08/11/11 00:06:06 Dgj4xe180
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拉致が必要になったのは70年代半ば以降」…目的は“背乗り”
「秘密教示」とは、故金日成主席が残した政策伝言集。党、政府の路線を審議・決定する全党大会や
党中央委員会総会などの公式施策に対し、故金主席が口頭や文書で指示した非公式の指導施策だ。
側近や幹部だけに直接伝えられたという「独裁者の言葉」を金氏はすべて記憶したという。
その中の一つ。
「(北朝鮮の大型貨客船の)万景峰号は帰国同胞の事業だけではなく南朝鮮(韓国)革命と祖国統一を
推進する事業を展開しなければならない。だから新潟に停泊している間に同志たちは革命に有益なことを
探し行うべきだ。南朝鮮革命に必要な情報の入手や、必要なら日本人を包摂工作し拉致工作もすることもできる」
金氏によると、この教示が出されたのは1969年だったという。
西岡氏は金氏に「69年にこの教示があったのならば、日本人拉致は少なくとも70年代からあったということになりますか」
と質問した。これに対し、金氏は解説を始めた。
「70年代半ば以前は、日本人拉致工作にそれほど神経を使うことがなかった。60年代は対南工作の成功率が
とても高かったからです。北の工作員が南の縁故地に侵入するので成功率が高く、あえて日本を通じて行う必要は
なかったのです」
「ところが、歳月が流れ、南出身工作員の源泉が枯渇し、仕方なく日本を通じた迂回(うかい)侵入工作に比重を
高めるしかなくなったのです。それで日本を対象にしたいろいろな工作をしたので、拉致工作に神経を使うように
なったのです。ですから、70年代半ば以後に日本人拉致工作が多くなされました」
《迂回侵入工作とは、北の工作員が拉致した日本人に成りすまし日本国籍の旅券を取得、正規ルートで韓国に
入ることを指す。「背(はい)乗り」とも呼ばれる。政府認定の被害者では原敕晁(ただあき)さんがこの目的で拉致された。
原さんを拉致した辛光洙(シン・グアンス)容疑者も実際、原さんに成りすまし旅券を取得していた》
《日本人や外国人らが世界中から集中的に北朝鮮に拉致されたのは77(昭和52)年以降なので、金氏の証言と
矛盾しない》