09/01/27 10:50:17 W27JW/fg0
ちょうどヒラリーのサミットの時の話があったから、そこだけ。
「リビング・ヒストリー ヒラリー・ロダム・クリントン自伝」酒井洋子訳、早川書房(P230)
・・・しかもファーストレディとなって初めての海外旅行にそなえ、準備に気を取られていた。
ビルは六月初旬に東京で開かれるG7サミット、つまり先進七ヵ国の首脳会談に出席することを決めていて、
わたしも同行することになった。
わたしは日本を再び訪れるのを楽しみにしていた。ビルが知事だったときに一度行ったことがあるが、
美しい皇居の敷地を、門の外にたたずんでじっと見つめていたのを覚えている。今回は皇居の中に入って、
天皇皇后両陛下主催の晩餐会に出席する予定だった。両陛下は穏やかで、雅びやかで、知性にあふれ、
日本の芸術が持つ優雅さと、わたしがついに訪れた皇居の庭が持つ静謐さを体現しておられた。旅行中、わたしは
女性の著名人グループと会談し、女性がどこでも直面している課題について学んだ。後に世界中で何十回も
同じような会談を持ったが、日本が最初だった。
と、日本滞在についてはここまで。
いずれにしても、両陛下は素晴らしいということはヒラリーにはわかるらしい。