08/12/11 14:41:15 zRDlPrEL0
この記事によると、オーストラリアの最高裁判所は世界的に有名なアニメ作品「ザ・シンプソンズ
(The Simpsons)」に登場するシンプソン一家の長男バート(10歳)、長女のリサ(8歳)そして次女で
乳児のマギーが性的な行為に参加するという内容のマンガをインターネット上に公開した男性に
対して、マンガが児童ポルノと認定した上で有罪判決を下したそうです。
裁判において被告は「ザ・シンプソンズ」のキャラクターは正確に人間の形をしておらず、
公開したマンガは児童ポルノに該当しないのではないかと主張しましたが、裁判官は
「ザ・シンプソンズ」のキャラクターが4本指で顔の形状などが人間とかけ離れているとはいえ、
キャラクターを人間であるとみなした上で、児童ポルノであると判断したとのこと。
なお、このような判断が行われた理由として、児童ポルノを禁止する法律の目的が「実際の子どもの
性的虐待や性的搾取を題材にしたポルノを無くすためである」とした上で、そのような需要を
喚起する可能性があるマンガなどを含んだ創作を思いとどまらせる意味合いも含まれていると
裁判官は述べているそうです。
ちなみに有罪判決が下された被告ですが、3000オーストラリアドル(約18万円)の罰金と
2年間の試験観察が課せられたとしています。
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