08/10/11 08:50:52 Tj19TXZT0
海外からの輸入米の検査を独占しているのが、日本穀物検定協会という、
農林水産省の天下り団体です。 ほとんどの職員は、農林水産省からの
天下りです。
そして、輸入米の検査業務には、海外貨物検査株式会社(OMIC)という
民間企業が深く関わっています。 こちらも、役員に農林水産省のOB
が天下っています。
日本穀物検定協会と、海外貨物検査株式会社(OMIC)の本社は、同じ住所の
同じビル内、同じフロアに存在し、極めて密接に関連しています。
米の主要な輸出国の1つであるタイでは輸出米の検査は、すべてタイの国営
検査機関での検査を義務付けていますが、唯一例外的に、日本向けの輸出米
だけは、この検査機関を通っていません。
日本向けの輸出米の検査は、海外貨物検査株式会社(OMIC)が独占的に請け
負っていますが、現地のOMICが行っている業務は、日本へ検査サンプルを
送るだけというごく単純な業務のみ。
実際の検査業務は日本穀物検定協会が行っていることになっていますが、
水際の輸入検疫で、検査を通過したはずの輸入米から、禁止物質が見つ
かっています。 これは、検査が本当に実施されているかどうかを疑わ
ざるをえない事を示しています。