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場当たり発言で命脈尽きた首相 【紙面批評】学習院大学名誉教授・藤竹暁
09.2.12 08:26
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
日本の国民はいつまで、麻生太郎首相の心ない発言につき合えばよいのか。
5日の麻生首相の郵政民営化に関する発言に、あぜんとした。
首相は小泉純一郎内閣で総務相を務めていたが、郵政民営化に賛成ではなかった。
しかし大臣の一人として郵政民営化法に賛成し、解散詔書にサインしたと発言した。
この発言は責任回避である。国民に対する首相としての責務を放棄するものだ。
7日の産経「主張」は、「耳を疑うような発言」と評した。私も同じ気持ちだった。
郵政民営化に反対なら、なぜ辞表を出さなかったのか。
政治家にとって出処進退をきちんとすることは、一番重要なことである。
ところが麻生首相は逃げ口上で、当時の“気持ち”を持ち出し、正当化しようとした。
政治家にとって言い訳は、不正直を意味する。
7日の産経は、「小泉純一郎元首相は5日、中川秀直元幹事長と会った際、『(総務相当時の)麻生君は反対じゃなかった』と述べ、首相の言動に不快感を示した」と報じた。
小泉内閣の最重要案件について、こんなに大きな記憶違いが生じるとは、どうしたことだろうと思っていたら、
9日の衆院予算委員会で、麻生首相はまた発言を修正し、民営化に賛成したから解散詔書にサインした(10日の産経)と述べた。