09/01/16 13:27:18 MiIaCpP+0
(続き）
内面から出る人間の美しさ
離れ離れの年月の間紆余曲折もあった。それでも池田氏の存在は礼子さんの心から離れなかった。
家庭を持つことによって仕事を犠牲にする面も出るかもしれないが、それでも彼とともに人生を
歩んでいきたい、と思った。
「仕事と家庭の選択は人それぞれだと思います。私の場合は彼がいたからこそ、
結婚と言う道を選択できました。」
池田氏はご自身も多忙な国際弁護士でありながら、彼女の仕事も完全支援。彼は「二人で
フルタイムの仕事をしているのだから、家事を含め、二人が一緒にいられるときは
何事も楽しみながら一緒にしよう」と言ってくれるそう。
「結婚したいと思う気持ちは実は若いころからありました（笑）。母は結婚前は
仕事をしていましたが、外交官と結婚するということで、仕事をやめました。
外交官の妻と言うのはそれはそれでまたフルタイムの仕事ですが。でも、父を完全サポートして、
家庭と子供に専念してくれた母のことを思うと、今の自分には罪悪感もあります。仕事と
家事は出来ていないですから。目下の課題ですね（笑）」
「結婚して改めて、よく今まで自分ひとりでやってこられたと思います。」と語る彼女は
精神的に安定し強くなった、とも言う。常に自分を支えてくれている人がいるということは
人に深みと余裕を与える。結婚に対してもそうだったようにきちんと準備をしてから行うのが
「礼子さん式」だが、子供に関しても「出来れば二人は欲しいです。」と語る。
「でも、子供を育てるというのも大変重要な責任のある仕事ですから、ある程度
東京での新しい生活と仕事に確信を持てるようになり余裕が出来たらこれも覚悟を持って。
一つの生命を育てるのは大変な仕事ですから。」
何事にも強い責任感を持つ彼女だが、女性として美しさと健康についてはどのように
考えているのだろう。
「美しさとは内面から出るものだと思います。私が惹かれるのはチャーミングな人。中から
出てくる温かさ。聡明さのある人。内面を磨いている人ですね。日々の努力が必要。
私も人間的に美しい人になりたいと思います。健康はもっとも大切でしょう。
健康に気を配っていることも美しさだと思います。また精神的に充実し、幸せであるために
心のケアも大切でしょう。」