08/10/21 15:33:50 03vILv22
お前と会った 仲見世の煮込みしかない くじら屋で
夢を語ったチューハイの泡にはじけた 約束は
灯の消えた 浅草のコタツ1つのアパートで
同じ背広を 初めて買って同じ形の ちょうたい作り
同じ靴まで 買う金は無く いつも 笑いのネタにした
いつかうれると 信じてた 客が2人の 演芸場で
夢をたくした100円を 投げて真面目に 拝んでる
顔にうかんだ おさなごの むくな心に またほれて
1人たずねた アパートで グラスかたむけ なつかしむ
そんな時代も あったねと 笑う背中が ゆれている
夢はすてたと 言わないで 他にあてなき 2人なのに
夢はすてたと 言わないで 他に道なき 2人なのに