08/08/29 21:57:27 K35qWVeG0
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メディアが世論を怖がり始めた
>この1カ月ほど、活字メディアの関係者が集まると、毎日新聞社の「変態」報道事件が話題となります。
>「今」を切り取るさまざまな材料を提供するのに、この事件を伝える既存メディアの報道はあまりありません。なぜでしょうか。
>ある大手メディアの元幹部に聞いたところ、「君も分かるでしょう。怖くて誰も記事にできないんです」と、予想した返事が返って
>きました。下手にこの事件にさわったら、メディアの力の低下が知られ、スポンサーへの悪影響がでかねない─。こんな恐れが、
>報道を自粛させているようです。
>「既存のメディアの力が低下していることが明らかとなり、同時に世論におびえ始めた」。
>さまざまな論点を提供するこの事件で、私はこの点に一番興味を持ちました。しがらみのない子供たちが「王様はハダカだ!」と
>大人社会のおかしさを明らかにした寓話と同じように、どこにもおもねる必要がないネットユーザーがメディアの権威の低下、
>そして自らは「社会の公器」を唱えながら実際にはスポンサーの意向を気にする私企業にすぎないという欺瞞を、明らかにして
>しまったのかもしれません。ぼんやりと感じていたことが具体的な形になり、メディアの関係者はこの問題に「怖さ」を感じるの
>でしょう。メディアの中で生活をしている私も、同じ「怖さ」を抱いています。