08/11/22 15:09:57 kTfegBoyO
>>478
電化製品を例に考えます。
作ったメーカーの「メーカー小売希望価格」というものはありますが、 実際には山田やコジマやビックカメラなど販売してる店によって同じ商品でも価格が異なるでしょ?
携帯電話の場合、まず機種を作るメーカーがありますよね。そのメーカーのお客様は携帯会社です。
携帯会社は自社の通信事業のプランなどを用意し機種と料金プランをユーザーに提供します。
そこで更に販売店がくわわります。
販売店は自由競争により自分の店の利益を出さなくてはなりません
なので携帯会社は機種の販売価格を販売店に強制してはいけない決まりになっています。
独占禁止法というものです。
これにより販売店は機種の販売価格は自由に設定できるわけです。
しかし携帯会社が機種を販売店に売っているのではありません。
あくまでも販売店が変わりに売っているのです。
なので携帯会社は、機種が売れたら○○円とか、契約してもらえたら○○円いう形で販売店に報奨金を与えます。これが販売店の利益になるのです
しかし近年、機種の性能はどんどんアップしてコストもかかり、メーカー価格は高額なのに対して、日本の市場では機種の販売価格は安価。
その赤字の穴埋めを、料金プランなどの利益からする事になりました
続く