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【主張】拉致家族 これ以上時間稼ぎ許すな
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
拉致被害者、市川修一さんの母、トミさんが息子と再会できないまま、91歳で亡くなった。
トミさんは「修ちゃんは生きている」と信じ、修一さんのスーツを虫干ししながら帰国を待った。
今年5月の母の日には、「修一もおじさんになっただろう。私が元気なうちに早く会いたい」と話していたという。
こうした家族の切なる思いを、政府の拉致問題担当者をはじめ多くの国民が共有したい。
市川さんは30年前の昭和53年8月、鹿児島県・吹上浜の海岸でデート中だった増元るみ子さんとともに
北朝鮮に拉致された。
その増元さんの父、正一さんも6年前、息子に「わしは日本を信じる。おまえも信じろ」と言い残し、
79歳で亡くなっている。
拉致被害者家族の高齢化と体力の衰えが心配されている。
昭和52年、新潟市の海岸で拉致された横田めぐみさんの父、滋さん(76)は術後の体をいたわりながら、
妻、早紀江さん(72)とともに、全国を駆けずり回っている。めぐみさんが拉致されてから31年になった15日、
滋さん夫妻は新潟市内で開かれた県民集会に出席し、「政府は6者協議(6カ国協議)で日本の父親として
怒っていただきたい」と懸命に訴えた。
昭和53年に拉致された田口八重子さんの兄で家族会代表の飯塚繁雄さんは70歳。昭和58年、欧州留学中に
拉致された有本恵子さんの両親は80歳を超えた。救出への時間はあまり残されていない。