08/05/16 02:09:40.95 EJLcXVI0
#4
目を引いたのは 朽ちた木板が間隔をおいて並び
似た容をした石が置かれている場所だった
近付くと 文字のような だが意味を感じ取れない痕が穿たれている
見やると 桶のようなものが転がっており
何かを付け足そうとして破綻したような棒も転がっていた
生垣 のようなもの 路 のようなもの
それでいて機能していなかったであろう残骸
まがいものの人型が かつてここには居たのではないか
若者はおぞましさを覚えた
「 よお 」
不出来な生垣の上に男が 歯を見せて立っている