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組織内違法コピーの通報求む、BSAが「違法告発.com」開設
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)は29日、組織内におけるソフトウェアの違法コピーの実態などをまとめた情報サイト
「違法告発.com」を公開した。組織内違法コピーの事態を漫画で紹介するほか、BSAが運営する組織内違法コピーの情報提供窓口の安全性などを解説している。
BSAに通報された案件をもとに組織内違法コピーの実態を漫画で紹介する「違法コピーのある風景」というコーナーでは、
「白ラベルのCDにご用心!」や「ソフトの使い回しにご注意を!」などのストーリーを掲載。
また、「BSAへの情報提供が安心な4つの理由」というコーナーでは、BSA日本担当顧問弁護士が通報の安全性を解説する。
このほか、BSAへの通報経験者へのアンケートをもとに、通報から違法コピー状態の改善までの体験をまとめた「私が決断した理由」というコーナーも近日中に公開する。
各コンテンツには組織内違法コピーに関する情報提供窓口へのリンクが設置されており、ユーザーから組織内違法コピーの通報を募っている。
BSAによれば、組織内違法コピーに関する情報提供窓口への通報件数は、2003年の178件から2008年には過去最多の544件を記録。
しかし、「実際に通報するのは一握りの人」(BSA)で、大半は「違法コピーって何だろう」という疑問を持ったり、
「通報で職場を追われるのでは」と不安を抱くだけで、違法コピーの利用を強いられているのが現状だという。
BSAでは「違法告発.com」や情報提供窓口の運営を通じて、BSAに加盟するメンバー企業の権利行使の支援に加えて、正規ユーザーの保護、違法コピーの利用を強いられているユーザーの環境改善を支援していきたいとしている。