08/10/07 08:07:55 enA2xlR4
>なんと、あの、オメちゃん、
>白血病・肺気腫・肺癌で余命3ヶ月だった、あのオメちゃんが、
>70歳を超える母が、裁縫で稼いだお金からタバコ代をせびっていた、あのオメちゃんが、
>東大理Ⅲの学生になるはずだった、あのオメちゃんが、
>チラシ配りのスキルを活かし、
>あと、約一ヶ月で、超一流企業の正社員へw。
>おめでとうw。
しかし、一ヵ月後に超一流企業から突然、呼び出されたオメちゃん・・・。
人事のX氏はオメちゃんにある1枚の通知文を机の上に置いた。
人事「これ、読んで。オメちゃん。」
突然呼び出されて何がなんだかわからない顔をしたオメちゃんは通知文に目を通した。
オメちゃんの顔は真っ赤になって、指が激しく震えた。
そこに書かれていた内容は、解雇通知だった。
書面の内容は、「試用期間終了の為、今後の契約はしない。」とのことだった。
オメちゃん「どうして解雇なんですか!」
人事「詳しいことは言えないが、能力的な問題で上司が良い顔をしていないのと、同僚からの評判が決定的だったらしい。」
人事「残念だが、今回は縁が無かったと思ってくれ。」
オメちゃん「そんな、僕の能力的な問題って何ですか? 同僚の評判って何ですか?」
人事「真に申し訳ないのだが、残念だ。」
オメちゃんは、チャットの連中に残り1ヶ月で正社員になれると豪語したことを思い出した。
頭が真っ白になったオメちゃんは人事に自分が極めて優秀で親も元金持ちでヤフーチャットのアイドルであり、御社にとって必要な人間、いや社会にとって極めて必要な人間であることをアピールした。
しかし、そのアピールが届くわけもなく、キチガイ扱いされたオメちゃんはX氏からの見下ろす目線に憤りを感じたのであった。
オメちゃんは悔しい顔をして人事のX氏に一礼をして部屋を去った。
明日からいきなり会社に来なくて良いと言われたオメちゃんは、70歳過ぎた母親に小遣いをせびあの最低な毎日に戻っていくのであった。