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URLリンク(sankei.jp.msn.com)
「被害拡大」を示唆…「新潟の失踪者の洗い直し必要」
西岡氏は率直に「日本人拉致被害者は何人ぐらいいると考えますか」とたずねた。金氏は間髪おかずに、
「私がこちら(韓国)に来て30年の間に、日本の防衛庁(現防衛省)などいろいろな機関が出した資料を総合すると
80人程度になるとみられます」
《防衛庁が、拉致被害者とみられる失踪者のリストを作成していたというのは初めて明かされる話だが、各種情報や
「秘密教示」を受けた幹部や工作員の数などを勘案すると、およそそれぐらいになるのでは、と推測したのだ》
拉致された日本人はどうなるのか…。金氏が続ける。
「その中には、成人もいる可能性があるでしょうし、小中高生、子供もいる可能性があります。男もいるでしょうし、
女もいるでしょう。その中で、北朝鮮は各個人ごとに調査をします。拉致被害者は北朝鮮社会に適応できません。
だから、社会に出すことはできないのです。工作関係部署で使うしかないのです」
「特別に工作員になれる気質を持っていれば工作員にします。ただ、そのような気質を持っている人は1000人中に
1人、2人選ぶのも困難だというのがこれまでの統計です」
大半が工作員にはならずに、「工作員の教官」にあてられるのだという。
《北朝鮮の工作員養成機関「金正日政治軍事大学」では、当時学生だった元党作戦部戦闘員で韓国に亡命した
安明進氏が、横田めぐみさんや市川修一さんら、多くの「日本人教官」を目撃したと証言したことがあった。さらに、
田口八重子さんは大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元死刑囚の「教育係」だった》