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拉致解決求め知事の会が会見
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泉田裕彦知事ら46都道府県の知事が参加する「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」（会長・石原慎太郎東京都知事）は
13日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、拉致問題の早期解決に向けて国際社会に働き掛ける姿勢を示した。
会見には、石原知事や会長代行の泉田知事ら５氏が参加。米国のオバマ次期大統領に拉致問題解決への理解と協力を求める書簡を
送ることや、北朝鮮に対し文書やラジオ放送などで早期解決を訴える方針を説明した。
石原知事は「子どもと生き別れるのは一番悲しいこと。それを日本の拉致被害者は味わっている」と話し、「市民の声を代表して政府を
動かしたい」と強調。泉田知事も「拉致は人道問題。国際交渉の道具にしてはいけない」とし、「東アジアの平和と安定を進展させる上で、
拉致問題というのどに刺さったとげを早く抜くべきだ」と訴えた。
会見終了後、泉田知事は、平井伸治・鳥取県知事とともに特定失踪（しっそう）者問題調査会が運営する北朝鮮向け短波放送
「しおかぜ」のスタジオで公開収録に臨み、金正日総書記あてなど３通の文書を朗読。横田めぐみさんや曽我ミヨシさんら本県関係者を
含む被害者、失踪者へは「日本で温かい団らんを取り戻す日が来ることを信じて頑張ってほしい」と呼び掛けた。