10/03/27 08:18:35 DUJxDcDv0
>>227
続き
スレリンク(livemarket2板:669番)
669 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2010/03/27(土) 04:29:17 ID:NT1MLXJN
もう弥生も終わりに近づいて四月の新入生の時期ニダね!
桜が美しい季節がやってくるニダ。
そして梅の花は・・・内緒♪
花見といえばウリは新宿御苑の想い出があるニダ。
冷えたビールと桜の花吹雪が春の日本の名物ニダね!
足を伸ばして多摩に遊びに行ったのも懐かしい記憶ニダ。
多摩といえば新撰組。近藤勇に土方歳三、沖田総司や永倉新八など、錚々たる面子が華々しく活躍した
維新の時代に想いを馳せるのも風流ニダ、と思い出すときもあるニダよ。
そういえば新撰組といえば忘れてはならない人物に斎藤一がいるニダよ。
あの人物の経歴も謎に満ちたものニダ。
そうそう、何故かウリの友人のモヘンジョ・ダロの国出身のにーちゃんがいるニダが、彼は新撰組の大ファンという不思議な人物ニダ。
使命に殉じて、そして歴史に殉じて滅んでいった男達の浪漫が自分たちの国の歴史をほろ苦く思い起こさせる、として熱く語ってくれる人ニダ。
前にカレー屋さんで美味しいカレーを食べていると、その店のオーナーがカレーの国について面白い話を聞かせてくれたニダ。
カレーの国の北部の人々とモヘンジョ・ダロの国の人々は元々民族的には同一の民族ニダ。
そうした事情があるのでカレーの国の言葉とモヘンジョ・ダロの国の言葉は、ほとんど話し言葉として同じと言う中々面白い関係があるニダよ。
もっとも、カレーの国は州ごとに別の言葉、文化を持っている不思議な国なので納得のいく話ニダ。
そんなことをぼんやりと考えながら道を歩いているとウリの足元に可愛いぬこが擦り寄ってきたニダ。
とても愛嬌のある子ぬこで、珍しいことに左右の眼が別々の色をしていたニダ。
毛並みの美しい子ぬこはとても気品のある仕草をしていて、きっと何処か良家のお嬢さんに違いないニダ、と思ってしまったニダ。
ちょっとの間、楽しげに戯れて、さっさと去っていく後ろ姿を見ながらウリはやはりぬこは独立独歩で歩んで行くニダね、と心の中で呟いたニダ。
名残惜しげに子ぬこを見ていると、不意に携帯が鳴ったニダ。
「産まれたよん♪ 可愛い女の子だから、今度遊びに来たら抱っこさせてあげるね!」
この世知辛い世の中で新しい命を産んで次の世代に継いでくれる、母親になった友人の声は既にお母さんの声になっていたニダ。
思わず、「頑張ってお母さんになって、本当に有難う・・・」と伝えてしまったニダ。
去りゆく命があり、そして新しく生まれくる命がある、そんな日常がとても美しくて愛しいニダ。
そんな当たり前の光景がいつまでも続いていきますように、と通りがかった名も知らない神社に御祈りをしたニダ。
ふと見上げると、先程去っていったはずの美しい子ぬこがウリを見つめていたニダ。
「にゃ~」
可愛い声で鳴いて、不思議そうに首を傾げる仕草がどこか、新しくお母さんになった友人の仕草と似ていたニダ。