09/02/28 16:31:12 7rDyFeh60
臣は、バチカン美術館で警報を鳴らすなど、奇行を繰り返していた。
今でも後悔している。「あと1問!大臣!お酒飲んでいるんじゃないですか!?」。
声を上げていればよかった。
大臣に近寄ろうとしたが、3人のSP(警護官)に遮られた。私はかつての取材で泥
酔状態の中川氏を見たこともあり、「これは、飲んでいる」とは思ったが、もしか
したら、何らかの理由で体調がすぐれないのかもしれない。様々な可能性を考えた。
しかし、その後の取材で複数の同行筋から「本会議後に酒を飲んだ」との証言を得
た。テレビ朝日は、朝のニュースで「もうろう会見」を報じる。のちにわかったこ
とだが、中川前大臣は、数回にわたって、酒と薬を服用していた。
日本で「もうろう会見」が騒動になり始めた頃、ある新聞記者から「新聞はせっか
く各社で口裏あわせて、取り上げなかったのに、テレビがやっちゃったから、書く
ことになっちゃったじゃない」と言われた。
ほかのテレビ局記者は、「中川さんって、酔っ払っていることよくあるから、まぁ
いいかなと思っちゃった。それにうちの社が口火を切ってはできなかったな」と言
い訳した。これはもう大臣とメディアの「共犯」である。
実は、中川前大臣は、本会議の前夜に日付が変わるまで4人の記者と、財務省の幹
部と酒を飲んでいる。記者が大臣と酒を飲みながら懇談をすることはよくある。私
は、残念ながら呼ばれていない。そこに相関関係があったかはわからないが、4社
のうち、2社は新聞社で、当日の夕刊で、公表前のG7共同声明の草案をスクープし
ている、という事実は添えておきたい。
また、会見の1時間前に、中川前大臣は、玉木国際局長らと、女性新聞記者を交え
てワインを飲みながらランチをとっていた、ということが明らかになり、この2回
の懇談の席に呼ばれなかった新聞社は、その後、詳細にこの「裏懇」を報じた。週