08/05/22 23:57:18 FzSJ7nwL
初めまして。パニック障害4年の社会人です。
最初の1年は病名も事情も分からずただただ苦しみ、薬に頼り、
さらに2年間、薬を飲み続けながら、鬱に悩まされながらも
必死に自分で自分を応援していました。
この1年、症状も徐々になくなって、自分でも驚くほど回復して
今では薬も飲まず、少しなら電車にも乗れ、ほぼ発作もなくなりました。
「パニック障害は治る!ただ治るまでうまく付き合っていかなきゃいけない」
それを信じて少しずつ、積み重ねていった結果だと思います。
辛すぎて死にたくなったり、恐怖で自分を見失ったりしましたが、
『必ず治る!!!』どうか忘れずに信じて頑張りましょう。
私が主に取り組んだことを書いておきます。
・可能な限り規則正しく夜寝て朝起きる。
・食事はできるだけ朝昼晩、食欲がない時は無理に食べずに豆腐などで済ます。
・タバコ、カフェインなどはやめるほうが望ましい。
(特に症状が胃に出やすい方はできるだけ減らすといいと思います。
タバコも吸っていた時とやめた時ではかなり症状が違いました。)
・無理のない程度にストレッチや軽い運動をする。
(動悸が早くなると発作に繋がる人は本当に無理のない程度にゆっくりと。
パニックの人は肩や首に力が入りやすく、コリの原因となります。
それが発作に繋がることもあるので血行を良くする程度の運動を)
・薬は先生に効能をよく聞き、身体の状態によって飲み分ける。
(必ず先生と相談しながら飲み分けしてください。勝手な判断は危険です。
私はたまたま先生が漢方に詳しく、肩こりと冷え性がひどかったこともあり
ためしに始めてみましたがかなり効果がありました。
薬は飲み続けることも大切ですが、いろいろ試してみるのもいいかもしれません。)
・少しでも楽しいと感じれることは積極的に参加。
・気持ちがあせる時、いらいらする時はできるだけ客観的に自分の現状を
感じるようにする。(ノートなどに日記を書いたり人に現状を伝えたり)
・とにかく無理はしない。追い込まない。気持ちが不安になる時は避ける。
(例えば歯医者や整体、美容室、外出、食事、乗り物、仕事も可能な限り)
・病院の先生と根気よく相談、話をして、先生の言うことがいつまでも
理解できない、疑問に思うときは思い切って病院を変える。
(私の場合、まずパニックは治りますか?と質問しました。
治ります。と言ってくれる先生でなければここまでよくはなりませんでした)
・自立訓練を積極的に行う
(これが私の場合は一番効果がありました。ただ、保険がきかないため、
料金はそれなりに高額です。きちんと先生と相談し、計画的に訓練をし、
少しでも覚えて家で訓練を繰り返すのがよいと思います。)
・物事を怖がり過ぎないように言い聞かせる。
(あえて自分が不安になるような想像は避ける。
人は思い込みが強いとそれが事実になってしまうので、
逆に平気だと思い込めば本当に平気になることがあります)
全部をいっぺんにやろうとすると大変ですが、
しんどくて、辛くて、少しでも良くなりたいと願っていれば、
自然と少しずつ実行することができます。
あぁ、こんなのは面倒だ。。。と思ってしまわずに、
ふと思い出した時だけでもやってみる、程度から始めてはいかがでしょうか?
大切なのは本当に「治る」と信じること。
発作が来た時「大丈夫、治まる。死なない。」と言い聞かす訓練をすること。
一人の時発作が起きても、じゃぁ人がいたらどうなる?病院にいったらどうなる?など、
現実的に対処法を考えていると、少しずつ慣れたり落ち着いてきたりします。
わたしもまだまだ完治しました、とはいえませんが、
治ると信じているし、発作は怖いけど、大丈夫だと自分に言い聞かせています。
苦しんでいる皆さん、どうか諦めず、後ろ向きにならず、
こんな病気は闘って打ち倒しましょう。