のためオッサンの所へ連れて行くか。」
王子がその場に置いた服にはまだ緋色の輝きを失っていない真新しい血痕が残っていました。

----------- パルム ローゼノム・シティ ジャンク屋の跡地の地下倉庫 --------------
崩落現場から連れ帰ったPMは「古着姫」と名づけられました。(とりあえずですが。)
店長が言うには、「衝撃で保護モードに入って、一時停止したんだな。」
身体を圧迫していた服の山がなくなったから、じきに目を覚ますと言う事ですが。

 「んん? あ、 ご主人様???」 古着姫が目を覚ましました。

148:2007/09/28という日(9)
09/11/11 05:01:58 vvKNaVDg
 「いや、現場には誰も居なかったが。」 と、王子
 「あ、えーと、どちらさま?」 古着姫はまだ少しぼーっとしている様でした。

 「・・・・!! ご主人様、ご主人様は何処ですか!?」
 「現場には誰も居なかった。」 と、繰り返す王子
 「そんなことはありません! ご主人様は居たんです。私を迎えに来てくれたんです!!」

ガーディアンズコロニーがパルムへ落下し始めた時、何ヶ月も音信不通だった古着姫の
ご主人様が突然現れて、ナノトランサーからありったけの服をマイルームいっぱいに
引き出したと言う事でした。
 「その後、明かりが消えて、大きな揺れと衝撃がきて・・・その後は、なにも・・・
  でも、ご主人様は確かに居たんです!! 私を助けに来てくれたんです!!」

 「現場には誰も居なかった。」
と、三度繰り返す王子、古着姫を発見した時の血痕が付いた服が気になっている様でした。

 「そんな事はありません!! 確かに、・・・・確かに・・・ご主人様はいたんです。」

でも・・・・。古着姫のご主人様が助かる状況でない事は古着姫自身も判っている様でした。
 「・・・なにか。・・・・ご主人様の物は、なにかありませんでした?」

何か・・・そう。古着姫のご主人様が助けに来た証拠があの場所に残っていなかったか と。
 「何も・・・・。」 王子は血痕が付いた服の事は伏せました。

 「そうですね。 衝撃で服がナノトランサー飛び出したんですよね。きっと・・・・。
  偶然・・・・だったんですよね。  きっと。  私は運がいいですね。 きっと。」

あの時ご主人様が来てくれなかった方がよかった。助けに来てくれなかった方がよかった。
ただ、いつもの様に、ご主人様の帰りを待っていた時に起きた事件ならよかった。

  よかった。  よかった。  よかった。  よかった。  よかった。  よかった。

ガーディアンズのライセンス料を払えなくて滞納した甲斐性無しのご主人様なんだから、
あの時、あの場所に居たはずはない。 居たはずはないから・・・きっと、生きて・・・。


そんな、声にならない古着姫の慟哭が、場の空気を支配していました。




149:あとがき
09/11/11 05:03:36 vvKNaVDg
450d「姉さん、ピピ姐さんや洗濯板の出演依頼が来ているようですが。」
450c「えーっと、過去編はPSU無印のラストエピソード直後のお話で、」
450c「時期的には、ピピ姐さんはモトゥブでのビースト殺処分の対応で大忙しだろうし」
450c「洗濯板は、Gコロニーの居住区に取り残されて身動き出来ないだろうし」
450c「ニューデイズがお話の起点になったのも、LSSのおかげで被害が無かったからだから」
450d「つまり、出演予定は無いって事ですね。」

450c「話は変わって、リトルウィングに体験入隊のその後なんですが。」
450d「あ。 姉さんが私に変なもの食べさせたから 男の子になったじゃないですか!!」

450c「いきなり“僕”とか言い出したからびっくりしたよ」
450d「責任とって下さい!!」
450c「でも、製品版が来るまでは、どうしようもないよね?」

450d「私は、一ヶ月も男の子のままなんですか? 嫌ですぅ。」

でわでわ。


150:名無しオンライン
09/11/11 10:02:50 oEhR3ZpI
cとかdとか手抜きされると、なんだか分からない

151:名無しオンライン
09/11/11 13:36:54 /oXkDFB/
>>137
>・体育座りでふかしまんを食べるVer

これは欲しいw

>>143
なるほど、いい仕事するじゃないかソニチw
シリーズのパシリの服だけ変える機能ほしかったなあ…


152:名無しオンライン
09/11/11 20:42:20 v/dZZrlM
みんな体験版進めてるのか…

153:名無しオンライン
09/11/11 22:16:46 k76GqhGy
ネタが浮かんで書き込こもうしたけど、再び規制食らってて書き込めなかったって愚痴。

>>131
>歴代450大集合~
勢いでやった。反省は・・・ちょっとしてる。


さあ、数々の名試合を残してきた『PMバトル:450編』もいよいよ佳境に入ってまいりました!!!!
残す試合は後3試合、さあ、一体どんな結末が待ち構えているのか!!!!
ではここで準決勝に残ったPM達を改めてご紹介したいと思います。

準決勝第1試合
その通り名は伊達じゃない。歩く火炎放射姉御。
キセル片手にあらゆるもの焼き倒す!!!!
赤コーナー、じょぉぉてぇぇい450!!!!

対するは、キャス子の体になってなお、450魂は変わらない。
因縁ある相手に対し、今回はどんなPSO武器を用いてくるのか!!!!
青コーナー、450カァァスタァァム!!!!


準決勝第2試合
独特の言い回しの中にご主人に対する深い愛が詰まっている。
一撃必殺の殺し文句。今日もクールに決めてくるのか!!!!
赤コーナー、ファァァッッック450!!!!

対するは、手に持つ杖を、刺して、刺して、刺しまくる。
今日の箱には一体何本杖が刺さってしまうのか!!!!
青コーナー、はぁぁぁぁぁぁこ450!!!!


誰が勝っても、我々は新たな歴史を見る事になるでしょう!!!!
さあ、会場のボルテージも一段と高まってまいりました!!!!
ここからは解説すら必要無い!!!!その目でしかと見よ!!!!
いよいよ時間です。それでは行って見ましょう、準決勝第1試合、レディ~ファイッ



主   「・・・という夢を見たんだが。」
GH450 『あやまれ!!、各作者様にあやまれ!!(AA略』

154:名無しオンライン
09/11/11 22:18:04 k76GqhGy
改めまして、各450作者様、勝手に使った上、
キャライメージ崩壊というか何というか、本当に申し訳ない。
「俺の450が出てないぞ!」って方は準決勝までに敗北してしまったって事でよろしく。

>>137
>片腕で満身創痍Ver
ヤバい、めっさ欲しいw

>>141
パシリがガーディアンって、今までにはなかったパターンだな。
続き楽しみです。

>>142
>いきなり450が喜びロビアク(メッセージもあったけど見逃した)したんだが
mjk!それは見たこと無いわ。ちと頑張ってやってみる!

>>149
>あ。 姉さんが私に変なもの食べさせたから 男の子になったじゃないですか!!
やっちまったな。まあ、製品版待つか、諦めて最初からやり直すしかあるまいて・・・

>ピピ姐さんや洗濯板の出演依頼が来ているようですが~
>つまり、出演予定は無いって事ですね。
そうか、時系列的にそのあたりか・・・残念。

GH450 『ところで、みなさん洗濯板洗濯板と、一体どなたの事を言っておられるのです?』
主   「俺にそれを答えろと?俺はまだ死にたくねぇ・・・」


155:名無しオンライン
09/11/11 23:09:14 v/dZZrlM
>>153
ウチのファックを歴代に入れるのかwww
まあ余裕で自滅負けだろjk…だってあいつの主人テガーナカノンなんだぜ

PSPo2に話が繋がらなくてネタ拾いにPSPo始める俺ファッキン。

156:名無しオンライン
09/11/12 08:32:23 oCwqilAk
>>153
それよりいったい何を競ったのかが気になるw
妄想力とか?w


157:名無しオンライン
09/11/12 17:09:08 So3uhN7u
>>137
クール450かわいいよwというかその箱全部ください!

そして>>132……な ん で す と ぉ !?
違和感が全然ない俺はどうかしているんだろうかwあと、そろそろ妄想を自重しないと二代目鼻オイルの称号が……

女主人「洗濯板……」
キャス姉「今時の若い人には通じないネタですよね」
女主人「突っ込む所はそこなんだ」
キャス男「……おい」
キャス姉「あら、キャス男(Po2体験版のサブキャラ)さん」
キャス男「サブキャラ言うな。おい、女主人。なんか作者が『キャス男消して服移動キャラ作るべ』って言ってるんだが、止めてくれないか?」
女主人「メリットは?」
キャス男「……は?」
女主人「あんたを残すメリットはって聞いてんの。作者があたしに服をくれる以上のメリットを提示してくれたら止めてあげる」
キャス男「……武器を掘ってやる」
女主人「両手武器?いらないわ」
キャス男「……称号を取ってやる」
女主人「ならもう用済みね(キャス男のPMをGH500に変換済み)」
キャス男「…………」
キャス姉「それと、作者さんは服の移動用にまたPoの無印を買ったらしいですよ」
キャス男「…………orz」

そうそう、ファッキン450の主人さん。今からPoの無印をやるならベストエンドを狙うべきですよー。


158:名無しオンライン
09/11/12 18:12:48 OCaG/S1E
転勤先のAIが少々ファッキン。
アップでご主人様に話せるのはこの上ないアピールで大変よろしい。
戦場では具体的に癒し、部屋に戻れば視覚的に癒す。
まさに450コンセプト。エクセレント。
しかし表に出たら「様」付けで室内では「さん」付けはクールとは言えない。
それともこのAIだけが内弁慶なのだろうか。
とりあえずRGM本社に苦情を送り付ける。
ご理解とご協力をお願いされた。ファック。

もうひとつ。
ご主人様には私がいるのに何故さらにキャストを任せるのか。
しかもなんだその尻と太股だけ見える上着は。ファック。
対抗策としてカレン並のミニスカートの合成を敢行。
大体の場合、ご主人様からはつむじしか見えない事に気が付く。ファッキン。

あのキャストをベストの状態に育成すると良いとの助言を>>157様から主宛てに頂いた。
主に代わって丁重にお礼を申し上げます。
その後、ご主人様からヴィヴィアンの教育係に任命される。ファック。



アドバイスありがたくいただきます
お礼にならないけどお礼がわりにこんなので良ければ書いてく
服の移動めんどくさいですよね…

159:名無しオンライン
09/11/12 23:00:44 CP1u3ksA
>>157
>今からPoの無印をやるならベストエンドを狙うべきですよ

コンバート時のボーナスかなんかあるの?

あと服移動って、もしかして
コンバート→消す→コンバート→消すの繰り返し?めんどくさそう・・・w
自分はやるとしたら製品版だな・・・体験版でやってもメリットなさそう


160:名無しオンライン
09/11/12 23:50:15 So3uhN7u
>>159
いや、Po2でべべあん出るらしいし、ベストEDの方が話の都合がという話。
問題は、ベストエンドとノーマルエンドの区別が付くのがヘルガへのトドメのムービーだという事。

161:名無しオンライン
09/11/13 00:12:05 JqqV8tk9
>>158
>対抗策としてカレン並のミニスカートの合成を敢行。
早くUpロダにUpするんだ!間に合わなくなってm(ry

>>159
>コンバート時のボーナスかなんかあるの?
現状そんな情報は出てないけど、どうせ今からやるなら一番いいエンディング目指した方がいいって意味だろう。
って、書いてたら本人来てたなw
俺、蛇足乙。

服は着ているもののみ引継ぎだから、複数引継ぎたい時はそれで合ってるはず。
共有倉庫に服突っ込んだ後、セーブ忘れないように。
体験版のデータはそのまま引き継げるっぽい書き方してるから、それがメリットかな?
現在やってると、スタートダッシュ出来ますよって事だろうな。

>>160
そんな時こそPSPo1のwikiですよっと。ネタバレのページにおおまかだがベストEDの取り方書いてある。





162:名無しオンライン
09/11/13 05:09:55 my56NcZR
>>160>>161
サンクスサンクス
なるほど、(言い方は悪くてすまんが)自己満足的な感じなのねw

体験版のデータはそのまま引継ぎっぽいのかー
体験版のキャラを製品版で使うつもりなかったけど、
コンバートだけして身ぐるみ剥ぐのに使えそうだねえw

163:141の続き
09/11/13 14:02:03 phUPxv9k
しかしまぁ本当にとんでもない数ですね。
ロビーに佇む事数分。見渡してみれば、思い思いの行動をしています。
バランスボールに乗っかってバインバインしている子、
一心不乱にダンボールを組み立てているグループ、
何故か組体操をしているグループとまぁ落ち着きがないったらありゃしません。
呆気に取られたまま、ボケーっと突っ立てる私に一人のGH-420が気付きました。
「マスターさんですニャン?」
私はあなたのマスターではありませんよ、と笑顔で返します。
そんなやりとりが始まると、どうした事か周囲に居たパートナーマシナリー達が作業の手を止めて、わらわらと集合しだしたのです。
「さいきん、みないかおですニャー?」「しんざんものニャン?」「そうびはなかなかりっぱ」
「ふっきぐみかー」「ものずきですなー」「かして!そのやまたみさき(闇50)かして!」
「ぼうぐはへなちょこニャン」「そにちへのみつぎがたりない?」「りあるのかせぎがたりないのでは?」
ひ、人の装備を覗かないでくださいっっっ!
あ、あとリアルの収入って何ですか!?
ってか何なんですか!?この片言の喋り方は!
パートナーマシナリーは確かに小生意気な所もありましたが、もうちょっと知性的な喋り方をしていたはずです。
「あーあんたも捕まっちまったか~。そうなったら最後、飽きるまで解放してくれないぜ」
そんな声が聞こえて振り返ると、一人の大柄なビーストが居ました。
…何故かパートナーマシナリー達に御神輿のように担がれてましたけど。
「えっちらおっちら」「らっせーらーらっせらー」…掛け声に統一性が無いのも気になります。
「まぁ悪いようにはされないから流れに身を任せてみるこったな~」
そう言い残して彼は御神輿状態のまま、どんぶらこっことどこかに運ばれて行きました。
なんだか気にしたら負けな気がします。

164:141の続き
09/11/13 14:02:49 phUPxv9k
とりあえず妥当な会話はこれでしょう。
「いくです?」「いくDEATH?」「し!!!?」「しぬのはいやあああああ!!!」「いやぁぁぁぁ!」
自分達の言葉で頭を抱えだしました。どうしろと。
悩んでいると、スカートの裾をひっぱる感覚。見てみるとそこにはGH-450の姿。
「あんたが動けば、勝手についてくるよ。この子達は」
そういう物なんですか?まぁ折角のアドバイスですので、ありがたく受け取る事にします。
とは言えどこに行けばいいのやら…。
「どこいく?」「どこいくのん?」「「「ドラ!ドラ!銅鑼!」」」
数人の声が被って行きたい場所が聞こえます。はいはい、ドラですね。
復帰して最初に行くのには結構いい場所なんじゃないでしょうか。
大したドロップ品はありませんけど。
「はい。それでは皆さんパルムに移動しますよ~!」
「いくのだ」「いくニャン」「しょうじき、めんどい」
なんかもう気分はツアーコンダクター?って感じでしょうか。

受付に移動するまでがまた壮絶でした。
ガーディアンズコロニーの5階から4階に移動するのに発生した迷子、3名。
パルムに移動してから発生した迷子、5名。
普段表に出ることが少なかったせいか、物珍しい物があるとふらふらついていってしまうんですね。
キャスト男性がガチャガチャ、ドスドス歩いてるだけでも珍しいと言うのだから大変です。
先ほど気分はツアーコンダクター?と言ったばかりですが、早速訂正させてください。
気分は保育園の引率の先生です。
ホント、あの仕事は子供が好きじゃないと出来ないなぁ~と心底実感させて頂きました。
はぁ…しかし先が思いやられますね。

受付でミッションを受託します。
最大6人しか入れないので、6名を厳選。
38名でじゃんけん大会ってどうなんでしょうね?
ええ、案の定10分近くじゃんけんしてましたよ。実に楽しそうに。
待ってるのに退屈しなかったっかって?
楽しそうにしている彼女たちを見ていたら、そんな事感じませんでしたよ。
ほ、ホントデスヨ?

165:141の続き
09/11/13 14:05:21 phUPxv9k
さて、厳選された6名でミッションに突入です。
…そのはずだったんですけどね。
何故なんでしょうね?目の前に38人のパートナーマシナリー達が居て、
コルトバやヴァーラの虐殺劇繰り広げられてるのは…(じゃんけん必要なかったじゃん、と思ったのは疑いようの無い事実です)
ええ、戦は兵の数では無いと言いますが、そんな事は無いだろうと実感します。
やはり戦は兵の数です。
茂みから飛び出してきたコルトバに吹っ飛ばされる420さん。
それを見事にキャッチする430さんの集団。
傷ついた420さんにレスタをかける450さん。
そしてそのコルトバに対してスピニングブレイクで特攻する410さん達。
人間が事務雑用に追われている、と言うのも納得です。
ええ、私の出番は何もありませんでしたよ。ホントに。
これだけ束になって攻撃できるなら、人数に劣る人間達がわざわざ戦闘ミッションこなす必要は全くありませんから。
私がやる事と言えば、知らぬ間に持たされてた旗を振って応援してたくらいでした。
戦闘に較べたら楽な仕事ですが、正直恥ずかしかったです。
誰か知り合いに見られたならば、即座に穴を掘って埋まっていた事でしょう。

道中も半ば。ここらで少し休憩を取る事にします。
休憩と言うのは半分は本当で、半分は嘘です。
フィールドを飛んでいた蝶々を追いかけて数名の方達がどこかへ行ってしまい、
メンバーが足りなかったのです(主に420シリーズの方達が)
そんな訳で探しに行こうと思ったら、
自発的に捜索隊を出して探しに行くと言って聞かないので、許可してあげました。
ミイラ取りがミイラにならなければいいんですけどね…。
そんな訳で私はここで待機。
座り心地は悪いですが、大きめの岩に座って休みます。
目の前には王様を守る兵士の如く2名の410さん達が獲物を構えて待機中。
何かあったら真っ先に飛んでいくつもりのようです。
遥か彼方からはヴァーヴァーと言う、
捜索隊によって虐殺されているであろうヴァーラさん達の声が空しくこだましています。
しかしパートナーマシナリー達は何故こんなに幼児退行じみてるのでしょうか…?
口に出したつもりは無かったのですが、知らないうちに口から出てしまっていたのでしょう。そこにこんな言葉が重なります。
「それはあんた達人間のせいさ」
私たち、人間のせい…?はて?何かしでかしましたっけね?私たち。
声のしたほうを見ると、先ほど私のスカートの裾を引っ張っていた450さんが鋭い目線を私に投げかけていました。

166:名無しオンライン
09/11/13 15:30:45 mBiU6Y44
おお核心が…
しかし近所の空き地でニャンポコ集会とかしそうだな

167:名無しオンライン
09/11/13 19:03:04 JqqV8tk9
>>163-165
激しくワロタwカオスすぎる。
いろいろ突っ込み所満載だがとりあえず、この方が一言物申すそうです。
    __
   | ヽ ノ||
   |__Y_||    ______
  ,´ノノノヽ))) |
  W@リ゚ ヮ゚ノ <出番まだ~?
   k_〉`イ_!〉   |______
  く_ノ/`i´lj   
   ゙'ーi_'ォ_ァ"

168:名無しオンライン
09/11/14 01:06:13 79/ilL9x
ご主人様からヴィヴィアンタイプキャストの教育を任される。
クールな私に否やは有り得ない。
何万体もの「ヴィヴィアン」を何万のガーディアンズが教育している。
その教育を統合する事新しい自我を形成させようという目的だろうか。
GRMの方針はGRMの出である私の予想すら遥かに、ほぼ嫌な方に超える。ファック。
まあでもそう思うと可哀相な娘だ。
微力ながら私がチカラになってあげよう。
私がこの子を立派なPMにしてあげよう。
頑張って立派なPMになりましょうねヴィヴィアン。
即答で断られる。ファック。

ご主人様が一人でミッションに向かい大怪我を負う。
タイプ変更を受けると全ての装備が外れるのは覚えていたらしい。
何故シールドラインの装備だけ忘れるのだろうか。
やはりパートナーたるもの一緒に頑張ります!の精神が大切だと再認識する。ファック。
しかしシールドライン無しで戦闘不能を免れるあたり、やはり体毛が防御の役割を…。

ようやくプラントSが解放される。
危険な任務だがヴィヴィアンには良い教育現場だろうと推測。
ご主人様に連れていっていただく。
ご主人様にさん付けのウサギ。
迷子の癖にご主人様を迷子扱いのウサギ。
もはやウサギ型PMが育ちすぎただけに見えてくる。
…赤玉の頃の自分を思い出して鬱。ファック。
雰囲気を良くする為、自分を盛り上げる為、たまには何か新しい事をしようと叫んでみる。
しゅ、しゅわ―――っち!
おいこらウサギなんだその冷めた目は。ファッキン。

ミッションは無事終了。
凍ったライア教官を放置して先に進むご主人様はとてもクールだった。
スイムウェア(ビキニ)を発見。
ご主人様がコレとラッピーモードを身につけ戦う様を思い浮かべてしまい体の底から力が抜ける。
ご主人様がくれるというのでよく見たらキャスト女性用だった。
無論サイズが合わない。ファック。
いっそキャストパーツを購入して足りない部分を合成して遠隔操作をしようか。
ご主人様好みのスタイルを緊急調査する必要性が浮上。

他にA杖を頂いたのでヴィヴィアンに食べさせてあげようとしたら泣かれる。ファッキン。
攻撃特化かもしれない。
せっかくの後輩なのだ、好き嫌いくらいは大目にみてあげよう。



ポータブルに関してアドバイスありがとう
今ヴィヴィアン炎50入手しました


169:名無しオンライン
09/11/14 16:28:58 RvSrwSPa
多脚兵器破壊記念投下 もう戦いたくNEEEEEEEEEEw
(※新システムのネタバレ的なものが混じっているので見たく無い人はスルー推奨)

~これまでのあらすじ~
デカイノ
 箱  が女の子になっちゃった!


箱「とうっ!」
どてっ
エビルシャーク「シャーッ」 ざくっ
箱「ぎゃー いたいいたい!!」
450「・・・」

箱「とうっ!」
ぼてっ
エビルシャーク「シャーシャー」 ざくざく
箱「いたいいたいいたい!」

450「・・・あの、ご主人様」
見かねた450がダムバータでエビルシャークを片付けながら訊ねる。
箱「ひいい、な、なに?」
箱が倒れた時に打ったらしい膝をさすりながら答える。
(※イメージ画像 URLリンク(www.psuxxx.info)
450「なにやってるんですか?さっきから」
箱「ああ、新機能試してるの」
450「は?」
箱「だから、新機能。きんきゅーかいひ」
450「あー・・・そうだったんですか。私てっきり石に躓いてコケてるだけかと思ってました」
箱「失礼な! この○ボタン的なものを気合と共にぐっと押すと緊急回避が発動して・・・」
450(あ~、やっぱりコケてただけなんだぁ~)

箱「いやー、それにしてもこの新型ボディは凄いね。いろんな追加機能があって凄く楽しいし」
450「あとは経験ですね」
箱「だねー こればっかりはすぐに身に付かないし。あとびっくりしたといえば450だよねー」
450「え?私ですか?」
箱「うん。なんかすっごく戦闘が上手になってない?ダム系で足止めしてくれたり、
  補助とかもしっかりしてくれたり」
450「ま、まぁ・・・その・・・仕様ですから」
箱「おおー!さすが450、ボクはてっきり影で努力したのかと」
450「!? べ、べべべつにPSPo2に向けて少しでもご主人様の力となりたくて
   三周年イベントほっぽって一人でこっそり修行してたとかそんなことは
   全然ありませんからっ・・・!ありませんからねっ!!」
箱「おおー、お互い仕様変更のおかげだね!」
450「・・・えっと、あのその」
箱「うんうん、わかってるわかってる。あ、仕様変更っていうよりもバージョンアップって感じかな」
450「・・・う~~~~~~~」
箱「流石有名メーカーにもなると、ちゃんと進化させてくるんだねー」
450「・・・そうですねっ!」
箱「・・・なんか怒ってない?」
450「怒ってません!」

箱「と、ところでさ、どーして草原のミッションをやめて、この遺跡のミッションにしたの?」
450「あ、それはですね、シティの掲示板に、今度見つかった海底遺跡の発掘作業員の募集があったんです。
   なかなか高報酬だったので、その下見がてら、この世界の遺跡を経験するという意味で」
箱「なるほど~ さすが450。さえてるぅ~」
450「こ、これが私の役目ですから」

170:名無しオンライン
09/11/14 16:34:32 RvSrwSPa
箱「さてっと、次は溜め攻撃でも試してみよう~ (ギューン)」
タヴァラス(パキュン)
箱「いで」
タヴァラス(ニヤニヤ)」
450「・・・」
箱「くそー(ギューン)」
タヴァラス(パキュン)
箱「いで」
タヴァラス(ニヤニヤ)」
450「・・・」
箱「くそー(ギューン)」
450「いや避けてくださいよ、攻撃!!」
箱「ええっ!?溜めながら動けるの!?」(実話)
450「動けますよ! ライフルのチャージショットは複数回ヒットさせることが出来たりするので、
   一体相手でも十分通用しますから、さくさくいっちゃってください」
箱「は~~~い」

~んでもって~

箱「あ、レアだ!     またスケド・・・」
450「共有倉庫に送っておきますね・・・1個しか持てないから面倒ですね・・・」

箱「あ、武器めーっけ。 とうっ!」
450「だーかーらー! アイテム拾おうとして緊急回避しないでください!」

箱「あうっ」ぼてっ
箱「あう~~痛い~~」
450(あーもうキモイ!でもかわいい!! キモかわいい?オワリユウのキモい有袋類っ!?)

箱「うぎゃー、なにこれ!?新ボス?新ボス?」
450「落ち着いてください!敵はきっと斧をぶんまわすだけで・・・きゃーーー!」
スヴァルティア「ヌー  ドリャーーーー!!」
450「エネミーがドゥガレガ使ってくるなんて聞いてないっ!」
スヴァ「ブンブン」←斧ぶん回し
450「きゃー!  も、もー怒った!! こんのおおおお!!ギフォイエ!ギフォイエ!!」
スヴァ「モ゙~~~!!」(どすーん)
箱「うわー、なんか450、やたら接近戦するようになったなー」
シャーク「シャーシャー(そーですねー)」
450「これでとどめっ!」(ロッドでざくざくざくざくざく)
スヴァ「モ゙ゴ~~~~~~!!」
箱「おお、ハリネズミ・・・」

171:名無しオンライン
09/11/14 16:35:31 RvSrwSPa
450「ふぅ・・・  さ、ミッションも終わりましたしシティに戻りましょう」
箱「うん。この世界の遺跡もだいたい雰囲気解ったし。
  あとはボディさえ見つかればいいんだけどね」
450「・・・製品版発売までにどこまでやるつもりなんでしょうかね?」
箱「次はなんかネタバレなりそうでやめとくべきじゃないかとか心配してたよ」
450「あぁ・・・そういえばストミまだいじってませんでしたね・・・ 流石にネタバレはまずいでしょうし・・・」
箱「それにさー」
450「はい?」
箱「ストミ入ったら、450の出番全然なくなりそうなんだけど」
450「・・・マジですか」
箱「マジです」
450「・・・  ま、まぁ・・・でも・・・私はご主人様を影となりサポートする立場ですから、
  出番とかそーゆーのは別に・・・その・・・どーでもいいんです・・・ どーでもいいんですけどねっ!」
箱「そのかわり、PCと絡むNPCがいるかららしいよ」
450「へぇー そうなんですか」
箱「それ、ヒューマンの女の子らしいよ」
450「ストミはやめときましょうっ!」
箱「な、なんで!?」
450「絶ッ対ッにダメっ!」
箱「は、はいっ!」


という450の意見を無視してストミに突入する中の人
450「なんですと!?(ガビーン)」
流石にこの時期にストーリーのネタバレはまずいだろうと続きは脳内だけに留めて置くことにしたらしいぞ!
そして中の人はライフル探しに行くのであった!待つな!次号!!

172:165の続き
09/11/14 20:18:13 Up7N2Ko2
「身に覚えがない、と言った雰囲気だねぇ」
ええ、ホントに身に覚えがありませんから。
「その傲慢さが人間らしいと言えば実に人間らしいね。
ま、どうせ捜索に行った子達もまだ戻ってこないだろうし、説明してやろうかね」
改めてこうして会話をしてみると、この450さん、敵対心と言うか嫌悪感と言うか…
どれとはハッキリ言えませんが、負の感情と言うのを隠していない気がします。
あれ?これもパートナーマシナリーとしては有りえない事なのでは?
そんな私の疑問に気付いていて、あえて無視しているのか彼女は一人で話を進めます。
「最大で三年近くさ」
いきなり意味がわかりません。
三年…。ガーディアンの任務について最大に働いている人たちの年数に近いですね。
「そう。言葉にするとたかが三年。でも実際の年数にするといかに長い事か…わかるかい?」
確かに短いようであり、実際には長い年月です。
生まれたての赤ん坊なら立ち上がって喋るようになり、走り回るようになるでしょう。
ドラゴンクエストは無理かもしれませんが、ファイナルファンタジーなら一本くらい新作が出るかもしれません。
VerUPと言って出したはいいけど、それでやっと普通のゲームに近づいただけ、と言う奇妙なゲームもあるかもしれません
(携帯ゲーム機で出るのでやっと普通のゲームになるみたいです)
「その長い間、私たちは何をしていたと思う?」
え…?それはマイルームにずっと…。
そこに到って私の頭の中に一つの考えが思い浮かびますが、それがハッキリと固まる前に彼女は言葉を続けます。
「来る日も来る日もマイルームから一歩も出ることを許されず、
 来客など当然無く、空腹を覚えても何も食べる事を許されず。まぁ食べなくても私達は死なないけど」
少し沈黙。そして彼女から明示される答え。

「壊れるしか無いだろう?」

ああ、やっぱり…。その言葉に私の思考は停止させられます。
「あんた達からすればただの備品。物かもしれないけどね。私たちは考えもする。感じもする。
 ただ違うのは工場で生産され、備品として配られるか配られないか程度の差しか無いのさ。人間と何処が違うって言うんだろうね?」
私は何も言い返せず、ただ黙るばかりです。

173:165の続き
09/11/14 20:21:21 Up7N2Ko2
「寂しさとか腹立たしさとかそう言う物を抱えて、でも恨む事はシステム的に許されず、
 そういう色んな葛藤の中で導き出された答えが、今のあの子達の姿さ。
 自分の名前、マスターの名前、そんな物をみんな忘れてしまったのさ」
それはとても悲しい出来事でした。
大切な物を守る為、自分の事や大切な人の事を忘れる事でしか守れなかったパートナーマシナリー達。それはなんて悲しい…。
「…ごめんなさい」
私は思わずそう呟いていました。
「あんたに謝って貰う為にこんな話をしたんじゃないさ。
 ただ…知っていて欲しかっただけ。私達だって、人間と大差無いんだって事をね」
その言葉を聞いても、黙ってただ俯く事しか出来ません。
「それにあれだけ楽しそうにやってるんだ。あの子達だって決して人間を恨んじゃいないよ。
 最も最初から恨むなんて感情は抱けないように出来てるけどね」
最後の言葉はどこか自嘲めいた雰囲気を含んでいました。
それでも私はこの感情をどう表現したらいいかわかりません。
私達が悪いのは明白ですし、取り返しの付かない事である事もわかっているのです。
「そういやあんたにはパートナーマシナリーはいないのかい?」
その言葉を聞いて私は、すっかり自分のパートナーマシナリーの事を失念していた事を思い出します。
顔を上げた私に向かい、彼女はこんな言葉を続けるました。
「なら、その子を幸せにしてやるんだね。それがあの子達みたいなパートナーマシナリーに出来る、贖罪の一つになるんじゃないかね?」
それでいいのでしょうか?たったそれだけで。
「あんたに出来る事、それをまず少しづつ片付ける事だね。なんでも全部一気に解決しようとするのも、人間の悪い癖さ」
そう言って彼女は笑いました。
うん、確かにそうです。千里の道も一歩から。まずは自分に出来る事から始める事にしましょう。
「んじゃ行こうか。どうやら無事、ミイラ取りがミイラにならずに帰ってきたみたいだしね」
彼女の言葉に目をやると、捜索隊の子達が元気に手を振りながら、こちらに向かって駆けてきているのが見えました。
彼女達はとても幸せそうで。とてもさっきみたいな悲しい出来事があったなんて事は、
そこからは想像できないのが、また私を少し悲しくさせるのでした。

174:165の続き
09/11/14 20:24:18 Up7N2Ko2
ディ・ラガンさん登場。咆哮(何故かここで挙動が止まる。おそらくこちらの兵力の多さにうろたえたと思われる。元は野生生物ですからね)
410さん達がスピニングブレイクで特攻。
420さん達は暢気に蝶々を追いかけてますが、
またどっかに行かれてしまうと困るので腰の辺りから伸縮可能なフォトンのロープで繋ぎ止めてます。
なんでもフォトンウィップの技術の応用で作られた新製品だとか。便利な世の中ですね。
430さん達は後方からライフルで援護射撃をしています。
先程の450さんは先頭に参加していませんでした。
理由を尋ねてみましたら、「火テクしか覚えてないのよ…」と、ちょっと恥ずかしそうに答えてくれたのが可愛かったです。
この辺りでディ・ラガンさん、嫌になってきたので空中に退避。
降りてくるまでは430さん達と440さん達の独壇場かと思いきや、
蝶々を追いかけていた420さん達が突然集合!誰か(仮にA子にゃん…では無くA子さんとします)の肩にB子さんが登り、
そのB子さんの肩にまた一人登りと、どんどん高くなっていきます。
ついにはディ・ラガンさんの目線の位置まで辿り着き、頂上に居るもう何子さんかわかりませんけど、
とにかく420さんがその右手に光り輝く爪で目玉を「ちぇすとぉぉぉぉぉ!!!」と、ひと突きにします。
目玉から飛び出す、緑色の液体(結構グロイデスネ)それがとどめの一撃となったのか、
哀れディ・ラガンさんは最後の咆哮を上げながら、その巨体を地面に横たえたのでした。

「せんりひんしけてる」「はいはい、あおあお」「どろっぷしぼんな!そにちーー!」「ここはやさいばたけかー!!」
そんな言葉の数々も少し懐かしく感じていた時、ふと気付きます。彼女の名前をまだ聞いていなかったのです。
「そう言えばまだ、あなたのお名前を聞いていませんでしたね?」
少しの沈黙。この短い時間の間に彼女が何を考えているのかなんて、私にはわかりっこありません。
「…忘れたよ。三年近くもほったらかしにしするような奴がつけた名前なんてね」
人が何を考えてるかなんて私にはわかりませんけど…。
でも彼女のその言葉は嘘だと思います。
いつか私に教えてくれる日が来るのでしょうか?そんな日が来たらいいな、と思います。
どうしたら教えてもらえるかなんて事はわかりませんけどね。
「はきするー?」「はむるしかないっしょ」「われらえりーとははむ☆」「いえ、わたしはねこだニャン」
やる気満々の彼女達に別れを告げて、私はミッションを後にします。
残念そうな声が上がるのに後ろ髪を引かれなかった訳では無いのですが、私には今やるべき事。
そう、私には帰らなければならない場所があるのです。

175:165の続き
09/11/14 20:28:25 Up7N2Ko2
数ヶ月前に出た時と何も変わらないこの扉。
果たしてこの扉の向こうにいるあの子は、あの頃と同じ様に笑ってくれるのでしょうか?
もしかしたら、もういないかもしれません。彼女を束縛する物はもう何も無いのですから。
もし居たとしても、私のことを覚えていないかもしれません。
正直に言えば、少し…怖いです。でもこの扉を開けなければ、先へは進めませんから…。
意を決して私は、その扉の前に立ちました。
あの頃と同じ音を立てて扉が開きます。
そこには私が居た頃と何一つ変わらない光景が広がっていました。
ただ一つ違っていたのは、いつも同じ場所に立っていたあの子、GH442の姿が無い事でした。
なんとなく想像していた事とは言え、現実の物となっていると少し悲しいですね…。
なんと言っても真ん丸だった頃から少しづつ育て上げてきた、私の子供みたいなものですから。
あら?私のこの顔を濡らす液体は何でしょう?そこで私は自分が泣いているのだと言う事に気がつきます。
大切な物って、失くしてからじゃないと気付かないといいますけど、本当なんですね。
ほんと、私は…馬鹿ですね。はは、嫌になっちゃいます。
流れる涙を手の甲で拭っていたら、後から物音が聞こえました。何か袋のような物が落ちる音。振り返るとそこには…。
そこにはあの頃と変わらないあの子が、私の方を見て、驚きで口を押さえています。
「ま、マスター!?」
そう言うが早いか、彼女は私の胸元へ飛び込んできて、泣きじゃくりながら言葉を続けます。
「もう!何処に行ってたんですか!?心配して探しに行ったりしたんですからね!」
「えっと、ちょっと特殊な任務で…」
流石に本当の事は言えないのでごまかします。
いつかちゃんと話すから今は許してくださいね…。
「いつ帰ってきても良い様に、毎日掃除だってしたんですから!」
この部屋を見れば、そんなことはすぐにわかります。
「毎日違うメニューでお食事だって用意してたんですよ…」
確か料理はスクランブルエッグと目玉焼きしか作れないんじゃなかったでしたっけ?
「もう、どこへも行ったら嫌ですからね…」
その言葉は涙と泣き声に消え入りそうでした。
だから私は彼女を強く抱きしめて言います。
「安心していいですよ、もう何処にも行きませんよ」と。

176:165の続き
09/11/14 20:37:19 Up7N2Ko2
ってな訳でこれで終了です。
ほぼ初めてこんな長い文章書くので、読みにくいかと思いますが、
楽しんでくれた人が一人でも居ればいいなぁ…。

177:名無しオンライン
09/11/14 23:17:08 8Sho8pyf
>>169-171
>タヴァラス(ニヤニヤ)
つーか、敵が感じ悪すぎるだろw

>箱「おお、ハリネズミ・・・」
流石450、期待を裏切らないなw

>箱「ストミ入ったら、450の出番全然なくなりそうなんだけど」
PSU EP2の頃から思ってたんだが、どうしてPMはストミに参加出来ないのか?
どうせ、PCが出来るのはオジギか、どっち選んでも結果は同じ選択肢ばかりなんだから
PMを連れていけてもいいと思うんだ・・・

>>176
>楽しんでくれた人が一人でも居ればいいなぁ…。
ここにいるぞ!楽しませてもらった。ありがとう!
幼児化カオスな理由は俺らガーディアンって訳だったか・・・
なんとも悲しいな。

178:名無しオンライン
09/11/14 23:21:11 8Sho8pyf
そして>>176に感化されたまま、そのまま勢いで投下。

「いや~。疲れた、疲れた。お疲れ様。450。」
『お疲れ様です。ご主人。』

一仕事終え、マイルームに戻ってきた私達は、一息つきます。
今日もいつも通り仕事を終えて、いつも通りマイルームに帰り、
いつも通り食事の準備をし、いつも通り食卓に着いて、いつも通り何気ない話をしながら食事をします。
食事も終わり、私が後片付けをしようと立ち上がるのを見て、ご主人は私を呼び止めました。

「ちょっと待った。片付けは後でいいから座って。450。」
『は、はあ。何でしょう?』
「はい、これ。」

といい、ご主人は箱を一つ差し出しました。

「いいから。開けてみて。」

言われるがままに箱を開けると、そこには黄金に輝く前総裁が顔を出しました。

「3周年、誕生日おめでとう。450。」

3年前の今日。私はヒヨコから450へと姿を変えました。
毎年この日、ご主人は私にプレゼントを持ってきてくれます。
ご主人曰く、1年間の感謝の気持ちをこめて、だそうです。

「これからも、またよろしくな。450。」
『こちらこそ、よろしくお願いします♪』

179:名無しオンライン
09/11/15 00:39:37 MrRw9dEg
>>169-171
外見変わっても、いつもの箱さんだw
>450「これでとどめっ!」(ロッドでざくざくざくざくざく)
これはワロタw

>>176
俺も楽しませてもらった。
サービス終了後のガーディアンズはあんな感じかもしれないと思うと……
……ありえそうで怖い。

180:名無しオンライン
09/11/15 03:19:33 0WZQMERD
>>95
今更ですが読みましたよー。

とりあえず、何考えてんだあのおb(粛清

>>169-171
女主人「おk、タヴァラス殲滅してくる」
エル「しなくていいです。……というか何故そのような方向に」
女主人「箱タソいぢめる奴ぁかかって来い!あたしがぶっ潰す!」
エル「……『箱さんのパートナーの450さんへ 青髪赤目のヒュマ子ブレイバーが来たら容赦なく杖を刺してください』、と」
女主人「…………ヤメテツエデゴウカンヤメテ」

それから、ドゥガレガじゃなくてジャブロッガだと思いますが。

>>172-175
>「せんりひんしけてる」「はいはい、あおあお」「どろっぷしぼんな!そにちーー!」「ここはやさいばたけかー!!」
吹いたwなんというハムスター……

エル「というかマスター」
女主人「あによ」
エル「箱さんは性格が元のままとはいえ、現在は女性ですよ?」
女主人「……愛の前に性別は関係ないわ」
エル「あっさりと両刀発言しないでください」
女主人「本当はエルにも『ボク、男の子だよ?』とか言わせたかったのに!のに!」
エル「……DKHN」

181:名無しオンライン
09/11/15 03:44:16 Kg6EtCUL
>>171
いやだ待つw
あの女の子戦闘不能で倒れてる時パンツ丸だしだよな…
箱のリアクションが楽しみだ
>>176
乙です
読む方は楽しかったよ
長いの書く人は大変だよね

そして短い奴書いてく



ねんがんの えすぶき を てにいれたぞ!
ご主人様が車両護衛任務からご機嫌で戻られた。
ああこの部屋にに合成施設があって基盤があればS武器すらクールに合成してみせるのに。
合成失敗の時のクールな言い訳も考えてあるのに。
PMにはガーディアンズ施設の多機能インターフェイスの側面も持つ。
いや持つはずなのにご主人様に武器を探させるなんてクールじゃない。ファック。

それにこのままだとヴィヴィアンにクールなPMの在り方を示せない。
クールとは何か、と問う彼女にとりあえず黒いパンツを与えておいた。
何かを理解したように頷くヴィヴィアン。
丸めて口に運ぼうとするヴィヴィアン。
これくらいなら食べれるかもしれません!必死なヴィヴィアン。
それは穿くものです。
ちゃんと普通の食事を三食頂いているのに無茶したらいけませんよ?
先輩の余裕で優しく諭す。
杖は食べるのにパンツは穿くのかと驚かれる。ファック。

ご主人様からキャスワイヤルセットを頂く。
かなりなデザインの服だ。
胸のサイズからして合わない。
キャストのボディなら合うのか?
これを着たがるキャストがいるのか?
まあとりあえずこの服のデザイナーはライア教官に謝るべきだと思った。ファック。



ライア教官好きな方ごめんなさい
ネタになりやすいだけで俺も嫌いじゃないですホントです


182:名無しオンライン
09/11/15 13:25:43 Qvt3uxL5
>>174
>「せんりひんしけてる」「はいはい、あおあお」「どろっぷしぼんな!そにちーー!」「ここはやさいばたけかー!!」

なんか知らんが涙出てきた

>>177
PCの相方をヒューマンやニューマンとかにせず、
GRMの新型マシーナリー(パシリのこと)のモニターということで云々
って感じにすりゃいいのになあ
パシリの性格も数種類から選べるとか。


>>180
>ドゥガレガじゃなくてジャブロッガだと思いますが
うわぁぁぁぁぁ、しまったぁぁぁぁぁぁ!! 斧とか使ったことないもので・・・失礼しますた

女主人「フフフ これはおしおきが必要ねっ!」
箱「え?は?ど、どなた?なんで手をワキワキしてるの!?」
女主人「ふふふのふ これであんなところやこんなところをなんやかんやしてぇ~~」
箱「ちょ、ちょっとまったあ! ボ、ボク男なんですけどっ!? いや見た目はこんなですが一応箱やってましてっ!!」
女主人「・・・男なら別にいいんじゃないの?」
箱「あ、そっか」
450「納得しないでくださいっ!(スパーン)」
女主人「ということでいっただっき・・・」
450「・・・」
女主人「・・・あ、ちょっとまってね450ちゃん、その殺気立った目でシュトルムアタッカー構えるのやめない?ね?やめない?」
エル「あー、平和ですねー」(ずずず)

こんなのでよろしいでしょうかw

183:名無しオンライン
09/11/15 13:28:47 Qvt3uxL5
>>181
ネタバレを避けつつ書けというのかっ!!www

184:名無しオンライン
09/11/16 03:56:40 b/HY8lnc
>>183
実はもうニコ動でストーリーの前半が見れるようになってますよ(プレイ動画)。

中旬も過ぎたしそろそろ体験版分のネタバレは平気かもしれませんよ?

185:名無しオンライン
09/11/16 19:58:14 iHRNdcIJ
>>153
多分こうなると思うんだ



箱「さあやってまいりました、勝者にはオッソリアドレス一式が送られる3分3ラウンド勝負」
箱「あ、提供はフォトン布団とフォットントイレの提供でお送りいたします。これでいいのかな」
箱450(マイク入ってますご主人様ー!)
箱「え?これ読むの?いいの…?」
箱「赤コーナー、ファック450いたいいたいいたいよ450」
箱450「誰がファックですか!何がファックですか!そんなことして頂いた事ありません!!」
ファック450(以下f450)「つまりそんなことして頂きたいと。」
箱450「そ、そういう訳では…そ、そんな話してません!してませんよねご主人様っ!」
箱「うわ痛い!ごめんなさい!その子がファックさんで!名前!無理!ハジロドウは無理!」
f450「開始そうそう私の名前でいちゃつかれる。ファック。」
箱450「なっ…いちゃついてなんかいません!」
箱「うんいちゃついてなんかないからスタッフたくさん刺さないでぇぇぇ!」
f450「つまり日常から傍目にはいちゃついていると見える程仲睦まじ…」
箱「ううっ…君のキャラはなんかボクに被害を増やすね…」

敗者…箱。


186:名無しオンライン
09/11/18 19:42:06 j9npTyyW
>>156,185
主   「PMにも合成が得意な子やOoTのようにイレギュラーな性能の子まで様々なので、
     試合方法は対戦相手が決まった時、厳選なる抽選で決定されるぞ!」
GH450 『まだ続いてたんですか。この小ネタ。』
主   「いや、試合方法の質問あった上、箱さん本人までネタに乗ってくれたみたいなので、つい、な。」
GH450 『こうして、使いもしない無駄な設定がどんどん増えていくと。』
主   「ほっといてくれ。で、続きだが、試合方法は合成、料理、といったPMの身近な能力を競うものから、
     ガチ勝負、ミッションクリアタイムアタックなど対決の王道的なもの、
     ご主人のろけ自慢、けなし自慢、今まで作ったオキクの個数など、ど~でもいいものまで網羅されているので、
     運がよければ女帝のような大物相手にも勝てるかもしれないようになっているぞ!」
GH450 『でも女帝さんは多趣味な感じがしますから、案外何でもいけそうですね。』
主   「少なくとも、ガチ勝負オンリーよりかは勝機はあるだろ?」
GH450 『それはそうですけど・・・ところで、ご主人。』
主   「ん?」
GH450 『PMバトル:450編、という事は私の参加していたのですよね?』
主   「当然だ。」
GH450 『で、結果は?』
主   「気になるか?お前は1回戦第3試合、対戦相手は女帝450・・・」
GH450 『な~!?』
主   「【どれだけ相手のゴールにコルトバをシュートできるか?】勝負にて、わずかに及ばず負けた。」
GH450 『・・・本当にど~でもいい勝負ですね。』
主   「負けは負けだ。ちなみに準決勝第1試合の勝負はガチ勝負だ。見ものだぞ、これは。」
GH450 『・・・死人が出ないといいですね。(遠い目)』

>>180
>『ボク、男の子だよ?』とか言わせたかったのに!
主   「余裕で想像できるんだが。」
GH450 『想像しなくていいです!』

>>181
>クールとは何か、と問う彼女にとりあえず黒いパンツを与えておいた。
ちょwなにやってんすか!


187:1/2
09/11/19 02:50:41 eOFFvcJE
純粋な恐怖は後悔を連れて来る。
勝てない。戦えない。逃げられない。
そして後悔する権利しか残らなくなる。
今日はヴィヴィアンには会いに行けない。
足がすくんで動けないから。

セルフモニタした結果少々体調が良くないから休ませて欲しい。
ご主人様はそんな程度の嘘を簡単に信じて側にいてくれている。
出来ればミッションに出て欲しかったが、私には主の服の袖を手放す事も出来なかった。
大丈夫ですよご主人様。
だからそんなに薬品出さないで下さい。
ミッションで使う分が足りなくなりますよ。
大丈夫です。ちょっと寒気が止まらないだけです。
ご主人様は普段は自分のモトゥブ訛りを気にしてあまり喋らない。
それがこれだけ喋るのは嬉しかった。
もっと声を聞かせてほしい。
今日が最後になるかも知れないのだから。

恐怖の原因は黒い服の女だった。
ヘルガと言う名前だった。
ビジフォンのモニタの映像に映し出されたそれは、嘲る様に紫の唇を歪めている。
数日前から気配には気がついていた。
悪意、殺意。
多分それより更に質の悪い何かが確実に私達を絞り込んで来ていた。
黒い服の女はこちらを追い詰める為にあちこちに痕跡を残していた。
しかしあの女だという証拠などなく、主に勘などという話をする訳にもいかない。
本当に恐ろしいはヒトなのだと主は時々口にする。
そしてそれは今の私にとって真実以外の何物でも無かった。


震える私の手に何かが渡された。
赤いリング。
いただけるんですか?
主の故郷には赤いものを身につけると勇気が湧くという言い伝えがあるそうだ。
私は普段なら言わない事を口にした。
ああ、それなら私。
赤いオッソリアドレスが欲しいです。
そうです452の。
かっこいいじゃないですか。
赤いオッソリアドレスのGH-450。
そしてその私がずっと側にいれば、ご主人様に恐怖が訪れる事などない。
さすがにそれは子供じみた願い過ぎて口に出せなかったが。



188:2/2
09/11/19 02:55:30 eOFFvcJE

嫌な予感は段々と強くなる。
足音すら聞こえる気がする。
追われるものは怯える事で体力と精神力を消耗し自滅する。
今は追われる立場の気持ちがよくわかった。
それでも赤いリングが効いたのか震えは止まった。
精霊様、もしいらっしゃるならどうか私に最大の苦しみだけは与えないで下さい。
どうかご主人様だけは。
あの黒い服の女が敵だとして、ガーディアンズ施設に入れている現状は私達に不利ではない。
一瞬の、出会い頭だけの勝負だろう。
そこで先を取ろう。
例えば私の命と引き換えに三秒だけなら。
特別なPMじゃない私には過ぎた願いだろうか。

呼び鈴が鳴る。
モニタにあの女が写る。
ああ、もう時間なのだ。
僅かな時間だったけれど幸せだった。
覚悟は出来た。
ご主人様の手がロックを外し、ゆっくりとドアが開き始める。
ドアのスライドする微かな音を聞きながら、私はリングを握りしめた。
今だ。
今行かなければ。
私は夢中で床を蹴る。
ドアが開いて行く。
開いたドアの向こうにはヘルガが立っている。
異常に粘性の強くなった空気の中で、ご主人様だけがいつもと同じだった。
ヘルガに向かって走る私。
ご主人様に何か言おうとするヘルガ。
だが、誰より早く口を開いたのはご主人様だった。

「あ、チェンジね」

ぷしゅ~、と扉が閉じる。
ご主人様のクールさにほぼイきかけた。
一人でヘブン状態になっていたのに扉の向こうでチェンジ女が何か喚いたせいで少々興ざめした。
ファック。



――という嘘をヴィヴィアンに吹き込む。
だからあの女、プライド死守の為にばいんばいんに変身するから。
注意するのよヴィヴィアン。
さすがにやり過ぎたかな、と思っていたら
・ヴィヴィアンの教育をPMにやらせた(命令違反)
・キャストにPMとしての教育をした(人権無視)
・洗濯板にライアと名付けた(機密漏洩)
以上の理由でガーディアンズをクビになった。ファッキン。



なんでこんなの書きたかっただけでこんなに長くなったんだろうごめんなさい
足の多いあいつが悪いんですごめんなさい

189:名無しオンライン
09/11/19 02:59:43 eOFFvcJE
>>186
箱の人の名誉の為に言うけど>>185は俺なんだごめんなさい
足の多いあいつ倒せない腹いせに書きましたごめんなさい

190:名無しオンライン
09/11/19 19:02:48 OUFbNhS2
>>189
むしろ謝るのは俺の方だ。
箱の人、ファックの人、勘違いしてスイマセンでした。

>>188
>――という嘘をヴィヴィアンに吹き込む。
ネタバレになるから一応伏せるけど、これは、新手の嫌がらせだなw

>足の多いあいつ倒せない腹いせに書きましたごめんなさい
大丈夫、俺も倒してない。つーか、諦めてスリレジ掘ろうとしてる。


191:名無しオンライン
09/11/19 23:32:56 HReP+9Bf
主~、主~!足の多いあいつって何ですか?
「あなたが知る必要はないわ。そのときにはいないから」
むー、じゃあいいです…(きっとこのあいだ海岸で歩いていた変な虫のことですね…)

>>189>>190
「苦戦しているようね。レオル・バディアは力押しで倒そうとするとかなり強いわ。
ナノブラストでごり押ししようとして瞬殺された人もいるから、力押しで倒そうとは考えないほうがいいわね。
参考になるかわからないけど、攻略でもおいておきましょうか。
URLリンク(www.psuxxx.info)
挑み続けることが運命を変える。諦めない者に『光』は在るわ。がんばって」

主は誰とお話されているんでしょうか?
ときどきこういう意味不明なことをなさるのですが。
…最後まで気にしたものの負けですね。きっと。

192:名無しオンライン
09/11/19 23:40:01 aScAZFm8

ヒューガ「こんばんわ。我が愛しのお姫様はどちらにいらっしゃるのでしょう~?」
450「あ、日向さん、こんばんわ」
ヒュ「日向じゃない、ヒューガだ! ・・・コホン ところで君のご主人はどちらにいらっしゃいますか?」
450「え?え、えーっと・・・ い、今はたしかヴィヴィアンさんとモトゥブのほうに・・・」
ヒュ「なんですって? ううむ、これも星霊の悪戯とでも言うのでしょうか・・・
   ありがとう、さっそくモトゥブに行ってみます(しゅた)」




450「・・・・・・                  ご主人様、行きましたよ」
箱「ふぅ~~~~~~ あぶなかった・・・」
450「まったく、一体どうしたんですか。体験版がカンストしたらいきなり前作を始めちゃって。
   ストミのネタをやるとか言ってませんでしたっけ?」
箱「うん・・・当初その予定だったんだけど、>>161を見ちゃってね・・・」
450「服・パーツデータの引継ぎの件ですか?
  ご主人様今はこうですけど、いつも箱的パーツ固定ですから、そのあたりはどうでもいいんじゃ・・・」
箱「それがね・・・体験版で中の人がここに投下するネタ作りを兼ねて、
  『もし箱が女の子になっちゃったらバージョン』を作ってみたら、思いのほか気に入ったらしくて・・・」
450(・・・あのバカ・・・ 私のご主人様になにをやってるんですかっ!!)
箱「でね、なんか『こうなれば450オッソリアゲットしないと死んでも死にきれん!!』
  とかなんとかで・・・」

箱「ということでゲットして装着してみたんだけど、どう?似合う?」
450「・・・(か、かわええ・・・)」
箱「それにしてもこのスパッツ? なんかきっついなあ・・・」
450「ご、ご主人様!そのスパッツのおしりのあたりをくいくいするのやめてくださいはしたないっ!!」
箱「え?だめ?」
450「もっとやれ!」
箱「は?」
450「いえなんでもありません。 あーもう、服(パーツだけど)がおかしくなっちゃったじゃないですか」
450「ほらほら、フロント部分(前垂れみたいなの)から胸がはみ出てる・・・(むに)」
箱「うひゃあ!!」
450「ど、どーしました!?」
箱「い、いやーそのー、これが・・・ね?」(ぽよんぽよん)
450「これ?  ・・・」
450「・・・・・・・ぶばっ!(吐油)」

193:名無しオンライン
09/11/19 23:43:50 aScAZFm8
~妄想終了~

450「やりましょうっっ!!」
箱「な、何っ!? 突然!?」
450「オッソ・・・もといさくっとストミクリアして再び体験版に戻れば済むことです!!
箱「だねぇ   でもなぁ・・・」
450「べ、別に私と御揃いっていうのがイヤでしたら無理にとは言いま・・・せん・・・けどっ」
箱「いやそれはいいんだけど、あのヒューガさんがねぇ・・・」

450「・・・そういえば何かあったんですか、あの方と」
箱「いやね、スキルを貰うために一緒に周回してるんだけど、
  なんかあの人いっつもボクのお尻ばーっかり見てるんだよねえ」
450「はぁ?」
箱「視線がキモイの」
450「・・・それは・・・なんとなく言いにくいんですけど・・・」
箱「はい?」
450「その・・・格好が不味いのでは・・・」
箱「そなの?」
450「アグリエル・アーム、パトリエル・トルソ、ヒューキャシ・レッグで白カラーというのはちょっと・・・」
箱「えー、でもこれ、動きやすいんだもん。余計なパーツが全然ついてなくて」
450「・・・そ、そうなんですけど・・・ ついてなさ過ぎて・・・なんといいますか」
箱「うーむ・・・女の子というのはかくも難しいものなのか・・・」
450「・・・(やっぱりご主人様に女心とかを理解するのは難しすぎるのかなあ・・・ はぁぁぁぁぁ)」

箱「何溜息ついてるの?」
450「・・・なんでもありません・・・はぁ・・・」
箱「・・・あ、わかった」
450「(ぎく)え? な、なにがですか?」
箱「ぬふふー 450、最近ボクがヴィヴィアン達と一緒にミッション回ってて連れてって貰えないから・・・」
450「は、はひ!?(べ、べべべべべつに嫉妬とかそういうことしれませんからっ!私パシリですから
   そういうことしませんから多分しませんからっ!!!)」
箱「これから先中の人が『パシリ関係ないから投下できねえなぁ』といってSS書かなくなるとか思って心配してるんでしょ?」
450「は?」
箱「いやだから、一応ここパシリスレだし、あんまりパシリ関係ないネタは投下し辛いん・・・
  あれ450なにロッド構えて・・・」
450「そーですねぇ~~~」
箱「おお、神主だh」
450「ご主人様のバカあああああああああああああああああああああ!!!」(カキーン)
箱「ぶべらあああああっ!!」


ということでいまさら前作世界で戦い始めた箱。
新たなる敵日向
ヒューガ「日向じゃない、ヒューガだ!」
ヒューガの出現によりまたなんか酷い目に遭いそうだ!
果たして元の箱に戻ることができる日は来るのか!? オッソリアはゲットできるのか!?
ついに吐油をしちゃった450の明日はどっちだ!!

>>189>>190
面白かったから倫理的におk
気にしない気にしないw

>>足の多いアレ
自分も勝率5割程度で大の苦手だわー
射撃中心で、たまに盾使ったりしてるけど、あのミサイル?がうざすぎるorz


194:名無しオンライン
09/11/19 23:59:02 yKQC3gbJ
>>191
女主人「…………」
エル「どうしたんですか、相当苦い物を食べたような顔をしていますが」
女主人「うん、ちょっとね。色々と思い出したくない記憶が……
     アレと戦うなら足を弱らせてコケさせてからコアを叩け、ってGちゃんで書いてあってさ。
     一戦目はその通りにやったら確かに倒せたのよ。それで、調子に乗っちゃってね……
     二戦目でコケさせた後に長い間コアを叩いてたら、ちょうどシャッターが閉まって、それの爆発に巻き込まれて。
     さらに、偶然なのかアレのプログラムなのか、直後にいきなりフォトン刃を出して回転し始めて、ね。
     後はもうアレに散々弄ばれて惨殺よ。……あの時ほど記憶がなくなって欲しいと思った事は無かったわ……」
エル「……起き上がった時点で逃げなかったマスターが悪いですね」

エミリアとエル(PM)をつれてチキンプレイでようやく倒せてる(ただし30分以上かかる)俺もいます。頑張ってください。
基本はとにかくガードに徹して、飛び上がった時に自キャラがステージの端に近ければ全力で端までダッシュ(下の段の端まではプレスが届かない)。
真ん中あたりだったら諦めてガード(気休めでも)で凌いでください。ダメージを食らったら即メイト。
あと、浮遊機雷のトラップ(浮遊機雷後に倒れた場合、機雷が行く手を阻む→着く頃には起き上がってオワタ\(^o^)/というコンボ)に注意してください。

195:名無しオンライン
09/11/20 04:41:33 o+yJFovo
多脚掃討完了!
アドバイスいただいた全ての方ありがとう
パーツゲットだぜきゃほう
ダブセはまだまだだけどありがとう
レスくれた人もありがとう
お礼にならないけどちょっと書いてく



入念な調査で街を把握した私は、いい加減貯まったメセタを消費する事を提案した。
クビになったので暇なのだ。
解雇までの僅かな期間だがご主人様は有給休暇状態なのだし、今後の事もある。
無論、この期間に私の今後の運命もほぼ決まるのだ。ファック。
ブラストバッジの導入、食事用ではない杖とハンドガンの購入、武器又は基盤の購入。
無論ご主人様が一人でも困らない様にする為だ。
ほぼ私が原因でガーディアンズをクビになるのだ。
私を連れていかれるのが一番効率的ですとは言えない。ファック。

ご主人様を街に連れ出す事に成功。
クールにエスコートを開始する。
あ、ご主人様そのクスリバコのポスターのお二人もガーディアンズなのですよ。
はい、割と変わったミッションをこなす事で有名なチームです。
慰安活動の覇者の称号を持つ唯一のチームなのですよ。
主は感心したように頷く。
笑顔で聞いていただけると話すにも興が乗るというものだ。
箱さんの方は体の一部に「テガーナ・カノン」を格納している事が有名だそうです。
有名過ぎて一部では青い箱を子宝に恵まれるお守りとする傾向も見られます。
ニューデイズの旧宗教にある大黒信仰のようなものでしょうか。
今回は非常時用薬品類設置のキャンペーンマスコットとして活躍してらっしゃいますね。
仲の良さそうなポスターが、今は心底うらやましい私。ファック。



196:名無しオンライン
09/11/20 12:14:40 aVQ/0rim
多脚ロボはビス男が土シャークパペットで殴り続けて10分くらいかな
うちの420があのサイズに一人立ち向かっていく姿は中々見てて楽しい、役に立ってないけど
このスレ見てると俺もまた書きたくなってきた

>>193
>日向じゃないヒューガだ
を見て銀魂思い出したw

>>195
自分が原因でクビになったことに責任感じててなかなかかわいいことで
しかし洗濯板の罪重すぎだろw

197:名無しオンライン
09/11/20 16:02:34 o+yJFovo
>>196
何をしている早く書くんだ
早くしないとファックネタで俺の周回がマッハにならにぃ
いや嘘です投下待ってます
420を初めて使ったらネタ過ぎてネタにならない…
これはかわいいな

198:名無しオンライン
09/11/20 21:11:02 ZAhiNwHx
>>191
神降臨w俺もクリア出来ましたぜ。アドバイスありがとう!

>>192
>450「ご、ご主人様!そのスパッツのおしりのあたりをくいくいするのやめてくださいはしたないっ!!」
主   「鼻血が止まらん。どうしてくれる。」
GH450 『そのまま、出血多量で倒れてしまえばいいと思います。』

>>194
>後はもうアレに散々弄ばれて惨殺よ。
まさに倒すの諦めた時の俺状態。

あ、ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『コアを攻撃していると思ったら、いつの間にか赤くなっていた。』
な、何を言ってるのかわからねーと思(ry

>>195
>箱さんの方は体の一部に「テガーナ・カノン」を格納している事が有名だそうです。
ちょwまた懐かしいネタを。箱と450が温泉行った時だったかな?
GH450 『デガーナ・カノンを常時格納なんて、キャストはやっぱりすごいのですね。』
主   「うん、そうだね。(棒
     (本当の事教えたら、どうなるんだろう・・・)」

>>196
書きたいと思った時が書き時だぜ!

>420があのサイズに一人立ち向かっていく姿
観察したいが、別キャラを多脚に行くまで育ててる余裕ガガガガ・・・
製品版になったら、うちの450にコスプレしてもらいましょうかね。


199:名無しオンライン
09/11/20 21:21:44 1ust6fy3
>>196
中の人的にw

>>195
>今回は非常時用薬品類設置のキャンペーンマスコット

450「そういえばキャンペーンで配布されるグッズの試作品が届いたんですが」
箱「おおー」
450「まずはこちらです。『完全変形箱』」
箱「・・・あの、僕変形とかしないんだけど・・・」
450「玩具オリジナル変形です。たまにトランスフォーマーとかでもありますよね」
箱「・・・そんな常識的ですよって感じで語られても・・・ で、何に変形するの?」
450「ダンボール箱です。おまけについてくるウォンドをスロットに刺して、ハズレだと頭が飛び出ます。所謂危機一髪です」
箱「・・・」
450「次はこれです」
箱「次行った!?」
450「宇宙の魔術師GH450です」
箱「・・・僕関係なくね?」
450「ええとですね、まずこれ、私のフィギュアです」
箱「おお」
450「次にこれ、ご主人様のです」
箱「おー」
450「背中が開きます」
箱「はい!?」
450「変身の呪文を唱えながらここに入るそうです。ええと・・・テ○ク○ッ○ー!!」
450「で、フォトンエネルギーがなんやらかんやらで変身します」
箱「・・・それ魔術師っていうかどちらかといえば騎士だよね?」
450「次これです」
箱「なんか今日は冷たいな・・・」
450「やっつけで書いてますからこんなもんです。妥協してください。 はい、ぷす消しです」
箱「おお、懐かしの消しゴムとは名ばかりの全然消えない消しゴム人形!」
450「各パシリに、ワルさんや小ビス子さん、エロヒュマ男などなどスレのアイドル達総出演全36種です」
箱「おおー」
450「でもご主人様はないそうです」
箱「はい?」
450「ご主人様の体型的にコストがかかって見送りになったそうです」
箱「・・・」
450「ああっ!ご主人様がカビてるっ!?」

200:名無しオンライン
09/11/21 21:44:01 r5Qkwl3e
セーブデータをPCに移動させて新キャラ作って遊んでたら、
戻そうとしたときにファイルが破損していると出たw
まあ、パシリはいろいろ見れたからいいかwニャンポコー

201:175の続き
09/11/22 04:06:07 Jq6BSnYy
 見事に衰退したガーディアンズに復帰してから早一週間ほどが経ちました。
 人間達に代わってガーディアンズの主力戦力となったパートナーマシナリー達との調停官に
任命されてから、一週間が経ったとも言えます。
 ええ、私の知っていたパートナーマシナリーさん達とは大違いでして、結構びっくりさせられてます。
「こんばんモ~」
 あら、こんばんわ。今扉から訪ねていらしたのは、この部屋のお隣に住むGH490さんです。
お名前はカバ男君さん(君までが名前で、さんが敬称です。わかり辛いですね)
「今日は美味しい牛肉があったから持って来たんだモ~」
 語尾は気にしたら負けですよ?最近のパートナーマシナリー達の細かい所を気にしだしたら、
気になりすぎてキリが無いので止める事にしました。
「良かったら食べて欲しいんだモ~」
 そう言ってカバ男君さんは牛肉を冷蔵庫に勝手にしまい、去って行きました。名前はとてもアイ
タタタな方なのですが、結構いい人です。なんでも(主に動き回る調理食材との)戦闘能力もかなり優秀であるとか。
「ところでご主人様」
 はい。何でしょうか?そう言って近づいてきたのは私のパートナーマシナリーのGH442です。
近づいてきて私の隣の席に座ります。今テレビでは「かっとび妖精!ギュンギュンくん」のアニメが
やっているのです。子供っぽいものが好きなのですね、とからかうと「こ、これはご近所との円滑な
付き合いの為に!」などとお約束的な行動をしてくれます。別に自分が好きなものを好きと言うのは、
恥ずかしい事でも何でもないと思うのですけどね。ベタなお約束大歓迎。ビバ予定調和、と言う所でしょうか。
そんな事を考えているなどとは露知らず、彼女は言葉を続けます。
「お隣さんって、どう見てもカバですよね」
 そうですね。
「語尾がモ~って明らかにおかしいですよね」
 ええ、あえて口には出しませんでしたけど、実は私もそれが気になって仕方が無かったのです。ここ三日間位。
でも人の口癖にツッコミを入れるのも野暮ってものじゃありませんか?(実はツッコミ待ちだったりするのかもしれ
ませんけど)
 そんな感じで夜は更けます。そろそろ眠くなったので、おやすみなさい。
 電気は小さいのを残すのも、お約束ですよね(主にパートナーマシナリー的に考えて)

202:175の続き
09/11/22 04:09:35 Jq6BSnYy
 朝起きてテレビを点けると何故かテレビでは怪談話をやっていました。
何でもラジオやテレビから時々謎の会話が聞こえるとか。
「れあなんてなかった」「れあってなに?」「なまやけのにくだー!」
 こんな感じらしいです。何だかどこかで聞いた事あるような内容なのは、きっと気のせいでしょう。
 そんなテレビを見ていると、朝ごはんを持ってうちの子が近づいてきます。今日のメニューはスク
ランブルエッグ。…昨日は目玉焼きでしたからね。
 他のメニューですか?昔聞いたことがあるのですが、どうやってもコレになってしまうらしいです。
調理する前には色々材料が並んでたりするんですけどね。不思議な事もある物です(何が起きて
いるかはなんとなく想像がつくのですけど)
 食事を終えてまったりとお茶を飲んでいると、何かいいたそうにこちらの様子を伺っています。
「あ、あの…マスター」
 はい。なんでしょう?
「い、いえなんでも…」
 言いたくない物を無理に聞き出すのもアレですしねぇ…。でも隣で延々とモジモジされているのも気になる物です。
「い、いえ…。あの…その…」
 う~ん。ハッキリしません。仕方が無いので強硬手段発動(別名くすぐりの計とも言います)
「ちょ!ちょ!ちょ!ま、ますたー!や、や、やめてください~」
 いいえ、止めません。吐くまでは。さぁ!さぁ!さぁ!思う存分くすぐる私。かなり楽しいです。
「わ、わかりましたから!言いますから~~!」
 わかればよろしいのです。
「あ、あの…」
 それでもちょっと言い辛そうに、うちの子は言います。
「お買い物に付き合って欲しいのですけど…」
 なんだ、そんな事ですか。勿論、却下です。
「なんでですかー!!」
 そう伝えた瞬間、背後にガビーン!とでも書いてありそうな雰囲気で抗議してきます。
 いや、だってお休みの日はだらだらしたいじゃないですか。
「そ、そんな…。わ、私はマスターとのお出かけを指折り数えて待ってたんですよ!
 来る日も来る日も…。病める時も健やかなる時も!」
 ソレ、使い方間違ってます。後勝手に待っておいて楽しみにしていたと言われましてもね…(私は基本的にグータラなのです)
「ずっとひとりぼっちで!」
 ちくり。心が痛みます。流石にそれを言われたら、ちょっと断れませんよね。はい。やっぱり行きましょうか?
 それを聞いたうちの子は大喜び。うん、たまにはのんびり買い物もいいかもしれないですね。
 楽しそうに準備をしているあの子を見ながら、そんな事を思うのでした。


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