08/09/26 09:40:38 a+/RIR/B0
日銀を世界最低呼ばわりするのはいささか酷な話だと思うよ。
少なくともバブルを発生させたご褒美にラザールの顧問になった澄田や、バブルをはじけさせた三重野らのような露骨な外患はともかく
日銀の一般行員達は武藤副総裁のような財務省からの圧力要員による、資産流出誘導に日々怒気を上げてると聞いてるよ。
景気の分岐点の要所要所で、彼らが「処方箋を誤った」のは事実なんだけど。
日銀…もとい世界中の中央銀行という代物は中央銀行という建前を持った民間銀行に過ぎないから、
彼ら日銀行員自身が自分達の意思で国内の金融を操作出来ない事に苛付いてると思うよ。
また、デフレ下で積極財政を行うことが景気回復の有効策であると証明した
経世会最後の牙城であった小渕の死は
日銀内部における国益擁護派に対する十分な脅迫になってしまったと思う。
そうして、森喜朗=清和会の台頭が起こり日本にとって災厄の10年が始まってしまった。
シカゴ派が大半を占めるように見える首脳部も面従腹背をせざるを得ない事情もあったんじゃないかな。
植民地の悲惨さだね…