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北海道新聞7月21日朝刊 第2社会面掲載
コラム「チェックなし」
毎日新聞 英文サイト検証記事
毎日新聞社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」の英文コラムが「低俗すぎる」などと批判を浴びた問題で、
同社は二十日の朝刊に「品性を欠く性的な話題など、国内外に発信すべきでない記事が長期にわたり、
ほとんどチェックなしで掲載された」とする検証記事を掲載した。
記事によると、問題となったコラム「WaiWai」は同社の英字紙(二〇〇一年三月休刊)時代から連載。
日本国内の雑誌記事などを引用しながら、未成年者の性に関する記事を不適切に取り上げたり、
事実関係の裏付けをしないまま引用したりしたケースが多数確認された。
日本在住の外国人が読者の中心だった英字紙が、サイト転換で海外からのアクセスが中心となり、
「性的な話題の反応が良かったので取り上げた」との担当記者の釈明を載せた。
その上で(1)原稿の妥当性をチェックするデスク機能がなかった(2)紙面審査のような品質管理体制がなかった
(3)記者倫理の欠如ーなど複合的な要因があったとした。
ウェブ広告「ゼロ」
英文コラム問題発覚を機に、毎日新聞のウェブサイト「毎日jp」の広告主企業に「広告出稿を続けるのか」
と問う電話が相次ぎ、同サイトは現在、広告は自社系のみ。
ネット上で企業への電話が呼び掛けられ、ネット利用者が事実上の「広告ゼロ」を引き起こした。
毎日新聞の広報担当は「広告掲載にはさまざまな形態があり、広告を出稿している会社が減少している事実はない」と説明。
関係者によると、関係を打ち切るという広告主は出ておらず、相次ぐ電話の影響から、
七月に入り代理店や毎日新聞が話し合って掲載を見合わせているという。