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2008/11/14 18:39 - 「日本にいたい」、比人少女に支援の輪
【抜粋】
のり子さんの両親は15年以上も前に、他人名義のパスポートで日本に来ました。
自分達の行為が娘を追い詰めてしまったと、両親は肩を落とします。
「のり子が一番かわいそうだと思う」(父・アランさん 36歳)
「ここまで(長期滞在には)ならないと思った。子供が一番かわいそう。オーバーステイ(不法滞在)になり本当に申し訳ない」(母・サラさん 38歳)
しかし、地域の人たちの中には両親をかばう声もあります。父のアランさんは解体工事の現場で、母のサラさんはクリーニング店などで真面目に働き続けてきたからです。
「まじめな方です。仕事も熱心で」(アパートの大家)
「日本の若い人がやらない仕事を頑張ってやっているんだから、それをみてあげないとかわいそうだ」(近所の美容院店主)
今月9日、父のアランさんの仕事仲間も自宅に集まり、一家を励ましました。
「おれは外国人だけど、国は違うけど・・・仲間にしてくれる」(父・アランさん)
一家が望みを託しているのが、法務大臣の裁量で日本に残る資格を与える「在留特別許可」。
森法務大臣は14日朝の会見で、「一般論としては強制送還もやむをえない」としたうえで、こう述べました。
「個別のケースでいろいろ事情をしん酌してですね、人道的配慮を加えることも必要と思っている」(森英介法相)
また、文部科学大臣も・・・
「まずは親の責任が大きいかなと思いますね。ですから一概にコメントできないが、日本で生まれて育って、日本の学校に通って、子供だけのことを考えれば、ずっといさせてあげたいなという気持ちはある」(塩谷立文科相)
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