09/01/22 09:24:19 GgRKexYT0
対北圧力「踏ん張りどころ」=日米同盟重要と期待-谷内前次官
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米国のオバマ新政権に日本はどう向き合うか。麻生太郎首相を外交面で補佐する「政府代表」に20日就任する谷内正太郎
前外務事務次官に、日米関係や日本外交の在り方などを聞いた。
-米国の政治、外交はどう変わるか。
オバマ次期大統領の「チェンジ」というメッセージが国民に受け入れられたが、次期閣僚の顔触れを見ると「挙国一致内閣」だ。
そんなに大きな変化はなく、今までの継続があって、その上に変化をもたらそうとするのだろう。
最大の課題は金融危機への対応だ。解決に3、4年かかると言われ、うまくいかないと2期目は難しくない。外交では、ブッシュ政権は
イラク戦争など対外的にはオーバーコミットメント(過剰な関与)だったが、縮小せざるを得ない。ユニラテラリズム(単独行動主義)も
国際協調に転換する。これまで中東政策に比重が置かれ、アジアは手薄だった。しっかりしたアジア政策を打ち出してほしい。
-対日政策はどうか。
オバマ氏は日米同盟が重要と言っている。クリントン次期国務長官はかつて外交専門誌に「米中が最も重要な2国間関係」との
見解を示したが、中長期的に中国は重要で関心を払わなければならないからだ。日米は普遍的な価値観を共有し、相互に
依存し合っている。
-「ジャパン・パッシング」(日本外し)の再来はないか。
気にし過ぎだ。米国ではそう言われることにイライラ感がある。