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・日本では、年間3万人が自殺するとされているが、09年はさらに増加するのでは、との見方が広がっている。
例えば、「自殺の名所」としても知られる福井県の東尋坊では、年に30人程度が自殺するとされる。
現地をパトロールし、自殺志願者を立ち直らせる活動を行っているNPO法人によると、例年であれば、
冬は自殺志願者は少なく、11月~1月の期間に保護されるのはせいぜい3~4人程度。ところが、景気悪化が
明るみに出た08年11月~09年1月にかけては、実に16人が保護されている。さらに、そのうち7人が
「派遣切り」にあった人なのだという。
茂代表は、「保護される人は、ものすごいペースで増えています。所持金もほとんどない人が多く、
先日保護した人は『5円玉3枚、1円玉5枚』という有様でした。08年12月中旬には、東尋坊のパトロール
体制を強化するように、市役所に要請をしたばかりです」と嘆息する。
さらに、「『派遣切り』をされた人は、クビになった瞬間に『はい、死にます』となる訳ではありません。
職を失って半年~1年、2年ともがき苦しんだ末に、決心して、ここまでやって来ています」とも話す。
「派遣切り」が08年後半から目立ち始めたことを考えると、「自殺志願者」が増える可能性は濃厚だ。
さらに「運営は『持ち出し状態』で、保護すべき人が増えるほど、運営も厳しさを増していきます。
公的支援が必要です」と訴える。
一方、自殺対策に取り組む別のNPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」は、「生きるための
支援策」を探しやすく設計した検索サイト「ライフリンクDB」を開設、反響を呼んでいる。
ライフリンクでは、現在の状況は、北海道拓殖銀行や山一証券が破綻するなどして自殺者が増加した
97年度末と似ているとみており、清水代表は、「対応が後手に回れば回るだけ(自殺者が)多く
なりかねない切迫した状況だ」と警鐘を鳴らしている。
同サイトは、当初09年春にオープンする予定だったが、金融危機の影響から、予定を4ヶ月早めて
「いのちの日」にあたる08年12月1日に開設された。開設以来、サイトには1日あたり500ページビュー
程度のアクセスがあり、マスコミ報道されたときなどは、その5倍程度に跳ね上がるという。(抜粋)
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