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日本人と醤油の関係と同様、ハンガリー人の食卓になくてはな
らないそのパプリカに、発癌性物質が混入されていたと10月に
発表された。しかもそれがサリンの80分の1と言われる、自然
界では最高の毒性を持つ物質アフラトキシンであった。熱帯地
方にしかできないある特定の黴が生成するアフラトキシンが、
あるメーカーのパプリカ粉から基準値の10-15倍の濃度で検出
された。このニュースによって、街のスーパーやレストランに
激震が走ったことは言うまでもない。即座に全面的に販売が禁
止され、消費者保護の検査官による2千以上もの小売店への抜
き打ち検査が徹底的に行われた。その後、公衆衛生局の商品の
個別検査により、現在は販売が解禁された。しかし各種メーカ
ーの種類豊富なパプリカ粉が大きく占領していたスーパーの棚
には、“当店では衛生局の検査済みメーカーのみのパプリカを
販売しております”という断書きがあるものの、陳列スペース
は明らかに狭められている。
公衆衛生局の調査で、あるメーカーがペルーやブラジルから密
輸した汚染パプリカ粉を不正に混入させていたことが明らかに
なった。基準値を大幅に上回るアフラトキシンが検出されたが、
実際にはハンガリー人の年間消費量に当たる約500gを毎週摂取
し続けなければ身体に影響が出ない量であった。だが、パプリ
カ粉は産業保護のために海外からの個人持込さえ制限されてお
り、その恩恵を受けながら密輸や混入を行った一部企業の罪は
重い。
URLリンク(www.melma.com)
【社会】パプリカからカビ毒、ハンガリーで販売禁止
スレリンク(newsplus板)