09/01/22 09:20:25 GgRKexYT0
拉致解決、米は協力を オバマ氏に知事の会が書簡
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停滞する北朝鮮の拉致問題を早期に解決するため、全国の知事が米国大統領就任を二十日に控えたバラク・オバマ氏に協力を
求める書簡を送った。
「オバマ次期大統領は拉致問題についての言及も声明でしている」と平井伸治鳥取県知事は今後の政策に期待するが、
経済危機などの難題に直面する米国の新政権は日本の地方自治体の訴えに応えてくれるのか。
失望と期待
「米国の現政権が北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除してしまったことを残念に思う」。
北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会（会長・石原慎太郎東京都知事）がオバマ次期大統領にあてた書簡の文面には
ブッシュ政権への“失望”がにじむ。
十三日に東京都内の日本外国特派員協会で会見した石原知事は「ブッシュ大統領は『この問題について決して米国は忘れません』
と言ったが、『忘れない』とは日本では無慈悲に女を捨てる男のせりふだ」と批判した。
一方、昨年十月十一日のテロ支援国家指定解除について大統領候補だった当時のオバマ民主党上院議員が示した声明の一文は
「北朝鮮は日本人および韓国人さらにはキム・ドンシク牧師の拉致に関するすべての問題を解決しなければならない」。
声明を通してブッシュ政権に外交的、経済的な影響力を引き続き活用することを求めた。
十三日の会見でオバマ次期大統領に期待を寄せた平井知事は十二日の日韓首脳会談で韓国の李明博(イミョンバク)大統領が
拉致問題解決へ協力を約束したことを踏まえて「国際的連帯で北朝鮮に迫っていくことができる」と展望したが、果たして…。