08/07/18 08:49:21 iTNHeTc60
中絶したことで、自分を責めないで!
「私には2回の中絶経験があります。理由はなんであろうと、二つの命を奪ってしまったのです。
そんな自分はもう二度とセックスはしてはいけない気がします。
それでもセックスをするというのは、自分が理性のない恥ずべき人間のような気がしてしまいます」
ゆうきさん(32歳)からのメールです。
厚生労働科学研究の一環として2006年に僕たちが実施した「第3回男女の生活と意識に関する調査」からも、
15歳から49歳の日本人女性のうち14.2%に中絶の経験があり、そのうちの23.6%が複数回であることを思えば
ゆうきさんのように日々悩んでおられる女性が大勢いるのではないかと拝察し、胸が苦しくなります。
そんな僕をいらだたせることがあります。その場に男の姿が見えないのです。
涙する、花を手向ける、手を合わせる男はいません。
中絶を選択するということは、妊娠があった、セックスが行われたことを意味します。
男の存在なしには起こり得ないことなのに、なぜ女性だけが責めを受けるのでしょうか。
男は一切の責任を免れることができるとでもいうのでしょうか。
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